インスタ映え間違いなし!韓国・ソウルで巡る美術館8選!

インスタ映え間違いなし!韓国・ソウルで巡る美術館8選!

韓国にはおしゃれな美術館がたくさんあり、国内のみならず世界中の観光客からも注目を集めています。

昔の絵画に現代アート、インスタ映えする美術館までさまざまで、美術好きさんにとっては観光の楽しみのひとつとも言えるでしょう。

特にソウルには多くの美術館があり、人によっては「一日中美術館巡りをする日」を作っている、なんて方も!

そこで今回は、韓国・ソウルにある人気美術館についてご紹介しますので、ぜひソウルの観光スポットの参考にしてみてください。

韓国・ソウルにはインスタ映えする美術館が勢揃い!

韓国の伝統作品や現代アートの融合をした美術館を有するソウルは今、海外の多くのアートファンや若者から注目を集めています。

これからご紹介する美術館では、世界中のアーティストの作品や最新のおしゃれなトレンド作品なども多く展示され、インスタをはじめとするSNSでもたびたび話題になります。

また、絵画や写真だけでなく、デジタルを駆使したアートなど、見るだけでなく実際に体験することができるものも多いのが魅力的です。

普段あまりアートに興味がない方でも、一度訪れたらハマってしまい、何度も足を運びたくなる場所ばかりですので、よかったら最後までご覧くださいね。

MMCA 国立現代美術館 (ソウル館)

韓国国立現代美術館、通称「MMCA」は、韓国の伝統作品や近代美術を代表する絵画がたくさん展示されていることで有名です。

貯蔵されている数は、なんと約9000点

絵画だけでなく彫刻や写真、映像など、国内外のアーティストの幅広い作品を扱っており、期間によってさまざまな展示会も行われています。環境問題や社会的テーマを扱うものや、AIやVRを活用した展示もあり、来館者へ常に新たな体験を提供してくれます。

併設しているガラス張りのカフェでは正面の景福宮を眺めながら一息できたり、ミュージアムショップなどでも関連の書籍やグッズを手に入れたりでき、充実した時間を過ごせます。

館内は広々としていて、ぷらぷらと歩いているだけでも楽しいですよ。

住所ソウル特別市 鍾路区 昭格洞165|종로구 소격동 165
開館日10:00~18:00 (水曜・土曜は21:00まで)
閉館日元旦、旧正月、秋夕
アクセス安国駅1番出口から徒歩15分

D MUSEUM

「D MUSIAM」は、大手建設会社グループ「大林(テリム)グループ」の文化財団が建てた美術館で、いま若い世代を中心に注目を集めている、人気の美術館です。

2022年に聖水洞の「ソウルの森」に移転オープンし、複合施設としてさまざまなアートや芸術をすべて目にすることができるようになっています。

さらに、フォトジェニックなアートミュージアムとして、展示と参加型のプログラムが楽しめることが特徴的!子どもからシニア世代まで幅広い年代の方が、作品を目で楽しむだけでなく自分で体験できるので、一日中いても飽きません。 

世界観に凝ったついつい見入ってしまう作品ばかりで、独自のポジションを築いている美術館と言えます。

時期によって展示作品のコンセプトが変わり、過去に人気だったのは「天気」をテーマにしたもの。雨や雲、日光や影など天気を想像させる展示品やおもしろい仕掛けがたくさんありました。

特別展やワークショップも頻繁に開催されていて、夜間にライトアップされた展示品はより一層美しく、デートスポットとしてもおすすめできます。

どこをとってもインスタ映えしてワクワクさせてくれるため、一度体験したらその後何度でも訪れたくなる美術館です。館内にはカフェやショップもあり、アートと混合したメニューを楽しめたり、作品に関連したグッズやアートブックを販売しています。

アート初心者さんでも楽しめるので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

お気に入りの作品が見つかるはずです!

住所ソウル特別市 城東区 聖水洞1街685-700 B1F
(성동구 성수동1가 685-700, B1F)
開館日10:00~18:00(金曜・土曜は20:00まで)
閉館日月曜日
アクセスソウルの森駅4番出口 地下直結

三星美術館Leeum(サムスン美術館リウム)

「Leeum(リウム)」は、韓国の大企業である三星(サムスン)グループが経営する美術館で、世界の有名建築家が設計したモダンな建物も、見どころのひとつとなっています。

作品は主に韓国美術を代表する伝統国宝から、1950年代の韓国現代芸術品を展示しており、世界のモダンアートも楽しむことができます。

建物は「ミュージアム1(古美術)」と「ミュージアム2(現代美術)」に分かれており、どちらも充実した数々の作品をバランスよく展示していて、無料で観覧できます。

ミュージアム1
世界的に名高いスイスの建築家であるマリオ・ボッタ氏が、韓国の陶磁器にインスピレーションを受けて建てた、レンガを基調とした重厚な外観が特徴です。

内装は中央にある独特な螺旋も印象的で、これを下るように韓国の伝統工芸や国宝級の美術品を見て回ります。
ミュージアム2
建築家兼芸術家のジャン・ヌーベル氏により建てられた、スタイリッシュなガラス張りのデザインが魅力的で、半年ごとに入れ替わる現代美術を扱っています。

世界的なアーティストの有料企画展も頻繁に開催されているので、行くたびに新しい発見ができるでしょう。

カフェやミュージアムショップを併設し、特にショップでは陶磁器の作品や雑貨、文具類が人気で、記念に購入する方もたくさん見られます。

住所ソウル特別市 龍山区 漢南洞 747-18|용산구 한남동 747-18
開館日10:30~18:00(最終受付17:30)
閉館日月曜日、元旦、旧正月、秋夕
アクセス漢江鎮駅1番出口から徒歩7分

K現代美術館

「K現代美術館」は、江南エリア最大規模の私立美術館です。

親しみやすいポップで斬新な展示に、可愛いキャラクターやネオンが輝くおしゃれな展示もしており、カジュアルに楽しめることから観光客や女性に大人気のスポットです。

過去には『星の王子様』の展覧会が、日本でも話題になったほど大好評でした。

他にも『オズの魔法使い』『SWEET POP』『FRENCH POP ART』など、どれもカラフルで非常に魅力的な展覧会を開催していましたよ。

ここならではの、楽しさと感動で溢れるファンタジーな世界観を体験できるでしょう。

どの期間に行っても可愛い写真がたくさん撮れる、インスタ映え間違いなしのスポットとなっています。

アートを楽しみたい方、インスタ映えを狙いたい方にはぜひ一度訪れてほしい、おすすめ美術館のひとつです。

住所ソウル特別市 江南区 新沙洞666-7|강남구 신사동 666-7
開館日10:00~1900(最終受付18:00まで)
閉館日月曜日
アクセス狎鴎亭ロデオ駅から徒歩5分

ソウル市立美術館(西小門本館)

「ソウル市立美術館」の常設展は無料で入場できるため、ソウル市民だけでなく誰でも立ち寄りやすい美術館となっています。

本館は、旧最高裁判所庁舎の建築を活かしたヨーロッパ風の外観が印象的で、入館してすぐに出迎えてくれるのは壁一面の巨大アートや真っ白でシンプルな内装です。進んでいくと、ピカソやゴッホなど世界的に有名な画家の作品や、韓国国内外のアーティストによる企画展を中心とした、幅広い作品を目にすることができます。

また、市民参加型のワークショップやイベントも多数開催し、アートを身近に楽しめるのが魅力的です。

南ソウル・北ソウルにある分館では現代アートを中心とした若手作家の作品や、環境や都市をテーマにした作品の展示を楽しむことができます。併設のミュージアムショップでは、韓国の伝統品やアートブック、作品や雑貨、アクセサリーまで盛りだくさんです。

カフェやベンチもあるので、一休みしながらゆっくり巡ってみてください。

住所ソウル特別市 中区 西小門洞37|중구 서소문동 37
開館日10:00~20:00(土日祝:3月~10月は19:00まで、11~2月は18:00まで)
閉館日月曜日、元旦
アクセス市庁駅12番出口から徒歩5分

大林(テリム)美術館

「大林美術館」は、D MUSEAMよりも先に「大林(テリム)グループ」が設立した美術館です。

展示作品は、韓国ではまだ有名とまではいかないものの、インスタなどのSNS等で話題になったアーティストを中心に取り上げています。

年に2〜4回企画展が開催され、写真やファッション、コレクションなど幅広いジャンルを展示しているのが特徴的です。過去には『鉄腕アトム』を模したブーツがインスタを中心に大流行した、エキセントリックなアート集団『MSCHF(ミスチーフ)』の個展や、ポール・スミス展などが開かれました。

クオリティの高い作品を気軽に楽しめることで、アート好きさんの間では穴場的なスポットとなっていますよ。また、大きさや高さが異なる、各部屋の空間を活かしたディスプレイも印象的です。

アート商品の販売コーナーもあり、過去の展示グッズも購入することができますので、記念にいかがでしょうか。

住所ソウル特別市 鍾路区 通義洞35-1|종로구 통의동 35-1
開館日10:00~19:00(最終受付18:00)
金曜・土曜は11:00~20:00(最終受付19:00)
閉館日月曜日、元旦、旧正月、秋夕、展示準備期間
アクセス景福宮駅3番出口から徒歩5分

Arario Museum In Space

「Arario Museum In Space」は元建築事務所をリノベーションした建物で、建築としての見どころも多い、美術館です。

世界の現代アートを楽しむことができ、韓国ドラマ「紳士の品格」のロケ地としても知られています。

韓国近代建築の巨匠と呼ばれるキム・スグン氏が設計した旧館は展示空間として、コンクリートとガラスを基調とした新館はカフェやベーカリーとして活用されているのです。

旧館には、館長のキム・チャンイル氏が所蔵する現代美術コレクションが展示されるほか、年に数回企画展も開催されています。また、キース・へリングやアンディ・ウォーホルなど、一度は目にしたことがあるであろう作品を手がけるアーティストや、韓国や日本の有名アーティストまで数々の作品が並びます。

薄暗い館内や迷路のような構造、そして窓から差し込む光や外の風景も計算された作品の配置は、ここならではの少し独特な雰囲気を味わうことができるでしょう。

住所ソウル特別市 鍾路区 苑西洞219|종로구 원서동 219
開館日旧館は10:00~19:00(最終受付18:00)|新館は店舗によって異なります。
閉館日月曜日
アクセス安国駅3番出口から徒歩3分

グラウンドシーソー

「グラウンドシーソー」は、期間によってさまざまな展示をする施設で、現在は西村、セントラル、明洞の3か所あります。

西村とセントラルは展示作品、明洞は映像を通し、親しみやすいコンセプトで写真やデザイン、アートなど幅広く触れることができます。

定期的に新しい企画展が開かれており、若者を中心とした韓国民や観光客が多く訪れる「インスタ映え」にふさわしい施設です。過去に開催された展示会はどれも好評で、明洞では『ゴッホ』や『星の王子様』といった有名作品を楽しむことができました。

また、2024年に日本でも開催され話題になった、「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」の続編が、2025年4月までセントラルで開催されて大好評に終わりました。

ミュージアムショップでは、お土産にピッタリの展示内容に関連したグッズを買うことができますよ。

美術に詳しくない方でも存分に楽しめるので、ぜひ足を運んでみてくださいね!

各施設の情報は、ホームページやインスタグラムをご覧ください。

まとめ

いかがでしょうか?

美術館は季節や天気に問わず楽しめるので、観光スポットとしても最適です。

また今回ご紹介した美術館では、期間限定の企画展も充実しており、フォトジェニックな展示ばかりでインスタ映えにもうってつけです!

各美術館の公式サイトやSNSをチェックし、ぜひ気になる展示を見つけてみてくださいね。

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