南大門市場のおすすめグルメ完全ガイド!朝ごはんにぴったりの名店&食べ歩きスポットまとめ

南大門市場のおすすめグルメ完全ガイド!朝ごはんにぴったりの名店&食べ歩きスポットまとめ

韓国ソウルの中心地に位置する「南大門市場」は、600年以上の歴史を持つ韓国最古の市場。

24時間営業している店も多く、昼夜を問わずに活気ある雰囲気を楽しめるスポットだ!

南大門市場といえば、衣料品や雑貨、日用品など、あらゆるものが揃う巨大なショッピングエリアというイメージが強いかもしれませんが、実はグルメスポットとしての魅力も満載。市場内には、地元の食文化を感じられる屋台や小さな食堂が所狭しと並んでいます。

南大門市場のお店は朝早くから営業しているので、朝ご飯を食べるのにもぴったりです。小腹が空いたら、屋台で食べ歩きできるグルメを買って楽しむのも旅の醍醐味!

この記事では、南大門市場のグルメスポットのなかでも特におすすめのグルメ店を紹介します。

厳選したお店の魅力と人気メニューをまとめました。韓国旅行でローカルなグルメを食べたいという方や、南大門市場を訪れる予定の方は是非参考にしてください。

南大門市場で朝ごはんにぴったりなグルメ

南大門市場では朝早くから営業しているお店も少なくありません。

市場の活気を感じながら、地元の人々と肩を並べて朝ごはんを食べられます。

韓国旅行ならではの特別な体験となること間違いなし!

朝ごはんにぴったりのグルメ店を紹介します。

巨済食堂

「巨済食堂」は、南大門市場のカルグクス横丁で常に行列ができる人気店です。

日本のテレビでも紹介されたことがある有名な食堂だ

昔ながらの食堂ならではのボリュームあるメニューが魅力のお店として知られています。

📝こちらのお店のスープはカタクチイワシや昆布、ネギ、大根などを数時間かけて煮込んでおり、あっさりとしながらも旨味が凝縮された奥深い味わいが魅力。

自家製のもちもちとした麺が合わさると絶品です✨️

特筆すべきは太っ腹なサービスで、どのメニューを注文しても、冷麺やカルグクスのミニサイズがセットでついてくるのがこちらの食堂の特徴。

カルグクスは韓国の伝統的な手打ち麺料理。小麦粉で作った生地を伸ばして包丁で切った太めの麺が美味しいぞ

💡冷麺や麦ご飯のビビンパ、おこわなどたった1品の注文でも満腹になれるのが嬉しいポイントです。

朝から営業しているため、近隣ホテルに宿泊している方は、朝食として利用するのもおすすめ。韓国ならではの家庭的な味で、1日をスタートさせましょう。

住所ソウル特別市 中区 南倉洞 60-3, 南大門市場 7~8号
(서울특별시 중구 남창동 60-3, 남대문시장 7~8호)
営業時間月~土曜6:00~20:30、日曜6:00~20:00
定休日日不定休、1月1日、旧正月・秋夕(チュソク)の連休
アクセス地下鉄4号線会賢(フェヒョン)駅 5番出口 徒歩1分

兄弟粉食

「兄弟粉食」は南大門市場のカルグクス横丁にあるお店です。
早朝4時から営業しているので早めの朝ごはんを食べたい人にもおすすめです。
📝看板メニューの「カルグクス」は、煮干しダシが香る手打ち麺料理。
さらに、野菜をたっぷり混ぜていただくビビンバ風の麦ご飯も人気があります。

どちらもシンプルながら素材の味を最大限に引き出した逸品で、どこか懐かしさを感じさせる優しい味わい。

全メニューにミニサイズの冷麺や手打ちうどんが付いてお得だ

カルグクス横丁にあるお店はカウンターのみの店舗が多いのに対し、「兄弟粉食」はテーブル席もあり、席数が他よりも多いのが特徴。グループでの食事もしやすい屋台タイプの食堂です。

住所ソウル特別市 中区 南倉洞 60-3, 南大門市場 内
(서울특별시 중구 남창동 60-3, 남대문시장 내)
営業時間4:00~21:00
定休日なし
アクセス地下鉄4号線会賢(フェヒョン)駅 5番出口 徒歩1分

タッチンミ

1962年創業の「タッチンミ」は、南大門市場の細い路地に佇む隠れた名店のタッコムタン専門店です。

タッコムタンとは、鶏肉と骨をじっくり何時間も煮込んで作るスープ料理のことだ

具材はシンプルに鶏肉とネギのみですが、この組み合わせが鶏の旨味を最大限に引き出し、濃厚でありながらすっきりとした味わいが特徴です。

📝タッチンミの「タッコムタン」は、臭みのない引き締まった鶏肉が特徴で、その肉質は地鶏にも例えられるほど。スープは透明感のあるあっさりとした味わいながらも、口に含むと鶏の深い風味が広がります。
好みに応じて塩や胡椒で味を整えていただけます。

タッコムタンはスープの中にご飯を入れてクッパ風にするのもおすすめ
🍚
また、柔らかく煮込まれた鶏肉は、刻んだネギが入った醤油ダレで食べると、また違った味わいが楽しめます。

タッコムタン自体が朝ごはんにもぴったりな料理ですので、南大門市場で朝食を食べたい方にもおすすめのお店です。

住所ソウル特別市 中区 南倉洞 34-139
(서울특별시 중구 남창동 34-139)
営業時間8:00~20:30 ※完売次第閉店
定休日日曜、旧正月・秋夕(チュソク)の連休
アクセス地下鉄4号線会賢(フェヒョン)駅 5番出口 徒歩5分

南大門市場の食べ歩きにおすすめなグルメ

南大門市場を散策していて「ちょっと小腹が空いたなぁ」と感じたら食べ歩きグルメをチェックしましょう!

南大門市場の食べ歩きグルメといえば、ホットクやマンドゥがハズせないぞ

ほかにも屋台でさまざまな食べ歩きグルメを調達できますよ。

絶対にチェックしておきたい南大門市場の食べ歩きグルメを紹介します。

南大門野菜ホットク

韓国を代表する屋台グルメ「ホットク」を専門とする南大門市場の人気屋台「南大門野菜ホットク」。

ホットクとは、シナモン風味の黒砂糖を生地で包んで揚げ焼きにしたもの。日本の「おやき」に似ているぞ

外はカリッと香ばしく、中はとろりと甘い黒砂糖が溶け出す絶妙な食感が魅力の韓国で親しまれているスイーツです。

南大門野菜ホットクは、南大門市場の入口近くに位置し常に行列ができていることで有名です。

📝看板メニューの「野菜ホットク」は、薄く伸ばした生地に玉ねぎやニンジンなどの新鮮な野菜がたっぷり包まれています。そこに韓国春雨と秘伝のタレを加え、スイーツとしてのホットクのイメージを良い意味で覆してくれる一品です。

ボリューム満点ながらもあっさり、食べ応えがありながらも重くないから気軽に食べられるぞ

📝甘党の方やおやつタイムには「黒蜜ホットク」がおすすめ。
シナモンの香りが漂う黒砂糖のフィリングに、ナッツがアクセントとして加えられています。

どちらのホットクも、南大門市場を散策しながらの食べ歩きにもぴったりの形と大きさです。

💡売り切れ次第閉店となるので、絶対に食べたいという人は午前中を狙いましょう!

住所ソウル特別市 中区 南大門路4街, 南大門市場 2GATE入口
(서울특별시 중구 남대문로4가, 남대문시장 2GATE입구)
営業時間8:40~18:30 ※完売次第閉店
定休日日曜日、旧正月・秋夕(チュソク)の連休
アクセス地下鉄4号線会賢(フェヒョン)駅 5番出口 徒歩4分

カメコル イェンナルソンワンマンドゥ&ソンカルグクス

南大門市場で本格的な韓国の伝統料理を味わうなら、1959年創業の老舗「カメコルイェンナルソンワンマンドゥ&ソンカルグクス」がおすすめです。

マンドゥとカルグクスの専門店として地元客や観光客から絶大な人気を誇る店だ

📝「マンドゥ」とは韓国流の餃子で、ふっくらとした食感とジューシーな具材の旨味が魅力。
豚ひき肉に豆腐やさまざまな野菜を混ぜ込んで作られる蒸し餃子が主流ですが、エビ入りやキムチ入りのものなどバリエーションが豊富です。

一方、「カルグクス」は小麦粉生地を棒で薄くのばして包丁で細く切った麺を、鶏肉や煮干し、アサリなどでとっただし汁で煮込んだ麺料理で、日本のうどんに似ています。

カメコル イェンナルソンワンマンドゥ&ソンカルグクスの名物マンドゥは、辛口の「メウンマッ」と、マイルドな「スナンマッ」の2種類を展開しています。

それぞれ、もちもちとした皮の中に、特製タレで味付けされた具材がぎっしり詰まっています。

一口頬張ると、ジューシーな餡の旨味が口いっぱいに広がるぞ

店内でゆっくり食事として楽しむことはもちろん、テイクアウト専用の窓口を利用すれば南大門市場を巡る観光の合間に手軽にマンドゥを味わうこともできます。形が肉まんに似ていて片手で気軽に食べられるので、市場内を散策しながらの食べ歩きにはぴったりのグルメです。

住所ソウル特別市 中区 南倉洞 60-2(서울특별시 중구 남창동 60-2)
営業時間8:00~20:00
定休日日曜、1月1日
アクセス地下鉄4号線会賢(フェヒョン)駅 5番出口 徒歩1分

おやつの屋台にも注目

軽食やおやつを販売する屋台は、南大門市場のメインストリートを中心にさまざまな場所に出現します。

日曜には平日には見かけない屋台が出ることもあるぞ

おやつの屋台では次のようなグルメを堪能できますよ。

ホットク
マンドゥ
クァベギ(ねじりドーナツ)
ハッバー(練り物を揚げたもの)
タッコチ(韓国の焼き鳥)
チヂミ
トッポギ
チャプチェ
トルネードポテト
カットフルーツ

💡立ち食いやテイクアウトを前提に作られているため、食べ歩きにおすすめです。

リーズナブルで気軽に利用でき、韓国ならではのB級おやつを地元の人たちにまじって楽しむことができるのが魅力的ですね。

南大門市場の定番おすすめグルメ店

南大門市場の定番おすすめグルメ店を紹介します!

韓国の家庭料理や、地元民に愛されるグルメを堪能したいならぜひチェックしてください。

プウォン麺屋

「プウォン麺屋」は南大門市場で長年地元の人々に愛されてきた冷麺の名店です。

冷麺の本場である平壌(ピョンヤン)式を掲げており、その本格的な味わいを求めて多くの人がこちらのお店を訪れます。

📝プウォン麺屋の「冷麺」は、牛すじ肉などをじっくり煮込んだ酸味の効いた冷たいスープと、太めで柔らかい自家製麺の組み合わせが魅力。

平壌式のほか、コシのある細い麺を使った咸興(ハムン)式の冷麺、ピリ辛のタレを絡めたビビン冷麺などもあります。

好みに合わせた冷麺を食べられるぞ!

また、茹で鶏肉を辛味の効いた特製薬味で和えた「豚肉の辛味あえ」や緑豆チヂミも美味しいと評判。冷麺との相性も良いので、是非あわせてオーダーしてみてください。

住所ソウル特別市 中区 南倉洞 47-10, 2F(서울특별시 중구 남창동 47-10, 2F)
営業時間11:00~20:00
定休日第1・3・5日曜
アクセス地下鉄4号線会賢(フェヒョン)駅 5番出口 徒歩3分

中央食堂

南大門市場の「太刀魚横丁」で長年にわたり愛されている老舗店の一つが「中央食堂」です。

カルチジョリム(太刀魚の煮付け)を専門とするこのお店は、地元の人々から観光客まで幅広い層に人気があります。

カルチジョリムは、太刀魚を大根と一緒に甘辛いタレで煮込んだ韓国の家庭料理だ

📝イワシや野菜で出汁をとり、その旨味をベースにした煮汁でじっくりと煮込まれています。

中央食堂では、毎日直送される新鮮な太刀魚を使用しており、煮込むことでホロホロと崩れるほど柔らかく、淡白ながらも奥深い旨味が感じられるのが魅力です。

トロトロに煮込まれた大根は煮汁の旨味がしっかりと染み込み、白ご飯との相性が抜群です。

醤油ベースの煮汁にはネギや大根が溶け込んでいて、ピリッと辛さがありながらも、甘みや旨味もしっかり味わえるんだ

一人前からオーダーが可能なので、一人旅でも気軽に訪れられますよ。韓国の家庭料理を本場の味で楽しみたい方にぜひおすすめしたい一店です。

住所ソウル特別市 中区 南倉洞 34-116, 太刀魚横丁
(서울특별시 중구 남창동 34-116, 갈치조림골목)
営業時間8:30~21:00
定休日日曜、1月1日、旧正月・秋夕(チュソク)の連休
アクセス地下鉄4号線会賢(フェヒョン)駅 5番出口 徒歩3分

スニネピンデトッ南大門市場本店

南大門市場の「太刀魚横丁」で長年にわたり愛されている老舗店の一つが「中央食堂」です。

「スニネピンデトッ 南大門市場本店」は、韓国の老舗市場・広蔵市場(クァンジャンシジャン)」で大人気の緑豆チヂミ(ピンデトッ)専門店「スニネピンデトッ」の姉妹店です。

📝緑豆をふんだんに使った「ピンデトッ」は外側はカリッと香ばしく、中はふんわりと柔らかい食感が特徴。

玉ねぎや青唐辛子が入った特製のタレにつけて食べてみてくれ!

📝肉と野菜をたっぷり使用し、胡椒の効いた香りが食欲をそそる「ヤチェコギワンジャ」も人気メニューの一つ。

こちらは特に、韓国の伝統酒「マッコリ」との相性が良く、地元のお客さんの間でも定番の組み合わせとなっています。

住所ソウル特別市 中区 南大門路4街 3-3(서울특별시 중구 남대문로4가 3-3)
営業時間10:30~21:00
定休日日曜日、旧正月・秋夕(チュソク)の連休
アクセス地下鉄4号線会賢(フェヒョン)駅 5番出口 徒歩4分

南大門市場おすすめグルメの営業時間

本記事で紹介した南大門市場のグルメスポットの営業時間を以下の表にまとめました。

店名営業時間
巨済食堂月~土曜 6:00~20:30、日曜 6:00~20:00
兄弟粉食4:00~21:00
タッチンミ8:00~20:30 ※完売次第閉店
南大門野菜ホットク8:40~18:30 ※完売次第閉店
カメコル イェンナルソンワンマンドゥ&ソンカルグクス8:00~20:00
プウォン麺屋11:00~20:00
スニネピンデトッ 南大門市場本店10:30~21:00
⚠️ 営業時間は変更になる可能性があります。また、完売すると早めに閉まるお店もあるため注意しましょう。

南大門市場の3大グルメ横丁

南大門市場のグルメスポットには「3大グルメ横丁」といわれる通りが有名です。

うまいもん横丁
カルグクス横丁
太刀魚横丁

横丁に並ぶ食堂や屋台では絶品韓国グルメに出会えますよ。

あえて行く店を決めず、横丁を歩いてみて気になったお店に入るのも楽しみ方のひとつだ

それぞれの横丁の特徴を紹介します。

1:うまいもん横丁

「うまいもん横丁」は、ビビンバやチヂミなどの定番料理を提供する食堂が軒を連ねるグルメストリートです。

トッポッキやオデンといった韓国の軽食が楽しめる屋台も点在しており、食べ歩きにもおすすめできます。

韓国の定番グルメを堪能したいという人や、どこに行こうか迷った人は、うまいもん横丁へ行けば間違いなし!

🗺️うまいもん横丁は「南大門路地下ショッピングセンター」5番出口を出てすぐ、南大門市場のGate2とGate3の間に位置しています。

2:カルグクス横丁

「カルグクス横丁」は、シンプルで温かい手打ち麺を地元の人々と肩を寄せ合いながら味わえるローカル感あふれるグルメスポットです。

多くのお店が朝7時から夜7時頃まで営業しているぞ!朝ごはんやランチにもぴったりのスポットだ

🗺️地下鉄4号線会賢駅5番出口を出てメインストリートに向かって進むと、左側に一見見落としてしまいそうなビニール製の入口があります。ここを抜けると、幅1メートルほどの細い通路が現れ、その両側には10軒ほどの「カルグクス」の屋台が並んでいます。

3:太刀魚横丁

太刀魚横丁の特徴は、通り全体に漂う甘辛い煮付けの香り。
路地には太刀魚の煮付け「カルチジョリム」の専門店が10軒ほど並んでいます。

グツグツと煮立つカルチジョリムの鍋が店先に並ぶ光景も必見だ

本格的なカルチジョリムを堪能したいならぜひ訪れてほしいスポットです。

🗺️太刀魚横丁へのアクセスするには南大門市場のメインストリートをゲート2方向に進んでください。「갈치골목(カルチコルモッ)」と書かれた看板が目に入ります。この細い路地が、南大門市場の名物「太刀魚横丁」です。

まとめ

韓国最大級の伝統市場「南大門市場」には、韓国のローカルグルメを堪能できる食堂や屋台が目白押しです。

地元の人々に愛される家庭的な料理や、手軽に食べられる屋台グルメまで、バラエティ豊かな韓国の味を楽しめます。また、市場ならではのリーズナブルな価格と、活気あふれる雰囲気も大きな魅力です。

朝ご飯や食べ歩きにもぴったりなメニューが豊富で、ローカルなグルメを地元の人とともに堪能できるので韓国旅行の思い出にもなるはずです。

韓国旅行で南大門市場を訪れたら、是非この記事を参考にお気に入りの韓国グルメを探してみてくださいね。

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