初めて旅行に行く際に「どこに行けばいいだろう…？」と悩む方も多いはず。
そこで今回は初めて旅行に行く方向けに、「ここに行けば間違いなし！」のソウル王道観光地についてご紹介します。
1.景福宮（キョンボックン）
朝鮮時代の正宮。1395年に朝鮮時代の初代王である李成桂によって建設され、王たちが政務を行う場所でもありました。
15万坪ほどの雄大な敷地を有しており、韓国らしい建築や豪華な装飾には圧倒されるはず。全てを見回るのはかなり時間がかかりますが、韓国らしさを十分に感じられ、帰る頃にはとても満足できることでしょう。
また景福宮の周りには韓服（ハンボッ）のレンタルショップが多く立ち並んでいるので、レンタルして景福宮を散策するのがおススメです。
【入場料】
| 大人（19歳〜64歳の外国人） | 3,000ウォン |
|---|---|
| 18歳以下と65歳以上 | 無料 |
※韓服（ハンボッ）で入場する場合は無料
【基本情報】
| 住所 | ソウル特別市 鐘路区 世宗路 1-1 |
|---|---|
| 電話番号 | 02-738-9171 |
| 営業時間 | 3～5・9～10月9：00～18：00 6～8月9：00～18：30 11～2月9：00～17：00 |
| 休業日 | 火曜 |
| アクセス | 地下鉄3号線景福宮(キョンボックン、Gyeongbokgung)駅からすぐ |
2.光化門（クァンファムン）
上記でご紹介した景福宮の南門にあたり、王宮の正門のことを光化門（クァンファムン）と呼んでいます。 景福宮には他にも門がありますが、光化門はその中でも雄大で豪華な門として有名。
1395年に初めて建設されましたが、その後は何度も消失・復元を繰り返しました。2010年からは現在の形で披露されています。
光化門の前には大きな広場があり、『文禄・慶長の役』で卓越したリーダーシップを発揮した李舜臣(イ・スンシン)将軍の銅像とハングルを作り出した世宗大王(セジョンデワン)の銅像が建てられていますよ。
いつ行っても見ごたえがあるのですが、筆者のおススメは夜。光化門がライトアップされ、何とも言えない感動があります。
【入場料：なし】
【基本情報】
| 住所 | ソウル特別市 鐘路区 世宗路 |
|---|---|
| 電話番号 | 02-724-0114 |
| 営業時間 | なし |
| 休業日 | なし |
| アクセス | 地下鉄5号線光化門(クァンファムン)駅から直結 |
3.北村韓屋村（プッチョンハノクマウル）
朝鮮時代から残る韓国伝統家屋『韓屋（ハノク）』が立ち並ぶ一帯のことを北村韓屋村と呼んでいます。もともとは貴族たちが住んでいた場所で、今でも格式高い韓屋を見られると人気。このあたり一帯は緩い坂道となっており上から北村韓屋村を一望できるのですが、それはそれは圧巻の景色です。
景福宮からも遠くはないので、韓服をレンタルして写真をとれば一生の思い出になるでしょう。
ただし、この地域は現在も実際に住民たちが生活しているため、訪問できるのは月～土曜の10時～17時までと決められています。住民の方たちに迷惑にならないようルールを守って訪問しましょう！
【入場料：なし】
【基本情報】
| 住所 | ソウル特別市 鐘路区 嘉会洞 31-29 |
|---|---|
| 電話番号 | なし |
| 営業時間 | 10：00～17：00 |
| 休業日 | 日曜 |
| アクセス | 地下鉄3号線安国(アングッ)駅から徒歩約11分 |
4.昌徳宮（チャンドックン）
朝鮮時代の宮殿の一つで1405年に建設されました。ソウルにたくさん古宮がある中で唯一ユネスコ世界文化遺産に登録された場所です。
昌徳宮は自然にあふれる古宮で、自然と建築の融合が素晴らしいと評価されています。昌徳宮の奥にある庭園は『秘苑』と呼ばれ、韓国庭園の美しさを感じられるでしょう。ソウル市内にあるにも関わらず、とても静かで都会のせわしさをしばし忘れることができますよ。
【入場料】
| 19歳~65歳 | 一般観覧3,000ウォン（秘苑エリア込み8,000ウォン） |
|---|---|
| 18歳以下 | 一般観覧は無料（秘苑エリア込み2,500ウォン） |
| 65歳以上 | 一般観覧は無料（秘苑エリア込み5,000ウォン） |
※韓服（ハンボッ）レンタルすれば一般観覧は無料（秘苑エリア込み5,000ウォン）
【基本情報】
| 住所 | ソウル特別市 鐘路区 臥龍洞 2-71 |
|---|---|
| 電話番号 | 02-3668-2300 |
| 営業時間 | 2～5・9～10月9：00～18：00 6～8月9：00～18：30 11～1月9：00～17：30 |
| 休業日 | 月曜 |
| アクセス | 地下鉄3号線安国(アングッ)駅から徒歩約5分 |
5.Nソウルタワー
ソウルのシンボルである『Nソウルタワー』。
電波塔として1975年に作られたNソウルタワーは236mの高さを誇り、ソウルの景色を一望することができます。また人気韓国ドラマにも度々登場し、デートスポットとしても人気を集めていますよ。
Nソウルタワーは南山と呼ばれる山の上に位置しているため、ケーブルカーを利用して行くのがおススメ。Nソウルタワーは7階建てとなっており、グッズ売り場やレストラン、展望台などがありますよ。4階と5階が展望台になっていますが、こちらは別途入場料が必要なので注意が必要です。
筆者がおススメしたい訪問時間帯は夕方から夜。美しい夕日だけでなく、ソウルの夜景は感動を覚えるほどの絶景です。ソウルを訪れたら必ず行ってほしいスポットです！
【ケーブルカー料金】
| 子ども | 大人(中学生以上) | シニア | |
|---|---|---|---|
| 往復 | 11,500ウォン | 15,000ウォン | 11,500ウォン |
| 片道 | 9,000ウォン | 12,000ウォン | 9,000ウォン |
【展望台料金】
| 子ども(３～12歳) | 16,000ウォン |
|---|---|
| 大人(13～64歳) | 21,000ウォン |
| シニア(65歳以上) | 16,000ウォン |
【基本情報】
| 住所 | ソウル特別市 龍山区 龍山洞2街 山1-3 |
|---|---|
| 電話番号 | 02-3455-9277 |
| 営業時間 | 月～金10：00～22：30、土日祝10：00～23：00 |
| 休業日 | なし |
| アクセス | 地下鉄4号線明洞(ミョンドン)駅から徒歩約15分(ケーブルカー乗り場まで) |
6.仁寺洞（インサドン）
昔は骨董品の街として栄えていましたが、徐々に美術品などを販売するようになり、アートの街として人気を集めています。現在は伝統工芸品店や伝統茶屋が多く、韓国の歴史を感じられる街並みは歩いているだけでも満喫できますよ。
韓屋（ハノク）をリノベーションしたカフェや食堂なども多く、『THE韓国』を感じられるでしょう。
韓国らしい雑貨や小物などはこちらのエリアで購入するのがおススメ。旅の思い出に一つ購入してみるのも良いでしょう。
【入場料：なし】
【基本情報】
| 住所 | ソウル特別市 鐘路区 仁寺洞キル |
|---|---|
| 営業時間 | 店によって異なる |
| 休業日 | 店によって異なる |
| アクセス | 地下鉄3号線安国（アングッ）駅から徒歩約9分（メイン通りまで） 地下鉄3･5号線鐘路3街（ジョンロサムガ）駅から徒歩役8分（メイン通りまで） |
7．漢江（ハンガン）
Nソウルタワーと並び、ソウルのシンボルとして知られている漢江（ハンガン）。
ソウルの中心部を流れる大きな川で、漢江の近くには大きな公園やカフェ、レストランなどがありますよ。特にヨイドにある漢江公園が人気。ただ訪れるのももちろん楽しいのですが、ソウル市内を眺められる『漢江遊覧船』にも乗ることが可能ですよ。
また季節によって桜祭りや花火大会が開催されますので、イベントに合わせて訪問するのもおススメです！
【入場料：なし】
【ヨイド漢江公園の基本情報】
| 住所 | ソウル特別市 永登浦区 汝矣島洞 8 |
|---|---|
| 電話番号 | 02-3780-0561 |
| 営業時間 | なし |
| 休業日 | なし |
| アクセス | 地下鉄5号線汝矣ナル(ヨイナル)駅からすぐ |
【番外編：買い物するならここ！】
①明洞（ミョンドン）
韓国で一番有名な観光地である明洞（ミョンドン）。初めての韓国旅行では外せないスポットです。
明洞にはコスメショップや雑貨店、ファッションブランド店、カフェ、レストランなどが乱立している地域で、ここに来ればほとんどのお土産は網羅できてしまう程ですよ。また大通りを一本渡ればロッテ百貨店、ロッテヤングプラザなどの有名デパートもありますので、様々なショッピングを楽しめます。
この地域は日本語が通じやすく、さらには外国語が可能な観光案内センターや観光案内ガイドさんがいるので初めての旅行の場合はこのあたりに宿泊するのがおススメ！
ホテルもかなりの数がありますので、自分の旅行スタイルに合わせて選択しましょう。ただし客引きが強引な場合もあるので、声をかけられても安易についていかないように注意してください！
②弘大（ホンデ）
若者の街弘大（ホンデ）は、若者向けのファッションブランドや雑貨店などがたくさんあります。
また、小さな路面店もズラッと並んでおり、一日いても回り切れない程。メインストリート以外の小道にもたくさん可愛らしいショップがあるので、お散歩しがてらお店を探すのもとても楽しいエリアです。
ファストフード店やカフェ、レストラン、食堂など、様々なご飯屋さんも多いですよ！
③聖水（ソンス）
現在、韓国で一番ホットなエリアと呼ばれているのが聖水（ソンス）。もともとは靴工場が多かった地域なのですが、使われなくなった倉庫などをリノベーションし、オシャレなカフェなどが建ち始めるようになってから人気になったエリアです。
最近では有名ブランドのポップストアができたりなど、このエリアから韓国の流行が始まっているかのようなにぎわい。週末には多くの人が訪れ、人気カフェなどではウェイティングが当たり前の光景となっています。
コスメだけではなく、ファッションブランドや雑貨店などもあり、いろいろなお店を見回るのがとても楽しいエリアです。
カフェの数もとても多いので、自分好みのカフェを探すのも良いでしょう！
まとめ
いかがでしたか？
今回は初めての旅行で行っておけば間違いなしのソウルの王道観光地についてご紹介しました！
韓国の歴史物から韓国の今を知れるホットプレイスまで、ご紹介した場所はどこに行っても楽しめるはずです。
初めての韓国旅行を検討している方は、ぜひこの記事を見返して旅行の計画を立ててみてくださいね。
