韓国ワーホリの申請方法を解説!必要な書類リストと注意点まとめ

韓国ワーホリの申請方法を解説!必要な書類リストと注意点まとめ

韓国ワーホリに興味があるけれど何から始めたらいいの?」と迷っている方は必見。ワーホリ申請に必要な書類や申請の流れについて詳しくご紹介します。書類を準備する際のポイントや注意点についても解説。ワーホリビザ申請を効率よく進めるために知っておきたい情報をまとめました。韓国ワーホリを検討している方、ビザの準備をスムーズに進めたいという方は是非参考にしてみてください。

韓国ワーホリに必要な書類リスト

韓国ワーホリに必要な書類は以下の通りです。

  • 査証発給申請書
  • 写真
  • パスポート
  • パスポートのコピー
  • 在学証明書もしくは最終学歴証明書
  • 観光就業活動計画書
  • 航空券または船舶券のコピー
  • 銀行残高証明書原本

こちらは2024年12月現在の情報です。時期やビザの申請を行う韓国大使館または領事館によって準備しなければならない書類が異なることもあるので、必ず最新の情報をホームページで確認してください。

それぞれの書類を用意する際のポイントや注意点についてご紹介していきます。

査証発給申請書

「査証発給申請書」は、韓国大使館または各地の領事館の公式サイトからダウンロードできます。東京領事館の場合、申請書は全5ページから構成されています。公式サイトで公開されている見本を参考にして必要事項を正確に記入していきましょう。

写真

3.5×4.5cmのサイズの証明写真を用意します。3ヶ月以内に撮影したもので、背景は白の写真を準備してください。

写真は、顔全体がはっきりと映っているものを用意してください。背景に影が入っていたり、色付きの背景を使用したものは不適格となる可能性があるため注意しましょう。

証明写真は、フォトスタジオや証明写真機で撮影できますが、要件を満たしているかよく確認してください。

パスポート

パスポートは有効期間が6ヶ月以上残っていなければなりません。ワーホリビザ申請の前に有効期間をしっかり確認し、必要があれば更新しましょう。

また、パスポートは韓国ワーホリのビザ申請時に韓国大使館または領事館に預けることになります。ビザを申請している期間はパスポートが手元にないため、海外への渡航はできないという点も注意が必要です。

パスポートのコピー

韓国ワーホリ申請には、パスポートのコピーも提出する必要があります。コピーする部分は、顔写真が掲載されているページです。カラーコピーである必要はなく、白黒コピーでも問題ありません

書類の一部として審査に使用されるため、写真や文字が鮮明に見える状態で作成してください。特に、名前やパスポート番号が読みづらい場合、再提出を求められることがあるので注意しましょう。

在学証明書もしくは最終学歴証明書

学生(休学中も含む)の場合は「在学証明書」、卒業済みの場合は「最終学歴証明書」が必要です。

書類を申請する際には、学校の窓口やオンラインサービスを利用して、発行手数料や所要日数を事前に確認することをおすすめします。また、書類の原本を用意する必要があるため、コピーではなく正式な発行物を必ず用意してください。

学校から発行される公的な書類であるため、申請から手元に届くまでに時間がかかる場合があります。特に、休暇期間中や繁忙期などには発行に数週間かかることもあるため、早めの準備を心がけましょう。

観光就業活動計画書

計画書の書き方やフォーマットは、大使館や領事館によって異なります。例えば、東京領事館では指定された書式がなく、自分でワードなどを使って自由に作成する形式が採用されています。一方、大阪領事館では公式ホームページから指定の様式をダウンロードし、それを使用して記入する必要があります。

さらに、計画書をどの言語で記入するかについても違いがあります。韓国語か英語を指定する大使館や領事館もあれば、韓国語と日本語のどちらかでの記入を認めている場合もあります。ただし、韓国に到着後、外国人登録の申請を行う際には韓国語の活動計画書を求められることが多いため、最初から韓国語で作成しておくと手間を減らせるでしょう。

指定された書式が無い場合、以下のような内容を盛り込んだ計画書を作成すると良いでしょう。

  • ワーホリビザを申請する理由や動機
  • 月毎の活動計画
  • 帰国後の計画
  • 韓国語のレベル

ワーホリビザはあくまでも観光がメインのビザなので、活動計画は仕事や勉強よりも観光を主にした内容にするのがポイントです。

航空券または船舶券のコピー

ここでいうコピーとは、飛行機を予約した際に発行される「eチケット」のことを指します。予約が完了すると航空会社や旅行代理店からeチケットがメールなどで送られてくるため、それを印刷して申請書類に添付すれば問題ありません。

往路だけでなく復路の航空券も含まれていなければなりませんが、1年後の航空券が予約できないというケースもあります。その場合は最低3ヶ月以上先の航空券があればOKとのこと。あくまでも予定なのでビザの申請後、航空券はキャンセルして取り直しても構いません。

銀行残高証明書原本

この書類は、渡航後の滞在費用を十分に賄える経済力を証明するために必要なものです。残高の目安は、約300万~500万ウォン程度に相当する金額が一般的とされており、日本円では30万円以上なければなりません。(1か月以内のものなどの指定や金額にも変動があるため各領事館のサイトを確認してください)

証明書は、銀行の窓口で依頼することができますが、発行には手数料がかかることがあります。また、申請時に必要な書類(本人確認書類など)もあるため、事前に銀行に確認して準備を進めるとスムーズです。

韓国ワーホリ申請の流れ

韓国ワーホリ申請は以下の3ステップです。

  1. 書類準備
  2. 大使館または領事館での申請
  3. ビザ取得

それぞれのポイントについて詳しくみていきましょう。

①書類準備

韓国ワーホリ申請の第一歩は、必要書類をすべて揃えることです。申請書類は多岐にわたりますが、事前にリストを確認し、一つずつ丁寧に準備することが大切です。不備があると申請が受理されない可能性があるため、慎重に進めましょう。

まず、韓国大使館や領事館の公式サイトで最新の情報をチェックし、必要書類のリストを確認します。中には発行までに時間がかかるものや、特定のフォーマットが必要な書類もあります。例えば、「在学証明書」や「銀行残高証明書」などは取得に数日以上かかる場合があるため、早めの手続きを心がけましょう。

また、書類を揃える際には、すべての書類が最新の状態であるかも重要です。発行日が指定されている場合も多いので、期限内に取得したものを準備してください。

書類が全て揃ったら、最終的な確認を行い、記入漏れやミスがないかをチェックしましょう。

②大使館または領事館での申請

必要書類がすべて揃ったら、次は大使館または領事館での申請手続きに進みます。

まず、自分の住んでいる地域を管轄している韓国大使館または領事館を確認しましょう。大使館や領事館ごとに申請の受付方法が異なるため、公式サイトで最新の情報を調べることが必要です。申請には事前予約が必要な場合もあります。予約が埋まっていることもあるため、早めに希望する日時を押さえましょう。

申請当日は、揃えた書類一式を持参します。提出する書類に不備がないかもう一度確認し、指定された時間に訪問してください。申請窓口では、係員が書類を確認し、不足があればその場で指摘されることがあります。不備がない場合は、申請が受理され、後日ビザが発行される流れになります。

③ビザ取得

申請が受理された後、通常は数日から数週間程度で審査が行われ、ビザが発行されます。ビザの受け取りは郵送は不可で、申請した大使館または領事館に直接取りに行かなければなりません

韓国のワーホリビザはパスポートに貼り付けられます。名前のスペル、その他の記載事項が内容に間違いがないか必ずその場で確認しましょう。

韓国ワーホリ申請の注意点

韓国ワーホリの申請はしっかり準備すれば難しいものではありません。よりスムーズに申請を進めるために抑えておきたい2つの注意点についてご紹介します。

最新情報を確認

韓国ワーホリの申請において最も重要なことの一つが、最新情報の確認です。申請手続きや必要書類の内容は、大使館や領事館の方針や韓国政府の規定変更により変わる可能性があります。

そのため、以前の情報をそのまま参考にすると、手続きがスムーズに進まなかったり、不備で申請が却下されるリスクがあります。

正確な情報を得るためには、必ず自分の住んでいる地域を管轄する韓国大使館または領事館の公式ホームページを確認しましょう。公式サイトでは、最新の申請要件やフォーマット受付方法が詳しく掲載されています。また、緊急の変更や一時的な規定が追加されることもあるため、申請前に再チェックすることをおすすめします。

もし公式サイトで不明点がある場合や、特殊なケースに該当する可能性がある場合は、直接大使館や領事館に問い合わせるのが確実です。

余裕をもって申請準備を進める

申請に必要な書類は多岐にわたり、中には発行までに時間がかかるものや、内容に不備があった場合に再発行が必要となるものもあります。また、大使館や領事館での申請予約、審査、ビザ発行には一定の期間が必要です。そのため十分な余裕を持って準備を始めましょう。

申請準備に余裕を持つことで、万が一不備や追加提出が求められた場合にも落ち着いて対応することができます。渡航直前にバタバタと準備を進めるストレスも避けられるため、気持ちにゆとりを持って新生活に向けた計画を立てることができます。

まとめ

今回は韓国ワーホリの申請について詳しくご紹介しました。一見すると複雑に感じるかもしれませんが、必要な情報を整理し、計画的に進めれば、スムーズに申請を完了させることができます。

韓国ワーホリは、新しい文化や生活に触れながら、自分自身を成長させる素晴らしいチャンスです。この記事を参考に、申請準備を一つずつクリアして、安心して新しい挑戦に踏み出してください。