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肌のシミやくすみを改善したいけれど、「ルメッカとフォトフェイシャルどっちがおすすめなの?」「韓国でルメッカは安く受けられる?相場はいくら?」とお悩みではないでしょうか。
ルメッカとフォトフェイシャルはどちらも光治療(IPL)にあたり、それぞれ異なる特徴があります。似ている施術だからこそ、「自分にはどちらが合っているのか」と判断に悩む方も多いでしょう。
本記事では、ルメッカで期待できる効果やメリット、ダウンタイムを徹底的に解説しています。従来のIPLやフォトフェイシャルとの違いにも触れたうえで、後半では韓国でおすすめのクリニックもご紹介していますので、ぜひ自分に合った施術やクリニックを選ぶ参考にしてください。
そもそも「ルメッカ」とは?
📌「ルメッカ」とは…「IPL(Intense Pulsed Light)」と呼ばれる光治療の一つで、肌へ照射することでシミやそばかす、くすみなどの改善が期待できる施術です。 |
痩身治療で人気の「インモード」を開発したイスラエルのInMode社が手掛けている機器の一つで、高い信頼性と実績があります。
冷却機能を兼ね揃えているため、照射時の熱感や痛みを最小限に抑えられるほか、短いダウンタイムで肌質改善を行えるのが特徴です。とくに、「肌のハリや弾力を改善したい」「シミやくすみをまとめてケアしたい」とお悩みの方に適しています。
従来のIPL(光治療)との違い
ルメッカは従来の光治療とは異なり、高出力かつ短時間での照射が特徴の一つです。
以下に、従来のIPL治療との違いを表にまとめました。
ルメッカ | 従来のIPL機器 | |
---|---|---|
特徴 | ・高出力 ・冷却機能有り | ・出力が弱め ・冷却機能なしの機器が多い |
出力 | 従来IPLの約3倍 | 一般的 |
波長 | 515~1200nm | 560~1200nm |
施術時間 | 15分程度 | 20~30分 |
痛み | マイルド | やや強め |
治療回数 | 2~3回 | 4~5回 |
ルメッカは従来のIPLと比べて高い出力を短時間で照射できるため、少ない回数で効果を実感しやすいのが大きな違いです。安定した出力と痛みを緩和させる冷却機能により、効率良く肌悩みの改善が期待できるのは、ルメッカの大きなメリットといえるでしょう。
また、従来のIPLでは光エネルギーが分散され周囲の組織にもエネルギーが伝わってしまうのが課題でした。一方ルメッカでは、悩みに応じた集中的なエネルギー照射が可能となったため、1度の施術でより高い効果が見込めます。
どんな悩みに効果がある?
ルメッカは、主にシミ・そばかす・赤ら顔・毛穴の開き・くすみ・ニキビ跡・ハリ不足など、年齢や肌質にかかわらず多くの肌悩みに対応できる施術です。
紫外線ダメージによるシミやそばかす、毛細血管の拡張による赤ら顔、コラーゲンの減少によるたるみなど、さまざまな肌トラブルの改善が期待できます。
施術の仕組みと特徴
ルメッカは独自の設計により、メラニン色素やヘモグロビンに吸収されやすい波長(500〜600nm)に出力を集中させています。さらに波長の長さ(深さ)やエネルギー量などを細かく調整できるため、「表皮」「毛細血管」「真皮」それぞれのお悩みに効率良くアプローチが可能です。
たとえばシミや色ムラが気になる場合、短い波長で表皮の一番下にある「メラノサイト」へ照射を行います。根本的な原因を破壊させるため、時間の経過とともに色味は緩和されやすくなるのが特徴です。
赤ら顔やニキビ跡が気になる場合、表皮と真皮の間にある毛細血管(ヘモグロビン)へアプローチを行い、熱を吸収したヘモグロビンが血管を収縮させることで、赤ら顔を緩和します。
また、ハリや弾力を回復したい方には、波長の長いエネルギーを照射して真皮層へ刺激を与えることで、コラーゲンやエラスチンの生成が期待できます。
このように、異なる波長を適切に使い分けることで、さまざまな肌トラブルの改善も見込めるのがルメッカです。
フォトフェイシャルとルメッカの違い
フォトフェイシャルもルメッカ同様、肌質改善として人気の高いIPL治療ですが、大きな違いは「波長の強さ」にあります。
具体的にどのような違いがあるのか、以下の表にまとめました。
ルメッカ | フォトフェイシャル | |
---|---|---|
製造国 (メーカー) | イスラエル (InMode社) | アメリカ (ルミナス・ビー・ジャパン株式会社) |
特徴 | ・500~600nmの波長が高出力 ・950nm以上は弱め ・色素の薄いシミにも対応 | ・安定した出力 ・フィルターの付け替えで波長を切り替える ・色黒の方でも施術可能 |
波長 | 515~1200nm | M22:560~695nm(5種) ステラM:515~695nm(6種) |
アプローチ範囲 | ・メラニン色素 ・ヘモグロビン | ・メラニン色素中心 |
改善が期待できる肌悩み | ・シミ(薄~濃) ・そばかす ・毛穴の開き ・くすみ ・赤ら顔 ・酒さ ・ニキビ痕 ・ハリ不足 | ・シミ(中~濃) ・そばかす ・肝斑 ・色素沈着 ・くすみ ・脂性肌 ・ニキビ痕 |
痛み | 輪ゴムで軽くはじかれたような軽度の痛み | 輪ゴムで軽くはじかれたような軽度の痛み |
ダウンタイム | ほとんどなし | ほとんどなし |
治療回数 | 2~3回 | 4~5回 |
費用 | 3〜4万円 | 1~3万円 |
おすすめの方 | ・フォトフェイシャルでは効果を実感できなかった ・少ない施術回数で悩みを改善したい ・短い施術時間で手軽に通いたい | ・日焼けをしていてルメッカを受けられない ・1回の費用を抑えながら肌管理をしたい ・コスパを重視したい |
ルメッカとフォトフェイシャルでは、痛みやダウンタイムに差はありません。ただし、フィルターの有無や波長の強さ、アプローチ範囲などに差があるため、期待できる効果に違いが見られます。
施術で迷われた際は、今回解説した上記の比較表を参考に、「改善したい悩み」「通える施術回数」「目安としている費用」などを考慮して、自分に合った施術を選ぶようにしましょう。
ルメッカのメリット・デメリット
ここまで、ルメッカで期待できる効果やフォトフェイシャルとの違いについて解説してきましたが、「具体的にルメッカを受けるメリットは?」と疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。
そこで、ここからはルメッカを受けるうえで知っておきたいポイントを、以下の3つに分けて解説します。
- メリット
- デメリット
- 向いている人・向いていない人
メリット
✅ルメッカを受ける大きなメリットは、「施術回数」が少ない点です。
効率良く原因へアプローチができるため、フォトフェイシャルなど従来のIPL治療よりも少ない回数で悩みを改善する効果が期待できます。
また、真皮層への照射により、コラーゲンやエラスチンの生成を促すことで、ハリや弾力の回復による毛穴の改善も見込めます。
さらに、ヘモグロビンへのアプローチはルメッカ特有の特徴であり、赤ら顔や酒さといったコンプレックスの改善が期待できるのも、長年悩んできた方にとっては嬉しいポイントの一つです。
IPL治療で共通している、シミ・そばかす・くすみなどの肌質改善に加え、肌の内側からふっくらと弾力のある肌へ近づけることで、若々しい印象を与えやすくなるのもメリットといえるでしょう。
デメリット
✅ルメッカのデメリットとして挙げられるのは、「肝斑には対応できない」「術後に赤みが出る可能性もある」といった点です。
肝斑は、紫外線が原因となる通常のシミとは異なり、主にホルモンバランスの乱れが原因となっています。高出力の光を照射するルメッカでは刺激が強すぎるため、肝斑の症状を悪化させるリスクがあり、治療の対象とはなりません。
また、生理前の不安定な肌状態や乾燥が見られる場合、術後に赤みやカサつきが生じる可能性もあります。ルメッカは基本的にダウンタイムがほとんどない施術ですが、体質や肌状態によっては術後に赤みが目立つケースもあるため、注意が必要です。
赤みやカサつきが気になる場合、保湿を徹底しながら、保冷剤などで気になる部位を冷やすと、症状が緩和されやすくなります。
向いている人・向いていない人
ルメッカが適しているのは、仕事の休みが少なく美容クリニックへ通える日が限られる方、1回で高い効果を求める方です。また、赤ら顔や酒さを改善したい方にも向いているといえるでしょう。
しかし、メラニン色素へのアプローチが強いため、日焼けしている方や地黒で肌の色味が濃い方には向いていません。肌が黒くてルメッカを受けられない方は、フォトフェイシャルを検討してみるのも一つの手段です。
韓国でルメッカを受けるメリット
実際にルメッカの施術を検討する際、費用の安さから韓国での施術を考える方も多いのではないでしょうか。
「日本より施術費用が安いのか?」という点も含めて、韓国でルメッカを受けるメリットについて、以下の3つに分けて解説します。
- 日本より安く施術を受けられる
- 美容先進国ならではの症例実績と技術
- 日本語対応クリニックが多い
日本より安く施術を受けられる
美容整形が盛んな韓国では、クリニックによる価格競争が激しく、日本と同じ施術でも比較的リーズナブルな料金設定になっています。
日本でルメッカを受ける場合、3〜4万円が平均となっていますが、韓国ではこのような背景から1〜2万円前後で施術を受けられるケースも珍しくありません。
さらに、韓国独自の美容整形と観光を組み合わせた医療ツーリズム促進政策により、美容施術費の10%が還付される免税制度(タックスリファンド)が導入されています。国を挙げた制度によって、さらにお得に施術を受けられる点は、大きなメリットといえるでしょう。
医療ツーリズム(メディカルツーリズム)とは 自国より医療水準の高い国へ行き、治療や健診・検診などを受けること。 引用:JTB総合研究所(観光用語集) |
⚠️注意点として、タックスリファンドは2025年12月31日に終了予定となっているため、免税を受けたい方は早めの渡韓をおすすめします。
さらに詳しくタックスリファンドについて知りたい方は、以下の記事もご参考ください👇️
美容先進国ならではの症例実績と技術
「美容先進国である韓国ならでは」といえるのが、圧倒的な症例実績の多さと、技術力の高さです。
日常的に美容整形を受ける方も多く、とくに肌質改善や輪郭整形といった施術が人気を集めています。ルメッカのようなIPL治療は複数回の施術が必要になるため、医師が日々の診療でこなす症例数も自然と多くなります。その結果、さまざまな症例に対応してきた経験値が重なり、一人ひとりに合った施術方法を行える点も、韓国ならではの強みといえるでしょう。
また、韓国は世界的に認知されている美容先進国の一つであり、美容整形における教育体制や研修制度の水準が高い国です。加えて、最新の技術を導入するために、学会も活発に行われており、医師が常に最新の知識と技術を取り入れられる体制が整っています。日々の症例実績や医師を育てる教育環境が充実していることから、韓国の医師は高い技術力を持っているのです。
日本語対応クリニックが多い
韓国では美容整形に関する政策が充実しており、外国人観光客の受け入れ体制が整っています。
そのため、クリニックには日本語対応しているスタッフが常駐していることも多く、カウンセリングや施術時に通訳をしてくれるため、「韓国語が話せない」といった方でも安心して施術を受けられます。
ただし、すべてのクリニックが日本語に対応しているわけではないため、事前のリサーチは必要です。
韓国でルメッカが受けられるおすすめクリニック
ここまで解説した韓国でルメッカを受けるメリットを踏まえ、おすすめのクリニックをご紹介します。
「クリニックが多すぎてどこで施術を受けようか決められない」という方は、ぜひご参考ください。
ドンアン中心クリニック
ドンアン中心クリニックは、肌質管理の組み合わせ施術メニューが豊富なクリニックです。幼く見せる「童顔整形」に力を入れており、顔全体を若々しい印象に整えることを得意としています。
ルメッカにおいては、ピコスポットとCoレーザーを組み合わせたセットプランを提供しており、シミや毛穴を改善しつつ、顔全体のトーンアップも同時に行えるのがメリットです。
また、Co2レーザーで肌表面の凹凸をなめらかに整えられるため、均一感のあるムラのないなめらかな肌が期待できます。
住所 | ソウル江南区狎鴎亭路48キル26 |
---|---|
営業時間 | 月・水・木|10:00~19:00 火曜日|10:00~20:00 金曜日|12:00~21:00 土曜日|10:00~15:00 |
日本語対応 | あり |
LINE相談 | あり |
ルメッカの料金 | ルメッカ+ピコスポット+Co2レーザー:790,000W |
施術前後に気をつけるポイント
ルメッカは冷却機能が備わっているため、痛みも少なく、ダウンタイムもほとんどない施術です。
しかし、肌の状態によっては術後に赤みやヒリつきが見られる方もいます。一般的に数時間程度で症状は落ち着くケースが多いものの、施術前後の過ごし方によっては長引く場合もあるため、以下の点に気をつけましょう。
1️⃣施術直後に赤みやヒリつきが生じた場合は、擦ったりかいたりせず、保冷剤で冷やしましょう。 2️⃣バリア機能が一時的に低下しているため、レチノールやピーリング剤の使用は1週間ほど控え、保湿を徹底してください。 3️⃣紫外線は色素沈着やシミの再発を招く原因となるため、日焼け止めの使用や日傘・帽子などでしっかり紫外線対策を行いましょう。 4️⃣ルメッカの施術後、施術部位にかさぶたが生じますが、自然に剥がれるため無理に剥がさないでください。 |
よくある質問(Q&A)
痛みはどれくらい?
痛みの感じ方には個人差があるものの、輪ゴムで軽くはじいたような痛みに例えられることが多いです。
何回受けると効果が出る?
ルメッカは1回の施術でも効果を実感しやすい施術ですが、「シミをしっかり改善したい」「色ムラのない肌になりたい」と考える場合、2〜3回程度の施術が推奨されています。
韓国旅行中に受けても大丈夫?
韓国旅行中にルメッカを受けても問題ありません。韓国ではツアー中の施術を対応しているクリニックもあるため、韓国と美容施術どちらも両立させることが可能です。ただし、術後は紫外線対策が重要となるため、日焼け止めは忘れずに準備していきましょう。
他の施術との併用は可能?
ルメッカは他の美容施術との併用が可能な施術です。とくに肌管理との相性が良く、「イオン導入」「エレクトロポーション」「ピコレーザー」などとの併用がおすすめです。
ルメッカはこんな人におすすめ
ルメッカは以下のような方におすすめの施術です。
✅韓国でお得に肌質改善したい ✅フォトフェイシャルでは効果を実感できなかった ✅施術回数が少ない高出力な効果を求めている ✅シミ、毛穴、赤みに悩んでいる |
このように、「ルメッカは短期間でしっかり効果を出したい方」や、「フォトフェイシャルなど従来のIPL治療で満足できなかった方」にとくに向いている施術です。
まとめ|韓国でルメッカを受けて効率良くシミのない肌へ
ルメッカは従来のIPL治療よりも高い出力を持ち、悩みの原因となる層へ効果的にアプローチを行うことから、少ない回数で高い効果が期待できる施術です。
施術時間も短くダウンタイムもほとんどないため、韓国旅行の合間にサクッと施術を受けられるのは、大きなメリットといえるでしょう。
また、韓国では外国人観光客を迎え入れる体制が充実しているため、「韓国語を話せない」「言葉の壁が不安」という方でも、安心して治療を受けられます。ルメッカをどこで受けるか迷われた際は、技術力も高く圧倒的な症例数を誇る韓国での施術も検討してみてはいかがでしょうか。