韓国旅行を目一杯楽しみたいという方は必見。夜まで韓国を満喫できるエリアや深夜まで営業しているおすすめのグルメ店をご紹介します。特に、ソウルには深夜でも活気に満ちたエリアや、24時間営業のグルメスポットがたくさんあります。それぞれのエリアの特徴やお店の雰囲気、人気メニューをまとめたので、韓国の深夜スポットを探している方は是非参考にしてみてくださいね。
夜遅くまで韓国を満喫するならどのエリアがおすすめ?
韓国は日本と比べると深夜まで営業しているお店や24時間営業のスポットが多い国ですが、パンデミックや人件費の高騰から最近では以前に比べて早めに閉店するお店が増えています。とはいえ、首都・ソウルには深夜まで楽しめるスポットやお店は今もたくさんあります。夜遅くまで韓国を満喫したいという方におすすめなエリアは、明洞、東大門、ホンデの3つです。これらのエリアは公共交通機関のアクセスもよく、観光客も多いので韓国旅行の滞在先にもぴったりです。それぞれのエリアの特徴についてご紹介します。
明洞
韓国観光の定番エリアである明洞は、日中はもちろん夜遅くまで賑わいが絶えません。コスメやファッション、雑貨などを扱うお店は遅い時間まで営業しており、夜でもショッピングを楽しむことができます。
さらに、明洞の夜の楽しみと言えば、ストリートフードの屋台が外せません。トッポッキ、ホットク、ホットバーなどの屋台グルメが並び、歩きながら食べ歩きできるのが明洞の醍醐味です。また、明洞には24時間営業の飲食店も点在しており、観光の合間にいつでも立ち寄ることができます。韓国料理の定番であるソルロンタンやサムギョプサルなどを時間帯関係なく食べることができます。
東大門
東大門はショッピングビルや卸売市場が集まるエリア。東大門デザインプラザ(DDP)周辺には深夜から早朝にかけて営業しているファッションビルがいくつもあります。業者向けのお店もありますが、個人で購入が可能なお店も多数あるため東大門はナイトショッピングの聖地として知られています。
また、東大門ではファッションだけでなく、夜景やライトアップされた街並みを楽しむこともできます。東大門デザインプラザの未来的な建築や、公園のライトアップは、深夜でもロマンチックな雰囲気を演出してくれます。ショッピングで少し疲れたら、周辺を散策して、夜風を感じながら都会の夜景を楽しむのもおすすめです。
ホンデ
ホンデはソウルの中でも特に若者に人気のエリア。夜遅くまでエネルギッシュな雰囲気を楽しめるスポットです。ライブハウスやクラブ、ストリートパフォーマンスで有名なこのエリアでは、夜になってもその熱気が冷めることはありません。夜のホンデを歩けば、個性豊かなアーティストによる路上ライブやパフォーマンスに出会うことができます。
さらに、ホンデのナイトライフといえば、クラブやバーの存在も外せません。夜通し音楽とともにダンスを楽しむクラブや、ローカルな雰囲気のバーが立ち並び、夜遅くでも賑わっています。
深夜ご飯におすすめ!24時間営業のグルメ店
ソウルトゥッペギ
ソウルトゥッペギは明洞と忠武路の間に位置する老舗の韓国料理店です。一番人気は「海鮮味噌チゲ」で、新鮮な魚介と野菜が入った味噌スープは体を芯から温めてくれます。海鮮味噌チゲには、野菜の入ったボウルが付いてくるので、自分好みでご飯やチゲを少しずつ加え、ビビンバのように混ぜて味わうスタイルが楽しめます。
そのほか、「プゴク」(干しタラのスープ)や「わかめスープ」なども人気。優しい味わいのこれらのスープ料理は、旅行の疲れを癒すのにもぴったりです。
住所:ソウル特別市 中区 忠武路3街 24-11(서울특별시 중구 충무로3가 24-11) アクセス:地下鉄4号線忠武路(チュンムロ)駅 5・6番出口 徒歩5分 |
キョチョンチキン 東大門店
韓国全土に展開する人気チキンチェーンであるキョチョンチキン。東大門にあるこちらの店舗は24時間営業なので、ナイトショッピングを楽しんだ後や、深夜に小腹が空いた時にも利用できます。
新鮮な韓国産の鶏肉や野菜を使用し、無添加の調味料で仕上げたヘルシーなスタイルが特徴のキョチョンチキン。カリッとした衣とジューシーな中身のバランスが絶妙で、一度食べたらやみつきになること間違いなしです。甘辛い「オリジナル」とピリ辛の「レッドオリジナル」が定番ですが、辛いものが苦手な方ははちみつ味の「ハニーコンボ」もおすすめです。
住所:ソウル特別市 鐘路区 昌信洞 464-6, 2F(서울특별시 종로구 창신동 464-6, 2F) アクセス:地下鉄1号線東大門(トンデムン)駅 6番出口 徒歩1分 |
サンドミプルコギ
ホンデに位置するプルコギ専門店。「プルコギタワー」とも呼ばれるお肉を山のように盛ったプルコギで知られるお店です。ボリュームたっぷりのお肉を、特製スープでじっくり煮込み、醤油ベースのさっぱりとしたタレで味わうスタイルが特徴。韓国のテレビ番組で紹介されたり、日本のブログなどでも取り上げられるなど、国内外からの注目を集めており、旅行者だけでなく地元のリピーターも多いお店となっています。
住所:ソウル特別市 麻浦区 西橋洞 403-16(서울특별시 마포구 서교동 403-16) アクセス:地下鉄6号線上水(サンス)駅 1番出口 徒歩6分 |
ユジョン食堂
ユジョン食堂は東大門にある人気食堂。豊富なメニューとコストパフォーマンスの良さが魅力のお店で、プルコギやスンドゥブチゲ、ヤンニョムケジャンといった韓国料理が約50種類揃い、どれも手頃な価格で楽しめます。
日本語メニューが用意されているため、韓国語に自信がない方でも安心して注文できるのが嬉しいポイント。ユジョン食堂は、東大門の卸売市場に囲まれた路地にあり、ナイトショッピングの合間の腹ごしらえや、夜更けの深夜ご飯、さらには早朝の朝食スポットとしてもぴったりです。一人でも気軽に入れる雰囲気なので、韓国一人旅の方や、東大門市場を訪れるバイヤーたちにも人気があるお店です。
住所:ソウル特別市 中区 新堂洞 217-111(서울특별시 중구 신당동 217-111) アクセス:地下鉄1号線東大門(トンデムン)駅 4番出口 徒歩4分 |
豚寿百 弘大直営店
豚寿百はテジクッパの人気チェーン店です。当日仕入れた新鮮な豚肉を使っており、臭みが全くなく、濃厚で深みのあるスープが特徴。あっさりとした豚骨スープにご飯を入れて食べるのが現地流です。スープは味付けされていない状態で提供されるので、自分の好みに合わせて卓上の塩やアミエビの塩辛、薬味を加えながら味を調整できるのが楽しみ方の一つ。味付けを変えながら、最後まで飽きることなく食べ進められます。
こちらのお店は24時間営業ですが、日曜21時から月曜11時まではお店がお休みとなります。
住所:ソウル特別市 麻浦区 東橋洞 168-3(서울특별시 마포구 동교동 168-3) アクセス:地下鉄2号線弘大入口(ホンデイック.)駅 8番出口 徒歩2分 |
カムナムチッ運転手食堂
カムナムチッ運転手食堂は、その名の通り”タクシー運転手たちが一息つく場所”として評判が広がったお店。さらに韓国のテレビ番組でも紹介されたことで一躍有名店になったお店です。
ボリュームたっぷりの定食メニューと良心的な価格が魅力で、定食には日替わりのおかずが数種類付いてきて、ご飯もおかわり自由となっています。特に人気の「豚肉プルコギ定食」は、甘辛いタレでしっかりと味付けされた豚肉がご飯とよく合い、一度食べたらリピートしたくなる味わいです。すべてのメニューが一人でも注文しやすいスタイルになっているため、韓国一人旅の方にもおすすめなお店です。
住所:ソウル特別市 麻浦区 延南洞 515-20(서울특별시 마포구 연남동 515-20) アクセス:地下鉄2号線弘大入口(ホンデイック)駅 3番出口 徒歩8分 |
イヨコムタン 龍山店
コムタンの人気チェーン店。龍山店にあるこちらの店舗は24時間営業となっており、深夜でも朝早くでも、いつでも温かいコムタンを楽しむことができます。
「イヨコムタン」では創業者の祖父が韓医院の医師だった時代から引き継いだ特別なレシピのコムタンを提供しています。透き通ったスープはあっさりとしつつも旨味がしっかり詰まっていて、深みのある味わいとなっています。
住所:ソウル特別市 龍山区 漢江路2街 109-2(서울특별시 용산구 한강로2가 109-2) アクセス:地下鉄4号線新龍山(シンヨンサン)駅 1番出口 徒歩3分 |
龍山元祖カムジャタン
ソウル駅の西口近くに位置するカムジャタンの専門店。もともとは龍山駅近くで20年以上営業していましたが、駅前の再開発を機に2012年に現在の場所へと移転してきました。
こちらのカムジャタンは豚の背肉をじっくり煮込んだスープが特徴で、濃厚でコクのある味わいが魅力。柔らかく煮込まれた豚肉と、じゃがいもや野菜がたっぷり入っています。
グループで訪れるなら、大鍋で提供されるボリューム満点の「カムジャタン」をシェアするのがおすすめですが、一人なら土鍋で提供される「トゥッペギカムジャタン」をオーダーするのがおすすめです。
住所:ソウル特別市 龍山区 西界洞 219-4(서울특별시 용산구 서계동 219-4) アクセス:空港鉄道ソウル駅 15番出口 徒歩3分 |
まとめ
今回は、深夜でも楽しめる韓国・ソウルのエリアと24時間営業のおすすめグルメ店をご紹介しました。24時間営業のお店は深夜ご飯にはもちろんのこと、朝ごはんに利用するのもおすすめです。
旅行という限られた時間の中だからこそ、夜遅くまで韓国を堪能したいという方も多いですよね。是非この記事を参考に深夜まで韓国を楽しんでみてください。