40代を迎えると、一気に気になる人が増えるたるみやシワの悩み。
鏡を見るたびに、たるみやシワが目立つようになっていませんか?
たるみやシワが一度できてしまった肌は、20代の頃のようなきれいな肌に戻すことはできるのでしょうか?
ここでは、たるみやシワの悩みにフォーカスした施術が揃う中、どの施術が悩みを改善させるのか紹介します。新たなたるみやシワができないように、原因も詳しく解説していきます。
たるみやシワの悩みを解消すれば、おしゃれや人やお出かけが一層楽しくなること間違いなし!
たるみとシワの原因って何?
たるみとシワが肌に表れると、顔の印象が暗く見えます。状態によっては、メイクでのカバーも難しくなると考えます。
たるみとしわができる原因について、早速見ていきましょう。
乾燥
肌の乾燥は、たるみやシワを作る元と言えます。肌に含まれる水分が減っていくからです。
肌は、約20%から30%の水分が保たれていると肌トラブルが起こりにくい健康な肌を手に入れられます。数値以下の水分量だと、たるみやシワに関係なく肌トラブルに悩まされます。
肌は、3つの層に重ねられて整えられています。その中で、真皮層の部分を保湿することが必要です。 真皮層は、肌の内側の部分で常に水分で潤っているべき層です。真皮層の潤いが少ないと、肌の外側の部分である表皮層に影響を与えます。 潤いが減っていくと… 肌には細かいちりめんジワが出来始めます。 ちりめんジワは、次第にくっきりと跡のように残ってしまいます。 |
💡乾燥から肌を守るために、普段から季節関係なく保湿をして肌の潤いを保つようにしましょう。
乾燥は、たるみやシワを引き起こす主な原因です。
生活習慣
たるみやシワは、日常の生活習慣の影響とも関わりを持ちます。
不規則な生活習慣は、きれいな肌を保つための成分を吸収することができなくなります。
肌には、コラーゲンが多ければ多いほど、ハリのある肌へ導きます。 コラーゲンは、タンパク質を多く含む食材で摂取することが可能です。摂取した食べ物より、コラーゲンを作り出す役目を促す鉄分やビタミンCも必要な栄養素です。 💡好きな食べ物に偏るのではなく、1回の食事で多くの栄養素が摂れる献立を考えて食べるように心がけましょう。 |
睡眠不足もたるみやシワを作る原因の一つです。 睡眠が不足している状態だと、成長ホルモンが正常に分泌されなくなります。肌の生まれ変わりが正常に機能しなくなり、たるみやシワを促進させます。睡眠は、睡眠時間が長いほど良い訳ではありません。時間を確保した上で、質の良い睡眠を取ることが大切です。 💡毎日湯船に浸かって身体を温めたり、寝る前にブルーライトを浴びないように睡眠の質を高める対策を実践しましょう。 |
喫煙やストレス、猫背も、たるみやシワをできやすくさせます。 喫煙やストレスは、肌のターンオーバーに負荷を与えます。没頭できるものを見つけてタバコやストレスを手放しましょう。猫背に関しては、デスクワークをしている人はもちろん、スマートフォンを使うときに特に注意が必要です。顔が下へ向くことによって顔へ重力がのしかかります。 💡日頃から姿勢を正したり、スマートフォンに向ける目線を上げるようにしましょう。 |
たるみやシワを増やさないためにも、今日から規則正しい生活習慣を送るように意識してみてはいかがでしょうか。
紫外線
紫外線は、肌の老化を早めます。
紫外線を浴びることで、真皮層を刺激させます。
紫外線が真皮層に到達すると、エラスチンやコラーゲン、肌のハリや弾力を補う線維芽細胞を傷つけ壊してしまいます。壊されることで、肌を守る機能がスムーズに働かなくなります。時間が経過するにつれて、たるみやシワができてしまいます。紫外線の中でも、真皮層に刺激を与えるのが、UVAと呼ばれる紫外線。UVAは、他の紫外線に比べて、肌の奥まで浸透します。
紫外線は屋外だけでなく、窓ガラス越しなど屋内で過ごす場合も浴びている状態です。 💡毎日日焼け止めを塗って紫外線から肌を守りましょう。 |
紫外線に気を付けることは、たるみやシワを作らせないために欠かせない対策です。
筋肉の衰え
年を重ねていくごとに、筋肉は衰えていきます。
骨や筋肉が縮むことが原因で、肌に表れてきます。
筋肉は、代謝や血流を良くするために必要な部位。健康的な筋肉の維持ができなくなると、たるみやシワを促進させます。特に、表情筋が衰えていくと、皮下脂肪の量が減っていき、はっきりと顔にたるみやシワができます。
💡筋肉の衰えを防ぐためには、顔の体操を行いましょう。 ・表情筋を柔らかくすることで、たるみやシワを防ぐだけではなく肌全体の機能を守ります。 ・口を大きく開けて表情筋を伸ばしたり、縮ませたりしてほぐしましょう。 ・普段から人と話したり、食べ物を食べる時によく噛んで食べるなど普段から表情筋を意識することも、衰えを促進させない対策の一つです。 |
高齢なことを理由として諦めずに、筋肉の衰えの対策を始めましょう。
主な種類【たるみ編】
たるみは、1つに限らず複数の種類があり顔のパーツに表れます。
症状に合わせて施術を行うことで、適した効果が得られます。
具体的に、たるみの種類について紹介していきましょう。
乾燥たるみ
乾燥たるみは、肌の乾燥が原因で発生。
⚠️ 空気が乾燥する冬の季節は最も注意が必要です。
肌が乾燥すると、肌に必要な水分は外へ逃げていきます。寒い季節には、保水性の高いスキンケア商品を使うことがおすすめ。常に肌に潤いを与えている状態を保つようにすることで、乾燥たるみを予防します。
肌の潤いをバリアして、乾燥たるみを引き起こさないようにしましょう。
真皮老化たるみ
真皮老化たるみは、真皮層の老化が原因です。
真皮層を刺激することで老化の作用を促進させます。
紫外線をはじめ、睡眠や食事など日常生活によって、真皮層の機能を低下させます。健康な真皮層を守ることに欠かせないコラーゲンやエラスチンは、年を重ねるとともに、減っていく成分です。必要な量のコラーゲンやエラスチンを保つことで、真皮層老化たるみを遠ざけます。
💡紫外線対策や丁寧なスキンケアを怠らないように過ごしましょう。
うつむきたるみ
うつむきたるみは、毎日の生活スタイルによって生じるたるみ。
姿勢が悪い人に起こりやすい症状です。
うつむきたるみの原因は、首のたるみやシワ、二重あごに影響します。頬の筋肉は下がってしまい、フェイスラインのバランスを崩します。個人差はありますが、正しい姿勢を定着させるには時間がかかります。
💡意識することだけでは難しい人は、姿勢をサポートするコルセットを使うことがおすすめです。
生活を見直せば、うつむきたるみは改善できるたるみの症状です。
無表情たるみ
顔の筋肉を動かさないことで起こるのが、無表情たるみです。
皮下脂肪を支えることができなくなります。
表情筋を動かさないと、筋肉の衰えが生じます。特に、イライラした時は口角が下がり表情筋を使わない状態に陥ります。表情筋を使わないことは、血の巡りを悪くさせ、老廃物を溜め込みます。
💡無表情たるみの予防策としては、顔の筋肉を柔軟に動かすこと。表情筋を使いこなすことで、皮下脂肪を支え筋肉を維持します。
日頃から表情筋を大きく動かすことを意識して、無表情たるみにならないようにしましょう。
主な種類【シワ編】
シワにもたるみと同じように複数の種類があります。
口元や目元などにできやすいシワは、年齢関係なく表情に表れます。
早速シワの種類について見ていきましょう。
ちりめんジワ
肌に刺激が加わると、最初にできるのがちりめんジワ。
乾燥が原因で、表皮層の肌に表れます。
ちりめんジワは、口元や目元に出やすくシワの初期段階と言えます。紫外線の影響に限らず、日々のスキンケアで肌を摩擦することや肌荒れでも起こると考えます。
ちりめんジワは後に、真皮層まで影響を与えると、目立つようになります。
💡ちりめんジワができた場合、血行の流れを良くしましょう。 保湿の力を高めることが期待でき、不足している肌の水分を補います。 |
ちりめんジワができたら、早めの対策を行いましょう。
表情ジワ
表情ジワは、表情が豊かな人が悩みやすいシワのトラブルです。
肌に弾力やハリが足りない状態で動かすと、シワとして跡となります。
年齢が若いと、肌に必要な水分や潤いが整っているため表情が豊かであっても表情ジワとして悩むことはありません。表情ジワが肌に出てくると、怒っていたり暗い印象に見えてしまう恐れも考えられます。
💡乾燥をしないように、保湿することや肌にハリや弾力を与えるビタミンCなどの栄養素を摂取しましょう。 |
年齢を重ねても、表情ジワができることを恐れずに、自由に表情が変えられる肌にしましょう。
たるみジワ
たるみジワを引き起こすと、年齢以上に老けてみえてしまいます。
たるみが肌に負担をかけることが原因。
若々しい肌には、女性ホルモンの活性化によってコラーゲンやエラスチンが豊富に含まれています。女性ホルモンの働きが衰えていくと、コラーゲンやエラスチンが減っていき、たるみジワができやすくなります。特に、口周りにできるほうれい線は、たるみジワによってできるものです。
💡くっきりとほうれい線ができる前に、保湿や紫外線対策の他に、マッサージを行うように心がけましょう。 マッサージを行うと、表情筋を鍛え血行の巡りを促します。 |
たるみジワを未来に持ち越さないように、今日から対策を取り入れていきましょう。
真皮ジワ
真皮ジワは、肌に深く残ってしまうシワ。
取り返しのつかないシワといっても過言ではありません。
💡真皮層に跡がはっきりと残ることでできる真皮ジワは、主に表情ジワやたるみジワが悪化した状態です。 自力に治すことは困難なため、クリニックに相談することがおすすめです。 |
真皮ジワは、発症してから治療するのではなく、早めの相談や対策が必要不可欠です。
【厄介なたるみとシワを撃退させる】おすすめな施術
ここまでたるみやシワの原因と種類について紹介していきました。
一度できてしまったたるみやシワは、状態によっては酷くならないようにすることは可能ですが、完全に無くすことは難しいと言えます。
具体的に、たるみやシワに効くおすすめな施術について見ていきましょう。
【目元のたるみやほうれい線にぴったり】ハイフ
ハイフは、超音波の力でたるみをなくしていきます。皮膚を傷つけることなく進めていきます。 |
熱を肌に与えることで、コラーゲンやエラスチンを作り出します。短時間で成分を肌に促進させるため、効果が得られやすい施術です。ハイフは、施術した箇所が傷として残ることはないものの、高温が肌に触れるため痛みや腫れを感じる場合があります。
半年に1回の頻度で施術を行うと、たるみのリフトアップ効果が得られます。
皮膚を切る施術を避けたい人は、ハイフでたるみを改善させましょう。
【ちりめんジワや表情ジワを和らげる】ボトックス注射
細かいシワに適しているのが、ボトックス注射。筋肉の力を弱くさせ、表情層に表れるシワを改善させます。 |
ボトックス注射に含まれるボツリヌス・トキシンは、顔の筋肉を麻痺させます。麻痺する作用によって、ちりめんジワや表情ジワなど浅いシワをなくしていきます。
ボトックス注射は打ってから肌へ効果が出やすいことがメリットの一つ。 ⚠️その反面、内出血や腫れ、アレルギー反応が生じる場合があります。打つ前に、医師とカウンセリングを綿密に行うようにしましょう。 |
ボトックス注射は、シワの初期段階の状態を撃退するには最適な施術です。
【たるんだ肌を引き上げる】糸リフト
糸リフトは、たるみに効果的な施術です。施術を行ってすぐに結果が肌に表れることが特徴です。 |
糸リフトは、肌を傷つけずに行い、糸でたるんだ肌を引き上げます。施術が終わってからは約2年ほどリフトアップした状態を保ちます。傷跡も目立たず1時間程度で終えることができるのが嬉しいですね。
糸リフトを使って、たるんだ肌から引き締まった肌を手に入れましょう。
【シワに最適】ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射は、ダウンタイムの期間がほとんどない為、手軽に受けやすい施術です。 |
ピンポイントにヒアルロン酸を注入し、肌に足りない成分を補います。注入後は肌へ効果がすぐに反映され、たるみやシワを改善させます。持続は、約2ヶ月ほどが目安。定期的に受けることがおすすめです。
普段忙しくて時間が取れない人は、ヒアルロン酸注射がおすすめです。
【真皮ジワを改善に導く】ダーマペン4
ダーマペン4は、肌の再生を促しシワを改善させるため、真皮層に刻まれたシワにぴったりの施術です。 |
16本の細い針で、肌に複数の細かい穴を開けていくダーマペン4は、短い時間で施術を進めていきます。開いた穴からは、コラーゲンを吸収し、きれいな肌を作っていきます。1週間から2週間で効果を得られる施術で、回数を重ねることにシワのない肌にシフトチェンジしていきます。
真皮ジワは、シワの中で最も皮膚に跡が付いた状態。肌の状況を把握して適切な回数の施術を受けましょう。
セルフケアでは修復が難しい真皮ジワは、ダーマペン4に頼りましょう。
まとめ
たるみやシワは、加齢とともに付いてくる肌トラブルです。
紫外線や乾燥など、日頃のケアは怠らず継続させることは、たるみやシワのない肌を作るには必要と言えます。
手が行き届かない時には、気軽にクリニックに相談をしましょう。
たるみやシワの悩みを諦めず、いくつになっても生き生きとした健康的な肌をキープしましょう。