韓国のホワイトニング歯磨き粉5種類を試してみた!おすすめはどれ?

韓国のホワイトニング歯磨き粉5種類を試してみた!おすすめはどれ?

コーヒーやワイン、タバコのヤニなど、歯の着色汚れが気になってしまう人におすすめなのがホワイトニング歯磨き粉です。

韓国のホワイトニング歯磨き粉には、日本で市販されているホワイトニング歯磨き粉よりも、より高いホワイトニング効果を期待できる成分が入っているものや、補色のちからで歯のくすみ感を飛ばし、より白くきれいに見せてくれるものもあります。

毎日のオーラルケアに韓国の歯磨き粉を取り入れれば、笑顔に自信が持てる白い歯を手に入れられるかもしれません。着色汚れのない白い歯なら、お肌のきれいさやメイクもよりいっそう映えて、可愛さもアップするはず!

セルフケアだけでホワイトニングを考えている人も、歯科医院でのオフィスホワイトニングを検討している人も、まずは韓国のホワイトニング歯磨き粉をチェックしてみましょう。

韓国で人気のホワイトニング歯磨き粉5種類

本記事では、韓国で人気のホワイトニング歯磨き粉を5種類実際に試してみました。

以下が今回試した5種類のホワイトニング歯磨き粉です。

  1. EUTHYMOL(ユーシモール)ホワイトニング美白歯磨き粉
  2. EUTHYMOL(ユーシモール)ホワイトニングパープルコレクター歯磨き粉
  3. Vussen(ビューセン)H
  4. メディアン歯石ケア歯磨き粉(ホワイトニング)
  5. Rucipello(ルチペッロ)ホワイトニングオリジナル

いずれも韓国で有名な歯磨き粉のブランドで、OLIVE YOUNGやQoo10、Amazonなどのオンラインなら日本にいても入手可能です。

韓国旅行の前に試してみて、気に入ったものを渡韓時に買ってくるのもよさそうです。

韓国のホワイトニング歯磨き粉のおすすめは?

韓国のホワイトニング歯磨き粉には、着色汚れを落として歯本来の白さを取り戻すタイプのほか、歯科医院のホワイトニングのように歯自体の色をより白くするタイプがあります。

ホワイトニング初心者なら、まずは歯本来の白さを取り戻すタイプの歯磨き粉がおすすめです。

歯や歯茎にトラブルがなく、ホワイトニング効果をさらに重視したい人は、過酸化水素が配合されている歯みがき粉をおすすめします。

以下の表に、本記事で紹介する韓国のホワイトニング歯磨き粉とそれぞれの特徴をまとめました。

ホワイトニングの特徴ホワイトニング以外の特徴おすすめのホワイトニング歯磨き粉
歯本来の白さを取り戻したい
(過酸化水素:無配合)
補色で歯をトーンアップホワイトニングパープルコレクター歯磨き粉
歯石ケアができるメディアン歯石ケア歯磨き粉(ホワイトニング)
フッ素なしVussenH
フッ素ありEUTHYMOLホワイトニング美白歯磨き粉
EUTHYMOLホワイトニングパープルコレクター歯磨き粉
メディアン歯石ケア歯磨き粉(ホワイトニング)
Rucipelloホワイトニングオリジナル
歯をより白くしたい
(過酸化水素:配合)
フッ素なしVussen7
Vussen15
Vussen28
Vussen30

補色で歯をトーンアップできるものや、フッ素の有無、歯石ケアができる歯磨き粉など、ホワイトニング以外の特徴にも着目してみましょう。

また、口にいれるものなので「味」も好みがわかれるところです。

韓国のホワイトニング歯磨き粉について、フレーバーなど実際の使用感も含めて次章以降でそれぞれ詳しく説明します。

EUTHYMOL(ユーシモール)

EUTHYMOL(ユーシモール)は1898年に英国で発祥した口腔ケアブランドです。

現在は韓国のLG Household & Health Careから販売されています。口コミも多く、韓国のホワイトニング歯磨き粉といえば必ず候補に挙がる商品といってもよいでしょう。

EUTHYMOLにラインナップされているホワイトニング歯磨き粉は以下の2つです。

ホワイトニング美白歯磨き粉
ホワイトニングパープルコレクター歯磨き粉

いずれも過酸化水素を含まず、メタリン酸ナトリウムとシリカを配合したホワイトニング歯磨き粉です。ホワイトニング粒子が着色汚れを除去し、さらに隙間を埋めて着色しにくくしてくれるのがポイントです。

フッ素配合なので、虫歯が心配な人にもおすすめできる歯磨き粉です。

ホワイトニング美白歯磨き粉から挑戦

EUTHYMOLのホワイトニング美白歯磨き粉は、ピンク色のパッケージが目印。2023年OLIVE YOUNG AWARD WINTER オーラルケア部門を受賞した人気商品です。

EUTHYMOLの歯磨き粉は香味が独特です。接骨院にある消炎鎮痛剤湿布のような香味と、口に含んだときに感じるピリッとした感覚に最初は驚くかもしれません。

これはユーカリのハーブを使用しているためであり、危険な成分が含まれているからというわけではありません。この香味が平気な人もいると思いますが、よくある歯磨き粉の香りや味ではないため、抵抗がある人も多そうです。

  • ホワイトニング美白歯磨き粉の香味は、後に紹介するパープルのものより薄いので、初めてEUTHYMOLのホワイトニング歯磨き粉を使う人はこちらを先に試すのがおすすめです。

もし、こちらのホワイトニング美白歯磨き粉を使ってみて香味が苦手に感じる場合は、パープルタイプへの挑戦は断念したほうがいいでしょう。

ホワイトニング粒子の顆粒感は少なめで、多少ザラザラ感が感じられる程度です。口をすすいだあと、残っている感じはしません。

独特なフレーバーはややネックですが、磨いたあとは歯がツルツルになって気持ちいいですよ。

ホワイトニングパープルコレクター歯磨き粉は香味がさらに強い

磨き粉のペーストが紫芋のようなパープル色をしているホワイトニングパープルコレクター歯磨き粉。

ひとことで特徴を伝えるなら「ピンクのホワイトニング美白歯磨き粉の濃い版」といったところでしょうか。湿布のような香味も、口内に感じるピリッと感もホワイトニング美白歯磨き粉より強く感じました。

顆粒のザラザラ感はピンクのホワイトニング美白歯磨き粉と同様で、歯磨き中もさほど強く感じることはなく、すすいだあとの残りも気になりませんでした。

  • 歯磨き粉の色が紫色なのは、黄色っぽい歯を白くみせるためです。パープルのコントロールカラーでお肌の黃ぐすみを飛ばすのと同じ理屈が歯磨き粉にも応用されています。
    「トーンアップできる歯磨き粉」と考えるとイメージしやすいでしょう。磨いているときの泡も紫色ですが、歯が紫になってしまうことはありません。

歯のもともとの色が黄色みがかっている人にはおすすめです。

「過酸化水素入りのホワイトニング歯磨き粉で脱色するのは怖い」けれど「歯を少しでも白く見せたい」という人は、香味さえ気にならなければぜひ試してみてください。

Vussen(ビューセン)

韓国で最も有名といっても過言ではないホワイトニング歯磨き粉のブランド「Vussen(ビューセン)」。 Vussenのホワイトニング歯磨き粉には過酸化水素が含まれており、より強いホワイトニング効果が期待できます。

過酸化水素は、歯科医院でおこなうオフィスホワイトニング剤の主成分であり、日本では歯磨き粉への配合が禁止されています。日本からVussenを購入することは問題ありませんが、自己責任での使用が原則です。

Vussenのホワイトニング歯磨き粉は、商品名のアルファベットや数字によって配合されている過酸化水素の濃度が異なります。

以下に、Vussenのホワイトニング歯磨き粉の種類と過酸化水素の濃度についてまとめました。

Vussenホワイトニング歯磨き粉の種類配合されている過酸化水素の濃度
VussenHVussenホワイトニング歯磨き粉のなかで唯一過酸化水素が含まれていない歯磨き粉です。
Vussen70.75%配合
Vussen151.5%配合
Vussen282.8%配合
Vussen303.0%配合

数字が大きくなるほど過酸化水素の濃度が高くなっているのが特徴です。

売れ筋はVussen28だけどリスクもある

「どうせなら効果が高いほうがいい」と考える人が多いためか、Vussen7や15よりもVussen28のほうが口コミも多く売れ筋であることがうかがえます。

なお、より過酸化水素の濃度が高いVussen30もありますが、取り扱っているストアが少なくVussen28のほうが手に入れやすいです。

  • 過酸化水素の濃度は高いほうがホワイトニング効果を得やすいというメリットはありますが、知覚過敏になるリスクが高まることも考慮しなければなりません。さらに、もともと虫歯がある人や、歯肉炎・歯周病がある人は強い刺激になってしまうこともあります。

歯や歯茎の健康を考えると、安易に「Vussenの数字が大きいのがおすすめ!」とはいえないのではないでしょうか。

過酸化水素入りのVussenを試したい場合は、Vussen7から慎重に様子を見ながら使ったり、1日の使用回数を1回または2回にするなど頻度を調整したりすることをおすすめします。

知覚過敏が心配ならVussenHでホワイトニング

筆者は知覚過敏の治療を受けているため、過酸化水素が含まれていないVussenHを試しました。

VussenHは過酸化水素が含まれていないかわりに、ヒドロキシアパタイト(HAP)が5%配合されています。

ヒドロキシアパタイト・・・歯や骨を構成する成分で、自然界にも存在するものです。汚れを吸着しながら除去してくれるため、歯を研磨して傷つけてしまう心配が少ないのが特徴です。

VussenHのフレーバーは、シトラスミント。シトラス感は強くなく、少しだけ甘みを感じます。ほんのりと柑橘系のガムのような親しみのある香味で磨きやすいです。

顆粒感がなく、ホワイトニング歯磨き粉にありがちなザラザラ感やつぶつぶ感も感じません。

妊婦さんや子どもにも使えるマイルドな歯磨き粉なので、知覚過敏などのトラブルを抱えているけれど白い歯を手に入れたいという人におすすめの1本です。

メディアン歯石ケア歯磨き粉(ホワイトニング)

韓国の歯石ケア歯磨き粉ブランド「メディアン」にもホワイトニング向け製品があります。メディアンの歯磨き粉には以下の4種類があります。

オリジナル
口臭ケア
ホワイトニング
歯茎ケア

ホワイトニングは、白色のパッケージが目印です。

メディアンの歯磨き粉には、歯石形成を予防する働きがあるピロリン酸ナトリウム(TSPP)が主成分として配合されています。パッケージに書かれている「93%」という数字は、臨床試験で対照群に比べて実験群は93%の歯石を抑制したという結果からのようです。

  • ホワイトニング製品には、汚れを落としつつ着色をつきにくくする「リンゴ酸」や、輝く白い歯を演出する光沢剤(雲母チタン)も配合されているのがポイントです。

歯茎ケア以外の製品には、24万個のゼオライトシリカ顆粒が含まれており、歯磨き後はすっきりとした爽快感が得られます。チューブからペーストを取り出すと、肉眼でも顆粒が確認できます。

今回紹介した歯磨き粉のなかではメディアンの歯磨き粉が最も顆粒のザラザラ感・つぶつぶ感が強い印象でした。

  • 歯周病などで歯周ポケットが深い人は、顆粒が入り込んでしまうかもしれません。歯茎にトラブルがある方は、顆粒入りの歯磨き粉を歯科医院で推奨されない可能性もあるので、歯科医に相談することをおすすめします。

顆粒が苦手な人や避けたい人はVussenHやRucipelloがおすすめです。メディアンのホワイトニング歯磨き粉は、顆粒のつぶつぶ感で「磨いている手応えが欲しい」という人に向いています。

フローラルミントの香味は日本で市販されている歯磨き粉に近く、韓国製の歯磨き粉といっても違和感なく使えます。

Rucipello(ルチペッロ)ホワイトニングオリジナル

「輝く石」という意味のギリシャ語を由来とするブランド名の「Rucipello(ルチペッロ)」。

EUTHMOLと同じく、韓国のLG Household & Health Careから販売されている歯磨き粉です。おしゃれなパッケージと、人工甘味料の代わりにステビアを配合しているのが特徴です。

Rucipelloの歯磨き粉には以下の種類があります。

ミスティックフォレスト(口臭ケア)
トロピカルオーシャン(歯茎ケア)
ルイスランド(ビタミンケア)
ミンティオーシャンソルト(歯垢ケア)

ホワイトニングオリジナル(ホワイトニングケア)

ミンティオーシャンソルトとホワイトニングオリジナルを取り扱っているネットショップは少なめ。ホワイトニングオリジナルは2024年10月現在、OLIVE YOUNGで購入できました。

ホワイトニングオリジナルのパッケージは、おしゃれなトリコロールカラー。ホワイトニングオリジナルの中身について調べても、あまり情報がでてきません。

実際に購入して成分を見てみたところ、二酸化ケイ素(シリカ)が配合されていました。磨いていても顆粒がある感じはせず「シンプルな歯磨き粉」という印象です。

二酸化ケイ素は研磨剤のような役割をする成分で、歯の汚れを除去して本来の白さを取り戻すホワイトニング効果があります。

フッ素も1000ppm配合されており、ホワイトニングしながら虫歯を予防できる歯みがき粉です。

ホワイトニングオリジナルの香味は、ミントのようなハーブ系です。日本の歯磨き粉にもよくあるような、なじみのあるフレーバーなので使いやすいと感じました。

まとめ

韓国のホワイトニング歯磨き粉には、着色汚れを落として歯本来の白さを取り戻すタイプのほか、歯自体の色を白くするタイプのものもあります。

過酸化水素を用いたホワイトニングは、歯や歯茎にとって強い刺激になる可能性があるため、日本では歯科医院で受ける必要があります。そのため、過酸化水素が配合されたタイプの歯磨き粉は日本のドラッグストアなどで市販されていません。

初めて韓国のホワイトニング歯磨き粉を使うなら、歯や歯茎によりマイルドなホワイトニング歯磨き粉を選ぶのがおすすめです。

歯や歯茎にトラブルがなく、より強いホワイトニング効果を期待する人は、自己責任で過酸化水素入りのVussenを使うのも選択肢のひとつです。その場合も、なるべく濃度の低いものから使用し、様子をみながらホワイトニングしていくことをおすすめします。

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