【2025年最新版】韓国旅行2泊3日の費用はいくら?韓国の物価もまるごと解説

【2025年最新版】韓国旅行2泊3日の費用はいくら?韓国の物価もまるごと解説

JTB総合研究所の「アウトバンド 日本人海外旅行動向」によれば、2023年11月の韓国に訪れた日本人は約27万人、アメリカは約15万人であり、韓国が最も海外旅行先として選ばれた国であることが明らかになっています。

韓国が多くの日本人に海外旅行先として選ばれている理由として、時差や環境に大きなズレがないなどの地理的な要因の他に、リーズナブルな価格であることが挙げられるでしょう。

そこで、この記事では、韓国旅行2泊3日の費用韓国の物価に関する情報を解説していきます。

韓国旅行を楽しむためには、現地の物価やおおよその費用を把握しておく必要があります。

初めて韓国旅行を計画する人にとって、有益な情報を多くまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

【2024年最新版】韓国旅行2泊3日の目安とは?

Rentio PRESSの記事によると、韓国旅行2泊3日の目安は約7.5万円であると言われています。

同じく2泊3日で他の国に旅行しようとすると、アメリカが約19万4,000円、台湾が約7.9万円だとされているので、韓国はかなりお手軽に行ける海外旅行先であると言えるでしょう。

さらに、韓国は時差や環境に大きなズレがないメリットがあるうえ、治安も良い国であるため、海外旅行初心者でも安心して訪れられます。

【項目別】韓国旅行の平均費用を一挙紹介

ここでは、韓国旅行の平均費用を項目別で紹介します。

項目別の平均費用を知ることで、旅行の計画が立てやすくなったり、どの費用を優先して節約するかなどを判断する材料にできます。

お手軽に旅行に行きやすい韓国だからといって、相場観を無視して計画を立ててしまうと、十分に韓国の魅力を味わえないことも少なくありません。

初めて韓国旅行に行く人は、以下の項目ごとの平均費用を参考にして、計画を立ててみると良いでしょう。

航空券

日本から韓国に往復する航空券の平均費用は、格安空港だと約2~3万円大手空港会社だと約5万円が相場になります。

格安空港だと機内食や荷物の重さに関する料金を追加できるため、自分のニーズやシチュエーションによって使い分けることを心がけましょう。

東京からの場合、関西国際空港への乗り継ぎ(済州島への直行便は関西国際空港からしか出ていないため)も含めて、5時間ほどのフライト時間になるため、機内食のプランはつけなくても良いでしょう。

ゴールデンウイークや年末年始は多くの人が予約するため、料金が通常よりも高くなるうえ、席の予約の取りにくくなるので、早めの行動を意識することをおすすめします。

宿泊費

スタンダードホテル1泊 8,000円
ゲストハウス1泊 5,000円
高級ホテル1泊 2万円

2泊3日なら15,000〜40,000円が平均費用になるでしょう。

韓国のホテルは1部屋ごとに値段設定がされているので、日本に比べてお得に宿泊できます。

また、韓国のホテルはリーズナブルなホテルから、プールや高級レストランが併設している高級ホテル、さらには日本語が話せるスタッフがいるホテルなど、レパートリーに富んでいる傾向が強いです。

予算と要望を上手くすり合わせてホテルを選ぶことが重要になります。

オプショナルツアー

「オプショナルツアー」とは、旅行の際に、基本的な旅行プランに含まれていない追加のアクティビティや観光を選んで参加できるツアーのことを指します。

ツアーによって費用は様々ですが、韓国の代表的なオプショナルツアーの費用は以下の通りです。

ツアー名金額
歩いて!見て!釜山の海雲台ウォーキングツアー7,554円~
仁川グルメ巡りツアー(ヌードルプラットフォーム・仁川市場・チャイナタウン)/昼食・ご当地おやつ付!/ソウル発着の送迎付き4,471円~
ソウル午前半日観光(景福宮・北村韓屋村)7,530円~
出典:JTB

オプショナルツアーに参加することで、安心して観光地を巡れるメリットがあります。

気になるテーマのオプショナルツアーを見つけた人は、参加してみてはいかがでしょうか。

通信費

レンタルWi-Fiなどの平均費用は、3日間で1,500円ほどになります。

モバイル通信を使用するための「SIMカード」や「eSIM」も1日500円程度であるため、レンタルWi-Fiとあまり違いがないと言えるでしょう。

自分のスマートフォンの通信プランや使用状況に合わせて、通信対策を講じることをおすすめします。

なお、日本と同じ感覚でスマートフォンを利用してしまうと、割高の通信費用を支払うことも少なくありません。

韓国でスマートフォンを使う場合は、必ずWi-FiルーターやSIMカードをレンタルしましょう。

海外旅行保険費

「海外旅行保険」とは、旅行中に発生するさまざまなリスクに備えるための保険のことを指します。

海外では日本で加入している保険を適応できないため、

海外旅行に出かける際に、旅行者が予測できない事態に対応するために加入するもので、安全に韓国旅行をするためにも、積極的に利用したいサービスです。

なお、海外では日本で加入している保険に適応できないため、注意が必要です。

2泊3日の海外旅行保険の平均費用は900円ほどです。

保険会社や保険内容によって値段が変わるので、必ず加入する前に保険プランを確認しましょう。

旅行中の食事代

韓国の1日の食事代目安は6,000円ほどになります。

そのため、2泊3日なら15,000〜20,000円が平均費用になるでしょう。

韓国は高級レストランから屋台まで、様々な価格帯のご飯を食べられます。

外食の費用はおおよそ日本と同じ感覚で設定されているので、安心して韓国のソウルフードを味わえるでしょう。

旅行中の交通費

韓国の交通費は使用する手段によって異なります。

交通手段ごとの料金は以下の通りです。

交通手段料金
地下鉄初乗り運賃が170円ほど。
10km以上の運賃は5kmごと、50km以上の運賃は8kmごとに12円ずつ加算されます。
バス乗車料金は140~340円ほど。
リムジンバスで仁川空港からソウル市内へ移動する場合の費用は、2000円ほどになります。
タクシー初乗り2kmまで540円ほど。
以降は131mまたは30秒ごとに12円ずつ加算されます。

公共交通機関を利用した場合の費用は、1日2,000円ほどを想定すれば十分でしょう。

韓国の観光地では地下鉄やバスの交通網が発達しているため、公共交通機関を利用しても不自由なく移動できます。

また、交通系アプリを利用することで、より快適に交通機関を利用できます。

韓国で便利な交通系アプリをインストールしたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

【韓国観光で必須】快適に観光できる地図アプリを大解説!!

韓国の物価とは?

韓国はインフレの影響により、物価が上昇傾向にあります。

日本と同じく、ウクライナ戦争に起因する原油・天然ガスの高騰、コロナ禍の影響も要因として挙げられますが、「円安ウォン高」が韓国の物価上昇に拍車を掛けていると言えるでしょう。

2020年は100ウォンあたり約9円の為替レートでしたが、2024年の8月では約11円まで上昇しています。

2020年に比べ20%ほど買値が上昇しているため、原料高騰の物価高と合わせて、韓国での買い物は高く感じてしまうことも少なくありません。

韓国旅行をお得に行くためのポイント

ここでは、韓国旅行をお得に行くためのポイントをいくつか紹介します。

比較的安い価格で観光できる韓国ですが、いくつかポイントを意識することで、もっとお得に観光を楽しめます。

韓国旅行に何度も行きたいと考えている人は、以下のポイントを意識して計画を立ててみてはいかがでしょうか。

オフシーズンを狙う

韓国旅行のシーズンはゴールデンウィークや年末年始のため、それらの期間を避けることで費用を安く抑えられます。

加えて、平日に旅行を計画することで、さらに航空券の価格やホテルの値段を格段に抑えられるでしょう。

費用を抑えたい人は、6月や12月前半の平日を狙ってみることをおすすめします。

ホテルと航空券のセットサービスを利用する

費用を抑えたい人は、ホテルと航空券のセットサービスを利用するのも有効です。

個別で予約するよりも費用を抑えられるだけでなく、空港からホテル間の往復送迎やホテルの朝食のセットになっているものもあるなど、お得な特典が付いているケースも少なくありません。

オフィシャルツアーもセットサービスを利用することでお得に申込ができる傾向にあります。

オフィシャルツアーに参加したい人は、ホテルと航空券のセットサービスの利用を検討してみると良いでしょう。

旅行先の移動手段に公共交通機関を取り入れる

韓国の移動手段に公共交通機関を取り入れることで、移動費を大幅に節約できます。

特にソウルなどの大都市は、地下鉄のライフラインが発達しているため、観光地間をスムーズに移動可能です。

ソウルの観光地を回る際には、タクシーではなく、地下鉄やバスを利用することをおすすめします。

日帰り旅行も視野に入れてみる

韓国はフライト時間が短いため、日帰り旅行が可能です。

早朝に日本を出て、深夜に日本に帰って来る飛行機もあるため、ホテル代を節約できます。

ただ、深夜に日本に帰ってきてしまうと、終電を過ぎていることも少なくありません。

無理のない計画をしたうえで、検討することが重要です。

お得に旅行したいならクレジットカードを利用しよう

韓国現地で買い物をする際には、日本円からウォンに両替するのではなく、なるべくクレジットカードを利用することをおすすめします。

クレジットカードを利用するメリットは以下の通りです。

  • 両替による手間や手数料が押さえられる
  • 海外旅行傷害保険が付帯しているものもある
  • ポイントやマイルなどの得点が獲得できる
  • キャッシングでATMから現金が引き下ろせる

韓国はキャッシュレス決済率が非常に高いため、日本よりもクレジットカードを利用しやすい環境であるでしょう。

上記のメリットは、他のキャッシュ方法では実現させることは難しいため、クレジットカードの利用を積極的にすることをおすすめします。

なお、現金でないと対応できない場面もありますので、現金も少額持ち合わせておくと安心できます。

クレジットカードと現金に関する情報は、以下の記事に詳しくまとめていますので、興味のある人はチェックしてみてください。

【韓国旅行での支払い方法比較】現金 vs クレジットカード、どっちが一番お得?

両替所は場所によってメリット・デメリットが異なる

韓国には両替所が多数あり、施設によってメリット・デメリットが異なります。

韓国で両替する際には、自分のニーズやその時の状況によって、両替所を使い分けると良いでしょう。

銀行

ウリ銀行、KEBハナ銀行、新韓銀行などの韓国の大手銀行では、日本円からウォンへの両替に対応してくれます。

銀行を利用するメリット・デメリットは以下の通りです。

  • 偽札などを出させる心配がなく、レートの公開されているため、安心して利用できる
  • 営業時間が短いうえ、交換レートが高い傾向にある。

政府公認両替所

政府公認両替所とは、政府や中央銀行などの公的機関から正式に許可や認可を受けて運営されている通貨両替所のことを指します。

韓国では、観光地に多くある傾向が強いです。

政府公認両替所を利用するメリット・デメリットは以下の通りです。

  • 交換レートが低いため、お得に両替できる。
  • 場所によってサービスや交換レートが異なる可能性がある。

自動外貨両替機

韓国では自動外貨両替機として、「WOW EXCHANGE」が使用されています。

自動外貨両替機を利用するメリット・デメリットは以下の通りです。

  • 営業時間が長いうえ、日本語での操作が可能。
  • 両替できる金額に上限がある。

安価かつ気軽に行ける!魅力盛りだくさんの韓国旅行を検討してみよう

この記事では、韓国旅行2泊3日の費用や韓国の物価に関する情報を紹介しました。

韓国は安い費用で海外旅行に行けるため、海外旅行初心者でも行きやすい国であると言えるでしょう。

この記事の情報を参考に、お得な韓国旅行を計画してみてはいかがでしょうか。

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