韓国旅行で荷物を預けるならT-Locker!ロッカーの予約方法・アプリの使い方まとめ

韓国旅行で荷物を預けるならT-Locker!ロッカーの予約方法・アプリの使い方まとめ

ホテルチェックアウト後、大きな荷物をどうしたらいい?

キャリーケースを持ちながら韓国旅行はしたくない…。

荷物を預かってくれるホテルもありますが、荷物を取りに再びホテルに帰ってくる必要があります。韓国旅行の最終日、最後の最後まで観光やショッピングに時間を使いたいですよね。

そこで便利なのが駅などに設置されているコインロッカーの活用です。初めて韓国旅行をする人にとって難易度が高いと思われがちなコインロッカーですが、実はそうではありません!

「T-Locker」を使えばコインロッカーの場所や使用状況がすぐにわかり、事前予約も可能。空いてるところがなく使えなかったという心配がなくなるので、スムーズに荷物を預けることができますよ。

本記事では韓国旅行中に困りがちな荷物問題を解決できる「T-Locker」について詳しく解説します。予約方法や使い方、料金や注意点まで韓国旅行が初めての人でもわかりやすくまとめました。

ぜひ最後まで読んで、ストレスフリーな楽しい韓国旅行にしましょう✈️

韓国旅行者に人気のスマートロッカー│T-Lockerとは?

🧳「T-Locker(トッタロッカー)」は、ソウル交通公社が運営するコインロッカー。
実物の鍵がないキーレスタイプで、専用のアプリを使ってロッカーの選択から決済、荷物の取り出しまで行うことができるスマートロッカーです。
日本語にも対応しておりソウル市内各地にあるロッカーの空き状況も確認できるので、便利かつ簡単にサービスを利用することができます。

T-Lockerの主な特徴をまとめました。

専用アプリでの操作
ロッカーの場所や空き状況がわかる
ロッカーの事前予約が可能
日本のクレジットカード決済に対応
スーツケースサイズ対応のロッカーもあり
地下鉄構内にあるから移動がスムーズ

韓国ではバリアフリーが少なく階段を利用する機会が多いため、キャリーケースや大きな荷物を持って旅行するのは大変です。また道路がゴツゴツしているため、不便を感じることが多いでしょう。

地下鉄構内にあるT-Lockerを利用することで観光やショッピングに時間をたくさん使うことができ、買い物後すぐに預けた荷物を拾って空港へ向かうことができます。チェックアウト後だけでなく、チェックイン前の韓国観光にも便利に活用可能。

ホテルに向かう途中からでも、手ぶらで韓国旅行を始められますよ!

ホラジ

T-Lockerを使うと韓国旅行がさらに充実しそうだな!

T-Lockerアプリの登録方法【スクショ付きで解説】

T-Lockerは荷物の預け入れから取り出しまで、アプリで簡単に操作可能です。ここではT-Lockerアプリの登録方法をわかりやすく説明します。

アプリのインストール(iOS/Androidリンク)

まずは「T-Locker」をダウンロードしましょう。

Seoul Metropolitan Rapid Transit Engineering

T locker 

Mac App Store
Google Play

基本的に韓国でアプリをダウンロードしても、日本語で表示されます。(アプリストアの設定によります)

必要な操作はダウンロードだけ!アカウントを登録せずともロッカーの使用が可能です。

韓国の携帯番号もいらないので、韓国旅行初心者でも安心して操作できるでしょう。

アカウント登録・ログイン手順

必要に応じて認証コードを入力

韓国語設定→日本語切替方法(あれば)

決済手段の登録(クレカ or T-money連携)

T-Lockerの予約方法と使い方【当日の流れ】

T-Lockerはアプリをダウンロードするだけで、会員登録なしに利用を開始できます。

ここからはT-Lockerの使い方をひとつずつ丁寧に解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

駅・場所を選ぶ

アプリを開くと地図上にT-Lockerの位置が表示されます。位置情報共有に同意することで現在地もわかるため、近くのT-Lockerが探しやすくなりますよ。地図を拡大することで、駅構内の場所が一目でわかるように。

次にT-Lockerのアイコンを選択し、荷物を預けたい場所を選びます。すでにT-Lockerの前にいる場合はアプリ画面右上を押して、T-Lockerに記載されているQRコードをスキャン。すぐにロッカー選択のページに移ることができます。

ロッカーサイズ・利用時間を選択

「ロッカーを選択」では、3種類のロッカーの中から選ぶことができます。青色になっている箇所が、選択できる使用可能なロッカーです。

基本的な利用料金はこちら👇️(※なお、2025年6月9日現在の料金を記載しております。)

基本料金(4時間)休日料金(4時間)延長料金(1時間あたり)
小型2,200w3,100w500w
中型3,300w4,600w800w
大型4,400w6,100w1,000w

T-Lockerの基本料金の時間は4時間です。それ以降は1時間ごとに延長料金が発生します。

また、基本的なロッカーのサイズと目安は以下の通りです👇️

サイズ(横×縦×奥行き)目安
小型50cm×30cm×60cmハンドバックやリュック程度
中型50cm×45cm×60cm機内持ち込みのキャリーケース程度
大型50cm×90cm×60cm大型のキャリーケース程度

ロッカーのサイズは横幅と奥行きが同じで、高さだけが異なります。複数の荷物を一緒に入れたい場合は、大型のロッカーを使うと良いでしょう。

⚠️弘大入口やソウル駅などの主要駅では、大型ロッカーの需要が高く空いていない可能性もあります。
大型のスーツケースを預けたい場合は、必ずT-Lockerへ行く前に空き状況を確認しましょう。

予約&支払い(アプリ上で完結)

青色になっているロッカーを選択すると、利用方法と決済手段を選択できます。

すぐに選択したロッカーを使用したい場合は「即時予約」を選択。T-Lockerの前におらず、場所をキープしておきたい場合は「予約保管」を選択してください。

予約保管はオンライン上でロッカーをキープできますが、荷物預け入れの前から基本料金の支払いが発生します。

アプリ画面を下に動かしていくと「決済手段」の選択画面が出てきます。日本のクレジットカードで料金を支払う場合は、上から二つ目を選択してください。(👆️上部画像と同じチェック欄を選択)

利用規約に同意し「お支払い」を選択するとクレジットカード情報を入力画面になるので、必要事項を記載して支払いを進めましょう。

基本的にT-LockerではT-moneyやwowpassでの支払いはできないので、日本のクレジットカードを準備しましょう。

T-Lockerの実際の使い方

支払いが完了するとロッカーの暗証番号(1回のみ有効)が発行されます。選択したロッカーにアプリで表示されている番号を入力しましょう。

そうするとロックが解除され、扉が開きますよ。荷物を入れ、扉を閉めると預け入れ完了です。

⚠️「即時予約」の場合は、5分以内にパスワードを入力しなければならないので、利用方法の選択を間違えないようにしましょう。

観光でおすすめのT-Lockerが使える場所一覧

T-Lockerはソウル地下鉄1〜9号線の279駅に5,500個(2020年4月20日現在)ほど設置されています。日本人がよく観光で訪れる主要駅にもたくさん設置されているので、ショッピングや観光に便利と評価も高いです。

では主要駅とはどの場所に設置されているか、見ていきましょう。

駅名対応サイズ設置場所
ソウル駅S〜Lサイズ地下鉄1号線改札付近など
弘大入口駅S〜Lサイズ地下鉄2号線乗換通路など
明洞駅S〜Mサイズ中心出口6番付近など
江南駅Sサイズ中心地下ショッピングモール内など
東大門歴史文化公園駅S〜Lサイズ地下鉄2,4号線改札付近など
仁川空港T1S〜Lサイズ地下鉄乗り場付近など

仁川空港や金浦空港からソウルまで行くために、空港鉄道に乗る方が多いでしょう。空港鉄道が乗り入れる主要駅である弘大入口駅や終点のソウル駅には、全サイズ対応のT-Lockerがいくつも設置されています。

さらにホテルが多く滞在先として人気な明洞駅やショッピングが楽しめる東大門歴史文化公園駅の各所にも多数のT-Lockerを使用可能。美容施術に行く方は江南駅にも2箇所設置されているので、重たい荷物を持たずとも身軽に病院へ行けます。

多くのT-Lockerでは全サイズに対応していることがほとんど。しかし大型のロッカーが少ないところもあるので、使用前にはアプリで空き状況をチェックするのがおすすめ。必要であれば予約をしておきましょう。

ホラジ

韓国は階段が多いから、地下鉄構内で預けられるのは便利だよな

T-Lockerの料金・サイズ・利用時間まとめ

T-Lockerの利用料金や収納可能な目安の荷物サイズを再度まとめます。

サイズ目安基本料金(4時間)休日料金(4時間)
小型小型バッグ/リュック2,200w3,100w
中型機内持込サイズ3,300w4,600w
大型大型スーツケース4,400w6,100w

※料金は場所によって若干変動する場合があります。

各サイズの延長料金はこちらです👇️

延長料金(1時間あたり)1日最大料金(平日/休日)
小型500w13,100w/12,700w
中型800w23,000w/21,700w
大型1,000w29,100w/27,400w

予約に関しては特別な料金はなく、予約スタート時に基本料金を支払います。予約の時間にかかわらず決済後、4時間経過すると延長料金が発生する仕組みです。

⚠️預け入れから料金が発生するわけではないので、延長料金の取り扱いには注意しましょう。

T-Lockerを使うときの注意点

韓国旅行でT-Lockerはとても便利に使えます。

しかし次にあげる注意点を見過ごしてしまうと、トラブルに発展してしまうことも。楽しい韓国旅行にするためにも、下記のルールに注意しましょう。

ロッカーの利用時間制限(最大利用時間を確認)

ロッカーの基本時間は4時間です。4時間を超えると追加料金が発生してしまいます。

また、5日以上保管することはできません。さらに、T-Lockerは駅構内に設置されているものがほとんど。そのため地下鉄が運行している5時〜24時までが営業時間です。深夜の時間帯は荷物の出し入れができなくなってしまうので、ロッカーを選択する際には営業時間も合わせてチェックするようにしましょう。

予約後のキャンセル・変更に関するルール

予約が可能な時間は2時間です。2時間経過すると自動的に予約がキャンセルとなりますが、返金はされません。

T-Lockerのキャンセルは、予約後から1時間以内なら50%払い戻しを受けられます。荷物を預ける必要がなくなったら、速やかにアプリ画面から「予約取消」を押しましょう。

また、使いたいロッカーを変更する場合、予約での使用を開始した場合は変更できません。

荷物のサイズが合わなかったなどのトラブルにならないためにも、少し大きめのロッカーをあらかじめ選択することをおすすめします。

スマホの充電切れに注意(QRが使えない)

T-Lockerは預け入れから取り出しまでを全てアプリ内で完結します。そのためスマートフォンの充電切れでT-Lockerアプリが使用できない場合は、ロッカーを使用することができません。

韓国では地下鉄や駅構内、カフェなどで携帯電話が充電できるコンセントが設置されており、基本的に自由に使用することができます。

スマホの充電切れが不安な方は、ケーブルと変換プラグを持って韓国を楽しみましょう。

ロッカーの扉が閉まらない場合の対応方法

T-Lockerは無人のキーレスロッカーです。ロッカーの扉が閉まると、自動的にロックがかかります。

ロックがかからない場合は、荷物が引っかかっていないかを確認しましょう。荷物が大きすぎてロッカーの扉が閉まらないケースや、ロッカーを変更したい場合は、即時予約での使用に限り変更の相談が可能です。

アプリ左上にある三本線を押して出てくるメニューバーの「オンラインお問い合わせ」から変更したい旨を伝えましょう。

しかし韓国語でしか対応していないため、翻訳ツールが必要になります。すぐに対面で解決できないのはオンライン完結型であるT-Lockerの短所。とはいえ、ソウルの地下鉄を運営しているソウル交通公社のロッカーサービスなので、信頼性は高いと言えるでしょう。

T-moneyが使えない機種も一部あり

こんな人にT-Lockerはおすすめ!

韓国旅行の初心者でも簡単に使えて便利なT-Locker。

特に下記のような人におすすめです。

チェックアウト後に観光したい人
コンサートやイベント時に荷物を預けたい人
コインロッカーが空いていないと困る人
空港まで荷物を持ちたくない人(T-Luggage)

旅行中の大きな荷物は、思っている以上に行動の自由を奪います。

T-Lockerは、ホテルチェックアウト後の最終日に使う方が多い傾向です。ソウル人気エリアのほとんどの地下鉄構内にT-Lockerは設置されているため、空港に向かうまでの観光地に大きな荷物を持たずとも寄り道が可能に。また、コンサートやイベントへ大きな荷物を持って行きたくないですよね。T-Lockerはリアルタイムの空き状況や予約機能が備わっているため「ロッカーが空いてなくて荷物を預けられなかった」という心配もありません。

💡必ず荷物を預けて、自由に韓国を楽しみたい方はダウンロード必須‼️

明洞や弘大入口などの主要駅では、T-Luggageという有人カウンターが設置されています。

こちらでは空港までの荷物配送も行っているので、手ぶらで空港まで行きたい方におすすめです。

よくある質問(FAQ)

最後によくある疑問をまとめました。

日本語対応してる?

T-Lockerは日本語対応可能です。
アプリをダウンロードすると日本語の表記になっているので、言語変更の必要もなく使い始められます。ただし、お問い合わせなどは日本語対応はしていません。papagoなどの翻訳アプリを合わせて使うと良いでしょう。

予約なしでも使える?

T-Lockerはロッカーの空きがあれば、予約なしでもすぐに使用可能です。
目の前にあるロッカーをすぐに使用したい場合は、T-Locker上部案内板にあるQRコードをアプリで読み込みましょう。マップ上からT-Lockerを選ばずとも、ロッカー選択画面がすぐに出てきますよ。

支払い方法は?

日本人旅行者が利用できるT-Lockerアプリでの支払い方法は、クレジットカードのみです。
T-moneyカードは使えません。韓国発行のクレジットカードとは異なる支払い選択となるので「予約&支払い(アプリ上で完結)」の章を再度チェックしてください。

複数回出し入れできる?

T-Lockerの出し入れは1回のみです。
途中に引き出したい場合は、再度預け入れを実施しなければなりません。その際には、基本料金がかかってしまうので注意しましょう。
またT-Lockerは、同時にいくつものロッカーを使用することができます。旅行中に預けたいものが増えた場合は、別のロッカーを使用しても良いでしょう。

📌まとめ|T-Lockerを使えば韓国旅行中の荷物もストレスゼロ!

T-Lockerは韓国初心者でも簡単に使えて、韓国旅行をより楽しむための便利なサービス。アプリで簡単に予約・決済ができるので、もうロッカーを探して彷徨う必要はありません。

スーツケースや大型荷物も安心して預けられるので、韓国旅行最終日も身軽に韓国の観光やショッピングを楽しめます。旅行者にとって心強いサービスT-Lockerを使って、韓国で最高の思い出を作りましょう!