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韓国では、ふくらはぎをすっきり見せるためのボトックス施術がすっかり定番になっています。日本よりも価格が抑えられていることもあり、旅行のついでに受ける人も増えてきました。
ただ、いざ調べ始めると「本当に細くなるの?」「200単位と300単位ってどう違う?」「歩けなくなるって聞いたけど大丈夫?」など、気になる点が次々に出てくるものです。単位数の選び方や効果が出るタイミング、リスクについて知っておくことで、施術の満足度は大きく変わります。
この記事では、韓国でふくらはぎボトックスを受ける際に知っておきたい料金相場や単位数の目安、実際にどれくらい細くなるのか、そして副作用・後遺症のことまで、分かりやすくまとめてご紹介します。初めての方でも安心して検討できるよう、必要な情報をぎゅっと詰め込みました。
「本当にこの施術でいいの?」「他の部位やクリニックも比較したい」
そんな方は、韓国で受けられるボトックス施術を網羅的にまとめた総合ガイドも必見です。
ふくらはぎボトックスとは?
✅️「ふくらはぎボトックス」は、ボツリヌストキシンを腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)に注入して筋肉の働きを抑え、細く見せる施術です。
こんな人におすすめ
- 脚の太さが「脂肪」ではなく「筋肉張り」による人
- スポーツやヒールで筋肉が発達している人
- 手術なしで脚やせしたい人
筋肉が原因で脚が太く見える方には特に効果的な人気施術です
韓国でふくらはぎボトックスを受ける料金相場
ふくらはぎボトックスの料金は、使用する製剤によって大きく変わります。
韓国は日本よりリーズナブルで、特に筋肉量が多く単位数が必要な人にとって大きなメリットがあります。
| 💉 韓国製ボトックス 韓国製製剤はコスパが良く、もっとも一般的に使われています。 🔸目安:200単位〜300単位 🔸料金:10万〜25万ウォン(約1万〜2.5万円) クリニックによってはキャンペーン価格でさらに安く受けられる場合もあります。 |
| 💉 アラガン製(ボトックスビスタ) 信頼性が高く、持続力にも定評のある製剤。価格は韓国製より高めです。 🔸料金:30万〜60万ウォン(約3万〜6万円) 効果の安定性を重視したい人にはアラガン製がおすすめです。 |
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ボトックスの単位(200単位・300単位)の違い
ふくらはぎボトックスは「何単位打つか」が非常に重要です。
韓国では以下の単位数が一般的です。
| 💉 200単位 | ・筋肉の張りが軽い人向け ・ナチュラルに細くしたい場合 ・初回で「様子を見たい」という人にもおすすめ |
|---|---|
| 💉 300単位 | ・スポーツ経験がある ・ふくらはぎの外側が大きく張り出している ・よりしっかりと細くしたい人向け |
「200単位より300単位のほうが強力」というより、筋肉量に合ったデザインで適正量を注入するかどうかが最も重要です。打ちすぎると筋肉の力が弱くなり、「歩きにくさ」を感じる場合があります。
そのため、単位数は必ず医師が診断して決めるのがベストです。
効果と持続期間
ふくらはぎボトックスの効果は、注入直後からではなく少しずつ現れます。
【効果の出方】
- 2〜4週間後:筋肉の張りがゆるみ、見た目がスッキリ
- 1ヶ月〜2ヶ月:最も変化を感じやすい
- 持続期間:4〜6ヶ月程度
定期的に継続することで筋肉が使われにくくなり、細いラインをキープしやすくなります。
ただし、効果が出にくいケースもあります。
- 脂肪が多いタイプの脚
- 単位数が少なすぎる
- 打つ位置が適切でない
- 筋肉ではなく「骨格」に原因がある場合
こうしたケースでは、脂肪溶解注射や運動改善を併用すると効果が出やすくなります。
「細くならない」と感じる理由
ふくらはぎボトックスが「細くならない」と感じる理由はいくつかあります。
1️⃣筋肉タイプではなく脂肪タイプだった
ふくらはぎが太く見える理由は、大きく「脂肪」「筋肉」「骨格」の3つに分かれます。
ボトックスが効くのは筋肉タイプだけなので、脂肪が厚い場合は思うような細さにつながりません。
・つまむと柔らかい
・足首も太い
・ふくらはぎ全体が均一に太い
こうした特徴がある人は脂肪の影響が大きいため、ボトックス単独よりも脂肪溶解注射や食事・運動改善との併用が必要です。
2️⃣単位数が足りない
筋肉量に対して注入量が不足していると、筋肉の働きを十分に弱めることができず、見た目がほとんど変わらないことがあります。
・つまむと柔らかい
・足首も太い
・ふくらはぎ全体が均一に太い
こうしたタイプは「300単位以上」を必要とすることもあり、200単位では筋肉が強くて効きにくいケースがよくあります。
3️⃣デザイン(注入位置)が合っていない
ふくらはぎの形は「外側(外腓腹筋)」「内側(内腓腹筋)」「ヒラメ筋」の3つの筋肉のバランスで決まります。
筋肉の種類によって、発達しやすい部位・張り出す方向が異なるため、
・外側が張っている人に内側ばかり注入した
・逆に内側が張っているのに外側だけに注入した
・不必要な場所に注入し、形が変わらなかった
など、デザインミスによって細く見えにくいことが実際にあります。ふくらはぎボトックスは「単位数」だけでなく、筋肉の立体構造を理解した上での注入位置が非常に重要です。
4️⃣1回だけでは大きな変化が出にくいこともある
初回は筋肉が強いため、ボトックスを打っても“完全には働きを抑えきれない”場合があります。
・1回目:筋肉をゆるめる準備段階
・2〜3回目:筋肉が使われにくくなり細く見えてくる
・継続するほど細さが定着
という流れになる人も多いです。特に筋肉が発達している人は、3ヶ月おきに2〜3回続けると効果が安定しやすいというデータもあります。
5️⃣日常生活のクセによって戻りやすい
ふくらはぎは生活習慣で筋肉がすぐに使われやすい部位です。
・つま先歩き
・ヒール習慣
・階段をよく使う
・立ち仕事
こうした癖があると筋肉が再び発達しやすく、効果を感じにくい原因になります。
姿勢・歩き方が太さの原因になっている場合も多いため、施術後の生活習慣の見直しも大切です。
副作用・後遺症・「歩けない」と言われる理由
ふくらはぎボトックスは安全性が高い施術ですが、副作用がゼロではありません。
1️⃣歩きにくさが出ることがある
ふくらはぎは歩行に使う筋肉のため、筋力が弱くなることで、
・だるい
・ふらつく
・歩きにくい
と感じることがあります。通常は数日〜1週間程度で自然に回復します。
2️⃣打ちすぎによる違和感
過剰注入すると、脚のバランスが不自然になったり、力が入りづらくなり違和感を感じる場合があります。
3️⃣後遺症は?
医学的に“後遺症”と呼べるケースは極めて稀です。ただし、リスクを下げるためには、ボトックスの症例が多く、単位数の調整が上手い医師を選ぶことが不可欠です。
韓国で受けるメリット・デメリット
韓国でのふくらはぎボトックスには魅力も多い一方で、注意したい点もあります。受ける前にメリットとデメリットの両方を知っておくことで、満足度の高い仕上がりにつながります。
【メリット】
🔸日本の半額以下で受けられる
ふくらはぎボトックスは単位数が効果に直結します。
筋肉量が多い人ほど 200単位では足りず、300〜400単位必要なケースも多い のが実情。
日本でこの量を打つと 8〜12万円前後かかることもありますが、韓国なら 半額以下で必要な量をしっかり打てる のが最大のメリット。
つまり、金額が安いだけではなく「適正量を打てるから結果につながりやすい」という点が強みです。
🔸美脚・脚やせの症例数が圧倒的に多い
韓国は美容医療の市場規模が大きく、脚やせ症例の実績が豊富な医師が多い のが特徴。
ふくらはぎは“形を左右する筋肉が複雑”な部位で、打つ場所が数ミリずれただけでも仕上がりが変わります。症例数が多い医師= 筋肉の癖や立ち方の特徴を読み解く力が高いため、デザインの精度が高く、満足度も上がりやすいです。
🔸ダウンタイムがほとんどなく、旅行中でも施術可能
注射のみで傷跡や腫れが目立たず、歩けなくなるほど痛むこともほぼありません。
施術直後から普通に観光できるため、“旅行ついでの施術”との相性が非常に良いのも魅力です。
【デメリット】
🔹言語の壁が仕上がりに影響する場合がある
ふくらはぎボトックスは“どの程度細くしたいか”というニュアンスが結果に大きく関わる施術。
・ナチュラルに細くしたい
・しっかり細くしたい
・外側だけ張りを減らしたい
・全体的に丸みを出したい
こうした細かい希望が伝わらないと、「思った細さじゃない…」につながることがあります。日本語対応のスタッフ・医師がいるかどうかはとても重要です。
🔹韓国製ボトックスの品質差
韓国製のボトックスは種類が多く、安いクリニックほど “どの製剤を使っているか曖昧なケース” もあります。品質が悪いと、
・効果が弱い
・持続が短い
・広がりすぎて違和感が出る
など、結果にも安全性にも影響します。安全性を優先するなら製剤確認は必須です。
後悔しないためのポイント
ふくらはぎボトックスは、医師の技術や単位数の選び方で結果が大きく変わります。
満足のいく仕上がりにするために、事前にチェックしておきたい大切なポイントをまとめました。
筋肉量を見極めて「適正単位」を提案してくれる医師を選ぶ
最も失敗しやすいのが 単位数のズレです。
✅️本来300単位必要なのに200単位しか打たない → 細くならない
✅️逆に筋肉が弱いのに300単位打つ → 歩きにくさが出る
単位数が少なすぎても多すぎても後悔するため、医師が実際に触診して、
・外側・内側どちらが張りやすいか
・筋肉の硬さ
・歩き方のクセ
・立った時の脚のライン
を見た上で適切な単位を提案してくれるかが最重要です。
注入デザインの上手い医師を選ぶ
ふくらはぎは以下の3つの筋肉の組み合わせで形が決まります。
- 外側腓腹筋(外側の張り)
- 内側腓腹筋(丸み)
- ヒラメ筋(縦長のライン)
デザインが上手い医師は、「どの筋肉を、どの程度弱めれば理想の形に近づくか」 を判断できます。
これができない医師だと、
- 変化が弱い
- 外側だけ凹む
- 全体的にメリハリがなくなる
などの失敗に繋がります。
「安いから300単位」は危険
300単位が必要なのは筋肉発達タイプのみ。
筋肉量が少ない人が300単位打つと、負担が大きくなりやすいです。適正量を見極めずに“量だけで決める”のは後悔する原因になります。
日本語対応・カウンセリングの丁寧さは必須
ふくらはぎは“どの程度細くしたいか”の希望が個人差が大きい部位。
日本語で相談できるクリニックだと、理想のラインや不安を細かく伝えられ、ミスマッチを避けやすくなります。
症例実績が多いクリニックを選ぶ
ふくらはぎは顔よりはるかに難易度が高い部位。
症例数が多いクリニックは、
- 注入位置の判断
- 術後の変化の予測
- 過去データに基づく単位設計
が正確なため、失敗しづらい傾向があります。
特に「スキニーライン」や「脚やせ症例」を多く載せているクリニックは優先してチェックすると良いです。
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まとめ
ふくらはぎボトックスは、筋肉の張りが原因で脚が太く見えてしまう人にとって、とても頼れる脚やせ施術です。韓国なら日本よりお手頃に受けられるうえ、症例が多いクリニックも多いため、自分の理想のラインに近づきやすいのも嬉しいポイント。
ただ、ふくらはぎは“人によって太く見える理由が違う”部位でもあります。単位数の選び方や注入する位置が仕上がりを左右するので、価格だけで選ばず、しっかり診てくれる医師や症例実績のあるクリニックを選ぶことが大切です。
自分の脚に合った施術が受けられれば、無理なく自然にほっそりしたラインが叶います。韓国でふくらはぎボトックスを検討している方は、今回のポイントを参考に、安心して通えるクリニックを見つけてくださいね。
