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週末を使ってどこかに出かけたい。でも長い休みは取れないし、できればお金もあまりかけたくない…。そんな人にこそおすすめなのが、1泊2日の韓国弾丸旅行です。日本からわずか数時間で行ける韓国は、短い滞在でも観光、グルメ、ショッピングをしっかり楽しめる魅力たっぷりの旅先です。
この記事では、限られた時間と予算の中でも韓国を思いきり満喫できる、おすすめの弾丸ツアープランをご紹介します。おすすめの観光地やフライトの選び方、実際にかかった費用まで、初めての方でも安心して計画できる内容をまとめました。
「週末しか時間がない」「お金をかけずに海外旅行に行きたい」そんなあなたにぴったりの情報をお届けします。
✈️韓国が弾丸旅行におすすめな理由
韓国が1泊2日の弾丸旅行にぴったりな理由は、なんといってもその「近さ」と「手軽さ」にあります。東京・大阪・福岡などの主要都市からなら、ソウルや釜山まで飛行機で約2〜3時間程度で到着。特に福岡からは約1時間半と、まるで国内旅行のような感覚で海外に行けるのが大きな魅力です。
さらに、LCC(格安航空会社)の充実ぶりも見逃せません。特に人気の「ピーチ」や「チェジュ航空」などは、セールを利用すれば往復1万円台から航空券が手に入ることもあり、コストをぐっと抑えることが可能です。最近ではWeb予約やチェックインもスムーズにできるようになっており、初心者でも利用しやすくなっています。
また、深夜便や早朝便をうまく活用すれば、現地での滞在時間を最大限に確保できます。例えば、金曜の夜に出発して月曜の朝に帰ってくるプランなら、仕事や学校を休まずに海外旅行が可能です。最近では早朝に到着して、チムジルバンで仮眠やシャワーを済ませてから行動する人も増えており、韓国ならではの旅スタイルとして定着しつつあります。
弾丸韓国でおすすめの観光地は?
韓国といえばソウルを思い浮かべる方が多いですが、弾丸旅行だからといって行き先をソウルだけに絞る必要はありません。目的や出発地によっては、他の都市も十分に候補になります。
✅️ソウル
まず、初めて韓国を訪れる方には定番のソウルがおすすめ。
明洞や弘大などのショッピングエリア、韓国グルメ、歴史ある景福宮など、短時間でも楽しめる見どころが集まっています。
✅️釜山
一方、福岡から出発する方に人気なのが釜山です。フライト時間はわずか1時間半程度。
海雲台ビーチや甘川文化村、チャガルチ市場など観光地がギュッとまとまっていて、日帰りでも楽しめるアクセスの良さが魅力です。
✅️済州島・全州
少しユニークな旅をしたい方には、済州島や全州もおすすめ。済州島は韓国のハワイとも呼ばれる自然豊かなリゾート地で、リフレッシュしたい週末旅行にぴったり。
全州は伝統的な街並みが残るエリアで、日本の京都のような雰囲気を味わえます。ただし、全州へは日本からの直行便がないため、ソウルからKTX(韓国の新幹線)を利用する必要があります。
何度も韓国に訪れたことがある人は、こうした地方都市を訪れることで、また違った韓国の魅力を再発見できるはずです。
失敗しないフライトの選び方
弾丸旅行で重要なのは「時間」と「コスト」のバランス。たった1泊2日だからこそ、フライトの選び方次第で満足度が大きく変わります。時間を有効活用したいのか、それとも費用をできるだけ抑えたいのか、目的に合わせて最適な便を選びましょう。
韓国行きの航空便は、主要都市から多数運航されており、深夜や早朝便も充実しています。また、LCC(格安航空会社)を活用することで、驚くほど手軽に海外旅行を楽しむことも可能です。以下で、それぞれの目的別におすすめのフライトを紹介します。
2日間めいっぱい楽しみたい人におすすめ
限られた滞在時間をできるだけ長く確保したいなら、深夜出発・早朝到着のフライトがおすすめです。前日の夜に日本を出発し、韓国に明け方到着すれば、朝からしっかり行動できるので、1日目を無駄にせず楽しめます。
特にソウルでは、早朝到着後にチムジルバン(韓国式サウナ)で仮眠やシャワーを済ませてから観光を始めるスタイルが人気。空港近くや市内に24時間営業の施設が多く、弾丸旅行との相性は抜群です。
帰国便も夜発にすれば、2日目の夜まで観光を満喫できるので、実質“丸2日間”をフルに使えるスケジュールを組むことができます。
金額を抑えたい人におすすめ
とにかく安く行きたいという人には、LCC(格安航空会社)の利用が最もおすすめです。ピーチやチェジュ航空、ジンエアーなど、韓国路線には多くのLCCが就航しており、時期によっては往復1万円台のチケットも見つかります。
ただし、LCCは運賃が安い分、サービスがシンプルです。機内食や飲み物の提供がなかったり、受託手荷物が別料金になっている場合もあるため、事前に条件をしっかり確認しておくことが大切です。
フライト時間が2〜3時間と短いため、機内食がなくてもそこまで気にならないという人も多く、コストパフォーマンスを重視する弾丸旅行にはぴったりです。
おすすめタイムスケジュール
1泊2日の弾丸韓国旅行でも、しっかり計画を立てれば大満足の内容にすることができます。
ここでは、限られた時間を最大限に活用するためのモデルスケジュールをご紹介します。朝から夜までフルで動けるプランなので、初めての方にもリピーターにもおすすめです。
【1日目】
✈️空港到着(早朝便の場合)
まだ外が暗いうちに到着する便なら、空港から市内への移動もスムーズ。ソウルなら、仁川空港からはAREX(空港鉄道)やリムジンバスが便利です。市内までは約1時間。荷物を預けて身軽になったら、いよいよ1日目のスタートです。
🥐朝ごはんを楽しもう
早朝に到着した人だけの特権、それが「並ばずに人気店に入れる朝の時間」です。明洞や三清洞などには、美味しいお粥のお店やSNSでも話題のベーカリーが点在しています。ふだんは行列必至のお店も、早い時間ならすんなり入れることも多く、旅のスタートとしては最高のご褒美。移動の疲れを癒しながら、体をほっと温める優しい朝食を楽しみましょう。
☕街ブラ&カフェ&ランチ
朝食後は、ソウルの街をゆっくり散策するのがおすすめ。北村韓屋村や景福宮など、歴史を感じられるエリアを歩いたり、カフェ激戦区・聖水や延南洞で個性的なカフェ巡りを楽しむのも素敵です。ひと息ついたら、韓国グルメを味わうランチタイム。サムギョプサルやチゲ、ビビンバなど、旅行気分を盛り上げてくれる定番メニューを選べば間違いなしです。
👠明洞・弘大でショッピング
午後からはお楽しみのショッピングタイム。韓国コスメやトレンドファッションを探すなら明洞へ、個性派ショップや最新ブランドをチェックしたいなら弘大へ。どちらも歩き回るだけで楽しく、あっという間に時間が過ぎてしまいます。大人気の大型ダイソーでは、韓国ならではの雑貨やお土産も豊富に手に入るので、バラマキ土産の購入にも便利です。
🍚屋台巡り&夜ご飯
夕方になったら、韓国らしい夜の楽しみ方へシフト。屋台グルメが立ち並ぶ広蔵市場や弘大のナイトマーケットを歩きながら、トッポッキやホットク、キンパなどを少しずつ味わってみましょう。しっかりした夕食を楽しみたい人は、ローカルな食堂で焼肉やスンドゥブチゲを堪能するのも◎。さらに余裕があれば、垢すりや韓国式SPAで1日の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。24時間営業の施設も多く、夜遅くまでリフレッシュできます。
【2日目】
🧇朝ごはん
早めに起きて、朝の街をゆっくり散策しながらモーニングタイムを楽しみましょう。ソウルには、朝から営業しているカフェやパン屋さんが多く、静かな時間に美味しいコーヒーと焼き立てのパンを楽しめます。おしゃれな空間での朝ごはんは、旅の余韻をじっくり感じられる癒しの時間になります。
👚人気のエリア・聖水(ソンス)へ
2日目のメインは、近年トレンドの発信地として注目されている「聖水洞(ソンスドン)」エリアへ。もともとは工業地帯だったエリアが、今では倉庫をリノベーションしたカフェやデザインショップ、アートギャラリー、ポップアップストアが集まる最先端の街に。地元の若者にも人気のスポットで、韓国の今のカルチャーをリアルに感じられる場所です。フォトスポットも多く、旅の思い出をたくさん残せます。
🥘ランチ
おしゃれエリアを満喫したら、そろそろランチタイム。話題のレストラン「ミナリ」は、SNSでも話題の韓国定食スタイルで、オープン前から行列ができる人気店です。早めに行って並ぶのも旅の楽しみのひとつ。他にも、カムジャタン(豚背骨のスープ鍋)や、贅沢なカンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)など、韓国ならではの味を旅の締めくくりに堪能しましょう。
👜ホテルに戻って荷物整理
ランチの後は、いよいよ帰国準備。ホテルに戻って、お土産や荷物を整理します。小物が多くなりがちなので、スーツケースに収まりきるかチェック。パッキングが済んだら、忘れ物やパスポートを再確認してチェックアウトです。
✈️空港へ移動
帰国便の時間に遅れないよう、空港には出発の2時間前には着くようにしましょう。特に夕方以降は道路が渋滞しやすいため、早め早めの行動が安心です。ソウルから仁川空港までは、リムジンバスや空港鉄道を利用して1時間〜1時間半ほど。余裕を持って動けば、焦ることなく空港内での時間も楽しめます。
空港に着いたら、買い忘れたお土産をチェックするのも忘れずに。空港限定の商品や、免税店でお得に買えるコスメやお菓子など、最後のショッピングタイムを満喫しましょう。飛行機の搭乗時間ギリギリまで、韓国旅行をしっかり楽しんでから帰路につくことができます。
実際に掛かった費用まとめ
1泊2日の弾丸韓国旅行で実際にかかる費用を、項目ごとにまとめました。旅行スタイルや時期によって変動はありますが、おおよその目安として参考にしてみてください。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 航空券(LCC) | 15,000〜25,000円 |
| 宿泊費 | 10,000〜20,000円 |
| 食費・カフェ代 | 5,000〜15,000円 |
| 交通費(現地移動) | 約2,000円 |
| 買い物代 | 約20,000円 |
| 合計 | 52,000〜60,000円前後 |
LCCを利用すれば、週末の海外旅行でも比較的リーズナブルに楽しむことができます。食費やショッピングの金額は個人差が出やすい部分ですが、無理のない範囲で韓国グルメやお土産選びも満喫できます。
また、韓国では美容クリニックを訪れる人も多く、人気のアクティビティのひとつになっています。施術を受ける予定がある場合は、別途で施術代を用意しておきましょう。
弾丸でも韓国は大満足できる!
1泊2日という短い時間でも、韓国はグルメ、ショッピング、観光と楽しめる要素がたっぷり詰まっています。アクセスが良く、費用も比較的抑えられるため、気軽にリフレッシュしたい週末旅行にはぴったりの行き先です。
スケジュールを上手に組めば、限られた時間でも充実した思い出を作ることができます。
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