【韓国旅行上級者向け!】ガイドブックに載っていない絶景スポット10選

【韓国旅行上級者向け!】ガイドブックに載っていない絶景スポット10選

韓国は国土の3面が海であるうえ、南北に伸びる太白(テベク)山脈を中心に韓半島は東が高く西が低い非対称的な地形をしているため、多種多様なシチュエーションの絶景スポットを有していることをご存知でしょうか?

韓国の魅力を伝えるガイドブックでは、食べ物や歴史的建造物に並んで、絶景スポットがいくつも取り上げられてます。

しかし、多くの観光スポットがある韓国には、ガイドブックに載っていないような絶景スポットも少なくありません。

この記事では、韓国旅行に行ったら一度は訪れたい、絶景スポットを10選紹介します。

絶景スポットを撮影するポイントや、韓国で注意したい撮影マナーについても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

【一度は見たい】韓国の絶景スポット10選

ここでは、韓国に訪れるなら一度は見たい、絶景スポットを10箇所紹介します。

壮大な自然を感じられる場所や韓国の都市部を別目線から見られる観光スポットなど、さまざまなジャンルから絶景スポットを厳選していますので、普段の韓国旅行とは違った観光スポットに行ってみたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

1.松島

松島(ソンド)は、仁川に位置する近未来都市で、経済自由区域として発展した背景を持つ、「韓国のドバイ」とも称されるエリアです。

松島セントラルパークは松島の有名な観光スポットであり、東京ドーム9個分の広さを誇る整備された公園内では、緑と高層ビルが共存する未来的な景色を見ることが可能です。

また、夜になるとエリア全体がライトアップされるため、MVやドラマのロケ地として多く使用されるトライボールの煌びやかな光景や、Gタワーの展望台から楽しめる絶景も見逃せません。

2.清渓川

清渓川(チョンゲチョン)は、朝鮮王朝時代から存在した河川で、一度は都市開発の影響で消え去ったものの復元プロジェクトによって蘇った人工河川です。

ソウルの歴史的なランドマークとして、多くのイベントやフェスティバルが開催される場所となっているため、歩行者専用エリアがあるなど散策しやすいエリアになっています。

川沿いの散策路では、歴史的なアート作品や文化的なオブジェが点在しているため、韓国のフォトスポットとして人気が高いです。

さらに、清渓広場から流れ落ちる大きな滝や噴水は、夜にはライトアップもされるため、水と光のコラボレーションが神秘的な雰囲気を演出してくれます。

3.駱山公園

駱山公園(ナクサン公園)はソウル市内の東に位置し、展望台から眺める美しい夜景が見られる場所として、若者を中心に人気が高くなってきているスポットになっています。

Nソウルタワーや城郭のライトアップがロマンチックな雰囲気を演出してくれるため、夜のデートスポットとして人気を集めています。

公園内は整備されているため治安も良く、下鉄恵化駅から徒歩15分ほどの距離にあるなどアクセスにも優れています。

Nソウルタワーや63ビルアートデッキなど、観光名所からの夜景を見たことある人は、駱山公園からまた違う表情を持った、ソウルの夜景を眺めてみてはいかがでしょうか。

4.東宮と月池(雁鴨池)

東宮と月池(雁鴨池)は、674年に新羅時代の文武王によって造成された大きな人工池です。

宮殿として使われ、貴族たちの宴会や接待が行われた場所として歴史に名を残しています。

夜間のライトアップが見どころであり、池の中に浮かぶ3つの島や、池に映し出される建物の美しさは、まるで絵画のような光景を作り出します。

また、周辺には蓮華の美しい団地や菜の花畑が広がり、昼と夜で異なる魅力を楽しめる絶景スポットであるといえるでしょう。

新羅時代の歴史的背景を学びながら、絶景を味わいたい人はぜひ足を運んでみることをおすすめします。

5.正房瀑布

正房瀑布(ジョンバンポッポ)は済州島の西帰浦市に位置する韓国三大滝の一つで、滝の水が直接海に流れ込むアジア唯一の海岸瀑布です。

高さ23メートルの大きな滝が海へと流れ落ちる様子は、圧倒的な迫力を感じられます。

さらに、晴れた日には滝の水しぶきに虹がかかり、神秘的な風景を目の当たりにできます。

滝には、秦の始皇帝の命を受けた徐福が不死薬を求めて訪れたという伝説が残され、滝の岩には「徐福過此」という文字が刻まれているなど、歴史的造形が深い絶景スポットであるともいえるでしょう。

6.龍頭山公園

龍頭山公園は、釜山市民に親しまれる憩いの場であり、釜山を代表する絶景スポットの1つです。

公園内にそびえる釜山タワーからは、港町釜山を一望できる壮大なパノラマビューを楽しめます。

釜山タワーからの夜景は美しく、釜山港や釜山港大橋、影島まで釜山の景色が一面に広がる絶景を目の当たりにできます。

夜にはライトアップやプロジェクションマッピングが実施されているため、非常に見ごたえがある絶景スポットだといえるでしょう。

また、龍頭山公園は釜山タワーだけでなく、釜山市民の寄付で作られた市民の鐘や、桜の木が多く植わっている公園でもあるので、お昼の散策にもぴったりです。

7.牛島

牛島(ウド)は、済州島の東に位置する自然豊かな離島で、エメラルド色の海と白い砂浜が美しい絶景スポットです。

ビンベッサ(西浜白沙)やコンモンレ海水浴場の自然が作り出した絶景は、訪れる人々を魅了し、自然の雄大さを感じながら穏やかな時間を過ごせます。

牛島は、美しい自然景観だけでなく、特産品グルメも魅力として挙げられます。

島内にはピーナッツを使ったアイスクリームや伝統酒「ピーナッツマッコリ」、新鮮な海産物を提供するレストランが点在しているため、グルメ好きにも堪らないエリアであるといえるでしょう。

フェリーでわずか15分の距離にあり、気軽に観光スケジュールに組み込めるアクセスの良さもあるため、済州島観光の際に訪れてみてはいかがでしょうか。

8.洛東江生態探訪船

洛東江生態探訪船は、釜山の美しい自然と都市の風景を船上から楽しめる観光プログラムです。

船に乗りながら、洛東江の歴史や生態系について専門解説者の説明を聞くことができ、ゆったりとした時間を過ごせます。

渡り鳥が飛来する洛東江の美しい景色は日本では味わうことが難しい自然の雄大さを感じられるでしょう。

釜山の都市景観と自然が調和した風景が見られる貴重な絶景スポットであるので、新しい視点で釜山の魅力を楽しみたい人は、利用してみてはいかがでしょうか。

9.月光虹噴水

盤浦漢江公園にある「月光レインボー噴水」は、全長1140mを誇る世界最長の橋梁噴水としてギネス世界記録に登録されている絶景スポットです。

音楽に合わせて7色のライトが噴水を彩り、夜の空に浮かび上がる光景は幻想的なひと時を演出してくれます。

昼間のショーも十分に楽しめますが、ナイトクルーズから眺める夜景と噴水のコラボレーションは、他の国ではなかなか味わえないラグジュアリーなひと時を過ごせるでしょう。

週末にはフードトラックが並ぶナイトマーケットも開催されるため、漢江のほとりで「チメク」(チキンとビール)を楽しみながら、ショーを楽しむのもおすすめです。

10.水原華城

水原華城(スウォンファソン)は韓国の李氏朝鮮時代に築かれた壮大な城郭で、正祖が父を悼むために建設しました。

ユネスコ世界遺産に登録されており、全長5.7kmの城壁や4つの大門が見どころです。

華城行宮や八達門など、歴史的建築物が多数残されており、韓国の歴史を深く感じられる絶景スポットだといえるでしょう。

さらに、水原華城は歴史的な価値が高いだけでなく、訪れる観光客のためにさまざまな体験も用意されています。

城内では観光列車に乗って壮大な城郭を巡れるうえ、東北部の錬武台では弓道体験が楽しめます。

絶景スポットだけでなくアクティビティも楽しみたいと考えている人は、ぜひ訪れて見てはいかがでしょうか。

絶景スポットで上手く写真を撮るポイント

ここでは、韓国の絶景スポットに訪れたら実践したい、上手く写真を撮るポイントを5つ紹介します。

最高のシチュエーションで絶景スポットに訪れた場合、写真で思い出を残したい人も少なくありません。

以下の撮影ポイントはスマートフォンでも実践できるものもいくつかありますので、絶景スポットに行った際にぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

撮影モードを適切に設定する

風景写真を撮影する場合は「絞り優先オート」に設定することをおすすめします。

ピントの合っている範囲を調整することで、画面全体にピントが合い、きれいな風景をぼかすことなく撮影できます。

  • ただ、絞りを高い値で設定すると手振れの影響を受けやすくなりますので、三脚を利用するなどカメラをしっかりと固定して撮影することを心がけましょう。

仕上がり設定を適切に設定する

風景写真を撮る際には、仕上がり設定を風景専用のもの、またはなるべく鮮やかに仕上がるものを設定することをおすすめします。

ビビットや鮮やかな設定にすることで、色の発光を鮮明にできるため、風景の写真をより色鮮やかに残すことが可能です。

  • ただ、被写体の色が鮮やかなものだと、かえって不自然な仕上がりになるので、風景の色味に合わせて、仕上がり設定を変えるように注意しましょう。

露出補正を調整する

カメラに露出計機能が備わっている場合は、露出補正を調整すると風景をより美しく撮影できます。

明るい色味が多い景色を撮影する際にはプラス補正、暗い色味が多い景色を撮影する際にはマイナス補正をかけると、きれいに絶景を撮影できるでしょう。

  • ただ、確認する際の液晶画面の明るさ具合によっては、誤った補正をかけてしまうことも少なくありません。誤った補正をかけてしまった写真のみを残さないためにも、補正を変えながら同じ構図の写真を複数枚撮影しておくことをおすすめします。

光線を理解する

きれいに絶景撮影するには、光線の理解が必要不可欠です。

光線とは、順光・サイド光・逆光など日の光のあたり方を指します。

風景の美しさをそのまま残したいなら順光、印象的な演出で風景を撮影したいなら逆光を活用するなど、撮影する目的に応じて光線を使い分けると良いでしょう。

  • 効果的に光線を使い分けるためにも、訪れる絶景スポットの日の当たり方を事前にリサーチしておくと、狙った写真が撮りやすくなります。

韓国でも撮影マナーに注意しよう

ここでは韓国で注意したい撮影マナーについて解説します。

観光地ではついつい写真を撮りたくなってしまいますが、撮影マナーに注意しないと、マナー違反がきっかけでトラブルに巻き込まれてしまうことも考えられます。

トラブルに巻き込まれて旅先で嫌な思いをしないためにも、以下の撮影マナーには気を配るように心がけましょう。

周りの人の迷惑にならないように心がける

日本の観光地同様、写真を撮影する際には周りの人に注意して撮影しましょう。

撮影のために道をふさぐことはもちろん、不用意に他の人が映り込まないようにするなど、冷静に周囲を確認する意識を持つことが重要です。

  • 特に韓国は儒教文化が強く、目上の人を敬う気質が日本人より高いので、お年寄りや子連れの進行方向の邪魔にならない配慮が大切です。

お寺や博物館、空港での撮影は要注意

韓国では、保安上の問題から、写真撮影が禁止されている場所も多いです。

空港地下鉄などの公共機関や、お寺博物館などの文化財にまつわるものは、写真撮影が禁止されていることも少なくありません。

  • 特に、空港での写真撮影は軍事機密により厳しく禁止されているため、空港で不用意に写真撮影しないように心がけましょう。

【まとめ】韓国ならではの絶景を自分の目で見に行こう!!

この記事では、韓国旅行に行ったら一度は訪れたい、絶景スポットを10箇所紹介しました。

韓国には貴重な自然歴史的価値の高い建物が多く残っているため、絶景スポットも多くあります。

グルメやコスメに関する旅行も楽しめますが、韓国ならではの景色を楽しむ旅行も計画してみてはいかがでしょうか。

もし絶景スポットを知るうえで、韓国の歴史的建造物に興味を持った場合には、以下の記事もチェックしてみることをおすすめします。

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