韓国地下鉄の乗り方・路線図・料金ガイド【初心者向け完全版】

韓国地下鉄の乗り方・路線図・料金ガイド【初心者向け完全版】

韓国の移動で欠かせないものといえば、やっぱり「地下鉄」。ソウルをはじめとした主要都市では、地下鉄網がとても発達しており便利に移動ができます。ただし地下鉄の乗車券の種類や乗り方など日本とは異なることが多く、韓国が初めての方は戸惑うことも。

本記事では韓国の地下鉄を初めて利用する人でも安心して乗れるように、切符や交通カードの買い方、各路線の特徴、さらには便利な韓国地下鉄アプリまでわかりやすく解説します。

この記事を読めば、韓国旅行での移動はもうバッチリ👍️

最後まで読んで快適でスムーズな移動を楽しんでくださいね!

韓国地下鉄の基本情報とよく使うICカード

韓国の地下鉄はソウルや釜山(プサン)、大邱(テグ)、光州(クァンジュ)など、どの都市でもしっかりと整備されています。

地下鉄の場合は表立った時刻表がなく、アプリや構内の電子掲示板で次にくる電車の確認が可能。特にソウルの地下鉄では運行時間が午前5時ごろ〜24時ごろまでとなっており、5分〜10分ほどの間隔で運転されています。

電車の到着情報や乗り換えなどの情報は、以下のアプリが便利です。

NAVERマップ

NAVERマップは地図アプリですが、地下鉄の乗り換え検索にも便利👇️

NAVER Corp.

NAVER Map, Navigation

Mac App Store
Google Play

Subway Korea

Subway Koreaは地下鉄専用アプリで、日本語対応かつオフラインでも使用可能です👇️

Malang Studio Co. Ltd,

Subway Korea

Mac App Store
Google Play

また、韓国では紙の切符よりも交通カード(ICカード)の利用が主流。主要なカードは以下の3つで、それぞれの特徴に合わせて使い分けるのがおすすめです。

T-money

韓国で最も一般的な交通カードでコンビニなどで購入・チャージが可能。バスやタクシーでも利用できます。

T-moneyの詳細はこちら👇️

WOWPASS

プリペイドカードと交通カードが一体化した旅行者向けカード。アプリと連携しており、多彩なクーポンも魅力的。専用の機械で作成し、パスポートの読み込みが必要。

WOWPASSの詳細はこちら👇️

気候同行カード

公共交通機関の乗り放題カード。主にソウルや近郊エリアのみ使用可能。コンビニで購入可能。

気候同行カードの詳細はこちら👇️

次の章では、1回券の購入方法や券売機の使い方について解説します。

地下鉄の切符の種類と購入方法

韓国の地下鉄では、ICカード(T-moneyなど)以外に使い切りの切符(一回用交通カード)があります。

T-moneyを購入できていない方は、この方法で地下鉄に乗車しましょう。

では、1回用交通カードの購入方法を解説します。

1回用交通カードの買い方

韓国地下鉄の1回乗車券は、駅の自動券売機で簡単に購入できます。タッチパネル式で、日本語を含む多言語に対応。言語選択は、モニター下から選択してください👇️

「目的地の選択」を押します。

T-moneyのチャージをしたい場合は、右側の「交通カードのチャージ」を選択しましょう。

目的地は、以下の方法から検索できます。

  • 駅コードを入力
  • 駅名を選択
  • 路線図から選択
📝「駅コード」とは‥地下鉄の各駅に振られている3桁の数字のこと。
最初の数字は路線の数字を表し、後の2桁は駅の順番を表しています。

一般的に駅名から探すと、見つけやすいでしょう。

目的地を選択したら、目的地までの料金が自動で表示されるので入金しましょう。

1回用の交通カードを購入する場合、T-moneyなどのIC乗車券よりも100ウォン高く設定されています。

✅️また、購入金額には運賃+保証金(デポジット)500ウォンが含まれるので、下車後はデポジットの返金処理が必要です。

では次に、韓国地下鉄で1回用交通カードで乗車した時に必要となる、保証金の返金方法を説明します。

保証金の返金方法

1回用交通カードは、日本のように改札機で回収はされません。紙ではなくICカードとなっているので、専用の機械で返金処理が必要です。

まずは到着駅の改札をでた後に、下の写真のような機械を探しましょう。

操作は簡単です。まずカードの差し込み口に、券売機で購入した1回用交通カードを差し込みましょう。するとすぐに500ウォン硬貨が返金されます。

⚠️返金は利用当日のみ有効なので忘れずに実施してくださいね。

次の章では、韓国地下鉄の料金について見ていきます。

地下鉄の料金体系と割引制度

韓国の公共交通機関は日本よりも圧倒的に安いことが魅力です。

韓国の地下鉄も距離に応じて料金が加算される仕組みなものの、遠くへ行ってもそこまで料金はかかりません。

ソウルの地下鉄の基本料金は以下の通りです。(2025年6月28日現在)

1回用交通カード交通カード
(T-moneyなど)
一般(満19歳〜)1,650ウォン1,550ウォン
青年(満13〜18歳)1,650ウォン900ウォン
子ども(満6〜12歳)550ウォン550ウォン

また、距離で加算される料金は以下の通りです。

10km〜50km5kmごとの100ウォン追加
50km〜8kmごとの100ウォン追加

韓国では2025年6月28日に料金改定が行われ、初乗り料金(交通カード)が1,400ウォンから1,550ウォンへ値上げされました。現金で乗る場合は、さらに100ウォンほど高くなります。6歳未満の子どもは、大人1人に対して3人まで無料です。

韓国の地下鉄をお得に乗るために、様々な割引制度を知っておくと便利です。

次のような、割引制度があります

🔸青年割
🔸早朝割
🔸乗換割

青年割(満13〜18歳)を使用するためには、コンビニで生年月日をT-moneyに登録してもらわないといけません。駅構内のサービスセンターでも可能です。T-moneyの購入時には、パスポートなどを提示して登録しておきましょう。

また、朝早くから旅行を楽しみたい方には早朝割も活用できます。始発から6時30分まで地下鉄利用であれば、料金が20%割引に。

乗換割は地下鉄↔︎バスやバス↔︎バスなど、下車時にカードをタッチした時刻から30分以内に他の交通手段を利用した際に適用されるものです。1日4回まで適用され、21時〜7時までの乗り換えであれば60分以内と時間制限が拡大されます。

いずれの割引も交通カードがないと適用されないので、韓国旅行の際にはt-moneyを購入するようにしましょう。

乗り放題パス(気候同行カード)

ソウルを観光するなら、気候同行カードが便利です。1日〜7日や30日間、バスや地下鉄に何度も乗れます。短期間で多くの観光地を回る予定のある方にとっては、コスパのよい選択肢となるでしょう。

料金は以下の通りです。(2025年6月28日現在)

1日券5,000ウォン
2日券8,000ウォン
3日券10,000ウォン
5日券15,000ウォン
7日券20,000ウォン
30日券タルンイ有:65,000ウォン
タルンイ無:62,000ウォン

✅️気候同行カードは、コンビニや一部の地下鉄構内にあるお客様安全室で販売されています。チャージは交通カードと同じく、地下鉄の券売機で可能です。

路線図でわかる!韓国地下鉄&空港鉄道の主要駅・観光スポット案内

地下鉄の料金やお得な乗り方について、お分かりいただけたでしょうか?

ソウルの地下鉄には、数多くの路線が存在します。各路線には観光スポットがあるので、韓国旅行中にはさまざまな路線を使うことになるでしょう。

ここからはソウル市内を走る韓国地下鉄の主要な路線をひとつずつ見ていきます。

A’REX(エーレックス)空港鉄道|仁川空港からソウル市内へ直行!

特徴ソウル市内と空港を結ぶ旅行路線
主要駅仁川空港
金浦空港
弘大入口
ソウル
観光スポット若者のホットプレイス「弘大エリア」

🚆空港鉄道(A’REX)は、空港とソウル市内をつなぐ路線です。

空港から電車を利用して、安く移動したい場合におすすめ。一般列車と直通列車があり、直通列車の場合は座席指定がありノンストップでソウルに向かうことができますよ。

一般列車直通列車
特徴各駅に停車するので
どこからでも乗車可能
仁川空港からソウル駅まで
直通指定席
時間
(仁川空港ーソウル)
約60分約40分
料金4,750ウォン9,500ウォン

ソウル地下鉄1号線(藍)|仁川〜ソウル中心部を貫く老舗路線

特徴歴史のある古い路線
長距離移動可能
主要駅仁川
ソウル
東大門
水原
観光スポットナイトショッピングエリア「東大門」
ユネスコ世界文化遺産「水原華城」(水原市)
伝統市場「広蔵市場」

ソウルで最も歴史のある1号線は、仁川や水原などの郊外とソウル市中心部を結ぶ長距路線。そのためソウル市内の移動はもちろん、郊外まで足を伸ばしたい時に便利です。

ソウル地下鉄2号線(緑)|繁華街をぐるっと巡る環状線

特徴ソウル市内をぐるっと回れる
韓国の魅力がこの路線1本に詰まっている
主要駅弘大入口
江南
蚕室
聖水
東大門歴史文化公園
観光スポット若者のホットプレイス「弘大エリア」
美容の街「江南エリア」
遊園地「ロッテワールド」
POPUPが楽しい「聖水」
ナイトショッピングエリア「東大門」

2号線は、ソウル中心部をぐるりと囲むように走る環状路線。

観光やグルメ、ショッピング、美容など、あらゆる魅力が集まるエリアを効率的に回れるため旅行者に最も人気の高い路線といえるでしょう。旅行中に一度は利用するであろう、重要路線ですよ。

ソウル地下鉄3号線(オレンジ)|北から南を結ぶ王宮ルート

特徴南北に渡って走っている路線
縦移動に便利
主要駅景福宮
安国
狎鴎亭
高速ターミナル
観光スポット王宮「景福宮」
カフェ激戦区「安国エリア」
高級感あふれる「狎鴎亭エリア」
プチプラ地下街「GOTOMALL」

オレンジ色の3号線は縦移動に便利。歴史と現代が融合したスポットをつなぐ魅力的なルートです。

伝統とトレンドのどちらも楽しめるのが特徴ですよ。

ソウル地下鉄4号線(水)|人気観光地にアクセスしやすい路線

特徴韓国初心者にぴったりな路線
主要観光地が多く使いやすい
主要駅ソウル
明洞
東大門歴史文化公園
観光スポット観光客が集まる「明洞エリア」
ナイトショッピングエリア「東大門」
東大門エリアのシンボル「DDP」

4号線は明洞や南大門、東大門、ソウル駅など観光の要所をつなぐ、旅行初心者に最もわかりやすい路線のひとつです。ソウル駅〜東大門駅の間に、韓国の主要スポットが詰まっています。

明洞エリアでは韓国屋台を始め、オリーブヤングやnyunyuなどでショッピングも楽しめますよ。

ソウル地下鉄5号線(紫)|東西を横断する空港・観光ルート

特徴東西に走る長距離路線
主要駅汝矣ナル
光化門
鍾路3街
東大門歴史文化公園
観光スポット漢江ビュー「汝矣島漢江公園」
王宮「景福宮」
外飲み通り「ポジャンマチャ」
ナイトショッピングエリア「東大門」

5号線はソウルを東西に一直線に貫く長距離路線で、金浦空港から市内中心部まで移動できます。

ソウル中心部では、汝矣島駅〜東大門歴史文化公園の主要駅が人気。汝矣島漢江公園では、韓国ならではの漢江ラーメンやチキンを楽しめますよ。

ソウル地下鉄6号線(茶)|ディープなソウル&多国籍文化を満喫

特徴南山の南を走る路線
ディープな駅が多い
主要駅望遠
三角地
梨泰院
観光スポット市場「望遠市場」
名店が集まる「三角地エリア」
夜に賑わう「梨泰院エリア」

6号線は観光スポット密集地ではないものの、ローカルな魅力や異文化エリアを楽しめる路線です。

南山の南側はこの路線のみ。観光地巡りとはひと味違う「リアルなソウル」を体験したい方におすすめですよ。

ソウル地下鉄7号線(オリーブ)|住宅エリアとショッピングのアクセスに◎

特徴観光ではあまり乗らないローカル線
住宅エリアが多め
主要駅オリニ大公園
建大入口
清潭
観光スポット動物園もある公園「ソウル子供大公園」
若者の飲み屋が多い「建大入口エリア」
ブランドショップが並ぶ「清潭エリア」

7号線は観光客にとってはややマイナーな路線。

住宅街や大型モール、大公園などへのアクセスが便利なので、地元の方が多く利用します。ソウルの東側から漢江を越えて南西側に走っており、落ち着いたローカルエリアやショッピング目的の方におすすめですよ。

ソウル地下鉄8号線(ピンク)|ローカル向けの穴場エリアにアクセス

特徴旅行では乗る機会がほぼない路線
主要駅蚕室
観光スポット遊園地「ロッテワールド」

8号線はソウルの東側を走るローカル色の強い路線です。

観光の中心地とは少し離れた駅ばかりを通るので、ローカルな韓国に挑戦したい方におすすめ。

ソウル地下鉄9号線(金)|急行運転が便利な空港〜市内高速ルート

特徴金浦空港から乗車可能
ソウル南部の移動に便利
主要駅金浦空港
汝矣島
高速ターミナル
シンノヒョン
観光スポット自然が調和する百貨店「ザ・現代ソウル」
プチプラ地下街「GOTOMALL」
美容の街「江南エリア」

9号線は金浦空港を通るため、美容目的で江南エリアにすぐいきたい人に便利な路線です。漢江より南のソウル市内を東西に走っており、急行列車もあり。

1〜8号線の運行会社とは異なるため、乗り換え時に改札を通る必要があります。ただし、運賃には影響しないので安心して利用できますよ。

乗り換えのやり方&アプリでの検索方法

出典:ソウル市HP

ソウル市内には様々な地下鉄の路線が通っているため、韓国旅行の初心者にとっては少し難しく感じてしまうかもしれません。しかし駅構内の案内板は日本語の表示も多いため、見方がわかっていれば簡単に移動することができますよ。

では、ここからは案内板の見方や乗り換え方法を解説します。地下鉄を利用する際に便利なアプリも紹介しますね。

案内板の見方

まずは行き先を間違えないように、駅のホームにある案内板を確認しましょう。

矢印が進行方向となっており、その先にある駅名が次の駅になります。

乗り換えの際には、床や天井、壁に記載のある通りに進みましょう。

日本のようにどの階段から上がっても乗り換えができるわけではありません。

⚠️間違った方に進むと改札外に出てしまい、うまく乗り換えができないので注意しましょう。

NAVER MapやSubway Koreaで乗換案内可能

地下鉄の乗車案内は、アプリで確認すると便利です。

NAVERマップでは目的地を設定することによって、現在地からの行き方が検索できます。乗り換えに便利な乗車位置や、電車の到着状況も確認できますよ。

詳しくは、こちらの記事をご覧くださいね👇️

また地下鉄の情報だけを確認したい場合は、「Subway Korea」も便利です。日本語対応で、乗車駅から下車駅を選択することで乗り換え情報や所要時間がひと目で分かります。地下鉄の路線図で確認でき、乗り遅れや乗り越し防止のアラームも設定できますよ。

詳しくは、こちらの記事をご覧くださいね👇️

地下鉄の乗り方ガイド【初心者ステップ】

この章では、ソウル地下鉄の乗り方について解説します。特に韓国旅行が初めての方は、現地で焦らないようによく読んでくださいね。

韓国で地下鉄に乗るステップは、以下の通りです。

  • 駅を探す
  • 行き先・乗る路線を確認
  • 切符購入 or カードタッチ
  • 改札を通る
  • ホームで方向確認・電車に乗車
  • 降車・出口の確認
  • 返金処理(1回券)

まずは、現在地から近い駅を探しましょう!

ソウル市内を走る多くの電車は地下に改札があるため、階段を降りる必要があります。しかし地下鉄の案内板でない地下に入ってしまうと、地下鉄のない地下街のみが広がっている場合も。

💡写真のような、路線の番号や名前が書かれた階段から地下に入るようにしましょう。

また韓国旅行で人気な行き先である聖水などでは、地上に線路が通っています。一部の駅は地下ではないため、地下鉄だからと下ばかり見ないように注意が必要です。

地下に入ってからも、天井にある案内板を見るようにしましょう。乗りたい路線の番号があるか確認をし、改札に向かってください。

改札の手前に、券売機が並んでいます。1回用交通カードの購入、またはT-moneyのチャージをしましょう。

※気候同行カードを使用する場合、最初に数日分の乗り放題パスをチャージした後は券売機に立ち寄る必要はありません。そのまま改札に向かいましょう。

✅️改札を通る時も、案内板のチェックをお忘れなく。なぜなら、方面によって改札が違うことがあるため。中で繋がっている駅もありますが、遠回りになってしまうので改札に入る前に確認しましょう。

1回用交通カードもT-moneyも、いずれの交通カードもタッチをして通過します。反応が遅いことが多いので「ピッ」となるまで、カードを当て続けましょう。反応したらタッチパネルの上にある画面が変わりますよ。

ホームに降りたら、行き先の方面を確認しましょう。車両番号は乗車口の地面に記載があります。

アプリに記載されている車両に乗りたい方は、乗車口を見てみましょう。

降車後は案内板に沿って、地上を目指します。乗り換えがある方も、案内板を確認しましょう。

✅️1回用交通カードで乗車した方は、改札をでたら保証金の返金手続きをしてください。改札付近に1台または2台が並んで置かれています。

最近はあまり使用する人がいないため、目立った場所に置かれていない場合も。券売機付近にあることが多いので、まずは券売機を探してみても良いでしょう。

ストライキや運休時の対処法

日本では滅多に遭遇しない公共交通機関のストライキですが、韓国ではたまに発生します。

実際に2024年12月には一部の路線で70%運行となりました。全面的なストライキになる前に終了したものの、このような事態が毎年のように起こっているのです。しかし旅行者であると、その情報をキャッチすることは難しいでしょう。

ここでは、韓国地下鉄のストライキの対処法を紹介します。

ストライキ情報のチェック方法

基本的にはストライキは急に始まることはなく、ニュースや地下鉄構内の張り紙で確認可能です。

旅行前であれば、下記のような方法で確認できるでしょう。

  • 韓国旅行系のSNS
  • NAVER
  • 韓国ニュースサイト
  • 「韓国 ストライキ」と検索

不安の募る情報がたくさん出てきますが、多くの場合のストライキでは地下鉄が全く動かなくなるというわけではありません。本数が大幅に減るために混雑が予想されるので、スムーズな韓国旅行を楽しみたい方は地下鉄以外の移動方法にも挑戦しましょう。

ストライキ中の代替交通手段

地下鉄の代わりになる交通手段は、以下のものがあります。

  • 市内バス
  • 無料シャトルバス
  • タクシー

ストライキが発生した場合は、各自治体などで無料のシャトルバスが運行される可能性があります。

また、通常の市内バスやタクシーを利用するのも良いでしょう。タクシーは、日本と同じように街中で手を挙げて止めるスタイル。ただし一部で、観光客へのぼったくりが問題になったことも…。

そんな問題に合わないためには、「Kakao T」アプリが便利です。出発地点と目的地を決めると、推奨ルートや予想金額が出るので安心。アプリ内で配車もできるので、タクシーがなかなか通らない道からでも乗車できますよ。

駅ナカ施設&便利なサービス

韓国の地下鉄構内にはコンビニや売店、コインロッカーなどの設備が充実しており、地下街も広がっています。もちろん旅行中に困りがちなトイレも完備。

また、高速ターミナル駅にあるGOTOMALLや汝矣島のIFCモール、ザ・現代ソウルは駅直結の施設。地下街から直接行けるため、雨に濡れることなくショッピングを楽しめます。

旅行中に役立つコインロッカーは観光で訪れる駅には必ずと言っていいほどあり、ソウル駅や弘大入口駅などの主要駅には荷物預かりサービスもあります。

ソウル地下鉄構内のコインロッカーを利用するなら、「T-Locker」アプリが便利ですよ。

利用する航空会社によっては、ソウル駅で飛行機の事前チェックインが可能です。仁川空港まで行かずともソウルで荷物を預けることができるので、荷物を気にせず移動ができますよ。

韓国の駅ナカにある施設や便利サービスをまとめておきます。

  • トイレ
  • コンビニ
  • コインロッカー
  • 飲食店
  • コーヒーショップ
  • コンセント
  • 充電スポット
  • 休憩スペース など

よくある質問Q&A

よくある質問を以下にまとめました。

地下鉄で迷ったときは?

✅️地下鉄で迷った時は、案内板を見てみましょう。

目指している出入口の番号や乗り換え先が矢印で書かれているかもしれません。また乗り換えの時には、次に乗る路線の色を探してみるのも良いでしょう。壁に沿って辿っていくと到着できますよ。NAVERマップでは地下構内の地図も確認できるので、活用してみてくださいね。

スーツケース持ち込める?

✅️韓国の地下鉄は、スーツケースの持ち込みが可能です。

改札を通る際には、通常のレバータイプのところだと荷物が引っかかるので注意。改札口の端にあるレバーのない広めの改札を通ると、荷物が引っかからずに通れます。

また、大きな荷物を持っている時には出退勤ラッシュに注意。特に平日の7時〜9時、18時〜20時は混雑しています。大きな荷物を持っていると人ごみに紛れてしまい危ないので、利用しないほうが安全です。

カードが反応しないときは?

✅️残高不足やカードのタッチ時間が短いと、カードが反応しない時があります。

乗車前にT-moneyの残高を確認し、改札を通るときは1秒以上かざして「ピッ」と音が鳴ってから進みましょう。それでもカードが反応しない時は、近くにある事務所や案内所に行かなければいけません。もしくは改札の端にインターホンがあるので、そこで駅員さんと会話することになるでしょう。

その際は翻訳アプリ「Papago」が便利ですよ。

【Papagoは無料で韓国語翻訳に使えるアプリ!Papagoの使い方・便利機能を徹底解説】

安全面・夜間移動は大丈夫?

旅行で訪れる韓国の観光地がある主要駅では、夜間でも多くの乗客が利用します。

✅️特にソウル市内は夜間でも栄えているので、比較的安全と言えるでしょう。

しかし韓国の地下鉄内で日本人があまり見慣れないのが、ものを売り歩く人や勧誘です。目の前で商品の説明を始めたり話しかけられたりする場合がありますが、何も答えなければ問題ありません。最初は驚いてしまうかもしれませんが、ほとんどの場合が許可のない禁止行為なので話をせずに見過ごしましょう。

まとめ|韓国地下鉄はスマートに使えば最強の移動手段!

地下鉄は韓国旅行に必須の移動手段。料金は安く、そして主要な観光スポットのほとんどに駅が直結しているため、旅行初心者でも安心して使えます。さらに交通カードやアプリを活用することで、移動中のストレスを減らすことも可能でしょう。

事前にT-moneyを準備し、ルート検索にはNAVER MapやSubway Koreaなどのアプリを活用するのがポイント!旅行中の時間は限られているからこそ、地下鉄をうまく活用することが重要です。

ぜひ地下鉄を使って、韓国の街歩きを楽しんでみてくださいね。