「夕方になると顔が疲れて見える」「たるみが気になるけれど、手軽にケアしたい」そんなお悩みをお持ちではありませんか？ 最近、美容大国韓国で注目を集めているのが“チタニウムリフト”です。
韓国では、医療機器「ソプラノチタニウム」を使ったたるみケアが人気を集めています。この施術は、肌の引き締めや弾力アップに加え、肌の産毛やトーンにアプローチする効果も注目されています。
ただし、韓国での美容医療施術は、日本国内とは治療内容や価格設定、アフターケアの体制が異なる場合があります。安全に施術を受けるためには、それぞれの特徴や注意点を正しく理解しておくことが大切です。
この記事では、チタニウムリフトの基本情報や韓国と日本の違いについて詳しくご紹介します。海外での施術を検討されている方は、ぜひ最後までお読みください。
チタニウムリフトにおける韓国と日本の違い
韓国で行われているチタニウムリフトと日本で行われているチタニウムリフトの違いを以下の表にまとめました。
 韓国 |  日本 | |
|---|---|---|
| 使用機器 | チタニウムリフト | チタニウムリフト |
| 目的 | 脱毛 リフトアップ | 脱毛がメイン リフトアップは一部のクリニック |
| 価格 | 5万～7万 | 20万～30万 |
チタニウムリフトとは？
チタニウムリフトは、「ソプラノチタニウム」というレーザー機を使用したリフトアップ治療です。
日本では、ソプラノチタニウムは脱毛マシンとして広く知られていますが、実はリフトアップにも高い効果が認められています。数多くあるリフトアップ治療の中でも、その効果の高さから近年急速に注目度がアップしている施術方法です。
日本ではまだ知名度が低い治療ですが、韓国では『芸能人リフト』と呼ばれ、人気を集めています。
チタニウムリフトで解消できる悩み
チタニウムリフトでは、以下のような悩みを解消できます。
- 夕方になると顔がより老けたと感じる
- 目尻、首のしわ、たるみが気になる
- ほうれい線が目立つ
- 顔が疲れていると言われる
- 体重は変わらないのに太って見える
- 糸によるリフトアップや若返り注射に抵抗がある
- 加齢により失われたキメを取り戻したい
- 顔を引き締めて小顔にしたい
チタニウムリフトの特徴
ここからは、チタニウムリフトの特徴について詳しく解説します。
チタニウムリフトに使用する医療機器「ソプラノチタニウム」には以下の特徴があります。
- 755nm・810nm・1064nmの3波長を同時に照射
- 3種類の照射モード
- 冷却システム搭載で痛みが少ない
・3つの波長
ソプラノチタニウムは3つの波長の光を同時に照射することが可能です。そのため、強力かつ即自的な効果が期待できます。
1.リフトアップ
755nmの波長は、真皮層のコラーゲン生成を促進させます。その結果リフトアップ効果に加え、小じわの改善および毛穴の引き締めの効果が期待できます。
2.ブライトニング
810nmの波長は、メラニン色素に働きかけるためブライトニング効果が期待できます。
3.タイトニング
1064nmはお顔に筋肉や脂肪、骨格を支える靭帯へ働きかけます。その結果、フェイスラインをきゅっと持ち上げるタイトニング効果が期待できます。
・照射モード
チタニウムリフトには3種類のモードが搭載されており、治療の目的や肌の状態に合わせて、オーダーメイドの施術が可能です。
モードや出力の調整が可能なため、幅広い悩みに対応できる点が嬉しいポイントです。
1.STACKモード
- 筋膜（SMAS層）までエネルギーが瞬時に届く
- たるみケアと肌のハリアップ
- 強力なリフトアップ効果
2.SHRモード
- 肌の浅い層にエネルギーを連続的にアプローチ
- 肌の引き締め
- 産毛脱毛効果
3.ファームアップモード
- 近赤外線レーザー
- コラーゲン生成を促進
- シワ・たるみを改善
・高周波と超音
チタニウムリフトでは、施術中に肌表面を冷却するシステムを搭載し、肌を一定温度に保ちながら施術を進めます。この冷却機能により、施術中の刺激が緩やかになるため、痛みを感じづらくなっています。
また、施術後の肌への負担軽減の役割にもなるため、ダウンタイムが少ない特徴があります。
チタニウムリフトダウンタイム中の症状と経過
チタニウムリフトはダウンタイムがほとんどないといわれている施術ではありますが、以下のような症状が出る場合があります。ダウンタイムとは、施術後から日常生活に戻るまでの回復期間のことです。
- 赤みや腫れ
- 痛み
- 色素沈着
以上のような症状がある期間は、メイク・入浴・運動など行動に制限があるのが一般的です。医師の指示に従って過ごしましょう。
ダウンタイム症状1：赤みや腫れ
施術後に一時的な赤みや腫れが見られることがありますが、これも通常は短時間で解消します。
ダウンタイム症状2：痛み
チタニウムリフトは冷却システムが搭載されているため、痛みは極めて少ないとされていますが、照射直後数時間程度軽い痛みが続く場合があります。
ダウンタイム症状3：色素沈着
極めてまれな症状ではありますが、一部の患者では色素沈着が起こる可能性があります。
韓国でチタニウムリフトを受ける場合の費用
韓国でチタニウムリフトを受ける場合の費用は、50万ウォン～70万ウォン（約5万～3万円相当）です。
一方、日本でチタニウムリフトを受ける場合の費用は、20万～30万円程度です。
日本でチタニウムリフトを扱っているクリニックは多くないため、費用感が高くなる傾向があります。
以下の表に、チタニウムリフトの費用について韓国の相場と日本の相場をまとめました。
| 韓国 | 日本 | |
|---|---|---|
| 全顔 | 50万ウォン～70万ウォン （約5万～3万円相当） | 20万～30万円 |
韓国でチタニウムリフトをするメリット
韓国でチタニウムリフトを受けるメリットは次のとおりです。
- 日本よりも症例数が多い
- 日本よりも安価
- 美意識の高さに基づくデザイン性
メリット1：日本よりも症例数が多い
韓国は美容医療の先進国として知られており、リフトアップ施術の症例数が圧倒的に多いです。チタニウムリフトにおいても、韓国の医師は豊富な経験を持ち、幅広い患者の肌タイプや悩みに対応した施術が可能です。
症例数が多いことで、施術技術が高度に進化しているのも韓国の大きな特徴です。
メリット2：日本よりも安価
韓国では、医療技術が進んでいる一方で、美容クリニック間の競争が激しいため、日本に比べてリーズナブルな価格で施術を受けることが可能です。同じ施術内容でも、韓国ではトータル費用を抑えられる場合が多く、施術後のメンテナンス料金も手頃です。
高品質な治療を費用を抑えて受けたい方にとって、韓国での施術は大きなメリットです。
メリット3：美意識の高さに基づくデザイン性
韓国の美容医療は、単にリフトアップするだけでなく、患者の骨格や顔全体のバランスを考慮したデザイン性の高い施術が特徴です。これにより、リフトアップとともに顔全体の調和が取れた自然な仕上がりが期待できます。
韓国でチタニウムリフトをするデメリット
韓国でチタニウムリフトを受けるデメリットは次のとおりです。
- 日本でのアフターケアが受けにくい
- 言語や文化の壁
- 施術の実績や評価が不明確な場合がある
デメリット1：日本でのアフターケアが受けにくい
韓国で施術を受けた場合、帰国後のアフターケアが課題になります。特に、チタニウムリフトは日本ではまだ取り扱っているクリニックが少ないため、万が一のトラブル時に対応できる医療機関が限られる可能性があります。施術後のケアを韓国に頼る場合は、再度渡航が必要になることもあります。
デメリット2：言語や文化の壁
施術前のカウンセリングや術後の説明を正確に理解する必要がありますが、言語の壁があると自分の希望を伝えきれなかったり、不安が残る可能性があります。
通訳を介してコミュニケーションを取る場合でも、ニュアンスのズレが発生するリスクがあります。
デメリット3：施術の実績や評価が不明確な場合がある
韓国ではチタニウムリフトが人気ですが、クリニックや医師によって技術力や実績に差があります。特に観光客向けの施術では、医師の詳細な情報や過去の症例が十分に公開されていないこともあり、クリニックの選択に慎重さが求められます。
韓国でチタニウムリフトを受けて失敗・後悔しないためのポイント
韓国でチタニウムリフトを受ける場合に、失敗や後悔しないためのポイントは次のとおりです。
- 信頼できるクリニックと医師を選ぶ
- 十分なカウンセリングで自分の希望を伝える
- 術後のアフターケア計画を立てる
ポイント1：信頼できるクリニックと医師を選ぶ
韓国ではチタニウムリフトが人気ですが、クリニックによって医師の経験や技術に大きな差があります。施術を受ける前に、以下の点を確認しましょう。
- 医師の実績や専門分野
- 過去の症例写真や患者の口コミ
- カウンセリング時の説明が丁寧で、リスクやダウンタイムについても正直に話してくれるか
観光客向けのクリニックは広告が目立つことも多いですが、実績や医師の評判をしっかりリサーチすることが重要です。
ポイント2：十分なカウンセリングで自分の希望を伝える
言語の壁がある場合、希望が正確に伝わらないリスクがあります。カウンセリング時には以下を心掛けましょう。
- 具体的な希望や仕上がりイメージを事前にメモしておく
- 通訳がいる場合は、美容医療に詳しいプロフェッショナルを選ぶ
- 不安な点は納得できるまで質問し、説明を受ける
特に「リフトアップの程度」や「術後のダウンタイム」などは、事前に細かく確認しておくべきです。
ポイント3：術後のアフターケア計画を立てる
韓国での施術後にアフターケアが必要になる場合、帰国後のケアをどこで受けられるかを確認しておくことが重要です。
- 術後の経過に合わせたケア方法を医師に具体的に確認する
- 万が一のトラブルに備え、日本で相談できる医療機関を探しておく
- 帰国前に韓国での再診日や緊急連絡先を確保しておく
また、紫外線対策や肌の保湿など、術後に必要なセルフケアも怠らないようにしましょう。
韓国でチタニウムリフトを受ける場合の流れ
韓国でチタニウムリフトを受ける場合、以下のような流れになるのが一般的です。
- カウンセリング
- クレンジング
- 施術
- 鎮静管理
韓国でチタニウムリフトがおすすめのクリニック
RENEWALL CLINIC（リニューアルクリニック）
「RENEWALL CLINIC（リニューアルクリニック）」は、ソウルの狎鷗亭ロデオエリアに位置する美容皮膚科クリニックです。
メスを使わずにリフトアップ治療を専門としており、多彩な医療機器を取り揃えています。院長自らが施術を行うため、高い技術力と信頼性があり、治療後の経過にも期待が持てます。多彩な治療メニューが用意されており、患者一人ひとりに合ったオーダーメイドの施術を提供しています。
ジュエンクリニック
「ジュエンクリニック」は、韓国ソウルの狎鷗亭ロデオ駅近くに位置する美容クリニックです。日本語通訳が常駐しており、初めて美容医療を受ける方でも安心して利用できる環境が整っています。
このクリニックでは、短時間で施術が完了し、ダウンタイムが少ない「フィラー注入」や「ポイントリフティング」が特に人気です。これらの施術は、旅行中のスケジュールに影響を与えず、気軽に受けられるため、多忙な旅行者にも人気を集めています。
日本からの観光客にも配慮されたサービスが特徴のクリニックです。
PlanSクリニック（プランエス）クリニック
「PlanS(プランエス)クリニック」は、メスを使わずに行うダイエット治療を専門としたクリニックです。
一人ひとりの体型や希望に合わせたカスタマイズ診療を提供し、美しい身体や顔のラインを引き出します。脂肪溶解注射やレーザー施術、さらにダイエット薬の処方が特に人気で、「脂肪吸引は怖いけど、周りに気づかれずに痩せたい」という希望を持つ方に好評です。
また、単に脂肪を減らすだけでなく、ダイエット中に失われがちな肌のハリをケアする治療も同時に行えるのが特徴です。日本語対応が可能なスタッフが常駐しているため、言葉の壁を気にせず安心して相談できる点も魅力です。
まとめ:韓国で人気のリフトアップ施術「チタニウムリフト」を受けてみたい方は渡韓を視野にいれよう
韓国で人気を集めるリフトアップ治療「チタニウムリフト」について解説しました。肌への負担が少なく、ダウンタイムが短いにもかかわらず、しっかりと効果を感じられるリフトアップ治療「チタニウムリフト」。
韓国ではチタニウムリフトを受ける費用が比較的安価で、日本に比べてリーズナブルに質の高い施術を受けられます。ただし、日本国内でチタニウムリフトを受けるクリニックはまだ少なく、帰国後のアフターケアを受けにくい点がデメリットとして挙げられます。
施術を受ける際は、信頼できるクリニックを選び、十分なカウンセリングを受けることが大切です。また、施術後の経過についても、韓国でのアフターケアをしっかり確認しておきましょう。
韓国でリフトアップ治療を検討している方にとって、チタニウムリフトは魅力的な選択肢です。高い技術力と手頃な価格で、理想のリフトアップを手に入れたい方は、ぜひ渡韓を視野に入れてみてください。
