韓国でアートメイクを受ける前に知っておきたい基礎知識!日本との違いは?

韓国でアートメイクを受ける前に知っておきたい基礎知識!日本との違いは?

メイクをしていなくても、綺麗な眉毛がキープできると人気のアートメイク。

眉毛のほかに、リップやアイライン、ヘアラインなどのメニューも人気です。

韓国なら低価格で韓国風のアートメイクができるため、旅行ついでにアートメイクをしたいという方も多くいます。

しかし、韓国でアートメイクする際、「韓国語が話せないけど大丈夫?」「イメージ通りになるか心配」という方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、韓国でアートメイクを受ける前に知っておきたい基礎知識をご紹介します。

韓国でアートメイクを受けるときに押さえておきたいポイントや、おすすめクリニックなども解説しています。

韓国でアートメイクをしたいと考えている方は、ぜひチェックしてくださいね。

アートメイクにおける韓国と日本の違い

韓国で行われているアートメイクと日本で行われているアートメイクの違いを以下の表にまとめました。

 韓国日本
種類眉毛アートリップアイラインヘアライン眉毛アートリップアイラインヘアライン
価格1~5万円程度3~8万円程度
メリット・価格が安い
・クリニックの数が多い
・韓国風のアートができる
・男性でも通いやすい
・日本のトレンドのデザインにできる
・交通費が安く済む
デメリット・言葉が通じない場合がある
・日本のトレンドと違う場合がある
・定期的に通いづらい
・施術費用が高い
・クリニックの数が少ない

アートメイクとは?

アートメイクとは、皮膚の浅い層に色素を入れる施術です。

特に眉毛が人気のメニューで、アートメイクにより綺麗な眉毛をキープすることができます。

眉毛のほかに、リップ、アイラインなども人気の施術で、一度施術をすると1〜3年持続するのが特徴です。

半永久的に持続するタトゥーとは違い、アートメイクは肌のターンオーバーにより数年で落ちるので、デザインや色の修正ができるというメリットもあります。

アートメイクで解消できる悩み

アートメイクでは、以下のような悩みを解消できます。

  • すっぴんに自信を持ちたい
  • 忙しくてメイクする時間がない
  • メイクがうまくできない

解消できる悩み1:すっぴんに自信を持ちたい

アートメイクだとメイクを落としても眉毛やリップの色が残るので、ノーメイクでも自信が持てるようになります。

スポーツや温泉など化粧ができないシーンでも、アートメイクしていることですっぴんの印象が変わります。

ノーメイクでも綺麗でいたいという方に、アートメイクがおすすめです。

解消できる悩み2:忙しくてメイクする時間がない

仕事や子育てで忙しいと、メイクに時間をかけられないという場合も多いですよね。

アートメイクをすると施術した部分のメイクをしなくて済むので、時短が叶います。

さらに、アートメイクをした部分は汗で崩れることもないので、メイク直しの回数も減らすことができるでしょう。

アートメイクをすることで、時短と綺麗が同時に叶うのがメリットといえます。

解消できる悩み3:メイクがうまくできない

眉毛をうまく書けないという方や、自分に合う眉毛の形がわからないという方は多いのではないでしょうか。

アートメイクなら、自分に合った綺麗な眉毛をキープすることができます。

また、韓国でアートメイクすると、流行の韓国眉にすることもできます。

アートメイクは1〜3年ほどで薄くなるので、その時期の流行のデザインや色にできるのが嬉しいポイントですね。

韓国のアートメイクの方式

韓国のアートメイクには、以下のような方式があります。

  • 手彫り
  • 機械彫り
  • 手彫りと機械彫りの組み合わせ

ここからは、アートメイクの方式について詳しく解説します。

方式1:手彫り

手彫りは、人の手によってアートメイクを施します。

ペンシル型の医療針を使用し、色素を入れていきます。

  • 細部まで丁寧に施術することができたり、濃さも調節したりすることができる
  • 本物の眉毛のような自然で立体的な仕上がりになることが期待できる

細部までこだわった自然な仕上がりにしたい方に手彫りが向いています。

  • 痛みを感じやすく施術時間も長くなる

痛みが心配な方は、カウンセリングで事前に相談しましょう。

方式2:機械彫り

機械彫りは、専用のマシンと医療針で色素を入れる方法です。

機械彫りでは、眉パウダーでメイクしたようなふんわりとした眉毛に仕上がるのが特徴です。

また、メリットとして機械彫りはという点があります。

  • 施術時間が短く、痛みも調節しやすい
  • 仕上がりが平面的でメイクした後のような印象のため、すっぴんだと浮く可能性がある

メイクしたような眉毛が好みという方もいるので、カウンセリングで仕上がりイメージを見て決めましょう。

方式3:手彫りと機械彫りの組み合わせ

自眉が少ない方や、立体的で自然な眉毛にしたい方には、手彫りと機械彫りを組み合わせる方法がおすすめです。

眉毛がないという方は、手彫りと機械彫りどちらかのみで自然な眉毛を作るのは難しい場合があります。

手彫りと機械彫りなら、グラデーションをつけたり毛流れを作ったりして自然に仕上げられます。

さらに、手彫りと機械彫りを組み合わせることで、より自分に合ったデザインに仕上げることができるでしょう。

アートメイクのダウンタイム中の症状と経過

アートメイクのダウンタイムでは、以下のような症状が出る場合があります。ダウンタイムとは、施術後から日常生活に戻るまでの回復期間のことです。

  • 眉…色が濃く見える・赤み・ヒリヒリ
  • リップ…皮がむける・カサブタ
  • アイライン…腫れや赤み・かゆみ

以上のような症状がある期間は、メイク・入浴・運動など行動に制限があるのが一般的です。医師の指示に従って過ごしましょう。

ダウンタイム症状1:眉毛は色が濃く見えたり、赤み、ヒリヒリ

アートメイクを行うと、皮膚に傷がついた状態になります。

眉毛は施術後カサブタになるので、色が濃くなったように見える場合があります。

カサブタは3日〜1週間程でとれるので、カサブタが取れることにより眉毛の色も自然になるでしょう。

また、個人差はありますが施術後に赤みが気になったり、ヒリヒリとした感じがする方もいます。

術後の経過に問題が無ければ、赤みやヒリヒリ感も数週間で落ち着きます。

眉毛のアートメイクは1週間ほどで色が定着するので、その間はメイクや洗顔、クレンジングはできません。

ダウンタイムの一週間は大事な予定は入れないようにし、ダウンタイムの注意点を守って過ごすようにしましょう。

ダウンタイム症状2:リップではカサブタ・皮がむける

リップのアートメイクでも1週間ほどダウンタイムがあります。

リップの施術の後は、傷の回復とともにカサブタとなり、皮がむけるため見た目が悪くなる場合もあります。

1週間ほどで皮むけが落ち着き、色素も定着してくるでしょう。

カサブタや皮むけのある間はワセリンなどで保湿を心がけてください。

ダウンタイム中の注意点として、香辛料などの入った辛い食べ物は刺激となる場合があるので避けるようにしましょう。

紫外線も刺激となるため、ダウンタイム中はマスクの着用をおすすめします。

ダウンタイム症状3:アイラインは腫れや赤み・かゆみ

アイラインでも1週間ほどダウンタイムがあり、いくつか生活上の注意点があります。

かゆみがある場合は、こすると刺激になってしまうため、清潔な綿棒などを使って軽く拭く程度にしておきましょう。

また、アイラインのアートメイクをすると3日程度はコンタクトの着用を控える必要があるので、その間は眼鏡を着用してください。

施術後はアイメイクも1週間できません。

アートメイクを綺麗に仕上げるためにもダウンタイムの過ごし方が大切なので、注意点を守って過ごしてください。

アートメイクのリスク

アートメイクには、以下のようなリスクがあります。

  • 無資格の人が施術をしているクリニックがある
  • MRI検査を受けられるかチェック
  • 簡単に消すことができない

リスク1:無資格の人が施術しているクリニックがある

アートメイクは皮膚を針で傷つけ色素を注入する施術です。

そのため、日本ではアートメイクは医療行為とされ、医師か看護師のみが施術を行うという決まりがあります。

看護師が行う場合は、医師の指導下でのみ行うことができ、看護師のみが行うことも禁止されています。

しかし、韓国ではアートメイクを行うのに資格が不要となっており、サロンやクリニックで多く施術が行われています。

衛生面やスキルにも違いがあるので、韓国でアートメイクを受ける際は口コミや評判をチェックしてクリニックを選びましょう。

リスク2:MRI検査が受けられるかチェック

アートメイクのインクには、微量に金属成分が含まれており、MRI検査を受ける際に反応してしまう恐れがあります。

そのため、アートメイクを受ける際はMRIを受けられるインクかどうか確認するようにしてください。

また、トラブルが絶対に起きないとは言い切れないため、アートメイクをした後にMRIを受ける際は医師に伝えるようにしましょう。

万が一トラブルが起きてしまった場合でも、適切に対処できるように医師が把握しておくことが大切です。

リスク3:簡単に消すことができない

アートメイクは数年持続するのがメリットです。

しかし、デザインが気に入らなかったり飽きてしまったりした場合、完全に消えるまでに時間がかかります。

アートメイクを消すにはレーザーなどの方法がありますが、手間とお金がかかってしまいます。

アートメイクを長く楽しみたい方は、飽きのこないデザインや色みを選ぶのがおすすめです。

韓国でアートメイクを受ける場合の費用

韓国でアートメイクを受ける場合の費用は、10万ウォン~50万ウォン程度(1万円~5万円相当)です。

一方、日本でアートメイクを受ける場合の費用は、3万円~8万円程度です。

以下の表に、アートメイクの費用について韓国の相場と日本の相場をまとめました。

 韓国日本
眉毛アート10万ウォン(1万円相当)5万円
唇アートメイク25万ウォン(2万5千円相当)5万円
アイライン20万ウォン(2万円相当)3万円

韓国でアートメイクをするメリット

韓国でアートメイクを受けるメリットは次のとおりです。

  • 料金が安い
  • クリニックの数が多い
  • 韓国で流行のデザインにできる
  • メンズでも通いやすい

メリット1:料金が安い

韓国でアートメイクを受けるメリットとして、価格の安さが挙げられます。

日本では3〜5万円以上かかりますが、韓国なら1万円から施術を受けられるクリニックが多くあります。

さらに、韓国ではリタッチやメンテナンス費用が無料というクリニックが多くあるのもメリット。

日本ではリタッチやメンテナンスでも費用が発生してしまいます。

飛行機代とまではいきませんが、韓国旅行のついでに行うならお得にアートメイクを受けることができるでしょう。

メリット2:クリニックの数が多い

アートメイクの流行りは韓国から始まっており、韓国ではアートメイクが一般的に定着しています。

そのため、日本よりもアートメイクできるクリニックの数が多く、いろいろなクリニックから選ぶことができるのがメリットです。

クリニックの数が多いことで、費用や施術方法、サービスなどを比較して選ぶことができます。

メリット3:韓国で流行のデザインにできる

日本でも韓国アイドルやコスメが流行し、韓国風のメイクに憧れのある方が多くいます。

韓国でアートメイクをすれば、韓国で流行しているデザインのアートメイクに仕上がるのがメリットです。

韓国風のメイクに合った眉毛やリップのアートメイクをしたい方に、韓国での施術がおすすめです。

メリット4:メンズでも通いやすい

美容大国である韓国では、男性でもアートメイクを受ける方が多くいます。

幅広い年代の男性の方がアートメイクを受けているため、男性でもクリニックに通いやすい雰囲気があります。

日本でのアートメイクが通いにくいと感じている男性の方は、韓国で施術を受けることを検討してみてください。

韓国でアートメイクをするデメリット

韓国でアートメイクを受けるデメリットは次のとおりです。

  • 言葉が通じない場合がある
  • 日本のトレンドのデザインと異なる場合がある
  • 定期的に通うのが難しい

デメリット1:言葉が通じない場合がある

アートメイクは、カウンセリングでどのようなデザインにするか相談を行います。

韓国でアートメイクを受ける場合も、仕上がりイメージや施術で不安な点などを伝える必要があります。

日本では細かなニュアンスなども伝わりやすいですが、韓国語では十分に伝わらないという場合もあるでしょう。

デメリット2:日本のトレンドのデザインと異なる場合がある

韓国と日本では、流行しているメイクが異なります。

韓国で流行りのアートメイクにしたい方には韓国の施術がぴったりですが、日本で流行っているデザインにしたい方は、カウンセリングで希望を伝える必要があります。

デメリット3:定期的に通うのが難しい

アートメイクは1〜3年で自然に消えるため、アートメイクをしたい場合は再び施術を受ける必要があります。

韓国の同じクリニックで施術を受ける場合は、韓国に行く予定を立てなければいけません。

韓国ではリタッチやメンテナンス費用が無料というクリニックもあります。

韓国に定期的に行く予定がある方はお得にリタッチすることができるでしょう。

韓国でアートメイクを受けて失敗・後悔しないためのポイント

韓国でアートメイクを受ける場合に、失敗や後悔しないためのポイントは次のとおりです。

  • 日本語対応しているクリニックかチェック
  • イメージ写真を持っていく
  • アフターケアについて確認しておく

ポイント1:日本語対応しているクリニックかチェック

韓国のクリニックでは、通訳が常駐しているクリニックがあります。

通訳がいれば、カウンセリングで自分の希望や不安な点を伝えやすくなります。

韓国語に不安のある方は、日本語に対応しているクリニックかどうかチェックして予約するようにしましょう。

ポイント2:イメージ写真を持っていく

アートメイクを成功させるためには、施術する方とのイメージの相違がないようにすることが大切です。

そのため、カウンセリングでは、自分の仕上がりイメージに近い写真や画像を持っていくのがおすすめです。

イメージの写真や画像を見せることで、自分の希望が伝わりやすくなります。

また、イメージ写真や画像を持っていくことで、カウンセリングもスムーズに進めやすくなるでしょう。

ポイント3:アフターケアについて確認しておく

韓国でアートメイクを受ける際は、ダウンタイムの注意点や過ごし方をしっかり確認しておきましょう。

ダウンタイムは1週間ほどで治まりますが、万が一トラブルがあった場合の対処法や連絡先なども確認することをおすすめします。

帰国後に受診する場合のクリニックも、いくつかピックアップしておくと、トラブルがあったときに慌てずに済みます。

韓国でアートメイクを受ける場合の流れ

韓国でアートメイクを受ける場合、以下のような流れになるのが一般的です。

  1. 予約
    韓国でアートメイクを受ける場合は、日本にいる時点で前もって予約をしておくと安心です。
  2. カウンセリング
  3. 麻酔クリーム塗布
  4. 施術
  5. アフターケアについて説明

日本語で予約できたり、ラインで簡単に予約できたりするクリニックがあるのでチェックしましょう。

カウンセリングでは希望の聞き取りやデザイン決めなどを行います。

カウンセリングでデザインなどが決まったら、麻酔クリームを塗布し施術を行います。

施術時間は、施術やカウンセリング内容にもよりますが、1時間半から2時間ほどで終わる場合が多いです。

韓国でアートメイクがおすすめのクリニック

韓国でアートメイクがおすすめクリニックをご紹介します。

リエンジャンクリニック

リエンジャンクリニックは明洞や弘大などに数店舗構えている美容外科・皮膚科。

その中でも、アートメイクを行っているのは江南店弘大店です。

施術の箇所も眉毛だけでなく、リップやアイライン、ヘアライン、乳輪など幅広く選択することができます。

色素も3種類から選べるなど、幅広いメニューから選択したい方におすすめのクリニックです。

セカジウォンクリニック

明洞にあるセカジウォンクリニックは、特に眉毛メニューが人気。

一人一人の黄金比に合わせた丁寧なデザインと施術を行っています。

気軽に楽しみたい方におすすめの「基本眉毛コース」や自然な仕上がりにしたい方におすすめの「ナチュラル眉毛コース」など自分に合ったコースを選ぶことも可能です。

日本人スタッフが常駐していて医師とのコミュニケーションの時にも通訳が入ります。

日本人スタッフであれば細かなニュアンスなども伝わりやすいので、韓国語に不安のある方でも通いやすいクリニックでしょう。

J.urbantouch(ジェイアーバンタッチ)リニック

J.urbantouch(ジェイアーバンタッチ)クリニックは、美しい仕上がりと発色の良さで日本人にも人気のクリニックです。

色素は独自で開発した自然素材のインクを使用しているため、MRIの検査への影響が心配ありません。

ラインで予約することができ、日本語通訳も常駐しているので通いやすいクリニックです。

自然で綺麗な仕上がりを求める方に、J.urbantouchクリニックがおすすめです。

まとめ:アートメイクに価格と綺麗な仕上がりを求めるなら渡韓を視野にいれよう

韓国でアートメイクを受ける際に知っておきたい基礎知識について詳しくご紹介しました。

韓国では低価格ながら綺麗な仕上がりのアートメイクを体験することができます。

韓国風の仕上がりにできたり、男性でも通いやすかったりするなど、韓国ならではのメリットもたくさんあります。

アートメイクに興味のある方はぜひ韓国で受けてみてはいかがでしょうか。

韓国でアートメイクを受ける方は、おすすめクリニックを参考にしながら前もって予約するようにしてくださいね。

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