韓国航空会社を路線数からランキング形式で一挙紹介

韓国航空会社を路線数からランキング形式で一挙紹介

韓国には世界でもトップクラスのサービスを提供する航空会社から、リーズナブルな値段で旅を楽しめる格安空港まで、さまざまな航空会社が展開しています✈️

旅のプランに合わせて豊富な選択肢から飛行機を選べる一方で、初めて韓国旅行に行く人は、どの航空会社を選べばいいのかわからなくなってしまう人も少なくありません。

そんな韓国の航空会社選びに悩んでいる人に向けて、本記事では韓国航空会社をランキング形式で紹介します。

2025年航空会社ランキングで「大韓航空」が1位を獲得!

航空会社の格付けサイト「AirlineRatings.com」における2025年の航空会社ランキングで、韓国の航空会社である「大韓航空」が1位を獲得しました。

1位として評価された大きな理由として、「乗客の快適性」が挙げられており、エコノミークラスの座席間隔が他社よりも広いことが注目されていました。

また、大韓航空によるアシアナ航空の買収も評価され、サービス・経営面共に評価された形だといえるでしょう。

韓国航空会社を路線数からランキング形式で一挙紹介

ここでは、航空ファン・飛行機利用者のためのサイト「FlyTeam(フライチーム)」の情報を元に、韓国航空会社を路線数からランキング形式で一挙紹介します。

通常の航空会社から格安航空会社も網羅しているのはもちろん、機内持ち込み・受託手荷物に関する情報もまとめているので、韓国旅行でまだ使用する航空会社が決まっていないひとはぜひ参考にしてみてください。

1.大韓航空

「大韓航空」は409機材・116路線を有している、韓国で最大級の規模を誇るフルサービスキャリアの航空会社です。
1969年に韓進(ハンジン)グループの傘下として設立され、ソウルの仁川国際空港と金浦国際空港を中心に空路を展開しています。

韓国を拠点に、北米、ヨーロッパ、東南アジア、中東など多くの国際線を運航しているうえ、仁川国際空港を経由したトランジットも充実しているなど、アジア屈指のグローバルネットワークを有しています。

さらに、A380(2階建て航空機)やBoeing787など最新機材を運用し、長距離路線でも快適な座席・機内設備を提供可能なので、韓国からさらに長距離を移動する際にもおすすめです。

価格

大韓航空を使用して成田空港からソウルまで行く場合、料金は以下のとおりです。

・片道22,880円~
・往復37,330円~

なお、シーズンによって価格は大きく変わるので、あくまでも参考程度にとらえておきましょう。

機内持ち込み・受託手荷物

大韓航空における機内持ち込み・受託手荷物の規制は以下のとおりです。

・機内持ち込み・サイズ:55cm×40cm×20cm以内
・重量:10kg以下
・受託手荷物・無料:エコノミークラス1個(23kg以内)、ビジネスクラス2個(32kg以内)
・超過料金:1個23kg以下で約8,000円(追加サイズ159~203cmは+10,000ウォン)

2.アシアナ航空

「アシアナ航空」は184機材・73路線を有している、フルサービスキャリアの航空会社です。
1988年に設立され、ソウルの仁川国際空港と金浦国際空港を中心に空路を展開しています。

ユナイテッド航空やANA(全日空)、ルフトハンザ航空などの提携を活かした、マイルの利用やコードシェア便の選択肢が豊富なため、普段別の航空会社をメインに使用している人でも利用しやすいです。

さらに、成田や羽田はもちろん、関空、中部、福岡、新千歳など、多くの日本都市と韓国を結ぶ路線を運航しているので、最寄りの空港からでも無理なく使用できます。

価格

アシアナ航空を使用して成田空港からソウルまで行く場合、料金は以下のとおりです。

・片道20,580円~
・往復37,890円~

なお、シーズンによって価格は大きく変わるので、あくまでも参考程度にとらえておきましょう。

機内持ち込み・受託手荷物

アシアナ航空における機内持ち込み・受託手荷物の規制は以下のとおりです。

・機内持ち込み・サイズ:55cm×40cm×20cm以内
・重量:10kg以下
・受託手荷物・無料:エコノミークラス1個(23kg以内)、ビジネスクラス2個(32kg以内)
・超過料金:1個23kg以下で約8,000円(追加重量やサイズごとに加算)

3.チェジュ航空

「チェジュ航空」は61機材・63路線を有している、韓国最大の格安航空会社です。
韓国・済州島(チェジュ)で2005年に設立され、ソウルの仁川国際空港と金浦国際空港を中心に空路を展開しています。

LCC市場では韓国国内で最も規模が大きく、国際線の路線も豊富であり、特に日本や東南アジア、中国へのフライトが充実しています。

成田や羽田、関空、名古屋、新千歳、福岡、広島、沖縄など、日本の主要空港から韓国各都市へ多数運航しているだけでなく、セールも頻繁に実施しているので、お得な価格で韓国へ行きたい人におすすめです。

価格

チェジュ航空を使用して成田空港からソウルまで行く場合、料金は以下のとおりです。

・片道13,270円~

なお、シーズンによって価格は大きく変わるので、あくまでも参考程度にとらえておきましょう。

機内持ち込み・受託手荷物

チェジュ航空における機内持ち込み・受託手荷物の規制は以下のとおりです。

・機内持ち込み・サイズ:55cm×40cm×20cm以内
・重量:10kg以下
・数量:1個(サイズ:35 x 15 x 40cm、重量は上記の10kgに含まれる範囲であれば、身の回り品1個まで追加可能)
・受託手荷物・FLY:無料手荷物なし
・FLYBAG:15kg
・BIZ LITE:30kg(幼児10kg)

4.JinAir

「JinAir」は41機材・57路線を有している、韓国の格安航空会社です。
大韓航空の子会社として2008年に設立され、韓国国内線だけでなく、日本・東南アジア・グアムなどの国際線も運航しており、格安航空会社ながら中長距離路線にも対応しています。

格安航空会社では通常運用しないボーイング777-200ERを導入していることにより、他のLCCよりも広い座席で旅を楽しむことが可能です。

さらに、大韓航空とのコードシェア便が一部あるため、他の格安航空にはない利便性を実現しています。

価格

JinAirを使用して成田空港からソウルまで行く場合、料金は以下のとおりです。

・片道15,039円~
・往復24,050円~

なお、シーズンによって価格は大きく変わるので、あくまでも参考程度にとらえておきましょう。

機内持ち込み・受託手荷物

JinAirにおける機内持ち込み・受託手荷物の規制は以下のとおりです。

・機内持ち込み・サイズ:55cm×40cm×20cm以内(三辺の合計は115cmまで)
・重量::10kg以下
・数量:1個
・受託手荷物・無料:15kgまで1個

5.ティーウェイ航空

「ティーウェイ航空」は43機材・56路線を有している、韓国の格安航空会社です。
2010年に設立され、ソウルの仁川国際空港を中心に空路を展開しています。

チェジュ航空やジンエアーに次ぐ規模を持ち、近年は中長距離路線も増加している傾向があります。

他のLCCと比べても座席ピッチ(足元の広さ)が少し広めであるため、格安航空の中でも快適度が高いです。

エアバスA330-300の導入により、東南アジア(シンガポール、ベトナムなど)やヨーロッパ路線の拡大を進めているので、今後はより航路が拡大していくと推測されます。

価格

ティーウェイ航空を使用して成田空港からソウルまで行く場合、料金は以下のとおりです。

・往復30,050円~

なお、シーズンによって価格は大きく変わるので、あくまでも参考程度にとらえておきましょう。

機内持ち込み・受託手荷物

ティーウェイ航空における機内持ち込み・受託手荷物の規制は以下のとおりです。

・機内持ち込み・サイズ:55cm×40cm×20cm以内
・重量:10kg以下
・数量:1個
・受託手荷物・スマート運賃:15kgまで無料
・一般運賃:20kgまで無料
・ビジネス運賃:30kgまで無料

6.エアプサン

「エアプサン」は42機材・37路線を有している、韓国の格安航空会社です。
アシアナ航空の子会社として2007年に設立され、韓国・釜山を本拠地とし、韓国国内線および日本・東南アジア・中国への国際線を運航しています。

ソウル発の便が多い他の格安航空と違い、釜山や大邱からの路線が充実しているうえ、釜山を経由して日本から韓国の地方都市へアクセス可能です。

また、他の格安航空では受託手荷物が有料のことが多いが、エアプサンは国際線で15kg〜23kgまで無料であるため、荷物の追加料金がかからず、高いコストパフォーマンスの韓国旅行を実現できるでしょう。

価格

エアプサンを使用して成田空港からソウルまで行く場合、料金は以下のとおりです。

・片道13,043円~

なお、シーズンによって価格は大きく変わるので、あくまでも参考程度にとらえておきましょう。

機内持ち込み・受託手荷物

エアプサンにおける機内持ち込み・受託手荷物の規制は以下のとおりです。

・機内持ち込み・サイズ:55cm×40cm×20cm以内
・重量:10kg以下
・数量:1個
・受託手荷物・32kgを超えるものは制限あり(三辺の合計は203cmまで)

7.イースター航空

「イースター航空」は46機材・30路線を有している、韓国の格安航空会社です。
2007年に設立したあと、2020年に経営破綻しましたが、2021年に新たなオーナーのもとで再建され、次第に航路が戻りつつあります。

低価格で航空券を提供しているうえ、セールが頻繁に実施されているので、格安で購入できる機会が多いです。

さらに、新型機材である737-MAXシリーズの導入が予定されており、今後の安全性・快適性の向上に期待できます。

価格

イースター航空を使用して成田空港からソウルまで行く場合、料金は以下のとおりです。

・片道14,570円~
・往復27,560円~

なお、シーズンによって価格は大きく変わるので、あくまでも参考程度にとらえておきましょう。

機内持ち込み・受託手荷物

イースター航空における機内持ち込み・受託手荷物の規制は以下のとおりです。

・機内持ち込み・サイズ:55cm×40cm×20cm以内
・重量:10kg以下
・数量:1個
・受託手荷物・無料:15kgまで1個(三辺の合計は203cmまで)

8.エアソウル

「エアソウル」は9機材・10路線を有している、韓国の格安航空会社です。
アシアナ航空の子会社として2016年に設立され、主にソウル(仁川国際空港)を拠点に国際線を運航しています。

韓国のLCCの中でも特に日本便が多いのが特徴で、成田、関空、中部、新千歳、福岡、広島、高松、静岡、米子、長崎、大分、熊本、鹿児島など、日本の地方都市と韓国を結ぶ便が多いです。

さらに、親会社であるアシアナ航空の運航ノウハウを活かし、LCCながら比較的高品質なサービスを提供しており、一部の便ではアシアナ航空とのコードシェアにも対応しています。

価格

エアソウルを使用して成田空港からソウルまで行く場合、料金は以下のとおりです。

・往復27,000円~

なお、シーズンによって価格は大きく変わるので、あくまでも参考程度にとらえておきましょう。

機内持ち込み・受託手荷物

エアソウルにおける機内持ち込み・受託手荷物の規制は以下のとおりです。

・機内持ち込み・サイズ:55cm×40cm×20cm以内
・重量:10kg以下
・数量:1個
・受託手荷物・無料:15kgまで1個(三辺の合計は203cmまで)

【まとめ】韓国航空会社ランキングからお気に入り空港を探してみよう

本記事では韓国航空会社をランキング形式で紹介しました。

韓国の航空会社は複数あり、フルサービスキャリアから格安航空までさまざまな形態のサービスが展開されています。

💡航空券の料金やサービスの範囲、日本のどの空港に対応しているかなど、各航空会社によって内容が異なるため、自分の旅行プランにマッチした航空会社を選択することが大切です。

本記事のランキングを元に、航空会社を比較して、理想の旅行プランを実現してみてはいかがでしょうか。