韓国ドラマ『人魚王子　ザ・ビギニング』の配信情報｜あらすじ・キャストは？

『人魚王子　ザ・ビギニング』は、前作『人魚王子』の過去の物語を描いたドラマです。『人魚王子』で神秘的な魅力を持ったゲストハウスの社長であり、“人魚王子”と呼ばれるウヒョク役を演じたムンビン（ASTRO）が主役を務めました。

この作品は、ある男子校と女子高が合併することをきっかけに、”人魚王子”という異名を取っていながらも、訳があって水泳部を退部したウヒョクと、愛を信じず恋愛を諦めた女子高生チョ・アラ（チェ・ウォンビン）を中心とした恋愛ストーリーです。心の準備をする間もなく突然始まった共学高校生活の中で繰り広げられる、友情、夢、恋愛が描かれたドラマで、ウヒョクとアラを取り巻く個性豊かなキャスト陣にも注目の集まる作品になっています。

この記事では韓国ドラマ『人魚王子　ザ・ビギニング』のあらすじやキャスト、見どころについて紹介します。

韓国ドラマ『人魚王子　ザ・ビギニング』はどこで見られる？

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韓国ドラマ『人魚王子　ザ・ビギニング』のあらすじ

韓国ドラマ『人魚王子　ザ・ビギニング』のあらすじをご紹介します。

高校2年生のアラが通っている女子高は、突然、ユミョン高校という男子校と合併することになってしまいました。その男子校には有名な水泳部があり、ウヒョク、ゴニ、アソの3人は”人魚王子“と呼ばれる人気者です。

アラにとってゴニはかつて片思いをしていた相手で、アソはアラの双子の弟です。そしてウヒョクはある出来事が理由で顔を合わせるのが気まずい相手でした。同じクラスになったウヒョクは、アラの予想通りいけ好かない男子です。絶対に気が合わないとけん制しますが、二人の距離は徐々に近づいていきます。

第1話から第5話までのあらすじ

第1話　さようなら女子高生活

高校2年生のアラが通う女子高が、経営悪化のためユミョン高校という男子校と統合して男女共学校になることが決まりました。女子だけの気楽で楽しい高校生活が終わってしまいます。しかし、クラスメイトたちの中には“人魚王子”と呼ばれるイケメン水泳部員3人組が同じ学校の生徒になることを喜ぶ人もいました。アラは１年前の夜のことを思い出します。アラは1年前に、片思いの男子が通うユミョン高校の水泳部の更衣室に侵入し、こっそりプレゼントを置いて来ようとしていました。

このエピソードでは、男女共学ライフの始まりと、アラとウヒョクの出会いが描かれています。

第2話　人魚王子がやってきた

男女共学校になったアラの高校に“人魚王子”という異名を持つ水泳部のイケメン3人組、ウヒョク・ゴニ・アソが登場します。ウヒョクはアラが１年前に男子校の水泳部の更衣室に侵入した女子だと気づきますが、アラがゴニのために用意していたプレゼントを自分へのものだとすっかり勘違いをしていました。ウヒョクに突然「俺を好きになるな」と言われたアラは唖然とします。そんなウヒョクは実は水泳部を続けることが難しいある問題を抱えていました。

このエピソードでは、アラとウヒョクの関係が少しずつ明らかになり、彼らの過去や秘密が浮き彫りになっていきます。

第3話　それぞれの隠しごと

ある事情から突然、アラの家にウヒョクが同居することになりました。アラの片思い相手が自分だと思っているウヒョクに、片思いの相手はゴニだったということを伝えて誤解は解けますが、アラとアソが双子であることがウヒョクにバレてしまいます。ウヒョクが水泳部を辞めた理由や、ウヒョクと学園の女神・ユニョンとの関係が明かされます。

このエピソードでは、キャラクター達それぞれの関係性が明かされ、物語が深まっていきます。

第4話　片思いの実り方

アラはいきなりゴニから交際を申し込まれて混乱します。そのことはすぐに学校中の噂になり、友人リアからも応援されますが、アラは何となくしっくりいかない様子。一方ユニョンは、ウヒョクと再び恋人同士に戻れることを期待して二人で出かけますが、ウヒョクには他に気になる相手がいるようです。

このエピソードでは、それぞれの恋愛模様が複雑になり、どんどんストーリーに引き込まれてしまいます。

第5話　嫌いなあいつ

水泳部の顧問に呼び出されたウヒョクは、水泳部に戻るよう説得されます。水泳部を辞めたいきさつは誰にも内緒にしていました。ウヒョクはゴニと気まずい関係になってしまいます。ゴニはウヒョクに思いを寄せるユニョンのために、自分がアラと付き合おうとします。ウヒョクはアラが気になり、何かとアラにちょっかいを出すようになりました。二人は教室での着替えの件でちょっとしたいざこざを起こします。そしてなぜかアラの弟アソと、アラの友人の彼氏ジェボムが何やら険悪な雰囲気です。

このエピソードではそれぞれの関係や感情がより複雑になり、目が離せない展開になります。

第6話から最終話までのあらすじ

第6話　認めたくない思い

教室での着替えのことで対立したアラとウヒョクでしたが、その様子を見たユニョンは焦りを感じ、アラにウヒョクを取られることを心配して、ゴニにアラとの交際を強く勧めました。ユニョンに思いを寄せるゴニはユニョンの恋を応援していますが、つらい状況です。アラと友人のリアはカラオケに行くことにしますが、それを聞いていたユニョンはある計画を立てます。

このエピソードでは、お互い惹かれ合いながらも表面的には対立するアラとウヒョクが描かれていますが、周りには二人の気持ちが透けて見え、ユニョンやゴニの気持ちが乱されていきます。

第7話　君のせいで

カラオケ店で顔を合わせたアラ、リア、ウヒョク、ユニョン、ゴニ、アソの6人は揃って遊びに行くことになりました。ウヒョクとユニョン、アラとゴニがペアという構図です。そして、ジェポムと喧嘩しているリアにアソが接近し、やがてそれぞれのペアで別行動することになりますが、各々の想いが交錯します。

このエピソードでは、それぞれの思惑が渦巻きますが、結果的にアラとウヒョクの関係性が深まってしまいます。

第8話　ウソと言い訳

ぎこちないキスの後、友達なのだからと何事もなかったようにふるまうアラとウヒョクでしたが、ウヒョクとユニョンが別れたことを知ったアラは動揺を隠せません。ウヒョクもまた、自分がアラを好きになっていたことにはっきりと気付きます。二人はお互い思いを寄せていますが、なかなかうまくいきません。アソとリアの関係もなんだか気になる様相です。

このエピソードでは、それぞれの感情の大きな揺れが描かれており、見ていてそわそわしてしまう展開です。アラとウヒョクの関係が大きく進展する重要なエピソードになっています。

第9話　泳げない人魚

アソの前で倒れてしまい、医者をしているアソの叔父に診察してもらったウヒョクは助言を受けて水泳部に復帰を果たします。アラとユニョンのこともあって、ゴニはウヒョクを拒否します。ゴニは、ウヒョクが水泳を辞めた理由を知っていながらも自分に黙っていたユニョンにも怒りをぶつけてします。

このエピソードでは、ウヒョクが水泳部に復帰することでいろいろなことが起こります。最終話に向けて動きのあるストーリー展開が楽しめます。

第10話　わたしたちの童話

選手として水泳部に復帰できたウヒョクは、ゴニ、アソと共に全国大会へ出場することになりました。こうして“人魚王子”が復活することに。リアが去ってから自分の本心に気付いたアソ、片思いが実ったゴニ、そしてアラとウヒョクは一体どうなるのでしょうか。

複雑に絡み合った人間関係がどうなるのか、それぞれの恋の行方から目が離せない最終話です。

韓国ドラマ『人魚王子　ザ・ビギニング』の相関図

ゴニ・ウヒョク・アソの3人の“人魚王子”を中心に、アソとその友達、ウヒョクの元カノでゴニが片思いする相手ユニョンとの相関図になります。

韓国ドラマ『人魚王子　ザ・ビギニング』の原作は？

韓国ドラマ『人魚王子　ザ・ビギニング』はオリジナルストーリーなので原作はありません。

『人魚王子　ザ・ビギニング』は、『人魚王子　君に触れる』の過去の物語で、スピンオフ作品として制作されました。前作のクールで神秘的な雰囲気のゲストハウス社長、ウヒョクとはまた違った、高校時代のウヒョクを楽しめる作品です。

韓国ドラマ『人魚王子　ザ・ビギニング』の登場人物・キャスト

『韓国ドラマ　ザ・ビギニング』の登場人物とキャストについて紹介します。

韓国ドラマ『人魚王子　ザ・ビギニング』の製作スタッフ

韓国ドラマ『人魚王子　ザ・ビギニング』の制作スタッフは下記の通りです。

	スタッフ名	代表作
監督・演出	キム・ワン	「オマージュ」
脚本	イ・スア ホン・スヒョン	「梨泰院クラス」 「サンドゥ、学校へ行こう」

キム・ワン監督の作品は若者の恋愛と友情をテーマにしたものが多く、本作品と前作『人魚王子』で注目を集めました。キャラクターの感情表現や関係性を丁寧に描き、視聴者の共感を呼び起こす作品作りが高く評価され、映画製作において数多くの賞を受賞しています。本作で特に印象に残るのは、アラとウヒョクのキスシーンの表現の美しさです。

脚本を担当したイ・スアは、監督としても活動している女性です。独特の視点と深い洞察力、感情豊かな人物づくりが得意です。代表作は「梨泰院クラス」で、社会的なテーマを扱いながらもキャラクターの成長や人間関係を巧みに描いた作品として高く評価されました。

同じく脚本を担当したホン・スヒョンは、数多くのドラマや映画に出演している韓国の女優兼脚本家です。ホン・スヒョンは現代劇から時代劇まで幅広いジャンルで活躍しており、演技力と美貌で知られています。

韓国ドラマ『人魚王子　ザ・ビギニング』の見どころ

韓国ドラマ『人魚王子　ザ・ビギニング』は、前作『人魚王子』の過去の物語として制作されました。前作の『人魚王子』では、大学生のヘリム（チョン・シネ）が友人と旅行に出かけ、海辺のゲストハウスでウヒョクという謎めいた男性と出会うシーンから始まります。ウヒョクはゲストハウスの社長をしていますが謎めいた雰囲気を持つ男性です。

前作の『人魚王子』では、ウヒョクの過去や彼の秘密が徐々に明かされるといったストーリー展開ですが、本作の『人魚王子　ザ・ビギニング』では前作『人魚王子』に出てきた過去や秘密については触れられていません。純粋にウヒョクの高校時代の葛藤や一筋縄ではいかない恋愛模様が描かれています。

韓国ドラマ『人魚王子　ザ・ビギニング』は、各エピソード約15分という短いストーリーです。テンポよく物語が進み、気軽に視聴できる点が魅力の一つです。

また、”人魚王子“と呼ばれる、ゴニ、ウヒョク、アソの水泳シーンの美しさや、ロマンチックなシーンの描き方も非常に映像が美しく魅力あふれる作品になっています。

若者の恋愛や友情をテーマにし、片思いや三角関係の切ない感情表現が丁寧に描かれ、甘酸っぱい青春の瞬間がたくさん詰め込まれています。感情的なシーンの映像が美しく、胸が締め付けられるような切なさとときめきをお楽しみいただける作品です。

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韓国ドラマ『人魚王子　ザ・ビギニング』は、誰もがいつかどこかで体験したことのあるような、甘酸っぱい学園青春ドラマです。若さゆえに素直になれないもどかしさや、自分で自分をどうしていいのかわからない戸惑いの感情などを追体験できます。

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