韓国旅行の楽しみといえば、美味しいグルメやショッピングが定番ですが、夜のエンターテインメントも見逃せません。特に、韓国のクラブシーンは世界的にも注目されており、音楽好きやナイトライフを楽しみたい旅行者にとって魅力的なスポットがたくさんあります。
この記事では、韓国でクラブに行きたい方に向けて、まずは人気のエリアを紹介し、エリアごとにおすすめのクラブをピックアップしてご紹介します。韓国のクラブが気になるという方は是非参考にしてみてください。
韓国でクラブに行くなら!人気エリア3選
韓国のソウルでナイトライフを思いっきり楽しめるエリアといえば、梨泰院(イテウォン)、弘大(ホンデ)、江南(カンナム)が有名です。それぞれ異なる魅力があるので、好みの雰囲気のエリアのクラブを利用するのがおすすめ。この3つのエリアのクラブの特徴を簡単にご紹介します。
梨泰院(イテウォン)
梨泰院(イテウォン)は、ソウルの中でも特に国際色豊かなエリア。さまざまな国籍の人々が集まり、異文化が融合した独特の雰囲気を楽しむことができます。もともと米軍基地が近くにあったことも影響して、外国人にフレンドリーなバーやクラブが多く、英語でのコミュニケーションがしやすい点も、旅行者にとって大きなメリットです。
梨泰院のクラブは、EDMやハウス、ヒップホップ、ラテンミュージックなど、ジャンルを問わず幅広い音楽を楽しめるのが特徴。異なる文化が共存するこのエリアでは、クラブの雰囲気もカジュアルでありながら、エキゾチックなムードが漂い、自由でリラックスしたナイトライフを体験できます。
弘大(ホンデ)
弘大(ホンデ)は、若者文化の発信地として知られ、クリエイティブなエネルギーに満ちたエリア。アートや音楽、ストリートカルチャーが盛んで、個性的で活気のある雰囲気が特徴です。
ホンデのクラブは、自由でリラックスした空気感が漂い、特にインディーズ音楽やエレクトロニック、ヒップホップといったジャンルが好まれます。また、ホンデのクラブは他のエリアと比べて価格が比較的リーズナブルなのも特徴です。
クラブに限らず、ライブハウスや音楽バーも多く存在しており、アンダーグラウンドなカルチャーを体験したい人にはホンデがぴったり。街のいたるところで、即興のライブパフォーマンスやストリートダンスを見ることもできます。
江南(カンナム)
江南(カンナム)は、ソウル最大のビジネス街であり、トレンドに敏感な若者やセレブリティが集まる街としても知られています。江南のクラブシーンはその豪華さと規模で世界的にも有名です。
大規模なクラブが多く、内装や音響システム、照明に至るまで最新のテクノロジーが利用されています。EDMやハウス、ヒップホップといった人気の音楽ジャンルに加え、世界的に有名なDJがゲスト出演することも多いです。
江南のクラブはラグジュアリーでハイエンドな雰囲気が漂うため、ドレスコードが設けられていることも多く、訪れる際には少しおしゃれをして出かけるのがポイント。VIP席やプライベートルームを利用することができるクラブも多いので、特別感を味わいたい人にぴったりです。
韓国のクラブの利用方法
韓国でクラブを楽しむ際に、スムーズに入場するための基本的な流れを押さえておきましょう。クラブが最も盛り上がるのは金曜日から週末にかけてです。平日には営業していない場合や、ラウンジバーとしての営業に切り替わっていることもあるので、訪れる前に営業日や時間をしっかり確認しておくことが大切です。
入場前のチェックポイント
韓国のクラブでは、入場前に必ず身分証の確認が行われます。外国人の方は、パスポートのコピーや外国人登録証の提示が求められます。未成年者は入場できませんので、年齢確認は徹底されています。また、泥酔状態やドレスコードに違反する服装の場合、スタッフの判断で入場を断られることもあります。クラブによっては、簡単な荷物検査が行われる場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
入場手続きと再入場の流れ
入場料を支払った後、クラブのスタッフから紙製のリストバンドを腕につけてもらうか、手の甲にスタンプが押されて入場となります。これらのバンドやスタンプを提示すれば、再入場が可能なクラブも多いので、一度外に出たい時でも安心です。
ドリンクチケットと荷物の預け方
多くのクラブでは、入場時にフリードリンクチケットが渡されます。このチケットは最初の一杯が無料になる特典なので、なくさないようにしっかり保管しておきましょう。
入口付近にはロッカーやクロークがあり、荷物を預けることができます。ただし、一度預けた荷物は基本的に途中で取り出すことができない場合がほとんどなので、必要なものは事前に取り出しておくのが良いでしょう。
飲み物のオーダー方法
フリードリンクチケットを持っている場合は、バーカウンターのスタッフに提示して飲み物を受け取ります。フリードリンクは、決められたメニューの中から選ぶことが一般的です。別途飲み物を注文したい場合は、カウンターにあるメニューを参考にして、追加オーダーを楽しみましょう。
海外だからこそ自己管理はしっかりと!
韓国のクラブは、ダンスや音楽を楽しむ場ですが、同時に男女の出会いを目的に訪れる人も多くいます。そのため、特に海外からの観光客には、自己管理をしっかりと行うことが非常に重要です。実際、観光客の女性が意図せずお酒を飲まされ、トラブルに巻き込まれるケースが報告されており、十分な注意が必要です。
まず、知らない人に気軽について行かないことが大前提です。クラブの賑やかさに飲まれてしまいがちですが、自分の安全を最優先に考えましょう。また、見知らぬ人からすすめられたお酒を飲むのは避けるべきです。自分で注文し、常に目の届く範囲で管理することが安心です。
友人同士で訪れる場合でも、互いに目を配りながら楽しむことで、トラブルを避けることができます。海外旅行先では、いつも以上に自分自身の安全を意識して、楽しいナイトライフを過ごすことが大切です。
【エリア別】韓国のおすすめのクラブ
梨泰院(イテウォン)
glam LOUNGE
梨泰院エリアで大人の夜を楽しみたい方におすすめなのが「glam LOUNGE」です。豪華で洗練された雰囲気が魅力のラウンジバー。中央に配置されたスタイリッシュなカウンターと、ムードを盛り上げる計算しつくされた照明が印象的です。
glam LOUNGEは、音楽を楽しみながらじっくりとお酒を味わうのにも、友人や新しい出会いとともにノリノリで踊るのにも最適。フロア全体が広く、ダンスフロアとリラックスできるソファ席が絶妙なバランスで配置されているため、その日の気分に合わせて楽しみ方を選ぶことができます。
Club MADE
「Club MADE」は、広々とした空間で思い切り音楽とダンスを楽しめる大規模なクラブ。最高級の音響設備と迫力のある照明が設置されており、視覚・聴覚の両方からナイトライフを盛り上げてくれるのが魅力です。
週末になると、Club MADEは特に多くの人々で賑わい、EDMやヒップホップなど、多様なジャンルの音楽で盛り上がります。
Club MADEは梨泰院だけでなく、弘大や江南にも店舗があり、各エリアで楽しめる点も嬉しいポイント。また、1:00までに入場すれば、入場料が無料になるというお得なシステムもあります。
弘大(ホンデ)
AULA
「AULA」はEDM好きには絶対に外せないクラブ。フロアは広々としていて、音楽とともに思い切り踊りたい人にぴったりのクラブとなっています。熱気とエネルギーが溢れる弘大らしい活気ある雰囲気。週末には多くの人が押し寄せ、特に23:30頃には長蛇の列ができるほどの人気ぶりです。そのため、週末に訪れる際は、早めの時間に入場するのがおすすめ。オープンしてすぐにエントリーすれば、ストレスなくスムーズにクラブ内で楽しめます。
madholic
「madholic」は、弘大の年中無休のクラブです。平日は女性の入場料が無料というお得なサービスがあり、学生や若い女性から圧倒的な人気を集めています。週末だけでなく、平日も賑わいを見せるホンデのナイトスポットの一つです。
音質にこだわったサウンドシステムが魅力で、最新のEDMやヒップホップが絶え間なく流れ、フロア全体が活気に溢れています。また、珍しく禁煙となっているクラブのため、タバコを吸わない方には快適な環境が整っています。クリーンな空気で音楽に没頭できる点は、他のクラブと一線を画すポイントです。
江南(カンナム)
OCTAGON
「OCTAGON」は、江南に位置する世界トップクラスのクラブチェーン。世界のクラブランキングでも常に上位にランクインする有名店です。圧倒的な規模と豪華さが魅力。韓国初のサラウンドサウンドシステムを導入した最高の音響設備で、どの場所にいても音楽の迫力を存分に感じることができます。
VIPルームや豪華な内装など、ラグジュアリーな要素も魅力で、特別な夜を楽しみたい方にぴったりなクラブです。
FACE
「FACE」は、その名の通り、美男美女しか入場を許されないと言われるクラブ。外見での厳しい審査を通過しなければ入れないという噂があるほどです。
クラブ内の雰囲気は非常に華やかで、韓国の美男美女に出会いたいという方には特にぴったり。入場は厳しいですが、店が混雑していない時期には審査の基準が少し緩くなったり、チップを渡せば入場できる場合もあるという話もあります。
まとめ
韓国のクラブシーンは、多様なエリアごとに異なる魅力を持っています。国際色豊かな梨泰院、若者文化が溢れる活気ある弘大、そしてラグジュアリーな雰囲気が漂う江南、この3エリアは特にクラブが多い人気エリアです。好みの雰囲気のクラブを見つけて、韓国のナイトライフを楽しんでみてくださいね。