韓国・ソウルの注目エリア「聖水(ソンス)」。
人気アパレルブランドのショップやおしゃれなカフェが立ち並ぶほか、最近ではポップアップストアの聖地としても有名なエリアです。
今回は、そんな聖水にある「聖水連邦(ソンスヨンバン)」という施設をご紹介します。
ショッピング、グルメ、カフェが楽しめる複合モール。チェックすべきお店と店舗情報をまとめてお伝えしていきます。韓国旅行を予定している方、中でも聖水を訪れる予定の方は是非参考にしてみてくださいね。
ホットエリア聖水にある注目複合施設「聖水連邦」!
ソウルの東側に広がる「聖水(ソンス)」エリアは、かつて工場地帯だった街並みをリノベーションによって生まれ変わらせた、今もっとも注目を集めているカルチャースポットのひとつです。韓国国内ではもちろん、最近では日本をはじめとする海外の旅行者からの人気も高まり、韓国旅行の新定番として定着しつつあります。感度の高いMZ世代(ミレニアル+Z世代)を中心に、おしゃれなカフェやショップを目当てに訪れる人々で週末だけでなく平日もにぎわいを見せています。
そんなトレンドの中心地・聖水の真ん中に位置するのが、「聖水連邦(ソンスヨンバン)」。“生活文化ソサエティプラットフォーム”という独自のコンセプトを掲げる複合モールです。雑貨、カフェ、レストランなど、韓国らしい感性が光るショップが目白押し。聖水を訪れたら是非チェックしておきたいスポットの一つです。
また、聖水連邦の魅力は、空間のつくりにも表れています。かつての工場をリノベーションして生まれ変わった建物は、無機質な素材感と現代的なデザインが融合したスタイリッシュな雰囲気。A棟とB棟の2つの建物が、中央の中庭を囲むように配置されており、屋外のスペースも散策しながら楽しめる開放的な設計になっています。光が差し込む屋内スペースや吹き抜けのカフェなど、聖水らしい洗練された空間づくりが随所に感じられます。
「聖水連邦」でチェックすべきショップ&カフェ
聖水連邦には8つのお店が入っています。それぞれどんなお店なのか詳しくみていきましょう。
OLIVE YOUNG
OLIVE YOUNG(オリーブヤング)は、韓国全国に店舗を展開するヘルス&ビューティーのセレクトショップです。 スキンケアやメイクアップ、サプリメント、ヘアケア、さらには生活雑貨や健康食品まで、幅広いジャンルの商品が揃っており、最新の韓国美容トレンドをリアルに体験できる場所として国内外の幅広い層から支持を集めています。 |
日本人の間でも韓国旅行の定番スポットとなっており、「韓国旅行に来たらまずはオリーブヤングに寄る」という声も少なくありません。
そんなOLIVE YOUNGの中でも、聖水連邦店は一味違う特別な空間として注目を集めています。通常の店舗ではブランドカラーであるグリーンを基調にしたポップな内装が主流ですが、ここ聖水連邦店ではウッド調のインテリアを取り入れた落ち着いた雰囲気が広がり、まるで高級セレクトショップのような上質な空間でショッピングが楽しめます。
聖水というトレンド感のある街の空気と調和した店舗デザインは、訪れる人の感性を刺激し、いつものOLIVE YOUNGとは一味違うショッピング体験を演出してくれます。普段見慣れたブランドのアイテムも、この空間で手に取るとなんだか特別なものに見えてくるはずです。
nujeahmik
「nujeahmik(ヌジアミク)」は、幾何学的なユニットを組み合わせるという独自のアプローチで、色彩とフォルムが自由に交差しながら生まれるアート性の高いデザインが魅力のジュエリーブランドです。 そのコンセプトは、まるで現代アートの一部を身につけるかのような感覚。一点一点がハンドメイドで仕上げられており、同じものは二つと存在しない、唯一無二の存在感を放ちます。 |
普段使いのコーディネートにさりげなく加えるだけで、全体の印象をグッと引き締めるアクセントになるアイテムが目白押し。個性のあるファッションが好きな方はもちろん、シンプルなファッションを好む人にとっても個性を引き立てる“+1”アイテムとして重宝されること間違いなしです。
Florentine’s
「Florentine’s(フロレンタインズ)」は、イタリア・フィレンツェの本場の味を忠実に再現した手作りサンドイッチが楽しめる専門店です🥪 チーズやハム、ベーカリーまですべて店内で手作りされており、注文を受けてからひとつひとつ丁寧に仕上げられるスタイルが魅力です。 |
看板メニューのサンドイッチに加えスープや、ティラミス、フロレンティンクッキーといったサイドメニューも充実。味わいだけでなく、店内の雰囲気も本場の空気感を意識しており、聖水にいながらまるでイタリアを旅しているような気分に浸れます。
こちらのお店は2025年3月にオープンしたばかり。聖水でランチや軽食が食べられるお店を探している方におすすめです。
iOTTOi
「:iOTTOi(オットキンパ)」は、10年前にソウル・梨泰院(イテウォン)のウサダンキルにあるわずか3坪の小さなお店から始まったキンパ専門店です。 |
こちらのお店はわさび入りキンパで話題を呼び、韓国の人気番組『生活の達人』で紹介されたことをきっかけに、一気に注目を集めました。その後、アメリカの『ニューヨーク・タイムズ』にも大きく取り上げられるなど、国際的にも知名度を高めています。
さらに、人気ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に登場する「ウ・ヨンウキンパ」や、バラエティ番組『全知的おせっかい視点』で紹介されたイ・ヨンジャの“推しキンパ”としても話題に。ユ・ジェソクやナム・ギュリといった韓国の有名人たちも足を運ぶ、今もっともホットなキンパ店のひとつです。
MAPLE TOP
「MAPLE TOP(メイプルトップ)」は、アメリカンブランチの雰囲気をそのまま楽しめるパンケーキ専門店です🥞 |
看板メニューは、ふわふわで軽やかな食感のパンケーキに、たっぷりのメープルシロップがかかった一皿。甘すぎず、でも満足感のある絶妙なバランスで、朝食にはもちろん、ゆったり過ごす午後のカフェタイムにもぴったりです。。
MAPLE TOPはスイーツだけにとどまらず、食事系メニューのラインアップも充実。ジューシーなフライドチキンを添えたアメリカンワッフルや、ボリューム満点のタコスなど、“THEアメリカン”なメニューを韓国にいながら味わえるのが魅力。スイーツ好きだけでなく、しっかり食事を楽しみたい人にもおすすめのスポットです。タコスなど食事向けメニューも充実。THEアメリカンな食事を味わうことができます。
こちらのお店は、2024年の「ネイバー注文アワード」を受賞。ネイバーのモバイル注文サービスを通じて来店した多くのユーザーから「最も愛された飲食店」として選ばれています。
FARM FRESH FACTORY
「FARM FRESH FACTORY(ファームフレッシュファクトリー)」は、精肉加工専門の工場とショップが一体となったお店です🍗 |
ここでは、自家製の加工肉製品をその場で購入できるだけでなく、イートインスペースで食事も楽しむことができます。
ガラス越しに工場内の製造過程を実際に見学できるのがユニークなポイント。どのようにして製品が作られているのかを目で確かめられるので、安全性や品質への信頼感がより一層高まります。さらに今後は、職人と一緒に精肉加工体験ができるプログラムも予定されており、食の楽しみがより深まる場として注目されています。
天上家屋
「天上家屋(チョンサンカオッ)」は聖水連邦の最上階にあるベーカリーカフェです🥖 暖かく爽やかな空気感の中で、美味しいパンやドリンクを楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。 |
どのドリンクを注文してもアメリカーノが2,000ウォンでおかわり可能というサービスもあり、ついつい長居してしまいたくなる居心地の良さ。シグニチャーメニューである「ペッパーハニー」は、ほんのりとした甘さとピリッと効いた胡椒の風味がクセになる、クリーム系コーヒーの一杯です。牛乳、オーツミルク、豆乳、ラクトースフリーなど、好みに合わせて選べるミルクの種類も豊富で、自分だけの一杯を見つけられるのも魅力。
静かな癒しを求めて、ぜひ一度訪れてみてほしいカフェです☕
PHOTO LAB+
「PHOTO LAB+(フォトラボプラス)」は、今韓国の若者を中心に人気のプリクラスポットです。 従来のプリクラのような過剰な加工ではなく、ナチュラルで洗練された雰囲気に仕上がるのが特徴で、まるでフォトスタジオで撮影したようなクオリティの高さが魅力です。 |
背景や照明、カメラアングルにまでこだわったブースでは、透明感のある肌表現やスタイリッシュなフィルターを自由に選ぶことができ、自分らしい1枚を演出。プリクラというより“おしゃれなポートレート”に近い感覚で楽しめるため、SNSのプロフィール写真もおしゃれに撮れちゃいます。
韓国旅行の思い出に是非記念の一枚を撮影してみましょう📷️✨️
「聖水連邦」の店舗情報
住所 | ソウル特別市 城東区 聖水2路14キル 14 , 1~3F (서울특별시 성동구 성수이로14길 14 , 1~3F) |
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営業時間 | 店舗による |
定休日 | 店舗による |
アクセス | 地下鉄2号線聖水(ソンス)駅 3番出口 徒歩5分 |
まとめ
今回は、聖水にある複合モール「聖水連邦」について詳しくご紹介しました。
今大注目のエリア・聖水に位置する大型施設。中には、カフェ、ジュエリーショップ、グルメ店など8つのお店が入っています。また、1階ではポップアップ空間もあり、シーズンごとに限定ショップが入っています。
駅から5分でアクセスでき、聖水のメイン通りからもすぐなので、聖水を訪れた際は是非「聖水連邦」もチェックしてみてくださいね。