韓国でリジュラン注射を受ける前に知っておきたい基礎知識!日本との違いは?

韓国でリジュラン注射を受ける前に知っておきたい基礎知識!日本との違いは?

「美肌大国」として知られる韓国では、リジュラン注射が多くの人に支持されています。その理由は、高い技術力と手軽ながらも圧倒的な効果にあります。

日本でも人気が高まりつつあり、取り扱うクリニックも増えたリジュラン注射ですが、韓国では独自の注入法や症例の豊富さが魅力となり、短期間で結果を実感しやすいと言われています。

今回は、韓国でリジュラン注射を受ける際に知っておきたい基礎知識を、日本での施術との違いを交えながらわかりやすく解説します。肌の根本改善を目指す方、韓国で美容医療を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!

リジュラン注射における韓国と日本の違い

韓国で行われているリジュラン注射と日本で行われているリジュラン注射の違いを以下の表にまとめました。

韓国 日本
使用製剤PDRN濃度7.0%まで認可PDRN濃度5.0%まで認可
注入方法マルチポイント注入、マイクロカニューレ法など複数の選択肢あり基本的に単一の注入方法
平均価格15~30万ウォン
(約1.5~3万円)/1cc
3~5万円/1cc
治療のプロトコル個別カスタマイズされた複合治療が一般的単独治療が一般的

リジュラン注射とは?

リジュラン注射とは、サーモンDNAから抽出したPDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)という成分を皮膚に注入し、細胞の再生を促進する治療法です。

コラーゲンの生成を促し、肌の若返りや傷跡の改善などに効果があるとされています。

リジュラン注射で解消できる悩み

リジュラン注射では、以下のような悩みを解消できます。

  • 肌のハリ・弾力の低下
  • 小じわやちりめんジワ
  • にきび跡や傷跡
  • 毛穴の開き
  • 全体的な肌質の改善

解消できる悩み1:肌のハリ・弾力の低下

PDRNの細胞再生効果により、肌の土台となるコラーゲンとエラスチンの生成を促進します。その結果、年齢とともに失われがちな肌のハリと弾力を内側から改善する効果が期待できます。

解消できる悩み2:小じわやちりめんジワ

皮膚の水分保持力を高め、表面のキメを整えることで、細かいシワの改善が期待できます。特に目元や口元などの繊細な部分に効果的です。

解消できる悩み3:にきび跡や傷跡

細胞の再生を促進し、傷跡の修復を助けます。凹凸のある肌も、徐々にスムーズな状態へと改善していきます。

解消できる悩み4:毛穴の開き

肌の内側からターンオーバーを促進し、コラーゲンを生成することで、開いた毛穴を引き締めます。また、皮膚の弾力性が向上することで、毛穴の目立ちにくい滑らかな肌へと改善が期待できます。特に頬やTゾーンなど、年齢とともに目立ちやすくなる部分に効果的です。

解消できる悩み5:全体的な肌質の改善

PDRNの働きにより、肌の細胞活性が高まり、以下のような総合的な肌質改善が期待できます。

  • くすみの改善による透明感のある肌へ
  • 肌のキメが整い、なめらかな質感に
  • 皮膚のバリア機能強化による健康的な肌へ
  • 肌の水分保持力アップによるしっとりとした質感
  • 血行促進による肌色の改善

韓国リジュラン注射の方式

韓国のリジュラン注射には、以下の方式があります。

韓国
マルチレイヤー注入法複数のポイントに少量ずつ注入
マイクロカニューレ法細い管を使用して広範囲に注入
メソセラピー法表層への浅い注入を多点で行う

一方、日本のリジュラン注射では、

日本
単回注入法1回ごとに必要な部分に注入
浅層注入法表皮直下への注入
深層注入法皮下組織への注入

韓国のリジュラン注射と日本の大きな違いは、注入方法の多様性と、治療プロトコルのカスタマイズ性にあります。

韓国と日本、どちらもどの方式を採用するかは医師の判断や、お悩みの症状によって異なります。

日本の場合は特に注入法によって治療プランを分けているクリニックは少ないでしょう。

韓国の方式について解説します。

韓国の方式1:マルチレイヤー注入法

顔全体を細かく区分けし、それぞれのポイントに最適な量を注入します。均一な効果が得られ、自然な仕上がりが期待できます。

韓国の方式2:マイクロカニューレ法

極細の管を使用することで痛みを軽減し、より広い範囲に均一に注入できます。内出血のリスクも低減できます。

韓国の方式3:メソセラピー法

極めて細かい注入を表層に行うことで、より繊細な部分の治療が可能です。回復も早く、ダウンタイムが短いのが特徴です。

リジュラン注射ダウンタイム中の症状と経過

リジュラン注射のダウンタイムでは、以下のような症状が出る場合があります。ダウンタイムとは、施術後から日常生活に戻るまでの回復期間のことです。

  • 腫れと内出血
  • 赤みとかゆみ
  • つっぱり感

以上のような症状がある期間は、メイク・入浴・運動など行動に制限があるのが一般的です。医師の指示に従って過ごしましょう。

腫れや赤みは数日ほどでおさまるケースもありますが、内出血に関しては完全に消失するまで2週間ほど続く場合もあります。

赤みの悪化や熱感などの症状がある期間は韓国に滞在が必要ですが、注入後特別な違和感がなければ帰国する方も多いでしょう。

ダウンタイム症状1:腫れと内出血

注入直後から24~48時間程度は軽い腫れが出現します。特に目の周りや頬の部分は腫れやすい傾向にあります。内出血は個人差がありますが、3~5日程度で徐々に改善していきます。

ダウンタイム症状2:赤みとかゆみ

注入部位の赤み2~3日程度続くことがあります。軽いかゆみを感じる場合もありますが、これは肌の再生過程での正常な反応です。医師から処方される軟膏で対処可能です。

ダウンタイム症状3:つっぱり感

施術直後は顔全体にややつっぱり感を感じることがありますが、1~2日程度で自然に改善します。これは有効成分が肌に浸透している証拠でもあります。

リジュラン注射のリスク

リジュラン注射には、以下のようなリスクがあります。

  • 注入部位の感染
  • 効果の個人差
  • 一時的な腫れ

リスク1:注入部位の感染

注入部位の感染は大変稀ですが、リスクとして0ではありません。来院したクリニックが清潔な環境にあるかも必ずチェックしましょう。韓国の大手クリニックでは高度な衛生管理が行われています。

リスク2:効果の個人差

肌の状態や年齢によって、効果の出方や持続期間に差が出る可能性があります。

リスク3:一時的な腫れ

注入量や方法によっては、予想以上の腫れが出現する可能性があります。ただし、適切な施術であれば1週間程度で改善します。

韓国でリジュラン注射を受ける場合の費用

韓国でリジュラン注射を受ける場合の費用は、約20万~25万ウォン(2万円~2万5千円相当)です。

韓国の場合には、2cc以上の使用頻度が多いため、料金表にも2㏄からの記載が多い傾向があります。

一方、日本でリジュラン注射を受ける場合の費用は、1㏄3万円~5万円程度です。

以下の表に、リジュラン注射の費用について韓国の相場と日本の相場をまとめました。

韓国 日本
1本(1㏄)約10万~15万ウォン
(1万円~1万5千円相当)
3万円~5万円
2本(2㏄)約20万~25万ウォン
(2万円~2万5千円相当)
4万~6万円

韓国でリジュラン注射をするメリット

韓国でリジュラン注射を受けるメリットは次のとおりです。

  • 効果を高める独自の注入技術
  • 状態に合わせた柔軟な治療設計
  • 豊富な症例による治療精度の高さ

メリット1:効果を高める独自の注入技術

韓国では「マルチレイヤー注入法」を採用するクリニックが多く、皮膚の異なる層に適切な濃度のPDRNを注入します。表皮から真皮深層まで立体的にアプローチすることで、自然な仕上がりと持続性の高い効果を実現。ダウンタイムも比較的短いのが特徴です。

メリット2:状態に合わせた柔軟な治療設計

リジュラン単体の治療に限らず、ボトックスやヒアルロン酸との組み合わせによる「カスタムカクテル注入」が一般的です。

例えば、目の下のクマには異なる深さに3種類の薬剤を層状に注入することで、くぼみとシワを同時に改善します。肌の状態や悩みに応じて、注入する薬剤の種類や量を細かく調整できます。

メリット3:豊富な症例による治療精度の高さ

ソウルの主要美容クリニックでは、1日数十件のリジュラン施術を実施しています。年間にすると、膨大な症例実績があります。様々な肌質や年齢に対する適切な注入量や方法が確立されており、特にアジア人の肌質への対応力が優れています。

また、注入後の肌の変化や経過についても詳細なデータの蓄積があるため、より正確な回復過程の説明が可能です。

韓国でリジュラン注射をするデメリット

韓国でリジュラン注射を受けるデメリットは次のとおりです。

  • 言語の壁
  • 理想的な治療間隔の確保が困難
  • アフターケアの制限

デメリット1:言語の壁

医療の専門用語や、肌の状態を表現する微妙なニュアンスを理解できる通訳の存在が重要です。「キメの細かさ」「ハリ感」「もっちり感」など、日本人が求める仕上がりを正確に伝えられる通訳は限られています。

また、優秀な医療通訳が在籍するクリニックは予約が集中する傾向にあります。

デメリット2:理想的な治療間隔の確保が困難

効果を最大限引き出すには、2~3週間の間隔を空けた2-3回の段階的施術が推奨されます。しかし、仕事の都合などで理想的な間隔での再訪が難しく、1回の渡韓で集中的な治療を選択するケースが多くなります。その結果、腫れやダウンタイムが通常より長引く可能性があります。

デメリット3:アフターケアの制限

人気クリニックではLINEやカカオトークでの日本人向けフォローアップ体制を整えていますが、実際の対応は平日日中に限られます。

また、提携している日本のクリニックも都市部に集中しているため、地方在住の場合、施術後のトラブルへの迅速な対応が難しい現状があります。

韓国でリジュラン注射を受けて失敗・後悔しないためのポイント

韓国でリジュラン注射を受ける場合に、失敗や後悔しないためのポイントは次のとおりです。

  • クリニック選びは実績重視で
  • 通訳の質を事前確認
  • 渡韓スケジュールに余裕を

ポイント1:クリニック選びは実績重視で

年間施術件数や、日本人患者の受け入れ実績を重視しましょう。特に、術前のカウンセリングが丁寧で、リスクや期待できる効果について具体的な説明があるクリニックを選ぶことが重要です。

ポイント2:通訳の質を事前確認

初回のメール問い合わせや電話対応の段階で、通訳の医療知識や説明の正確さをチェックしましょう。具体的な症例写真の共有を依頼し、その説明の詳しさも判断材料になります。

ポイント3:渡韓スケジュールに余裕を

術後の腫れのピークは48時間後に訪れることが多いため、最低でも3~4日の滞在期間を確保することをおすすめします。また、長期休暇中は人気クリニックの予約が取りづらくなるため、2~3ヶ月前からの計画的な準備が必要です。

韓国でリジュラン注射を受ける場合の流れ

韓国でリジュラン注射を受ける場合、以下のような流れになるのが一般的です。

STEP 01

事前カウンセリング(オンライン)

・現在の肌状態や悩みを共有
・治療計画の提案
・概算費用の確認
・渡韓日程の調整

STEP 02

来院・医師との対面カウンセリング

・詳細な肌状態のチェック
・注入箇所と量の決定
・施術内容の最終確認

STEP 03

施術当日

・麻酔クリームの塗布(30分程度)
・施術(40-60分程度)
・施術直後の注意事項説明

STEP 04

術後ケア

・クーリング処置
・軟膏や薬剤の処方
・生活上の注意点の説明

韓国でリジュラン注射がおすすめのクリニック

VSLINE Clinic

ソウル江南にある「VSLINE Clinic」は、一人ひとりの魅力を最大限に引き出すことを大切にする美容クリニックです。

不要な施術を勧めず、自然で美しい仕上がりを追求しています。多様な医療機器や厳選された正規品を使用し、徹底した衛生管理のもとで安全性と効果を両立させています。

個別カウンセリングから施術まで、すべてがオーダーメイドで行われるため、プライバシーも安心です。無駄のない価格設定で質の高い美容医療を提供し、患者一人ひとりの可能性を引き出します。

信頼できる技術と結果を求める方におすすめのクリニックです。

BIO美容整形外科

「BIO美容整形外科」は、「美しい自信を与える診療」をモットーに掲げるクリニックです。

単なる外見の美しさを追求するのではなく、容姿にまつわるコンプレックスを克服し、自信に変えるための診療を目指しています。韓国の人気美容番組でも紹介された実績を持つ江南エリアの名クリニックで、地元韓国のみならずロシアやモンゴル、中国といった海外からも高い支持を得ています。

特に、肌のアンチエイジングや美白を目指すレーザー治療、脂肪整形術「アキュスカルプ」などが人気の施術です。さらに、日本語コーディネーターが常駐しており、日本人患者に対するサポート体制も充実している点が大きな魅力です。

狎鴎亭WELLS美容皮膚科

韓国美容医療の中心地・狎鴎亭に位置する「WELLS美容皮膚科」は、経験豊富な5人の院長が直接診療と施術を行う、信頼の高いクリニックです。

患者一人ひとりの肌の特徴や状態を丁寧に診断し、オーダーメイドの治療を提供しています。レーザーを活用したアンチエイジング施術や、リジュラン、ボトックス、フィラーなどのスキンブースター施術が特に好評です。

また、1回で完了するプログラムやメディカルエステといった気軽に試せる施術も充実しています。駅からのアクセスが良く、1~4人用の個別施術室が完備されているため、リラックスして施術を受けられる環境が整っています。

まとめ:リジュラン注射で理想の肌質改善を目指すなら渡韓を視野にいれよう

これまで、韓国のリジュラン注射について日本との比較を解説してきました。

韓国でリジュラン注射を受けることは、肌の根本的な改善を目指す方にとって魅力的な選択肢です。韓国では、高度な注入技術と個々の肌状態に合わせたオーダーメイド治療が行われ、クマやシワ、たるみなど複数の悩みに的確に対応できます。豊富な症例実績に裏打ちされた高い技術力や、日本に比べたコストパフォーマンスの良さも見逃せないポイントです。

また、リジュラン注射は他の施術と組み合わせて行う「カスタム治療」が主流で、短期間で理想的な仕上がりを目指せます。一方で、言語の壁や渡航に伴う準備が必要になるものの、クリニック選びやスケジュール管理を徹底すれば、満足度の高い結果を得られるでしょう。若々しく透明感のある肌を手に入れるための大きな一歩と言えます。

リジュラン注射で理想の肌質改善を目指すなら渡韓を視野にいれてみてはいかがでしょうか?

RELATED ARTICLE関連する記事

【2025年版】韓国でボトックスを受けるなら?おすすめクリニックTOP10
【2025年版】韓国でボトックスを受けるなら?おすすめクリニックTOP10
韓国でシュリンクを受ける前に知っておきたい基礎知識!日本との違いは?
韓国でシュリンクを受ける前に知っておきたい基礎知識!日本との違いは?
韓国で眉下切開(眉下リフト)を受ける前に知っておきたい基礎知識!日本との違いは?
韓国で眉下切開(眉下リフト)を受ける前に知っておきたい基礎知識!日本との違いは?
美容情報一覧へ