COSRXの「RXザ・レチノール0.1クリーム」の使い方は?皮むけ発生時の対処法も解説

COSRXの「RXザ・レチノール0.1クリーム」の使い方は?皮むけ発生時の対処法も解説

レチノールクリームの定番ともいえるCOSRX(コスアールエックス)のRXザ・レチノール0.1クリーム。

どのタイミングでどのように使えばいいのか、使い方がわからず挑戦していない人もいるかもしれません。

この記事では、COSRX(コスアールエックス)RXザ・レチノール0.1クリームの基本的な使い方や、はじめて使う方向けにお肌が成分に慣れるまでの使い方を、日本化粧品検定1級に合格した筆者が紹介します。

さらに、レチノール配合化粧品を使うときに気になるのが皮むけなどのA反応(レチノイド反応)です。皮むけ、赤み、かゆみなど、A反応が起こったときの対処法も解説!

レビューを含め、筆者の失敗談も交えて紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

COSRX(コスアールエックス)RXザ・レチノール0.1クリームの使い方

COSRX(コスアールエックス)のRXザ・レチノール0.1クリームは、以下の手順で使います。

  1. 夜の洗顔後に化粧水や美容液などで肌を整える
  2. しわや毛穴が気になる部分を中心に、頬→額→首の順番でリフトアップさせるように塗る

COSRX(コスアールエックス)のRXザ・レチノール0.1クリームは、夜のお手入れの最後に使います。

レチノールを使用すると紫外線からの影響を受けやすくなるため、朝や昼にCOSRX(コスアールエックス)のRXザ・レチノール0.1クリームを使うのは控えましょう。

また、夜に塗ったレチノールは吸収されてお肌に残ります。RXザ・レチノール0.1クリームを使用している期間の日中は、日焼け止めを塗って紫外線対策をしてください。

なお、肌がレチノールに慣れるまでの期間は、さらに注意深く使う必要があります。

RXザ・レチノール0.1クリームに肌が慣れるまでの使い方

肌がCOSRX(コスアールエックス)のRXザ・レチノール0.1クリームに慣れるまでの期間は、初めての使用からおよそ1~2週間程度です。肌に慣れるまでの期間は、以下のポイントをおさえた使い方でお手入れしましょう。

  • 初回はパッチテストする
  • 少量だけ塗る
  • 気になる部位にだけ塗る
  • 毎日塗らない

量を増やしたり、顔全体に使用したり、毎日使用したりするのは、使用を開始して2週間が経過し、3週間目に入ってからにしましょう。

肌が慣れるまでの期間は個人差があります。2週間経過後も肌がRXザ・レチノール0.1クリームに慣れていないようであれば、3週目や4週目以降もお肌の適応期間として上記のポイントを考慮しながらの使用をおすすめします。

パッチテストする

パッチテストとは、化粧品が合うかどうか確認するためのテストです。二の腕に1円玉くらいの大きさでCOSRX(コスアールエックス)のRXザ・レチノール0.1クリームを塗ってみて、30分、1日、と時間が経過するごとに様子を見てください。

赤みやかゆみなどの異常が現れたら、使用を控えましょう。

パッチテスト中も紫外線対策を忘れずにおこなってください。

少量だけ塗る

COSRX(コスアールエックス)のRXザ・レチノール0.1クリームに慣れるまでは、1部位あたり0.1ml程度を目安に塗ります。

実際はもっと少ない量でも十分です。0.1ml程度で顔全体にのばせます。とくに、レチノールを初めて使う方は、目安量より少ない量から始めることをおすすめします。

肌がレチノールに慣れていない間にたくさんの量を塗ると、肌トラブルが起きやすくなるため、はじめは少量から試しましょう。

気になる部分にだけ塗る

COSRX(コスアールエックス)のRXザ・レチノール0.1クリームをいきなり顔全体に塗るのではなく、シワや毛穴などが気になる部位にだけ塗って様子をみてください。

レチノールが万が一合わない場合、顔全体に塗ってしまうと肌トラブルの生じる範囲が大きくなります。

慣れるまでは気になる部分にだけ塗ることをおすすめします。

毎日塗らない

使い始めから2週間経過するまでは毎日使わず、1日おきに使用しましょう。COSRX(コスアールエックス)のRXザ・レチノール0.1クリームは毎日使用できるレチノールクリームですが、慣れないうちに連続で使用すると、刺激を感じやすくなったり肌にトラブルが起きたりする可能性があります。

1日おきでも肌に負担がかかっていると感じたら、2日おき、3日おき、1週間おきなど無理なく使用できる頻度に調整しましょう。

RXザ・レチノール0.1クリームと他のスキンケアとの使い方

COSRX(コスアールエックス)のRXザ・レチノール0.1クリームは、化粧水や美容液などで肌を整えたあとに使います。その際、一緒に使うスキンケア用品で併用を避けなければいけないものもあります。

COSRX(コスアールエックス)のRXザ・レチノール0.1クリームと併用を避けたいのは、スクラブやピーリング作用のある製品、お肌に刺激を与える製品です。

レチノールにはターンオーバーを活性化させる作用があり、使用していると、皮膚がむけることもあります。スクラブやピーリング作用のある製品も、角質などを取り除く作用があるため、肌に過剰な負担がかかるおそれがあります。

たとえば、同じCOSRX(コスアールエックス)からでている人気のザ・ビタミンCセラムも併用に注意が必要です。まったく併用できないわけではありませんが、併用する場合は、ビタミンCセラムを朝に使い、RXザ・レチノール0.1クリームは夜に塗るといった使い方が推奨されています。


COSRX(コスアールエックス)のRXザ・レチノール0.1クリームを使用している間は、一緒に使うスキンケアとの相性や使い方を見直しましょう。

RXザ・レチノール0.1クリームの間違った使い方で後悔した体験談

「たっぷり塗ったほうが効果がありそう」と思った筆者は、初回利用から次のような使い方をして失敗しました。

  • パール2つ分を2回重ね塗り
  • 顔全体に使用

RXザ・レチノール0.1クリームは肌にすっとなじむため「もうちょっとたくさん塗っておこう」と欲張りすぎたかもしれません。

「少量だけ塗る」「気になる部分にだけ塗る」という使い方を無視した結果、3日後に顔の皮がボロボロむけはじめました。

皮むけなどの反応は、早い人では翌日に起こることもあります。RXザ・レチノール0.1クリームを使った翌日はいつもと変わりないお肌の状態で、A反応が起こるとはまったく思えませんでした。

皮むけに気づいたのは、オールインワンジェルの上からメイクをしたときのようなモロモロが出てきたことがきっかけです。「ベースメイクを変えたわけではないのにおかしい」と違和感を感じたところで、A反応による皮むけだと気づきました。

皮むけが起こっている間は、塗った日焼け止めとむけた皮膚とで、顔に模様ができてしまうほどでした。さらに顔全体に使用したため、マスクをしても隠しきれず、外出が億劫に感じました。

使用をやめても1週間くらいはひどい皮むけがなおらず、だんだん不安になって後悔することに…。

COSRX(コスアールエックス)のRXザ・レチノール0.1クリームを使用する前に、他のレチノールコスメを問題なく使っていたため「レチノールには慣れている」と思っていたのが失敗のもとです。「ひとくちにレチノールコスメといっても製品により効き方が違う!」と実感し、少なくとも使い始めのうちは説明書通りに使わなければいけないと感じました。

A反応は効いている証拠?A反応で皮むけした時の対処法

皮むけなどのA反応(レチノイド反応)は「効いている証拠」と思われがちですが、COSRX(コスアールエックス)のRXザ・レチノール0.1クリームのような化粧品で、日常的にA反応を起こすのは好ましくありません。

A反応が起きたら使用をいったんやめて、まずはお肌を落ち着かせましょう。

A反応(レチノイド反応)とは

レチノールを肌に塗ると「A反応(レチノイド反応)」が起きることがあります。A反応では、肌に次のような変化が見られます。

  • 赤みがでる
  • かゆみがでる
  • ヒリヒリ感が出る
  • 皮がむける

A反応は、レチノール配合製品を初めて使うときや、高濃度の製品を使ったときに出やすくなります。また、A反応が出やすい人と出にくい人がいたり、体調や肌の状態によってA反応が起きたり起きなかったりします。

必ずA反応が見られるわけではありませんが、COSRX(コスアールエックス)のRXザ・レチノール0.1クリームのようなレチノール入り化粧品を使えばA反応が起こる可能性はあります。

A反応は効いている証拠?

A反応は、肌のターンオーバーが通常よりも促進されている証拠です。

たしかに「効いている」といえますが、COSRX(コスアールエックス)のRXザ・レチノール0.1クリームでA反応が起きたら「効きすぎている」と考えたほうがよいでしょう。

A反応が見られなくてもレチノール成分はきちんと働いてくれています。「A反応がない=レチノールを塗っている意味がない」というわけではないことをおさえておきましょう。

A反応が好ましくない理由

A反応が起きているときの肌は、皮膚が普段よりも薄くなっており、バリア機能も低下しています。紫外線などあらゆる刺激に対しての影響を受けやすくなっている状態です。

日常的に使う化粧品で常にA反応を起こしていれば、肌は慢性的にバリア機能が低下した状態となります。

バリア機能が低下した肌はトラブルが起きやすく、ちょっとした刺激でも肌荒れなどのトラブルを起こす可能性があるため、むしろ美肌から遠ざかってしまう可能性もあります。

ただし、A反応が必ずしも悪いものだというわけではありません。皮膚科医指導のもとで肌のターンオーバーを正常化させるため、トレチノインなどを使うこともあるでしょう。トレチノインを使用すると、皮むけなどのA反応が多くの方に起こりますが、専門家指導のもとで短期的に起こるA反応であれば心配はいりません。

市販のレチノール配合化粧品で慢性的にA反応を起こし続けるのは、お肌のバリア機能を低下させてしまうため好ましくありません。COSRX(コスアールエックス)のRXザ・レチノール0.1クリームを使ってみてA反応が起こったら、過剰に効きすぎている状態だと考えましょう。

皮むけしたときの対処法

COSRX(コスアールエックス)RXザ・レチノール0.1クリームを使っていて、A反応で皮むけしたときはいったん使用をやめましょう。

皮がむけているのに使い続けると、さらにターンオーバーが促進され、肌のバリア機能が低下した状態になってしまうためです。肌が敏感になった状態では、赤みやヒリヒリ感、かゆみといった炎症も起こりやすくなります。

皮むけが起こったら、鎮静作用のあるシートマスクなどで保湿し、お肌を落ち着かせることを優先してください。肌にたっぷりと水分を与えることで、多少の皮むけであれば目立ちにくくなります。

筆者は、ミストタイプの化粧水をデスクに常備してこまめに水分補給してクリームで蓋をしたり、1日3回くらいシートマスクをしていました。

皮むけなどA反応が続く場合の対処法

使用をやめても皮むけがなかなか治らなかったり、赤みやかゆみなどがでている場合は、皮膚科を受診しましょう。A反応ではなくアレルギー反応である可能性もあるからです。

RXザ・レチノール0.1クリームを使い続ける方法

アレルギー反応ではなくA反応であれば、使い続けると反応が出にくくなってきます。いったんA反応が落ち着いてから、量や頻度を減らして再度挑戦するのもよいでしょう。

A反応は、お肌のビタミンAがもともと不足している人に出やすく、ビタミンAを少しずつ継続的に補給することでA反応が起こりにくくなります。

なお、筆者が経験した皮むけは10日間くらいで落ち着き、その後は塗る量を減らしたり、使用頻度を減らしたりしながら使っています。

自分にとってのちょうどいい量や頻度を見つけるのがレチノール製品を使うコツといえるでしょう。

COSRX(コスアールエックス)RXザ・レチノール0.1クリームのレビュー

COSRX(コスアールエックス)RXザ・レチノール0.1クリームは、純粋レチノールを0.1%配合したクリームです。

COSRX(コスアールエックス)のレチノールシリーズには、以下の商品がラインナップされています。

  • ザ・レチノール0.1クリーム
  • ザ・レチノール0.3クリーム
  • ザ・レチノール0.5オイル

RXザ・レチノール0.1クリームは、COSRX(コスアールエックス)のレチノールシリーズのなかでは最も純粋レチノール濃度が低く、初心者向けのアイテムといえるでしょう。

レチノール以外の美容成分も配合

RXザ・レチノール0.1クリームには、抗酸化作用のあるビタミンE、肌の修復を助けるアラントインやパンテノール、保湿効果のあるヒアルロン酸といった、美容成分が配合されています。レチノール+美容成分で、毛穴、シワ、たるみ、リフトアップなど、年齢肌のケアにぴったりのクリームです。

冷蔵庫保管がやや手間

RXザ・レチノール0.1クリームには、独自研究によって安定化された純粋レチノールが使われています。しかし、鮮度を維持するためにも冷蔵庫保管が必須です。

筆者は、キャップをしっかりしめたうえでチャックつき袋に入れて冷蔵庫へ保管しています。保管に少し手間がかかるのが難点です。

こっくりしたテクスチャのクリーム

中身は黄色っぽいこっくりしたテクスチャのクリームです。冷蔵庫に保管していても固まることはなく、押せばニュルニュルと出てきます。

かといってダレてくるほど柔らかくなく、ハンドクリームくらいの硬さです。

RXザ・レチノール0.1クリームの容器には、皮膚科で処方される軟膏が入っているようなアルミチューブが採用されています。アルミチューブの蓋を外すと、押さなくても中身が勝手にたくさん出てくることがあるため注意しましょう。

つるんとしたお肌になれる

A反応が起きないレベルで使用を続けている私が実感している良さとして、つるんとしたお肌になれることが挙げられます。

お肌のターンオーバーが活性化されるため、あごや小鼻のざらつきやごわつきが解消されている感じがします。

あごのざらつきをほうっておくと、角質が厚くなってニキビができやすいのですが、RXザ・レチノール0.1クリームでケアすると、ざらつきが解消されてニキビに発展することも大幅に減りました。

シワ、毛穴、キメに関しては他のスキンケア商品も併用しているため、COSRX(コスアールエックス)RXザ・レチノール0.1クリームが効いたと断定するのは難しいですが、お肌の調子がいい状態を維持できる日が増えたと感じています。

1回13円でコスパがいい

少量でよく伸びるため筆者は0.1gくらいの量を顔全体に使っています。

なかなかなくなる気配がなく、コスパの良いレチノールクリームだと思っています。

RXザ・レチノール0.1クリームは20mlで2,600円です。具体的に計算してみると、1回の使用量が0.1mlなら200回使えます。2600円を200で割ると、1回あたり13円です。エステに行くより格段に安い金額でつるんとしたお肌になれるため、コスパは抜群です!

まとめ

COSRX(コスアールエックス)RXザ・レチノール0.1クリームは、純粋レチノールとその他の美容成分を配合したクリームです。夜のお手入れの最後に使うのが基本的な使い方ですが、使い始めはより慎重に使う必要があります。少量・低頻度・狭い範囲から試していきましょう。

皮むけなどのA反応が出たら、レチノール成分がお肌にとって過剰だったと考えましょう。いったん使用を中止して様子を見てください。A反応が落ち着けば、量や頻度を減らすなどして使用を再開してもよいでしょう。

お肌のバリア機能を落とさないよう、自分にとって最適な量や使用頻度を見つけてくださいね! 

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