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最近、SNSや美容インフルエンサーの投稿で話題になっている「オンダリフト(ONDA LIFT)」。
韓国美容に関心のある方なら、耳にしたことがあるのではないでしょうか?
オンダリフトは、高周波(マイクロ波)を用いた“切らないリフトアップ治療”の一つで、たるみ・もたつき・フェイスラインのゆるみなどにアプローチできる施術です。
ハイフ(HIFU)やインモード、チューンフェイスなどに続き、韓国では最新の小顔・若返り治療として注目を集めており、日本から渡韓して受ける人も増えています。
この記事では、オンダリフトの仕組みや他の治療との違い、効果・値段・デメリットなどを徹底解説しています。「韓国でオンダリフトって実際どう?」「受けるなら日本とどっちがいい?」そんな疑問をクリアにしたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
オンダリフトとは?
「オンダリフト」とは…マイクロ波(極超短波)を利用して、肌の引き締めと脂肪のボリュームダウンを同時に叶える医療機器です |
顔のたるみや二重あご、ボディの部分痩せなど、幅広いお悩みに対応できるのが特徴です。
オンダリフトの特徴
オンダリフトの最大の特徴は、「Coolwaves®(クールウェーブ)」と呼ばれる特殊なマイクロ波を使用することです。このマイクロ波には、肌表面に熱ダメージを与えずに、脂肪層にピンポイントで熱エネルギーを届けることができるという特性があります。
- 脂肪細胞の破壊: フェイスラインや二重あごの脂肪に集中的に熱を加え、脂肪細胞そのものを破壊します。これにより、破壊された脂肪細胞は老廃物として体外へ排出され、すっきりとした小顔効果が期待できます。
- コラーゲン生成を促進: 脂肪層の熱が真皮層にも伝わることで、肌のハリや弾力のもととなるコラーゲンやエラスチンの生成が強力に促されます。
- 肌表面を保護: 施術中はハンドピースに搭載された冷却システムが働き、肌表面は冷やされた状態になります。これにより、熱による肌へのダメージを抑え、痛みもほとんど感じないのが人気の理由です。
他のリフトアップ施術との違い
オンダリフトと他のリフトアップ施術との違いは、以下の通りです。
施術名 | 仕組み | 主な効果 | 痛み | ダウンタイム | おすすめの方 |
---|---|---|---|---|---|
オンダリフト | マイクロ波で脂肪層と真皮層にアプローチ | 脂肪減少・リフトアップ・肌のハリ | ほとんどなし | ほぼなし | フェイスラインの脂肪や二重あごが気になる方 |
HIFU (ハイフ) | 超音波でSMAS筋膜にアプローチ | リフトアップ・引き締め | チクチクした痛み | ほぼなし | 顔全体のたるみを引き上げたい方 |
糸リフト | 医療用の糸を挿入して引き上げる | 即時的なリフトアップ | 麻酔が必要 | 1週間程度 | 根本的なたるみを改善したい方 |
オンダリフトは、HIFUではアプローチしにくい「脂肪」に働きかけるのが大きなポイントです。そのため、「HIFUだけでは効果が物足りない」「二重あごが気になる」という方に特に選ばれています。
オンダリフトで期待できる効果
オンダリフトの最大の特徴は、脂肪層のボリュームダウンと肌のハリ感アップを同時に叶える点です。期待できる効果は以下のとおりです。
1️⃣脂肪細胞の減少
マイクロ波が脂肪細胞を破壊するため、リバウンドしにくい部分痩せ効果が期待できます。特に二重あごやフェイスラインの脂肪が気になる方におすすめです。
2️⃣自己コラーゲンの生成促進
肌のハリ感やしわの改善に効果が期待できます。熱エネルギーによって肌の真皮層にあるコラーゲン生成が促され、肌の内側からふっくらとしたハリ感が生まれます。小じわや肌のキメも整いやすくなります。
3️⃣リフトアップ & タイトニング
脂肪の減少とコラーゲンの増加により、たるんだ肌が引き締まり、シャープなフェイスラインへと導きます。
4️⃣たるみ毛穴の改善
肌全体の引き締め効果とコラーゲン生成により、たるみが原因で開いてしまった毛穴が目立ちにくくなります。
効果の出方と持続時間
個人差はありますが、1回でも効果を感じるケースが多いです。しかし、より高い効果を得るためには、3〜4週間間隔で3回程度の施術が推奨されています。その後は、半年から1年ごとにメンテナンスを行うことで、効果を維持することができます。
韓国で受けるメリット
1.価格の安さ(日本との比較)
日本の相場が1回5〜10万円程度であるのに対し、韓国では1回あたり20万〜40万ウォン(約2〜4万円)が相場です。
2.技術の高さ・症例数の多さ
美容医療が日常的な韓国では、医師の経験値も高く、多くの症例を扱っているため、技術の精度が磨かれています。効果を実感しやすい環境がそろっているといえます。
3.通訳・LINE相談・事前カウンセリング対応のクリニック多数
多くのクリニックに日本語対応のスタッフや通訳が常駐しており、言葉の壁を気にせずカウンセリングから施術まで受けることができます。
美容目的の渡韓が一般的になっている今、旅行ついでにケアしたい方にも選ばれています。
韓国でのオンダリフトの料金相場と注意点
韓国でオンダリフトを受ける魅力のひとつが、「日本よりも手頃な価格」で高品質な施術が受けられる点です。ただし、プラン内容や費用構成にはクリニックごとの違いがあるため、事前の比較が重要です。
オンダリフトの基本料金目安(韓国)
◎1回あたりの基本料金:20〜40万ウォン(約2〜4万円)
※顔全体か、フェイスライン中心かで変動します。
◎あご下追加:+5〜10万ウォン(約5,000〜1万円)
たるみや二重あごが気になる方は、あご下まで含めたプランが効果的です。
◎麻酔クリーム・初診料:5,000〜10,000ウォン(約500〜1,000円)
※込みのクリニックもあれば別料金のところもあります。
◎コース契約・セット割:3回セットやHIFUとの併用割引などがあり、1回あたりの単価が安くなることも。
価格だけで判断せず、「何回の照射が必要か」「HIFUや糸リフトとの併用が適しているか」など、自分の悩みに合ったプラン設計ができるかを見極めましょう。 |
デメリット・注意点
オンダリフトはダウンタイムが少なく、比較的受けやすい施術ですが、全ての人に同じ効果が出るとは限りません。受けてから「思っていたのと違った」と後悔しないために、以下の点を理解しておきましょう。
1.効果の実感には個人差がある
🔹脂肪が少ない方や、皮膚が極端に薄い方は熱エネルギーが伝わりにくく、効果がマイルドに出る傾向があります。
🔹脂肪層が厚い方は効果を実感しやすい反面、その分複数回の照射が必要なこともあります。
2.1回で劇的な変化を感じにくい場合も
🔹オンダリフトはゆるやかな引き締め・脂肪減少を目的とするため、糸リフトのような即効性を求める人には物足りなく感じることも。
🔹中度〜重度のたるみには、他の施術(HIFU・糸・ヒアルロン酸)との併用が推奨されることがあります。
3.施術直後に赤み・むくみが出ることがある
🔹個人差はありますが、軽い赤み・腫れ・熱感が数時間〜翌日程度残るケースがあります。
🔹メイクは当日〜翌日から可能なことが多く、ダウンタイムはほぼ気にならない程度の場合が多いです。
4.継続的なメンテナンスが必要
🔹一度の施術で肌の状態が改善しても、老化やたるみの進行は時間とともに進むため、半年〜1年ごとに再照射をするのがおすすめです。
🔹肌質や年齢、ライフスタイルに合わせて長期的なプランニングを行い、定期的にメンテナンスを行うことが、満足度を高めるポイントです。
韓国でオンダリフトが受けられるおすすめクリニック3選
ここでは、韓国でオンダリフトを安心して受けられる実力派クリニックを厳選してご紹介します。症例の豊富さや日本語対応の有無など、初めての方でも選びやすいポイントを中心にまとめました。
1.エムレッドクリニック(M.RED)
✅️肌診断の精度と豊富な実績で人気のエムレッドクリニック
3Dメタビューや超音波機器を活用し、赤み・たるみ・皮脂バランスまで分析した上で、最適なリフトアップ施術を提案してくれます。
オンダリフトを含むリフトアップ症例は5万件以上。医療機器メーカーALMA社から、世界上位5%に贈られる「ALMA ELITE」、さらに最上位「DIAMOND」認定を受けた韓国唯一のクリニックでもあります。
ハンドピースの選定や出力調整まで、照射内容は完全オーダーメイド。「せっかくなら効果を実感したい」という方におすすめです。
住所 | ソウル市江南区三成路731路 チョンジンビルディング GF、2F、4F |
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アクセス | 7号線清潭10番出口(徒歩5分) |
営業時間 | 月・水・金:10:00~19:00 (13時~14時昼休み) 火:10:30~21:00 (13時~14時昼休み) 木:10:00~21:00 (13時~14時昼休み) 土:10:00~16:00 日:10:00~19:00 |
日本語対応 | 可 |
2. MIK(ミケイ)クリニック
✅️オンダリフトを含む“切らないリフトアップ”に定評があるのが、MIK(ミケイ)クリニック
肌診断機器を用いた丁寧なカウンセリングをもとに、たるみの程度や肌状態に応じて、オンダリフト・糸リフト・LDMなど複数の施術を組み合わせた提案が受けられます。
MIKでは、オンダリフトのようなマイクロ波施術による深層アプローチと、LDMなど表層ケアをバランスよく取り入れることで、即時効果と肌質改善の両立を目指せるのが特徴です。
また、安全性・信頼性にも力を入れており、正規機器の使用、日本語対応コーディネーター常駐、料金の明確化(韓国人・外国人同一価格)、TAX REFUND対応と、旅行者でも安心して通える環境が整っています。
「表面だけじゃない、土台からリフトアップしたい」そんな方に、MIKのオンダリフトはぴったりです。
住所 | ソウル特別市 瑞草区 瑞草洞 1306-4, 4F |
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アクセス | ・地下鉄2号線江南(カンナ YOU&I医院ム、Gangnam)駅 10番出口 徒歩3分 ・地下鉄新盆唐線新論峴(シンノニョン、Sinnonhyeon)駅 7番出口 徒歩6分 |
営業時間 | 月~金曜10:00~19:00、土・日曜10:00~17:00 |
休業日 | 1月1日、12月25日、旧正月・秋夕(チュソク)の当日と翌日 ※年度により異なる |
日本語対応 | 可 |
予約方法 | カカオトーク:mikclinic、ライン: mikclinic |
3. エンジェルミ医院
エンジェルミ医院は、アートメイクから美容皮膚科、フィラー・ボトックス・リフトアップ施術まで幅広く対応する、韓国・ソウルの人気クリニック。切らないたるみ治療「オンダリフト」にも対応しており、韓国美容が初めての方でも安心して施術を受けられる体制が整っています。
日本語対応スタッフが常駐しているほか、オンライン診療や予約にも対応しているため、日本からの旅行者にも利便性が高く、「渡韓ついでの美容施術」にもぴったり。
肌悩みに合わせた丁寧なカウンセリングと、施術後のアフターフォローも評判で、「信頼できる総合美容クリニック」として多くの日本人リピーターを獲得しています。
住所 | ソウル特別市 江南区 新沙洞610-14, 3F / (道路名住所) 論峴路 868 |
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アクセス | 3号線 狎鴎亭駅3番出口 徒歩1分 |
営業時間 | 月、水、金:10:00~21:00 火、木:10:00~19:00 土:10:00~17:00 |
後悔しないために施術前に確認すべきこと
オンダリフトは比較的新しいリフトアップ技術ですが、医師やクリニックによって技術差が大きいのが実情です。渡韓してから「こんなはずじゃなかった…」とならないよう、施術前に次のポイントは必ずチェックしましょう。
クリニックの実績と医師の専門性
- オンダリフトはHIFUやラジオ波と異なり、「マイクロ波(MW)」を使った専門機器です。その特性を理解した上で、適切な出力や照射位置を判断できる医師の経験値が重要になります。
- SNSの口コミや症例写真、医師の公式プロフィールをチェックし、美容医療に精通しているか・実際にオンダリフトの症例があるかを確認しましょう。
カウンセリング内容が丁寧か
- 安さや雰囲気だけで選ばず、「どこに・なぜ・どう照射するのか」を明確に説明してくれるかを確認しましょう。
- 希望や悩みに対して、他の施術(HIFU、糸、ヒアルなど)との組み合わせや、自分に最も適している施術の提案までしてくれるかも大切なポイントです。
ダウンタイムや注意点の説明があるか
- 施術による赤みやダウンタイムの可能性など、リスクを事前にしっかり説明してくれるかどうかも、クリニック選びの大切なポイントです。
- 日本語通訳がいる場合も、重要な点が医師本人から伝えられるかもチェックしておきましょう。
アフターケアの対応があるか
- 施術後にトラブルや不安が生じた場合の連絡手段(LINEやカカオなど)や、再診制度の有無も確認をしておきましょう。
- 短期旅行での施術はとくに、トラブル時の対応スピードが安心材料になります。
まとめ
オンダリフトは、韓国で人気を集めている「切らないリフトアップ治療」のひとつです。高周波によってたるみを内側から引き締め、フェイスラインのもたつきや肌のハリ不足にアプローチできます。
施術直後から肌の質感や輪郭の変化を感じやすく、ダウンタイムも少なく済むため、忙しい方や旅行の合間に受けたい方にもピッタリの治療です。
韓国では日本よりも比較的リーズナブルに受けられる反面、クリニックの技術やアフターケアの質には差があるため、信頼できる施設を選ぶことが大切です。
「韓国旅行のついでにリフトアップも叶えたい」そんな方にとって、オンダリフトは新たな美容選択肢の一つになるはずです。慎重なクリニック選びで、きゅっと引き締まった小顔を手に入れましょう。