韓国旅行で人気の北村韓屋村や仁寺洞、景福宮へアクセスしやすいエリアとして知られる安国（アングク）。宿泊先として選ばれることが多い明洞（ミョンドン）からの移動方法が気になる方もこと多いでしょう。
「明洞から安国へは地下鉄で行ける？」「バスのほうが便利？」と迷う方も多いですが、実はこの区間はとてもシンプル。そのため、初めての韓国旅行でもスムーズに移動できます。
本記事では明洞駅から安国駅への地下鉄の乗り換え方法や所要時間、バスやタクシーの基本情報まで旅行初心者でも迷わず移動できるように丁寧に解説。
明洞に滞在しながら安国周辺の観光を楽しみたい方や、できるだけ迷わず効率よく移動したい方に役立つ内容をわかりやすくまとめています。ぜひ旅のプランニングに活用してみてくださいね！
【明洞エリア⇔安国駅】地下鉄での行き方
明洞から安国（アングク）へは地下鉄の利用がおすすめ。もっともわかりやすく、初めての韓国旅行でも安心して移動できる方法です。乗り換えはありますがそこまで複雑ではないため、迷いにくいのがポイント。駅構内の案内も日本語表記が充実しているため、安心感があるでしょう。
ここでは明洞エリアから安国駅へ向かうための具体的なルートや所要時間、料金の目安、乗り換え時の注意点まで、初心者にもわかりやすいように順番に解説していきます。
スムーズに安国周辺の観光スポットへアクセスしたい方は、まずはこの地下鉄ルートをチェックしてみてください。
明洞駅から安国駅への地下鉄経路
【画像つき】明洞駅→安国駅までの地下鉄移動をやさしく解説
4号線の明洞駅には1〜10の地下出口があります。その中でも3番と7番出口にはエスカレータあり。荷物が多い場合は、こちらの出口を利用しましょう。
では、今回は7番出口からスタートします！
地下に入ったら、地下鉄マークの看板に沿って進みましょう。
明洞の地下街には洋服屋さんや靴下屋さん、K-POPアイドルグッズ店など様々なお店があります。
こちらが4号線明洞駅の改札です。
改札内に入ると左右に階段がありますが、行き先にかかわらないのでどちらから降りてもOK。
トイレは改札を入って右側、階段の奥にあります。
階段を2回降ると、地下鉄のホームがあります。
階段を降りて右側のジンジョプ（진접）方面に乗車。
矢印の方向が乗り換え駅である忠武路（チュンムロ/충무로）になっているかも確認しましょう。
忠武路（チュンムロ）駅についたら、3号線に乗り換えます。
オレンジ色③を目印に進みましょう。
行先によってホームが異なります。
次の駅はウルチロサムガ。
乙支路3街（ウルチロサムガ/을지로3가）駅の方向に矢印が向いていることを確認して乗車しましょう。
安国（アングク）に到着です。
北村韓屋村に行きたい方は2番出口から地上に出ると良いでしょう。
お疲れ様でした。
【明洞エリア⇔安国エリア】のバスでの行き方
明洞エリアから安国エリアへは、地下鉄だけでなくバスでも簡単にアクセス可能。乗り換えなしで、車窓からソウルの街並みを楽しみながら移動できるのが魅力です。
ただし、路線が多く乗り場を迷いやすい点には注意が必要。
ここでは、明洞エリア発の主要バス路線や乗り場、所要時間の目安をわかりやすく紹介します。地下鉄以外の移動手段を検討している方はぜひ参考にしてください。
明洞から安国行きのバス停留所はどこ？
明洞エリアから安国（アングク）に行くバスが通るバス停は、ロッテ百貨店のヤングプラザの向かい側あたりにあります。
韓国の車道は日本と反対で右車線。北向きに向かって進むバスに乗りましょう。
ここから安国（アングク）までいけるバスの番号は、以下の通りです。
| ・162 ・151 ・401 ・406 ・704 |
どちらも青色の幹線バスです。
「162」と「151」のバスは、安国駅6番出口（アングクヨクユッボンチュルグ/안국역 6번 출구）で下車すると安国（アングク）駅の近くです。
それ以外のバスは、徳成女子中高（トクソンヨチュンゴ/덕성여중고）で下車すると安国（アングク）駅に近いでしょう。
明洞エリアから安国エリアへのバス料金
所要時間はおおよそ10〜15分、料金は1,500ウォン前後とリーズナブル。
交通カード（T-moneyカード）を使えば、乗り換え割引も適用されます。
韓国のバスは色ごとに分かれており、下記のバスが走っています。
| ・幹線バス（青色） ・支線バス（緑色） ・マウルバス（緑色・小型） ・広域バス（赤色） |
ソウル市内での移動で利用するバスは、おもに幹線バスと支線バスになるでしょう。
| 大人 | |
|---|---|
| 幹線バス | 1,500ウォン |
| 支線バス | 1,500ウォン |
| マウルバス | 1,200ウォン |
| 広域バス | 3,000ウォン |
【※2025年11月現在の料金です。】
近年、多くのバスで現金が使用できなくなっています。
T-moneyなどの交通カードを持っていない場合、乗車拒否される場合があるのであらかじめ交通カードを購入しましょう。
交通カード（T-moneyなど）はコンビニで購入可能。詳しくはこちらの記事をご覧ください👇️
韓国バスの乗り方・降り方
1️⃣バス停で待機
韓国のバス停は歩道側にあるタイプと、車道の中央にあるタイプがあります。
バス番号によって停車場所が異なるので、NAVERマップなどのアプリで確認して待機しましょう。
2️⃣バスに乗車
多くのバスが乗り入れるバス停の場合、一番前で待っていても通り過ぎてしまう場合があります。後に乗りたいバスが待機している場合は、バスの方まで向かって乗車しましょう。
バスが目の前に近づいた場合は、乗る意思を示すように運転手さんを見ると通り過ぎてしまうことが減りますよ。バスに乗車したら、交通系カードを端末にタッチしましょう。
3️⃣降りたいバス停が近づいたら
次のバス停になるとアナウンスが流れます。前のモニターにもバス停の表示がされているので確認しましょう。
次のバス停が近づいたら、下車ボタンを押します。
4️⃣バスを下車
💡韓国のバスは、後ろ扉から下車。
バスから降りる際にも、交通カードをタッチします。
韓国ではバス停に近づく前からカードをタッチして、扉の前でスタンバイ。
揺れが大きいバスが多いので注意して降りる準備をし、速やかに下車しましょう。
韓国初心者には難しい移動手段と言われている韓国のバス。しかし乗り方や降り方をあらかじめわかっていれば、とても便利に効率よく移動できます。
地下鉄だけでなく、バスにも挑戦してみても良いでしょう。
【明洞エリア⇔安国エリア】のタクシーでの行き方
明洞から安国エリアへは、タクシーを利用すると目的地の近くまで直接向かえて便利。
例えば北村韓屋村に行きたい場合、最寄りの安国（アングク）駅から10分ほど歩いていかなければなりません。一方、タクシーを利用すれば地下鉄の乗り換えやバス移動での不安もなく、楽に目的地に到着できるでしょう。
ここではタクシーの目安料金や所要時間など、初めての旅行でも安心して利用できるポイントをまとめて紹介します。
明洞駅から安国駅までのタクシー料金の目安と移動時間
明洞エリアから安国（アングク）駅までは、タクシーを利用するとおよそ15分前後で到着します。
料金の目安は約8,000ウォンほどなので、グループ利用であれば金額の負担は少ないでしょう。
短距離の移動ですが安国エリア周辺は観光スポットが集まっているため、時間を節約したいときにも便利です。ただし朝や夕方の通勤退勤ラッシュの時間帯でのタクシー利用には注意。
韓国は車社会のため、混雑が予想されます。地下鉄移動よりも大幅に時間がかかってしまうこともあるため、ラッシュ帯でのタクシー利用に注意が必要であることは覚えておきましょう。
なお、深夜（0時〜4時）は割増料金が加算されます。日中よりも料金が上がってしまうため、アプリなどを利用して料金を確認しておくと安心です。
タクシーを利用する際には、カカオタクシーが便利。韓国へ出発前に登録していれば、到着後すぐにアプリを使用することができますよ👇️
一般タクシーと模範タクシーについて
韓国のタクシーには、一般タクシーと模範タクシーの大きく分けて2種類があります。
🔹一般タクシーは車体がオレンジや白色、シルバーのものが主流。サービスは運転手によって異なります。
🔹模範タクシーは黒い車体で高級感のあるタクシーです。一般タクシーよりもサービスがよく日本語対応可能な運転手も多くいますが、料金が少し高くなってしまいます。
日本語対応でないタクシーに乗車しても目的地に辿り着けるように、到着場所である韓国語表記の住所や駅名を準備しておきましょう。
明洞エリア⇔安国エリアのアクセス比較まとめ
明洞から安国エリアへは地下鉄・バス・タクシーの3つの移動手段があり、初心者でも利用しやすいのが特徴です。それぞれ所要時間や快適さ、料金に違いがあるため、旅のスタイルや時間帯によって使い分けると効率よく移動できます。
ここでは3つの移動手段の特徴をわかりやすく比較し、自分に合ったアクセス方法を選べるように整理して紹介します。
| 手段 | 所要時間 | 料金目安 | 荷物対応 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| 地下鉄 | 約7分 | 1,550ウォン | △ | ☆★★★★ |
| バス | 約8分 | 1,500ウォン | △ | ☆☆★★★ |
| タクシー | 約10分〜 | 約8,000ウォン〜 | ◎ | ☆☆☆★★ |
| 徒歩 | 約30分 | 0ウォン | × | ☆☆☆★★ |
明洞エリアから安国エリアまでは、地下鉄が断然おすすめです。気候同行カードなら乗り放題で利用でき、所要時間も短いのが特徴。乗り換えがありますが、そこまで複雑ではないため韓国初心者でも問題なく移動できるでしょう。
韓国のバスに抵抗がなければ、バス移動も良いでしょう。現在地が明洞駅ではなく、ロッテ百貨店からの移動であれば尚更バス移動が便利です。3駅ほどですぐ下車しますが、明洞から安国にかけての街並みを見ながら移動できるのも醍醐味。
地下鉄やバス、タクシーでの移動手段を比較しましたが、近い距離のため「徒歩」での移動も難しくはありません。道中には仁寺洞(インサドンや益善洞（イクソンドン）のエリアがあり、オシャレなカフェも多くあります。ショップに立ち寄ったり休憩しながらゆっくりと散策したい方には、徒歩の移動がおすすめです。
まとめ
本記事では、明洞エリアから安国エリアまでの移動手段をわかりやすく解説しました。
明洞エリアから安国エリアへの移動は地下鉄・バス・タクシーと選択肢が多く、旅行初心者でも迷わずアクセスできるのが大きな魅力です。
安国（アングク）は北村韓屋村や仁寺洞（インサドン）、景福宮（キョウボックン）など人気スポットが集まる観光エリア。
記事で紹介したルートや注意点を知っておけば、初めての韓国旅行でも安心して移動できるでしょう。ぜひ本記事を参考に、明洞から安国（アングク）への移動をストレスなく楽しんでくださいね。
