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韓国旅行でよく見かける「推しK-POPアイドルの写真入り」交通カード。
どこで売ってるか気になったことありませんか?実は、誰でも簡単に作ることができるんです!
それを可能にするのが「NAMANE(ナマネ)カード」。
NAMANE(ナマネ)カードは、デザインを自由にカスタマイズできる韓国旅行で人気急上昇中のカードです。
本記事ではNAMANEカードの発行方法から使い方、注意点まで初心者向けにわかりやすく解説します。T-moneyやWOWPASSとの比較やトラブル時の対応方法もまとめました。
推しの写真入りNAMANEカードを持ちたい方やこれから渡韓予定の方は、ぜひ最後まで読んで楽しい韓国旅行にしてくださいね。
NAMANEカードとは?|韓国旅行の必需品

出典:NAMANE公式サイト
📌NAMANE(ナマネ)カードは、韓国で使えるプリペイドカードです。コンビニや飲食店、お土産屋さんなど幅広い支払いに使え、交通カードとしても利用可能。
最大の特徴は、好きな色・写真・デザインで「自分だけのカード」を作れることです。
ここでは、まずNAMANEカードの基本的な特徴をやさしく解説します。
NAMANEカードの基本概要
| カード価格 | 7,000ウォン前後 |
|---|---|
| 購入発行 | 韓国国内に設置のキオスク |
| 機能 | プリペードカード機能 交通系カード(Rail+)機能 |
| チャージ限度 | 100万ウォン (それぞれの機能で50万ウォンずつ) |
| 利用限度 | 1回の決済当たり50万ウォン以下 |
NAMANE(ナマネ)カードは、韓国で使えるプリペイド式カード。交通系ICカードとキャッシュレス決済機能がひとつになった万能カードです。
T-money(韓国で主要な交通系カード)と同じように地下鉄やバスに乗れるほか、コンビニやカフェ、飲食店やお土産屋さんなどクレジットカード対応のお店において支払いに利用できます。
NAMANEカードの使い方は簡単。
あらかじめ専用端末や専用アプリでチャージをしたカードを、クレジットカードのように使えば決済完了。交通系カードとして利用する場合は、改札機などにカードをタッチするだけでOK。
初心者でも簡単に作成・利用できるので、初めての韓国旅行で最初に作っておきたいカードです。
どんな人におすすめ?
NAMANEカードは、韓国へ行く次の人におすすめです。
✅交通系カードを持っていない人
✅クレジットカードを持っていない学生
✅交通系カードと支払い用カードをまとめたい人
✅好きなデザインでカードを作りたい人
✅決済を分たい人
✅お得に買い物をしたい人
💡NAMANEカードは、好きなデザインで作れるのが最大の魅力。自分で作ったデザインをカードに印刷できるため、旅の記念アイテムとしても人気です。
またNAMANEカードは、最大で4枚をアプリ上に登録できます。そのため、目的ごとにカードの決済を分けたい人にもおすすめです。
T-moneyなどの交通系カードをすでに持っている人でも、NAMANEカードだけを持つことで交通系カードを持たなくてもよくなるのでとても便利に利用できますよ。
T-moneyやWOWPASSとNAMANEカードの違い
韓国での支払いに使えるカードとしてよく耳にする「T-money」や「WOWPASS」。
NAMANEカードとどのような点が違うのか、簡単にまとめました。
| 特徴 | 向いている人 | |
|---|---|---|
| NAMANEカード | ・交通&決済OK ・自由なカードデザイン ・アプリ連携可能 ・4枚まで登録可能 | ・推し活している人 ・デザインにこだわりたい人 ・決済管理したい人 |
| WOWPASS | ・両替&決済OK ・旅行者向け多機能カード ・1枚のみ作成可能 | ・日本円でチャージしたい人 ・カードの利便性を求める人 |
| T-money | ・交通カードとして定番 ・韓国人も利用 | ・交通系機能だけを求める人 |
簡単にいうとNAMANEカードは「見た目のかわいさ」と「日常使いの便利さ」を両立したカードと言えるでしょう。
NAMANEカードのメリット・デメリット
NAMANEカードは「デザイン性の高さ」と「旅行中の使いやすさ」で人気のプリペイドカードです。
ところが、実際に使う前に知っておきたい注意点も…。
この章では、NAMANEカードのメリットとデメリットの両面を初心者向けにわかりやすく解説します。
NAMANEカードのメリット|最大の魅力はデザイン性
NAMANEカードを作る最大のメリットは、やはりオリジナルデザインのカードを持てるところでしょう。推し活で韓国旅行に行く人や、友達とお揃いのカラーでカードを作成できるなど楽しみ方はいろいろ。
他にもNAMANEカードを作成するメリットは、次のようなものがあります。
| 🔸パスポート不要で簡単作成 🔸複数枚で決済管理がしやすい 🔸アプリ連携で残高・履歴が見やすい 🔸チャージが簡単 |
NAMANEカードは事前購入も可能で、キオスクでの発行の際にはパスポートなどの本人確認も不要です。
さらに専用のアプリを利用することで最大4枚までカードを登録でき、カード残高や決済履歴を確認することができます。用途別にカードを分けられるので、決済管理がしやすいのがメリット。
また、アプリ内で日本のクレジットカードを使用してチャージも可能。もちろん韓国国内に設置のキオスクからも、簡単にクレジットカードや現金(韓国ウォン)でチャージできますよ。
NAMANEカードのデメリット|紛失に注意
| 🔹日本円でのチャージ不可 🔹日本では利用できない 🔹紛失時は払い戻しできない場合も |
NAMANEカードは、日本円(現金)でのチャージはできません。一度、ウォンに両替をしてからキオスクでチャージが必要になるなどひと手間必要です。
クレジットカードで簡単にチャージができるメリットはあるものの、手数料がかかってしまうところもデメリットと言えるでしょう。
また、紛失時にも注意が必要です。パスポートの読み取りなど本人確認が不要で気軽に作成できる一方、紛失時には交通残高の払い戻しができません。ペイ残高と呼ばれるプリペイド機能内の残高は一部、返金対応可能ではあるものの一定の条件が設けられています。
その一方でカードロック機能がアプリ内で設定できるため、セキュリティ面では安全と言えるでしょう。
NAMANEカードの基本的な作り方

NAMANEカードは、韓国旅行中にとても簡単に作れるプリペイド式の交通カードです。
空港や地下鉄などにあるキオスク(自動発行機)ですぐに発行可能。
ただしオリジナルデザインでカードを作りたい方は、あらかじめアプリを使って好きなデザインを準備しておく必要があります。
まずは基本的な流れを紹介します。
STEP 01
NAMANEカード専用アプリをダウンロード
まずはアプリをダウンロードして、会員登録をしましょう。
STEP 02
オリジナルデザインを作成
アプリ内でデザインを作成します。
カードのデザインにしたいお好みの写真や画像をアップロード。
アプリ内で文字入れも可能です。
STEP 03
QRコードを保存
オリジナルデザインの作成が終わったらQRコードが表示されます。
⚠️このQRコードは、カードの発行時に必要になるので忘れないように保存しておきましょう。
ただし、このQRコードの有効期間は2週間。早く作りすぎないように注意してください。
万が一、QRコードの期限が過ぎてしまっても、もう一度作成すれば問題ないですよ。
STEP 04
【韓国入国】キオスクを探す
このステップ以降は、韓国入国後にできます。
まずは、アプリでキオスク(自動発行機)の場所を探しましょう。
仁川空港や日本人に人気の観光地の各所に設置されています。
STEP 05
NAMANEカードの発行
キオスクでNAMANEカードの発行をします。
ホーム画面で言語選択が可能なので「日本語」を選択してスタート。
オリジナルデザインを作成する場合は「カードデザイン」を選択して進みましょう。
他にも既存のデザインカードの購入も選択可能です。
STEP 06
オリジナルデザインで発行
デザインを作成した際に発行されたQRコードを、リーダーにかざします。
確認画面が表示されるので、問題がなければ「確認」を押して次に進みましょう。
STEP 07
支払い
NAMANEカードの支払いは、以下の決済方法が可能です。
🔹クレジットカード
🔹現金(ウォン)
🔹PayPay など
⚠️現金の場合、お釣りが払い戻しされないので7,000ウォンちょうどを投入しましょう。
STEP 07
カード受け取り
NAMANEカードは、その場ですぐ発行されます。
発行されたカード内にはお金が入っていないため、その場でチャージも済ませてしまいましょう。
チャージ方法は、後ほど解説します。
【詳しく解説】NAMANEカードをデザインする
では、NAMANEカードのオリジナルデザインを作成してみましょう。
今回はすでに編集して写真フォルダーに保存した画像を使用します。

1️⃣NAMANEを選択
アプリ下の項目から「NAMANE」を選択します。
今回はオリジナルデザインでNAMANEカードを作成したいので、右側の「NAMANEカードデザイン」を選択しましょう。
K-POPアイドルのデザインを購入したい方は、左側の「K-POP NAMANE購入」を選択してください。

2️⃣デザインを選択
「ギャラリーから選択」もしくは「撮影する」を選択します。
今回はNAMANEカードに印刷したいデザインを写真フォルダに保存しているので「ギャラリーから選択」をタップします。
スマートフォンの写真フォルダが開くので、NAMANEカードにしたい写真を選択しましょう。

3️⃣デザインを作成
写真を拡大したり、回転させたりしながらデザインを作成しましょう。

4️⃣文字を入力
任意の文字を入力することで、カードに印刷可能です。
文字はカードの右下に印刷されます。全角で12文字を入力可能です。

5️⃣QRコードの発行
デザインを確認して、次に進むとQRコードが発行されます。
このQRコードはキオスクでのNAMANEカード発行時に必要になるので、必ず保存しておきましょう。
また、カード右上部分にはNAMANEカードの固有番号が必ず印刷されます。そのことも考えてデザインを作成してみましょう。
【詳しく解説】オリジナルカードの発行〜受け取りまで
デザインを作成したら、キオスクでカードを発行します。

1️⃣オリジナルカード発行を開始
キオスクで「カードデザイン」を選択します。

2️⃣QRコードをスキャン
ディスプレイの下にあるQR端末に、保存しておいたQRコードをスキャンします。

3️⃣デザインを確認
カードのデザインを確認して、OKボタンを選択。
イメージと違う場合は、アプリで作り直しましょう。

4️⃣決済方法を選択
NAMANEカードの購入費用を支払います。
現金やクレジットカードの他に、PayPayでの支払いにも対応。

5️⃣現金で支払う
一番、お得な支払い方法は現金(ウォン払い)です。今回は現金でNAMANEカードを購入します。
⚠️キオスクではお釣りの返却ができないので、7,000ウォンちょうどを投入しましょう。

6️⃣カードを受け取り
NAMANEカードは、ディスプレイ下のBOXから受け取れます。
受け取ってすぐのNAMANEカードは、チャージされていない状態です。引き続きキオスクでチャージをしておくと、すぐに使いはじめることができますよ。
NAMANEアプリの基本情報
NAMANEカードをより便利に使うためには、専用アプリの活用が必須です。このアプリをインストールし、作成したNAMANEカードを登録しておくだけで旅行中に役立つ機能が利用できます。
ここでは、アプリのインストールやカード連携、残高の確認方法などを初心者向けにわかりやすく解説します。
NAMANEアプリのインストール〜登録方法

1️⃣スマートフォンでアプリをダウンロード
検索窓に「NAMANEカード」と入力すると、すぐに検索できますよ。
アプリのインストールは無料です。

2️⃣チュートリアル
初めてNAMANEアプリを開く時には、簡単なNAMANEカードの説明が書かれています。飛ばしたい時は右上の「スキップ」を。
最後のページにある「はじめる」を押して、会員登録を始めましょう。

3️⃣メールアドレスの入力・認証
まずは、メールアドレスを入力します。
入力後に認証コードが送信されるので、メールボックスを確認しましょう。メールに記載されているコードを「認証コード」欄に入力します。
認証コードは5分間のみ有効です。時間が過ぎてしまった場合は、再送をして新たなコードを発行しましょう。

4️⃣ユーザー情報の登録
IDやパスワードを設定し、性別や生年月日を入力します。IDは重複不可なので、他の利用者と同じものは設定できません。

5️⃣規約に同意・設定完了
規約に同意して、次に進んだら設定完了です。
NAMANEカードとの連携方法
アプリの会員登録を実施、かつNAMANEカードを作成したら連携を実施しましょう。

1️⃣ホーム画面
アプリのホーム画面左側「+」マークを選択して連携を開始します。

2️⃣NAMANEカードを読み取る
NAMANEカードの裏面をカメラで読み取ります。
うまく読み取れない場合は「手動で入力」を選択しましょう。

3️⃣内容確認・修正
カメラで読み取りができた場合は、裏面の番号が入力された状態で出てきます。
番号が間違っていないか確認しましょう。万が一、間違いがあった場合はここで修正しましょう。
確認・修正が終わったら、次へを選択します。

4️⃣カードデザインを選択
アプリで表示させるカードデザインを選択できます。いくつかのカードを使い分けたい場合は、わかりやすいようにデザインを選択しておきましょう。
この設定はスキップ可能です。
デザインを選択した場合は、上記の画像のように表示されます。
5️⃣連携完了
NAMANEカードの残高・履歴の確認方法
カードを使っていると、いくらチャージしていくら残っているのか確認したい時ってありますよね。
そんな時もNAMANEアプリを使うと、簡単に確認可能です。

残高は、アプリを開いてすぐにわかります。
左上に「ペイ残高(ペイ)」と「交通残高(交通)」が表示されます。
「交通」を選択して交通残高を確認するときは、NAMANEカードをスマートフォンにタッチして読み取りましょう。
記載されている残高をタップすると、履歴も確認できますよ。
NAMANEアプリの便利機能
NAMANEアプリでは、残高確認や履歴確認の他にも様々な機能がついています。
- チャージ
- 韓国銀行への送金
- ユーザー間の送受金
- コンビニ出金
- NAMANEキャッシュバック
- QRコード支払い
- カードロック
アプリとNAMANEカードを連携することで、チャージから紛失時に便利なカードロック機能まで旅行者に嬉しい機能が使えるようになります。
NAMANEカードのチャージ方法
NAMANEカードはプリペイド式のため、事前にチャージをしなければ使用できません。しかし、どこでチャージできるのか?手数料がかかってしまうのか?など、初めてだと不安になるポイントが多いカードでもあります。
この章では、チャージに関する基本情報から地下鉄駅のキオスクやコンビニでのチャージ手順をわかりやすく解説。「NAMANEカードは作成できたけど、チャージがうまくできずに使えなかった」なんてことにならないためにも、チャージ方法についてもあらかじめ確認しておきましょう。
NAMANEチャージの基本情報|手数料はかかる?
NAMANEカードは、ソウル市内のコンビニや地下鉄構内などにあるNAMANEカード専用キオスクで簡単にチャージできるプリペイド式カードです。
チャージは、以下の3つの場所(方法)で可能です。
- キオスク
- アプリ
- コンビニ
基本的に、チャージ可能な金額は1,000ウォン単位。各ウォレット(ペイ残高・交通残高)ごとに上限は50万ウォンですが、各方法のチャージでもそれぞれ上限が決まっています。
またNAMANEカードに現金でチャージする際は、基本的に手数料はかかりません。しかし、クレジットカードからチャージする場合は数%の手数料が必要となるので注意しましょう。
| 手数料 | キオスク | アプリ | コンビニ |
|---|---|---|---|
| 現金 | なし | × | なし |
| クレジットカード | 3.9% | 3.9% | × |
※2025年11月現在
ではここからは、それぞれのチャージ方法を詳しく見ていきます。
キオスクで現金orクレカチャージ
街中にあるNAMANEカード専用キオスクでのチャージ方法を紹介します。

1️⃣キオスクを探す
NAMANEカードにチャージできる専用キオスクを探しましょう。ホーム画面下の「NAMANE」を選択すると上記画面になります。
「NAMANEキオスクを探す」を選択すると、ソウル市内の様々な設置場所が表示されるので近くのキオスクを探しましょう。
右上に「Search🔍」もあるので、行く場所にNAMANEキオスクがあるか簡単に検索もできますよ。

2️⃣キオスクでカードチャージを選択
NAMANEキオスクを見つけたら、チャージを開始!
ホーム画面一番右の「カードチャージ」を選択します。ホーム画面では、最初に言語選択を選んでおくと日本語で操作可能ですよ。

3️⃣カードをタッチ
キオスク画面の右側にカードをタッチする場所があります。
ケースがついているので、チャージが終わるまでカードをこの場所に置きましょう。カードの向きはどちらでもOK。

4️⃣残高を選択
チャージしたい残高を選択します。
ショップなどでの使用なら「ペイチャージ」。バスや地下鉄などでの使用なら「交通カードチャージ」。
アプリ内で簡単にペイ残高から交通残高にお金を移動することも可能です。

5️⃣支払い方法の選択
ここではペイチャージを選択しました。
次に支払い方法を選択します。多くの場合、現金またはカードでのチャージとなるでしょう。

6️⃣チャージ金額の選択
チャージしたい金額を選択します。
1,000ウォン〜100,000ウォンの範囲で選択可能です。

7️⃣-1現金チャージの場合
キオスク右下あたりに、現金投入口があります。紙幣のみ、かつチャージ以上の金額の投入はできません。
お釣りがでないので、チャージしたい金額ちょうどを投入しましょう。

7️⃣-2クレジットカードチャージの場合
現金投入口のうえあたりに、クレジットカードの投入口があります。
クレジットカードからチャージする場合、3.9%の手数料がかかります。さらにウォンでの決済のため、クレジット会社ごとに海外事務手数料がかかるので注意しましょう。

8️⃣チャージ完了
「カードを取り除いてください。」の表示が出るまでは、カードを動かさないように注意。
チャージが完了したら、NAMANEカードを忘れずに回収してくださいね!
念の為、アプリでも残高を確認しておきましょう。ただし、残高確認はカード登録後に可能になります。
アプリでクレカチャージ
NAMANEアプリからクレジットカードを利用してチャージする方法を紹介します。
なおアプリにNAMANEカードを登録後、チャージが可能です。
カード登録の詳細は、前の章で解説しているので合わせてご覧ください。

1️⃣ホーム画面でチャージを開始
アプリのホーム画面から「充電」を選択

2️⃣チャージ方法を選択
クレジット・デビットカード(海外)を選択します。利用可能なブランドは「JCB」と「MasterCard」です。
VISAブランドでのチャージはできません。

3️⃣金額を入力
チャージ金額を入力します。
アプリからのチャージの場合、10,000ウォン単位で入力可能。上限は、それぞれの残高ごとに500,000ウォンです。

4️⃣内容確認
チャージ金額と支払い金額の確認をしましょう。
アプリからクレジットカードでチャージする場合は、3.9%の手数料が必要です。
各規約に同意して、次に進みます。

5️⃣クレジットカード情報を入力
クレジットカードのブランドを選択後、カード番号などの情報を入力します。
6️⃣チャージ完了
コンビニ【CU】でもチャージ可能
NAMANEカードのチャージはキオスクやアプリの他に、韓国コンビニ大手のCUでも可能です。CUは韓国国内に約1.8万店舗と言われており、キオスクで現金チャージするよりも気軽に足を運べるでしょう。
では、NAMANEカードのコンビニチャージ方法を紹介します。直接レジにてチャージしたい旨を伝えても対応してもらえないので、しっかりと手順を確認してくださいね。

1️⃣ホーム画面でチャージを開始
アプリのホーム画面から「充電」を選択

2️⃣チャージ方法を選択
「CUコンビニ現金」を選択します。
2025年10月1日より手数料が無料になりました。

3️⃣金額を入力
1,000ウォン単位でチャージしたい金額を入力します。一度にチャージ可能な金額は200,000ウォンまでです。

4️⃣内容確認
チャージしたい金額が間違っていないか確認、規約に同意をして次に進みましょう。

5️⃣バーコード発行・レジでスキャン
NAMANEチャージ用のバーコードが発行されます。このバーコードをCUのレジで提示して、チャージ金額分の現金を払いましょう。
バーコードの有効期限は、2分です。
すぐにレジに向かえる場所で、チャージ用バーコードを発行しましょう。
6️⃣チャージ完了
NAMANEカードの使い方|韓国旅行での実例つき
NAMANEカードにはふたつの支払い方法があります。
使い方はとてもシンプルですが、知っていないとうまく使えないことも。
この章では初めての韓国旅行でも迷わないように、NAMANEカードのふたつの支払い方法について具体的に解説します。
交通残高はNAMANEをタッチ
ひとつ目は、交通残高で支払う方法です。主に公共交通などで利用し、改札機や支払い端末にタッチするだけ。
地下鉄やバスの支払いはすべてこの交通残高から引き落とされるため、特別な設定は不要です。改札にカード面を軽く当てると「ピッ」と音がなり、画面に残高が表示されます。
地下鉄の場合は、入場時と出場時に改札機でタッチ。バスの場合は、乗車時と降車時にタッチ。
スマホケースやパスポートケースに入れたままカードをタッチした場合、うまく反応しないことがあるためカードを取り出して使用するのが確実です。
この交通残高は、公共交通だけでなくコンビニなどでもタッチ利用可能です。emart24やCUなどRail+(レールプラス)加盟店であれば、同様にタッチで決済できますよ。
ペイ残高はNAMANEを差し込み
もうひとつは、クレジットカードのように使うことができるペイ残高での支払い方法です。
主に飲食店などのショップでの買い物時に使用します。支払い方法は、タッチではなくカードを決済端末に差し込む方式。交通残高ではなく、ペイ残高が使われます。
決済時にレジにある読み取り端末にカードのICチップ部分を差し込むだけでOK。音がなり支払いが完了したらカードを抜くだけ。
クレジットカードと同じように利用できると覚えておけば簡単ですね!
【番外編】QRコード支払いも可能
NAMANEアプリを利用すれば、QRコードでの支払いも可能になります。
さらに対象のショップでの利用で、即時に割引も可能。
お店にある支払い用のQRコードをスキャンするか、対象ショップにてアプリに表示されるバーコードを提示しましょう。
こんな時どうする?NAMANEのトラブル対処法
旅行中に便利なNAMANEカードですが、トラブルが起こることもあります。
初めての韓国旅行だと慌ててしまいがちですが、原因と対処法を知っていればすぐに解決可能なものも。
ここでは、よくあるトラブルとその場でできる対処方法をわかりやすくまとめます。
NAMANEカードがうまく使えない
AMANEカードが改札やレジで反応しない場合、まず3つのポイントを確認してみましょう。
- 残高不足
- カードの読み取り方法が正しいか
- カードの磁気不良
地下鉄やバスで使用する「交通残高」が不足していると、改札でエラーが出てしまい乗車することができません。またペイ残高に関しても同様で、不足している場合はカードが使えません。NAMANEカードがうまく使えない場合は、残高をアプリで確認してみると良いでしょう。
NAMANEカードの支払い別に、カードの読み取り方法にも違いがあります。特にペイ残高はタッチでは反応しないため、必ず決済端末のスロットへ差し込みましょう。
上記の問題を確認してもうまく使えない場合は、NAMANEカードの磁気不良の可能性が高いです。発行して1年以内での不良の場合は、カスタマーセンターにメールで問い合わせをして交換申請を行いましょう。
2025年11月現在、NAMANEカードの交換申請可能な条件は以下の通りです。(公式サイト引用)
| ・外観上の問題はないが、機能上の問題で端末などで使用できないカード。 ・発行後1年以内に故障が発生した場合。 ・ユーザーの故意または過失による破損は対象外。 |
NAMANEカードの紛失
NAMANEカードを紛失した場合、発見が難しいのが正直なところ。さらに、交通残高やペイ残高の返金を受けることができない場合もあります。万が一に備えて、NAMANEカードの作成後すぐにアプリとカードの連携をしておくのが重要です。
カードの紛失に気づいたら、すぐにアプリでNAMANEカードにロックをかけましょう。その後、完全に紛失してしまった場合はアプリでペイ残高の返金申請を行います。チャージした金額を使っていない場合、7日以内の申請であれば全額返金可能。
その他、払い戻しを希望する場合は残高の60%以上を使った後に残っている金額に対して払い戻しが可能です。
NAMANEアプリでのロック方法
NAMANEアプリでのロック方法を詳しく紹介します。

1️⃣設定を開く
ロックをしたいカードの設定(⚙️)をタップします。

2️⃣カードをロック
設定画面の一番上「カード一時ロック」を選択

3️⃣パスワード入力
パスワードを入力後に、ボタンが青色に変わって入れば設定完了

4️⃣設定完了
ロックがかかっている状態であれば、TOPページも上記写真のように暗くなります。
ロック設定が完了すると、PAY残高での支払いはできなくなります。
ただし、交通残高は引き続き使用可能です。
デザインカードの「NAMANE」と両替できる「WOWPASS」を徹底比較
NAMANEカードとWOWPASSとの違いを紹介します。
| NAMANE | WOWPASS | |
|---|---|---|
| 機能面 | 交通と決済の一体型 | 交通と決済の一体型 |
| 交通系カード | Rail+ | T-money |
| 本人確認 | なし | パスポート読み取り |
| 事前購入 | 予約(デザイン作成)可能 韓国入国後にカード発行 | 購入可能 アプリ内で本人登録 |
| カード料金 | 7,000ウォン前後 | 5,000ウォン |
| 機械設置数 | 80箇所 | 357箇所 |
| チャージ方法 | クレジットカード 現金(ウォン) | クレジットカード 現金(円・ウォン) |
| 払い戻し (現金引き出し) | 可能(規定あり) CU/マネーボックス(一部店舗) | 可能 キオスク |
| キャッシュバック (クーポン/商品券) | 少ない | 豊富 |
| 送金機能 | 可能(ユーザー/韓国口座) | 可能(ユーザー/韓国口座) |
※2025年11月現在
使いやすさやお得さでいうと、まだまだWOWPASSが強いのが正直なところ。
推し活や複数枚カードを持ちたい人にとっては、NAMANEカードの作成がおすすめです。
よくある質問(FAQ)
最後にNAMANEカードに関するよくある疑問を紹介します。
日本で使える?(帰国後の使い道/残高の保管方法)
NAMANEカードは、基本的に日本国内では利用できません。
地下鉄・バスなどの公共交通や、ショップでの支払いは韓国国内でのみ利用可能です。そのため、予算以上のチャージは控えるのが良いでしょう。
多くの残高が残っていたとしても出金機能があるので、韓国出国前に引き出すことも可能です。韓国に訪れる機会が今後もある場合は、カード内の残高を残したまま出国もできます。
ただし、日本で紛失しないように注意しましょう。
有効期限ある?
カードの有効期限は、NAMANEカード裏面に記載されています。
約4年ほどの有効期限があるので、期限がすぎる前に残高を使うようにしましょう。
NAMANEの招待コードはある?
現在、NAMANEカードの招待コードは発行されていません。
ただしNAMANEカード公式だけでなく、KKdayやCreatripなどの旅行チケットサイトでも購入(予約)可能です。
まとめ
本記事では、人気上昇中の韓国プリペイド式カードであるNAMANE(ナマネ)カードについて詳しく解説しました。
NAMANEカードはオリジナルデザインで作れることに加え、交通からショッピングまで幅広く使える韓国旅行にとても便利なプリペイドカードです。明洞や東大門などの人気観光地にあるキオスクからパスポートいらずで簡単に発行可能。アプリと連携すれば残高確認やロック機能なども利用できるため、管理のしやすさも魅力です。
一方で、日本円でのチャージができないなどデメリットもいくつかあります。
T-moneyやWOWPASSと比べるとNAMANEは「デザインを楽しめるカード」として人気が高く、推し活旅行や自分だけのカードを作りたい人にぴったり。
韓国旅行をさらに楽しむアイテムとして、気になる方はぜひ本記事を参考に準備してみてくださいね。



