【2025年版】韓国で絶対食べたい!本場のソルロンタンが美味しい人気店7選

【2025年版】韓国で絶対食べたい!本場のソルロンタンが美味しい人気店7選

韓国料理といえば、ピリ辛のキムチやチゲを思い浮かべる方も多いですが、「辛いのがちょっと苦手…」という方にもぜひ試してほしいのが、韓国の伝統スープ「ソルロンタン」。

牛の骨や肉を長時間煮込んで作る白濁スープは、やさしい味わいで体にじんわり染みわたります。塩やキムチで自分好みに味を調整できるのも魅力のひとつです。

また、ソルロンタンは一人でも気軽に楽しめる料理として、地元の人にも人気。一人前で注文できるので、韓国旅行中の「一人ご飯」にもぴったりです。

この記事では、2025年に韓国を訪れるならぜひ立ち寄りたい、ソルロンタンの名店を7つご紹介します。

旅行中の胃休めにも、地元の味をじっくり楽しみたいときにも、参考にしていただけたら嬉しいです。

ソルロンタンとは?

ソルロンタンとは、牛の骨や頭、足、膝、胸肉、内臓などを長時間じっくり煮込んで作られる、韓国の伝統的なスープ料理。

煮込むことで素材の旨味がしっかりと引き出され、スープは白濁した見た目に。見た目に反して味はとてもやさしく、コクがありながらもあっさりとした後味が特徴です。

韓国料理といえば辛いイメージが強いかもしれませんが、ソルロンタンには基本的に辛さがなく、辛い料理が苦手な人や、連日の韓国グルメで疲れた胃を休めたいときにもぴったり。塩やコショウ、キムチなどを好みに応じて加えることで、自分好みの味に調整できる楽しさもあります。

朝食や二日酔いのリセットにも重宝され、地元の人々にとっては日常の味。観光客にも食べやすく、旅の合間にほっと一息つきたいときにもおすすめの一品です。

韓国のソルロンタンが美味しいおすすめ店

神仙ソルロンタン 明洞店

「神仙ソルロンタン」は、韓国各地に店舗を展開するソルロンタン専門の人気チェーン店です。

明洞店は、ソウルロイヤルホテルの真向かいに位置し、観光途中でも立ち寄りやすい好立地。コロナ禍の影響で2020年に一度閉店しましたが、2023年5月に同じ建物の2階へ移転し、再オープンを果たしました。一人でも入りやすい雰囲気で、明洞でのおひとりさまご飯にもぴったり。テイクアウトにも対応しています。

看板メニューのソルロンタンは、骨付きの牛肉を24時間かけて丁寧に煮込んだスープが自慢。あっさりとした口当たりながらも、しっかりとコクがあり、とろみのある白濁スープは一度食べるとクセになる味わいです。

一般的なソルロンタンには麺が入っていることもありますが、こちらのお店ではスープの味が薄くなるのを防ぐため、あえて麺を入れないというこだわり。スープの中の牛肉は適度な歯ごたえがあり、噛むほどに旨味が広がります。

江南ソルロンタン

「江南ソルロンタン」は、ソウルのビジネス街・江南エリアに位置する、地元で長年愛されているソルロンタンの名店です。

創業は1982年。地下鉄7号線・論峴駅から徒歩圏内という便利な立地にあり、平日のランチタイムには近隣のオフィスで働く会社員や常連客でにぎわいます。

看板メニューのソルロンタンは、牛骨を大鍋で24時間じっくり煮込んで作られる濃厚な白濁スープが特徴。あっさりとしていながらコク深く、体にしみわたるような優しい味わいです。

このお店は、テレビや雑誌といったメディアへの露出をほとんど行っていないにもかかわらず、その美味しさが口コミで広がり、グルメブロガーや観光客の間でも評判に。ソルロンタンのほかにも、醤油ベースのピリ辛スープがクセになるソンジヘジャンクッも人気です。

ピョルネオッソルロンタン

「ピョルネオッソルロンタン」は、東大門エリアにあるソルロンタン専門の老舗店です。

店内に入るとまず目に飛び込んでくるのが、大きな釜で24時間絶えず焚き続けられているスープ。じっくり煮込まれたスープは澄んだような白濁色で、あっさりとした優しい味わいが特徴です。

味付けはシンプルに仕上げられており、塩やコショウを加えて自分好みに調整できるスタイル。さらっとした口当たりなので、こってり系が苦手な方や、旅の途中で胃を休めたい時にもぴったりです。朝6時から営業しているため、朝ごはんとして立ち寄るのもおすすめです。

店内は派手さこそないものの、地元の人たちが日常的に通う昔ながらの食堂の雰囲気が漂います。観光客向けではなく、本当に地元で愛される味を体験したいという方にこそ訪れてほしい一軒です。

里門ソルロンタン

「里門ソルロンタン」は、創業100年を超える歴史を誇る、韓国で現存する最古のソルロンタン専門店です。

1910年創業という長い歴史を持ち、地元の人々はもちろん、韓国料理にこだわりのあるグルメ通たちからも絶大な支持を受け続けています。

こちらのソルロンタンは、韓国産の高級牛・韓牛(ハヌ)の足の骨や、頭、膝、胸、舌など複数の部位を贅沢に使い、18時間以上かけて丁寧に煮込まれています。真っ白に濁ったスープは、濃厚なのにすっきりとした後味。牛の臭みは一切なく、ひと口飲むだけでその奥深さと完成度の高さに驚かされます。

スープの中に入っている牛肉は、長時間の煮込みによって驚くほど柔らかく、口の中でとろけるような食感。ひとつの部位だけでなく、さまざまな部位がミックスされているため、食べるたびに異なる食感と風味が楽しめるのも魅力のひとつです。

住所ソウル特別市 鐘路区 堅志洞 88
(서울특별시 종로구 견지동 88)
営業時間月~土曜 8:00~21:00
日・祝日 8:00~20:00
定休日なし
アクセス地下鉄1号線鐘閣(チョンガッ)駅 3-1番出口 徒歩4分

麻浦ヤンジソルロンタン 桃花店

「麻浦ヤンジソルロンタン 桃花店」1974年創業の老舗ソルロンタン専門店。

50年以上にわたって変わらぬ味を守り続けており、韓国のグルメ番組でもたびたび取り上げられるほど、その実力は折り紙付きです。

ソルロンタンの白く透き通るようなスープは、一口目はあっさりとした印象ですが、飲み進めるほどに素材の奥深い旨味がじんわりと広がる味わい。余計な調味料は使わず、牛骨と肉の旨味だけで勝負しているからこそ、シンプルでありながらも飽きがこないのが魅力です。

オーナーは「シンプルだからこそ素材が命」と語り、牛肉は毎朝市場で自らの目で選び抜いたものだけを使用しています。

住所ソウル特別市 麻浦区 桃花洞 181-37
(서울특별시 마포구 도화동 181-37)
営業時間7:00~21:30
定休日なし
アクセス地下鉄6号線孔徳(コンドッ)駅 8番出口 徒歩3分

ヌティナム・コミボギ 本店

「ヌティナム・コミボギ 本店」は、東大門の東側、卸し問屋街の一角に店を構える牛肉料理の専門店です。

なかでもソルロンタンの味に定評があり、地元の人々はもちろん、観光客にも人気の一軒です。お店は東大門のショッピングモール「NUZZON(ヌージョン)」のすぐそばにあり、東大門デザインプラザ(DDP)や光熙市場(クァンヒシジャン)、南平和市場(N.P.H)からも徒歩圏内とアクセスも抜群です。

こちらのソルロンタンは、牛スジや軟骨、膝、牛骨などを48時間かけて煮込んだスープに、そうめんと牛肉の切り身が入った具沢山の一杯。シンプルな構成ながら、だからこそ素材の良さが際立ちます。

コラーゲンが豊富な部位を使用しており、まろやかでコクがありながら、牛特有のクセはなく後味はすっきりしています。

住所ソウル特別市 中区 新堂洞 251-131
(서울특별시 중구 신당동 251-131)
営業時間10:00~22:00
定休日日曜日
アクセス地下鉄6号線新堂(シンダン)駅 10番出口 徒歩5分

味成屋

「味成屋」は、明洞(ミョンドン)の路地裏にひっそりと佇む、1966年創業のソルロンタン専門店です。

観光地としてにぎわう明洞の中心部にありながら、どこか落ち着いた雰囲気を感じさせる老舗の食堂です。

メニューはソルロンタンとスユッ(茹で牛肉)の二品のみというシンプルな構成。厨房では、韓国産の高級牛・韓牛(ハヌ)の骨や頭、脚、肉などを半頭分使い、3つの大鍋で絶え間なく10時間以上じっくりと煮込んでいます。煮込み加減によって味わいが左右される繊細な料理ですが、老舗ならではの絶妙な火加減と時間管理によって、上品でありながらしっかりとコクのあるスープに仕上がっています。

スープの中には柔らかな牛バラ肉(ヤンジ)がたっぷり入り、口に運ぶたびにその旨みと食感が楽しめます。添えられたカラシやお酢を加えた醤油ダレに肉をつけて食べると、味に変化が加わり、ご飯がどんどん進む美味しさです。

まとめ

韓国のソウルには、長い歴史と職人のこだわりが詰まったソルロンタンの名店が数多くあります。

今回ご紹介した7つのお店は、それぞれ異なる特徴や味わいを持ちながらも、どこも地元の人々や観光客に長く愛されている名店ばかりです。

是非、韓国旅行での食事選びの参考にしてみてくださいね。

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