韓国旅行にぴったりな服装は?気候別おすすめコーディネートガイド

韓国旅行にぴったりな服装は?気候別おすすめコーディネートガイド

旅行の際に楽しみ反面悩むのが、「どんな服装にしよう?」ということですよね。そこで今回は韓国旅行におススメのコーディネートについてご紹介します!

韓国と日本の気候の違い

韓国は日本と同様に『四季』があり、季節ごとに様々な美しい景色を見ることができます。また、韓国も北(ソウル周辺)と南(プサン周辺)では気候が大きく異なり、旅行の際には注意したほうが良いでしょう。

ソウルは新潟県、プサンは京都と緯度がほぼ同じなため気候が似ていると言われていますが、韓国と日本では地形や風の吹き方が異なるので、季節によって違いが出てきます。

韓国の気候がどうなっているのか、季節ごとに詳しく以下でご紹介します!

韓国の気候はどうなってる?

①春

韓国の春は3月〜5月初旬頃と言われています。

日本よりも冬の寒さが長引きやすく、3・4月はまだまだ防寒対策が必要です。「日中はあったかいなぁ」と感じるようになっても、朝夜と日中の気温差は大きい時期なので注意してくださいね。

また日本と同様に春は強風が吹きやすいため、気温以上に寒さを感じる日が多いでしょう。

☆韓国の花粉症…?

日本では春になると花粉症に悩まされる人が多いですよね。しかし韓国には杉の木がほとんどないため、花粉症は一般的ではありません。これは花粉症の人にとっては旅行のベストシーズンとも言えるかもしれませんよ。筆者は花粉症持ちですが、春に韓国に滞在していた時は症状がとても軽く済みました。

しかし韓国では花粉症の代わりに、黄砂(PM2.5)が日本以上に飛来します。黄砂によってアレルギーが出る方もいるので、旅行中は注意しておきましょう。

☆旅行のベストシーズン?

実は韓国の新学期シーズンは3月から始まるため、日本より1か月はやくなっています。そのため3・4月は学生や社会人も何かと忙しい時期のため、街中が空いていることが多く、移動しやすいというメリットがありますよ。

②夏

だいたい5月後半〜9月の初旬頃までと言われていますが、最近では残暑が厳しく9月の終わり頃になってもかなり暑い日々が続きます。

蒸し暑さはありますが、日本よりかは良い印象。とはいえ年々暑さが厳しくなっていますので、熱中症への対策が必須な時期です。

☆韓国の梅雨…?

韓国にも梅雨時期が存在し、6月後半〜7月初旬あたりと言われています。この時期は蒸し暑いにも関わらず、雨が長時間降りジメジメとした日々が続きます。なるべく旅行は避ける方が良いでしょう。

☆大雨被害が多い

最近の韓国では水害が多く発生しており、特に夏時期に多発しています。数年前には大雨で江南(カンナム)駅が水没したり、死亡事故が起きたりなど、社会問題にもなっていますので、地盤の緩い場所や土地の低い場所は注意が必要です。

③秋

日本と同様に韓国も秋の時期がとても短くなっていますが、一般的には9〜11月頃と言われています。

この時期は気候がとても穏やかで、大きな変化もなく過ごしやすい時期。また気温も安定しているので、旅行しやすい時期と言えるでしょう。

また日本と同様に紅葉が楽しめる時期でもあります。

④冬

12〜2月が韓国の冬時期。この時期のソウルは北海道と気候が似ていると言われており、とても寒い時期が続きます。最高気温がマイナスの場合も多く、寒さが苦手な方は旅行を避けた方が良い時期でしょう。

また強い風が吹きやすく、空気の乾燥も酷い時期。ソウルでは雪が降る日も多いので、防寒対策が必須です。

コーディネートをする時に気をつけること!

①ヒールのあるものは履かない

コーディネートをする際にヒールがある靴を選びたいときもありますよね。しかし韓国の道路は日本に比べるとデコボコ道が多く、しっかりと整備されていない場所も多くあります。また地下鉄の駅などの階段は全ての段の高さが揃っていない場合も多く、普段だったら転ばないような場所でつまずく・引っかかるということが多いです。そのため旅行中は出来るだけスニーカーやフラットシューズを選びましょう。

②両手は空けられるコーディネートに!

旅行中は荷物が多くなりますし、冬時期は雪に滑って転ぶということもありますので、なるべく両手は空けておきましょう。

☆ひったくりに気をつけよう!

韓国も日本と同じような治安なので、犯罪にまきこまれやすいわけではありませんが、明らかに旅行客と分かるような場合は他の人に比べて狙われやすいのが現状です。そのため両手を空け、目の前にバッグが来るようにしておくのが一番良いです。

また男性に多いですが、後ろのポケットにお財布や携帯を入れておくのも防犯上避けておいたほうがよいでしょう。

おススメコーディネート:春編

①トップス

薄手のセーターやカーディガン、TシャツなどでOKです。ただし、寒がりの方の場合は少し厚めのものを着ておくと良いでしょう。

②ボトムス

どんなものを着ても快適に着こなせる時期ですので、自分の好みのものを選択してOK。寒さを感じる場合は薄手のタイツなどをボトムスの下に履いておくと良いでしょう。

③アウター

朝夜と日中の気温差が激しいため、アウターで調節するのがおススメ。3月初旬はまだまだ寒い時期が続くので厚めのコートが必要ですが、4月に入ってくるとトレンチコートなどの薄めのコートで十分です。

④その他

先ほど黄砂が飛びやすい時期とご紹介しましたが、この黄砂によって体調が悪くなる方もいるので、マスクは必ず着用しておきましょう。韓国でもマスクはオリーブヤングや薬局、コンビニなどで販売していますが、カラーバリエーションやサイズの種類が少ないので日本から持参するのがおススメです。

おススメコーディネート:夏編

①トップス

日本よりは涼しいですがそれでもかなりの暑さなので、とにかく涼しいものを選びましょう。薄手のTシャツやシャツなど、通気性の良いものがおすすめです。また汗をかきやすい方は替えを持参しておくのも良いでしょう。

☆エアコンが寒すぎる…!?

韓国の夏は外が暑すぎるため、店内や電車の中などの冷房がかなり強めに効いている場合が多いです。そのため、店内に長くいると寒さを感じるほど。一枚薄手のカーディガンなどを持ち歩くことをおススメします(筆者は夏には必ず1枚カーディガンを持ち歩いていますが、使わなかったことはありません)。

②ボトムス

トップスと同様に涼しいものにしましょう。通気性のよい麻でつくられたものがおススメ。韓国では麻を使用して作られた洋服が多く、男性用・女性用ともに素敵なデザインのものが多いので、現地で買うのも良いでしょう。

ただし韓国では男性用のボトムスがかなり短いものも多いので注意が必要です!

③その他

韓国の夏もかなり日差しが強いので、日焼け対策に日傘を持っていくのもいいでしょう。またビーチなどに行く予定がある方はサングラスも忘れないようにしてください。

おススメコーディネート:秋編

①トップス

トレーナーや厚めのカーディガンなどがおすすめ。日中はコートを着なくても動けるようなコーディネートにしておくといいです。

②ボトムス

トップスに合わせて自分好みのボトムスを合わせてOK。この時期は気候が安定しているため、足元もそれほど雨や雪などを気にせずに好きなものを着ても問題ありません。

③アウター

11月になると徐々に朝・夜は寒くなってくるので、ジャケットやコートなどを羽織った方が良いでしょう。本格的な冬シーズンに入るまでは日本で着るようなコートなどで十分です。

④その他

アウターを着ない場合はマフラーなどで寒さ対策をするのがおススメです。また薄めのタイツなどを履いておくのも良いでしょう。

おススメコーディネート:冬編

先ほど韓国の冬はとても寒いとご紹介しました。そのためこの時期はなんと言っても防寒対策が必須です。コーディネートよりかは「どれだけ寒さを防げるか」に重きを置いた方がよい季節です…。

①インナー類

ヒートテックやタイツなどは厚めのものを使用しましょう。キャミソールなどではなく、長袖の方が良いですよ。また靴下は厚めのものを履くか、2枚履きがおススメです。

②トップス

セーターやニット、トレーナーなど厚手のものがおすすめです。またコートやバックなどの重さのせいで肩が痛くなることが多いため、出来るだけ軽めのものを選択するのがBESTです。

☆ベストタイプもおススメ…!

たくさん重ね着をして「着ぶくれしちゃう…!」と感じる方も多いはず。そんな場合はベスト型のものを着るのがおススメです。ユニクロなどでは持ち運びができるタイプも販売していますし、簡単に脱ぎ着ができるので重宝するでしょう。実際に韓国では愛用している方が多く、街中でよく見かけます。

③ボトムス

長めのものをおススメします。ただし雪が降っていたり、積もっていると普段以上に足をとられてしまうこともあるので、ロングスカートは避けるのが吉。パンツスタイルの方が動きやすく、怪我もしにくいのでおススメです。

④アウター

アウターはダウン一択。軽くて暖かいものを選びましょう。

韓国の真冬に旅行をする場合は韓国で購入するのもおススメ。真冬になるとどのブランドでも『ペディン』と呼ばれるベンチコートのようなものが販売されるのですが、段違いでどれも暖かいです。デザインが豊富なだけではなく、長さも足元まで隠れるタイプから短いタイプまで、様々なものが販売されていますので、自分好みのものを選ぶことが出来るでしょう。

⑤その他

「肌が出ているところをなるべく少なくする」のが必要な時期なので、マフラーやネックウォーマー、手袋、耳当て、カイロなどは必須です。

また雪で「靴下が濡れてしまった!」となる場合も多いので、替えの靴下とビニール袋を入れておくといいです。

そして意外と重宝するのがマスク。顔の防寒にもなりますし、冬の乾燥からも守ってくれるので、何枚か持参しておくとよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は韓国旅行にピッタリな服装、季節ごとのおススメコーディネートについてご紹介しました。

気候にあったコーディネート・旅行しやすいコーディネートをして、韓国旅行を楽しんでみてくださいね。

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