飛行機代やホテル代は旅行全体のコストに大きな影響を与えるもの。しかし、ちょっとした工夫とタイミングを見計らうことで、大幅に費用を抑えることができます。
本記事では、LCCを活用した飛行機代の節約術や、お得なホテル選びのコツ、さらには旅行費用がぐっと安くなる時期まで、具体的な方法を詳しく解説します。
「少しでも安く韓国旅行を楽しみたい」「飛行機代やホテル代を節約してグルメやショッピングにお金を使いたい」という方は特に必見。格安韓国旅行にご興味ある方は是非参考にしてみてくださいね。
韓国旅行の飛行機代を安く抑える方法
韓国旅行で最も大きな出費の一つは、やはり飛行機代です。
しかし、賢く航空券を手配すれば、かなりの節約が可能です。特に、LCC(格安航空会社)を利用することで、飛行機代を大幅に抑えることができます。
また、安く航空券を購入するには購入方法とタイミングにコツがあります。飛行機代を少しでも安く抑える方法について詳しく解説していきます。
LCCを利用する
LCC(Low-Cost Carrier)を利用することで、通常の航空会社よりも安い価格で韓国に渡航できます。
LCCは、機内サービスが最小限に抑えられている一方で、航空券そのものの価格を大幅に下げているため、コスト重視の旅行者にはぴったりの選択肢です。
例えば、荷物の預け入れや機内食が別料金になることが多いですが、その分、自分の旅行スタイルに合わせて無駄な出費を避けることができます。
日本から韓国への主なLCC
日本から韓国への主要なLCCは以下のようなものがあります。
チェジュ航空 | 韓国の大手LCCの一つで、成田、関西、福岡、那覇などから韓国各地への路線を展開しています。年間を通じてセールが頻繁に行われており、タイミングが合えばさらに安い航空券をゲットできる可能性があります。 |
ティーウェイ航空 | ソウル(仁川・金浦)や釜山行きの便を提供している韓国のLCC。日本国内では成田、関空、福岡、名古屋などから出発する便があり、安定した価格で利用できます。 |
ジンエアー | 大韓航空の子会社として、低価格でのフライトを提供するJin Airは、日本からソウルや釜山への路線を運航。荷物の規定が他のLCCより緩やかで、機内持ち込みが多い人にもおすすめです。 |
ピーチ・アビエーション名 | 関西国際空港や那覇空港を拠点に運航しているLCCで、韓国の主要都市ソウル(仁川・金浦空港)や釜山への直行便を提供しています。 |
LCCを利用する際の注意点とメリット・デメリット
片道ずつ購入する
一般的に、往復チケットを一括で購入する方が便利で、割引がある場合もありますが、LCCや一部の航空会社では、往復よりも片道ずつ購入したほうが結果的に安くなるケースが少なくありません。
片道購入のメリットは、異なる航空会社や便を組み合わせることで、最も安いチケットを選びやすいことです。例えば、出発便はA社のセールを利用し、帰国便はB社の特定日に割安な便を選ぶ、といった柔軟な組み合わせが可能です。特にLCCは、セールやプロモーションで片道ごとのチケットを大幅に割り引くことがあり、片道ずつ購入することで驚くほど安く済むこともあります。
予約サイトの言語を日本語以外にする
多くの旅行予約サイトや航空会社のウェブサイトでは、日本語だけでなく、英語や韓国語など複数の言語で予約が可能です。実は、同じフライトでも、言語や地域ごとに提示される料金が異なることがあり、日本語以外の言語で検索することで、より安い航空券を見つけられるケースがあります。
このテクニックを使う際には、英語や韓国語など、多少の外国語を扱う必要が出てくることもありますが、オンライン翻訳ツールを活用すれば、それほど大きなハードルにはなりません。ただ、外国語での予約は手続きや条件が異なる場合もあるため、キャンセルポリシーや手数料についてしっかり確認しておくことが重要です。
火・水・土曜日の航空券を取る
火曜日と水曜日は、ビジネス利用が少ないため、比較的空席が多く、航空会社も料金を低めに設定することが一般的です。多くの人が週末や金曜日に出発することが多いため、平日中盤にあたる火曜・水曜は需要が少なく、結果として割安な航空券が見つかる傾向があります。
一方、土曜日は週末でありながら、金曜日や日曜日ほど人気が集中しないため、航空券の価格が比較的安いことが多いです。特に、日曜に帰国する人が多いため、土曜日に出発したり帰国したりするプランは、フライト代を抑える方法として有効です。
韓国旅行のホテル代を安く抑える方法
飛行機と同じく、事前に予約が必要となるのがホテルです。
ホテルはピンからキリまでありますが、少しでも安く泊まるのにはどうすれば良いのでしょうか。安いホテル選びのポイントについてご紹介していきます。
航空券と一緒に予約する
多くの旅行予約サイトでは、航空券とホテルをセットで予約すると、個別に予約するよりも割引が適用されることがよくあります。このパッケージ予約では、旅行会社や航空会社が特別な割引を適用している場合があり、それを利用することで、宿泊費が実質的に安くなることが多いのです。
さらに、航空券とホテルをセットで予約することで、キャンペーンやポイント還元など、追加の特典が得られることもあります。特に、大手の旅行サイトや航空会社の公式サイトでは、定期的にパッケージ割引のプロモーションが行われているため、タイミングを合わせて予約すればさらにお得になります。
ゲストハウスやドミトリーを利用する
韓国には、ソウルや釜山といった都市を中心に、多くのゲストハウスやドミトリーがあり、リーズナブルな価格で宿泊できるだけでなく、現地の人々や他の旅行者との交流を楽しむこともできます。
ゲストハウスやドミトリーは、宿泊費が非常に安く、場所によっては1泊数千円程度で泊まれるため、特にバックパッカーや一人旅の旅行者に人気です。また、共用スペースが充実しているところも多く、他の旅行者と情報を交換したり、旅の仲間を作る機会も得られます。
ゲストハウスやドミトリーを利用する際の注意点とメリット・デメリット
エリアを工夫する
韓国旅行のホテル代を抑えるためには、宿泊するエリアの選び方が重要です。
観光客に人気の中心地や繁華街では、ホテルの価格が高くなる傾向がありますが、少しエリアを外すことで、同じようなクオリティの宿泊施設をより安い価格で見つけることが可能です。
ホテル代が安いおすすめエリア
新村エリア | ・若者の街として知られるホンデの隣にあるエリアで、多くの大学があり学生街として有名 ・ホンデ中心地と比べると価格がリーズナブル ・地下鉄やバスでソウル市内の主要エリアへアクセスしやすい |
鐘路エリア | ・ソウルの中心部にありながら、比較的リーズナブルな宿泊費 ・ビジネス街でもあるため多くのビジネスホテルがある ・ソウルの中心部なのでどこへ行くにもアクセスしやすい ・明洞がすぐ近くなので歩いてアクセスが可能 |
韓国旅行の飛行機・ホテルや安くなる時期はいつ?
韓国旅行を格安で楽しむためには、航空券やホテルの料金が安くなる時期を狙うのがポイントです。
旅行シーズンによって価格は大きく変動するため、ピークを避け、オフシーズンをうまく活用することで大幅にコストを抑えることができます。特に狙い目なのが「9月中旬〜10月初旬」と「1月中旬〜2月」の時期です。
9月中旬〜10月初旬
夏休みのピークシーズンが過ぎ、観光客が減少するこの時期は、航空券やホテルの料金が下がりやすくなります。特に9月の後半は、韓国全土で気候が安定し、暑さも和らぐため、観光に非常に適した季節です。
- ただし、注意すべき点は韓国の秋夕(チュソク)期間です。秋夕は韓国の重要な連休で、この期間は国内の旅行需要が高まり、飛行機やホテルが一時的に高騰することがあります。秋夕を避けることで、さらにお得に旅を楽しむことができるでしょう。
1月中旬〜2月
新年や旧正月が過ぎると、旅行需要が低下するため、多くの旅行会社や航空会社が大幅な割引を行なっています。
寒さが厳しい時期ではありますが、ソウルの冬を満喫するにはもってこいのシーズン。スキーリゾートを訪れるのも良いでしょう。
また、ショッピングやグルメもこの時期の魅力で、多くのデパートや商業施設では年末年始のセールが行われているので、お買い物や韓国グルメを楽しみたい方にもおすすめなシーズンです。
まとめ
韓国旅行を格安で楽しむためには、飛行機代やホテル代を抑える工夫が欠かせません。
飛行機選びと航空券を購入する方法、タイミングを変えることでいつもより安く渡韓することができます。また、ホテルはゲストハウスやドミトリーを利用したり、エリアを工夫することで安く抑えることも可能です。
オフシーズンは特に飛行機代とホテル代を抑えやすい時期ですので、格安旅行をしたいという方は旅行時期にも是非注目してみてください。