【2025年最新版】韓国カンジャンケジャンの旬と美味しい時期別おすすめ店ガイド

【2025年最新版】韓国カンジャンケジャンの旬と美味しい時期別おすすめ店ガイド

韓国グルメの中でも、旅行者にも現地の人にも愛される絶品料理といえば「カンジャンケジャン」。醤油ベースの特製ダレにじっくり漬け込まれた生のワタリガニは、一口食べればその濃厚な旨みに虜になること間違いなしです。しかし、実はカンジャンケジャンには「旬」があり、時期によって味わいや楽しみ方が変わるのをご存知ですか?

この記事では、2025年最新情報をもとに、カンジャンケジャンがもっとも美味しく楽しめる「旬の時期」と、現地で味わうなら外せない名店をご紹介します。

韓国で美味しいカンジャンケジャンを食べたいという方は是非参考にしてみてください。

韓国のカンジャンケジャンの旬の時期とは?

カンジャンケジャンに使用されるワタリガニには、実は「旬」と呼ばれる美味しい時期が存在します。この旬のタイミングを押さえておくことで、より一層濃厚で風味豊かな味わいを楽しむことができます。

特に旬といわれているのが、12月から6月初旬にかけての冬から春にかけての時期この期間は、メスのワタリガニが産卵を控えて内子をたっぷり抱えており、その鮮やかなオレンジ色の内子が、濃厚なコクと甘みを生み出します。内子のねっとりとした食感と、カニの身のしっとりとした旨みが絶妙に絡み合い、まさにご飯が止まらなくなるような味わいが堪能できます。カンジャンケジャンが「ご飯泥棒」と呼ばれるゆえんも、この季節の美味しさにあります。

一方で、7月から8月にかけてはワタリガニの産卵期にあたり、内子を抱えたメスガニの流通量は大きく減少します。市場に出回るカニの数も少なくなり、質の良いものを見つけるのが難しくなるほか、価格も高騰しやすくなります。

韓国でカンジャンケジャンを食べるならここ!おすすめ店

徐栢子(ソ・ベクチャ)カンジャンケジャン

「徐栢子(ソ・ベクチャ)カンジャンケジャン」は、ソウルの江南エリアに店を構えるカンジャンケジャンの名店です。30年以上の歴史を持つ老舗で、伝統の味を守り続けるその一皿は「ご飯泥棒」と呼ばれるほどの旨みがあり、多くの食通たちを魅了してきました。韓国国内のみならず、海外からの観光客も多く訪れる人気店として知られています。

このお店の特徴は、あの有名店「プロカンジャンケジャン」の初代オーナーの長女である徐栢子(ソ・ベクチャ)社長が経営しているという点です。老舗の調理法と高品質なワタリガニの目利きを受け継ぎ、味への信頼度は抜群。カニのサイズも大・中・小の3種類から選ぶことができ、食べ応えや好みに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。

店内は落ち着いた上品な雰囲気で、個室も完備されており、韓国の芸能人がひそかに足を運ぶことでも有名です。

オダリチプ カンジャンケジャン 江南直営店

明洞で人気を博してきた韓国グルメの名店「オダリチプ」が、2022年2月に江南エリア・地下鉄2号線「駅三(ヨッサム)駅」近くに直営店をオープン。「最上級のものを韓国内最安値で」を掲げ、独自の仕入れルートを活かして、新鮮で子持ちのカンジャンケジャンをリーズナブルに提供しています。

蟹のサイズはSからXXLまで複数用意されており、特に卵がぎっしりと詰まったXLサイズやXXLサイズは、他ではなかなか出会えないレアな存在。カンジャンケジャン好きなら一度は味わっておきたい逸品です。

素材選びにも一切の妥協がなく、旬のワタリガニを使用しているため、蟹の甘みと醤油の旨味のバランスがとても良いのが特徴。特製ダレには複数の薬味や調味料がブレンドされており、奥深い味わいがクセになると評判です。

シンサコッケタン 本店 カンジャンケジャン専門

新沙(シンサ)駅近くにあるカンジャンケジャンのお店。おしゃれなショップやカフェが立ち並ぶカロスキル周辺に位置しており、ショッピングの合間や帰りに立ち寄りやすいロケーションも魅力のひとつです。

30年以上の料理経験をもとに、「味」と「鮮度」にとことんこだわったカンジャンケジャンが自慢。漬け込みから3日を超えた蟹はすべて廃棄するという徹底した品質管理で、いつでも新鮮なカニを提供しています。

カンジャンケジャンだけでなく、ヤンニョムセウ(エビの醤油漬け)や蟹鍋などもあり、海鮮好きにはたまらないラインナップ。地元の人々はもちろん、観光客や日韓の有名人にもファンが多いことで知られています。

住所ソウル特別市 江南区 新沙洞 507-10(서울특별시 강남구 신사동 507-10)
営業時間月~土曜11:30~23:30
日曜12:00~21:00
定休日1月1日、旧正月・秋夕(チュソク)の当日と翌日
アクセス地下鉄3号線新沙(シンサ)駅 7・8番出口 徒歩5分

ハムチョカンジャンケジャン

「ハムチョカンジャンケジャン」は明洞(ミョンドン)に位置するカンジャンケジャン専門店。地下鉄明洞駅から徒歩数分というアクセスの良さもあり、地元の常連客から観光客まで幅広い層に親しまれています。

店名にも使われている「ハムチョ(鹹草)」とは、塩分を吸収する性質を持つ希少な植物で、韓国ではアッケシソウの一種として知られています。このハムチョのエキスを独自にブレンドした特製の醤油ダレこそが、同店最大のこだわりです。

使用されているワタリガニは、韓国でも屈指の産地として名高い西海岸・瑞山(ソサン)から取り寄せた高品質なもの。しっかりと身が詰まり、内子の詰まり具合も抜群です。さらに、ワタリガニだけでなく、エビの醤油漬けも人気メニューのひとつで、韓国のメディアでもたびたび取り上げられるなど、地元でも高い評価を得ています。

メニューには日本語表記もあるため、韓国語が話せなくても安心。韓国旅行初心者さんにもおすすめなお店です。

元祖ポンスンケジャン

「元祖ポンスンケジャン」は、忠正路(チュンジョンノ)駅近くにあるカンジャンケジャンの人気店です。建物の構造がやや複雑で、実際に辿り着く場所は地上にあるのに“地下1階”扱いとなっている点に注意。迷ってしまうことも多いので、初めて訪れる方は事前に地図アプリでしっかり確認しておくのがおすすめです。

カンジャンケジャンはサイズが大きめで、食べ応えたっぷり。メニューは雄蟹と雌蟹でしっかりと分かれているため、内子や卵を楽しみたい方は迷わず雌蟹を選びましょう。

店員さんとは基本的に日本語での会話は難しいですが、日本語表記と写真付きのメニューが用意されているので、注文は比較的スムーズに行えます。

住所ソウル特別市 西大門区 忠正路3街 480, 201棟 B1-6号(서울특별시 서대문구 충정로3가 480, 201동 B1-6호)
営業時間月~金曜 11:00~21:00
日曜 11:00~20:00
定休日土曜日
アクセス地下鉄5号線忠正路(チュンジョンノ)駅8番 出口徒歩5分

GEBANG SIKDANG 聖水店

洗練された空間と本格的な味で注目を集めるカンジャンケジャン専門店「GEBANG SIKDANG」。白・グレー・ステンレスで統一されたスタイリッシュな内装は、一見するとまるでカフェやデザインギャラリーのようなレストランです。全席にコンセントが備え付けられていたり、定食が1人前ずつトレーで提供されるなど、おひとりさまでも快適に過ごせる工夫が随所にあり、一人ご飯にもぴったりなお店です。

看板メニューのカンジャンケジャンには、卵をたっぷり抱えたメスのワタリガニのみを使用。秘伝の漬けダレは生臭さを感じさせず、蟹本来の甘みと濃厚さを引き出しています。カニ味噌が詰まった甲羅にご飯を入れていただくカニ味噌ビビンバは、一度食べたら忘れられない味わいです。

住所ソウル特別市 城東区 聖水洞2街 273-52, B1F B108号(서울특별시 성동구 성수동2가 273-52, B1F B108호)
営業時間 11:30~21:00
定休日月曜日
アクセス地下鉄2号線聖水(ソンス)駅3番 出口徒歩2分

まとめ

韓国を代表する海鮮グルメ、カンジャンケジャン。特に内子が詰まったメスのワタリガニが旬を迎える12月から6月初旬にかけては、その美味しさがさらに際立ちます。この時期を狙って訪れることで、濃厚な旨味と新鮮さを最大限に楽しむことができるでしょう。

今回ご紹介した各店は、ソウル市内でもアクセスの良い場所に多く点在しており、観光の合間やグルメ旅の目的地としてもぴったりです。老舗の味から、スタイリッシュな現代風の店舗まで、シーンや好みに合わせて選べるのも魅力のひとつ。是非この記事を参考に、韓国で美味しいカンジャンケジャンのお店を見つけてみてくださいね。

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