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韓国で鼻整形を考えているけれど、「滞在期間は何日必要?」「せっかく行くなら観光もしたいけど、ダウンタイムは辛い?」といった疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、韓国で鼻整形を受ける際の滞在スケジュールや、準備しておきたい持ち物のチェック表、ダウンタイム中の経過について詳しく解説しています。
初めての渡韓でも安心して施術を受けられるよう、施術から帰国までの流れや注意点にも触れていますので、韓国で鼻整形を検討している方はぜひ最後までご覧ください。
まずは全体の流れを把握!韓国鼻整形の基本スケジュール
まずはカウンセリングから帰国までどのような流れとなるのか、鼻整形における一般的なスケジュールを確認しておきましょう。初めて韓国で整形を受ける方でもわかりやすいように、以下の3つのステップに分けて解説します。
| ・鼻整形の手術〜帰国までの大まかな流れ ・通院回数の目安(初診・抜糸・経過チェック) ・滞在期間を決める3つのポイント |
鼻整形の手術〜帰国までの大まかな流れ
あくまで一例ではあるものの、渡韓初日から帰国までの一般的なスケジュールをご紹介します。
【1日目】渡韓・カウンセリング・手術当日
韓国へ到着したら、まずホテルにチェックインし、予約時間になったらクリニックへ向かいましょう。
多くのクリニックではLINEやオンラインで事前カウンセリングを行っており、当日はその内容をもとに医師とデザインや施術方法を最終確認します。術式やダウンタイムにおける説明を受け、納得してから施術を受けるようにしましょう。
手術直後は麻酔の影響や体の疲れで食欲が落ちやすく、固いものを噛むと顔のむくみや痛みを悪化させることがあります。スープやおかゆなど柔らかく消化の良い食事で体を温めながら、無理のない範囲で栄養をとるようにしましょう。
整形ツアーを利用している場合、空港からホテルへの送迎サービスが付いているケースも多く、一部ではクリニックへの送迎まで手配してくれるプランもあります。
また、通訳が同行してくれるプランや日本語対応スタッフが常駐しているクリニックもありますが、すべてのクリニックが日本語対応とは限らないため、予約前に対応言語を確認しておくことが大切です。
【2~3日目】ホテルでの安静
手術後2〜3日目は、腫れやむくみが最も強く出やすい時期です。とくに朝起きた直後は顔全体が重たく感じたり、まぶたや鼻まわりに圧迫感を覚えることもあります。
この時期はできるだけ外出を控え、腫れや熱感が強い場合はアイシングをして様子を見るなどして、ゆっくり過ごすようにしましょう。
食事や飲み物など、ちょっとした買い物に出る程度であれば問題ありません。韓国では、ギプス固定をつけたまま外出している人も珍しくありませんが、見た目が気になる場合は帽子やマスクも持っていくと安心です。
【4~6日目】痛みや腫れが落ち着けば軽い外出や観光もOK
手術から4〜6日目になると、腫れや痛みが徐々に落ち着いてくる時期です。この頃になると、短時間であれば外出も可能になります。近くのカフェで過ごしたり、軽いショッピングや散歩を楽しむ程度であれば問題ありません。ただし、長時間の外出や激しい運動はまだ控えるようにしましょう。血行が促進され腫れや内出血が助長され、ダウンタイムの悪化につながるおそれがあります。
【7日目】抜糸・帰国
7日目になると、腫れや痛みがかなり引き、日常生活の制限も少なくなる時期です。多くのクリニックではこのタイミングで抜糸や最終チェックを行いますので、来院して状態を確認してもらいましょう。
経過が良好であれば、そのまま帰国して問題ありません。
通院回数の目安(初診・抜糸・経過チェック)
鼻整形の多くは切開を伴うため、基本的に通院回数は施術日と抜糸の「2回」となります。ただし、仕事や学校の都合で長期滞在が難しい場合、クリニックによっては溶ける糸で対応してくれるケースもありますので、事前に確認しておきましょう。
なお、各通院における所要時間や内容の目安は以下のとおりです。
| 通院内容 | 所要時間 | 内容 |
|---|---|---|
| カウンセリング・施術(同日) | 3~4時間程度 | 検査・デザイン確認・施術 |
| 抜糸・最終チェック | 15~30分程度 | 抜糸・アフターケア |
⚠️注意点として、施術を組み合わせる場合や検査内容によっては、当日の所要時間が大きく変動することがあります。スケジュールをしっかり立てたい方は、LINEカウンセリングの段階で施術時間の目安を確認しておくと安心です。
また、抜糸後の定期検診は必須ではありませんが、希望に応じて受けられる場合があります。日本では術後1ヶ月・3ヶ月といったタイミングで状態を確認する「定期検診(任意)」を設けているクリニックも多く、韓国のクリニックでも同様にアフターフォローを行っています。
ただし、再渡韓が難しい場合は、LINEやオンライン診療で経過を確認してもらえるかどうかを事前に確認しておくと安心です。
滞在期間を決める3つのポイント
韓国で鼻整形を受ける際の滞在期間は、施術の種類や抜糸のタイミング、腫れの引き具合によって大きく変わります。具体的にどのような点を考慮して滞在期間を決めればいいのか、以下の3つに分けて解説します。
| ✅️施術の種類(プチ整形 or 切開整形) ✅️抜糸・再診のタイミング ✅️腫れが落ち着くまでの目安 |
施術の種類(プチ整形 or 切開整形)
プチ整形に分類されるヒアルロン酸注入や糸リフトなどは、施術時間が短くダウンタイムもほとんどないため、1〜3日ほどの短期滞在でも十分です。
一方で、鼻尖形成・小鼻縮小・鼻中隔延長などの切開を伴う鼻整形では、抜糸や腫れの回復期間が必要なため、5〜7日程度の滞在が推奨されています。
抜糸・再診のタイミング
切開を伴う鼻整形においては、多くのクリニックで手術から5〜7日後に抜糸と最終チェックを行います。そのため、最低でも1週間程度の滞在期間を確保しておくと安心です。
長期滞在が難しい場合は、溶ける糸で抜糸が不要な方法や、LINE・オンラインで経過確認ができるかなど、事前にクリニックへ確認しておくようにしましょう。
腫れが落ち着くまでの目安
施術の種類に加え、ダウンタイムの長さ(腫れ)も考慮したいポイントの一つです。とくに切開を伴う施術では、腫れやむくみが完全に落ち着くまで10〜14日ほどかかるケースも多いです。
そのため、「ダウンタイム中に外出したくない」「腫れや内出血といった見た目の変化が気になる」といった方は、抜糸後+数日余裕をもたせたスケジュールを立てておきましょう。
施術別|滞在日数とダウンタイムの目安
ここまで解説したように、施術内容によってダウンタイムの長さや必要な滞在日数は大きく異なります。
どのくらいの期間を確保すべきか迷っている方は、以下の表を参考にスケジュールを立てましょう。
| 施術名 | ダウンタイムの目安 | 滞在期間の目安 | 帰国のタイミング |
|---|---|---|---|
| ボトックス | ほとんどなし ※内出血が生じた場合は1週間程度 | 1~2日程度 | 当日~翌日 |
| ヒアルロン酸注入 | ほとんどなし ※内出血が生じた場合は1週間程度 | 1~2日程度 | 当日~翌日 |
| 脂肪溶解注射 | ほとんどなし ※内出血が生じた場合は1週間程度 | 1~2日程度 | 当日~翌日 |
| 彫刻注射 | 1~2日程度 ※内出血が生じた場合は1週間程度 | 1~2日程度 | 当日~翌日 |
| ハイコ | 2~3日程度 | 2~3日程度 | 翌日~3日後 |
| 鼻尖形成 | 5〜10日程度 | 7日程度 | 5〜7日後(抜糸後) |
| 小鼻縮小 | 1~2週間程度 | 7日程度 | 5〜7日後(抜糸後) |
| 鼻中隔延長 | 1~2週間程度 | 7日程度 | 5〜7日後(抜糸後) |
| 骨切り(鷲鼻整形) | 1~2週間程度 | 14日程度 | 7〜14日後(抜糸後) ※腫れや痛みが残る場合は14日程度推奨 |
| 鼻フル | 1~2週間程度 | 14日程度 | 7〜14日後(抜糸後) ※腫れや痛みが残る場合は14日程度推奨 |
ボトックス・ヒアルロン酸注入・脂肪溶解注射などのプチ整形は、ダウンタイムがほとんどないため、1〜3日ほどの短期滞在で十分なケースが多いとされています。
一方、小鼻縮小や鼻尖形成といった切開を伴う鼻整形においては、一般的に1~2週間程度のダウンタイム症状が生じます。施術内容によってダウンタイムは異なるものの、抜糸まで5〜7日の安静期間が必要なため、最低でも1週間程度の滞在を見ておくと安心です。
ただし、術後の過ごし方や体質によっては腫れやむくみが強く出る方もいるため、心配な方は10日程度の滞在を確保しておくとよいでしょう。また、鷲鼻整形のように骨切りを行うケースや、複数の施術を併用する鼻フルでは、他の単独施術よりも腫れやダウンタイムが長引く傾向にあります。施術内容によって異なるため一概にはいえませんが、10〜14日ほどの滞在スケジュールを見込んでおくと安心です。
ダウンタイム中の経過スケジュール
鼻整形後は、手術当日から抜糸・帰国までの間に腫れや内出血といった症状が変化していきます。具体的にどのような経過をたどるのか、切開を伴う鼻整形を例に、ダウンタイム中の経過と注意点をまとめました。
術後直後
術後直後は、麻酔が効いている状態のため、ほとんど痛みがない状態です。麻酔が切れ始めると、徐々にチクチク痛みを感じ始めますが、多くは処方された鎮痛剤でコントロールできる程度です。
また、術後直後から夜にかけて徐々に腫れが目立つようになります。熱感がある場合は、ハンカチで包んだ保冷剤などをやさしくあて、適宜冷やすようにしましょう。
また、術後直後から鼻には圧迫用のギプスが装着されています。多くは抜糸までの1週間の装着が推奨されていますので、医師から指示があるまでは外さないようにしましょう。
術後翌日~3日目
術後2日目〜3日目になると、腫れや痛みのピークを迎える時期です。必要に応じて冷却を続けながら、ホテルで安静に過ごしておくようにしましょう。
むくみや内出血が見られる場合、枕を高くして寝ることで症状が緩和されやすくなります。
4日目~6日目
腫れや痛みが徐々に落ち着き始める頃です。内出血の色味も濃い赤紫色から薄い紫色へと変化し、少しずつ目立たなくなっていきます。
メイクでカバーできる程度ですので、体調が良ければ無理のない範囲で外出しても問題ありません。
7日目~14日目
7日目以降になると、腫れや内出血といった見た目に影響を与えるダウンタイム症状はほとんど落ち着き、日常生活における支障も少なくなっている頃です。まだ色味が残っている場合もありますが、徐々に薄い黄色へと変化していずれ消えるので、過度な心配は必要ありません。
クリニックでの抜糸を終えると、鼻の形が安定し始め、マスクをすれば外出も気にならない状態になります。
術後1ヶ月
術後1ヶ月が経過する頃には、腫れ・むくみ・内出血といったダウンタイム症状はほとんど解消しています。その後組織が完全に馴染むまでには3~6ヶ月程度かかるため、まだ完成とはいえませんが、この頃になると術後の変化を実感できる方が多いようです。
骨切りや鼻フル整形を行った場合は、クリニックによって術後1ヶ月前後に経過検診(任意)を推奨しているところもあります。再渡韓が難しい場合は、LINEやオンラインで経過確認が可能か事前に確認しておくと安心です。
滞在中の過ごし方とおすすめエリア
韓国には、通院しやすく便利なエリアから、静かに滞在できる落ち着いたエリアまでさまざまな滞在先があります。「ダウンタイムが落ち着いたら観光したい」「施術後はゆっくり過ごしたい」といった目的に合わせて選ぶことで、より快適なダウンタイムが過ごせるでしょう。
具体的にどのようなエリアがおすすめなのか、目的別のおすすめエリアとおすすめの過ごし方をご紹介します。
整形後に過ごしやすいエリア
📌美容施術がメインの方は「江南(カンナム)」
韓国の美容整形クリニックが最も集中しているエリアで、通院や抜糸などの移動がスムーズです。多くの有名クリニックが徒歩圏内に集まっており、整形目的で滞在する方の定番エリアといえます。
ホテルや飲食店、薬局も充実しているため、施術後の滞在に必要な環境が整っているのが魅力です。
とくに骨切りや鼻フルなど、ダウンタイムが長引きそうな方におすすめのエリアです。
📌観光も楽しみたい方は「明洞(ミョンドン)」
明洞は、ショッピングやグルメが楽しめる人気観光エリアで、短期滞在や初めての渡韓整形におすすめです。駅周辺には飲食店・コスメショップ・ホテルが集まり、滞在中の利便性が高いのが特徴といえます。
「オリーブヤングでコスメを見たい」「韓国グルメやカフェ巡りも楽しみたい」といった方に適しているエリアです。また、「短い滞在期間で美容施術と韓国を楽しみたい」という方にもおすすめです。
📌落ち着いた環境で過ごしたい方は「狎鴎亭(アックジョン)」か「新沙(シンサ)」
狎鴎亭や新沙は、高級住宅街として知られる落ち着いた雰囲気のエリアです。観光客が多い江南や明洞と比べて人通りが少なく、静かにリラックスして過ごしたい方にぴったりのエリアです。おしゃれなカフェやレストランも多く、カフェ巡りを楽しみながらゆっくりと体を休めるのにも最適といえます。
「ダウンタイム中は無理をせず、自分のペースで過ごしたい」という方におすすめの滞在先です。
ダウンタイム中のおすすめの過ごし方
鼻整形後のダウンタイム期間は、無理をせず体をしっかり休めることが最優先です。とはいえ、「せっかく韓国に行くなら時間を有効に使いたい」と考える方も多いでしょう。
そこで、体への負担を考慮しながら、自分の時間も大切にできるダウンタイム中の過ごし方を3つご紹介します。
| ✅️腫れ隠しには「マスク+帽子+サングラス」 ✅️体を冷やさない食事を意識 ✅️カフェやホテルでリラックスして過ごす |
腫れ隠しには「マスク+帽子+サングラス」
ダウンタイム中の腫れや内出血の程度は人によって異なり、どのくらいで外出できるかは実際に経過を見ないとわからないものです。そのため、もし体調が落ち着いてきたときに備えて、マスクや帽子などの外出アイテムを念のため用意しておくと安心です。
ただし、サングラスは鼻(主に鼻根)への圧がかかるため、術後すぐの使用は避けましょう。
体を冷やさない食事を意識
ダウンタイムの回復を早めるためにも、体を冷やさず血流を促す食事を意識することが大切です。体が冷えると血の巡りが悪くなり、腫れやむくみが引きにくくなる原因にもなります。
鼻整形後の食事でおすすめなのは、韓国でも人気の参鶏湯(サムゲタン)やスープ、おかゆなどの温かく消化の良いメニューです。どれも体を内側から温め、必要な栄養をしっかり補ってくれます。
カフェやホテルでリラックスして過ごす
外出を控えたい日や、腫れがまだ気になる時期は、カフェやホテルでゆったり過ごす時間を設けるのがおすすめです。
また、韓国にはおしゃれで静かなカフェや、快適なホテルが多くあります。体調が落ち着いてきたら、人の少ない時間帯を選んで近くのカフェで過ごしたり、テイクアウトしてホテルでゆっくり食事を楽しむのも良いでしょう。
渡韓前に準備したい!鼻整形の持ち物チェックリスト
韓国で鼻整形を受ける際は、パスポートや現金などに加えて、術後の回復をサポートするアイテムの準備も欠かせません。具体的にどのようなものを準備しておけば安心なのか、以下の表にまとめました。
【必須】
【あると便利】
⚠️注意点として、鼻整形後はしばらく鼻がかめません。ティッシュで思いっきりチーンと圧をかけるとダウンタイム症状が悪化する可能性もあるため、綿棒があると安心です。
また、術後直後は出血を抑えるために鼻栓やギプス固定で圧迫されています。必然と口呼吸になり乾燥でのどが痛くなるため、のどぬーるスプレーや濡れマスクといった乾燥対策も欠かせません。
帰国前後の注意点とケア方法
ダウンタイム中から帰国後にかけては、体への負担を最小限に抑えるために、以下の点に気を付けましょう。
| ・手術後5〜7日以降の帰国が安心(気圧変化によるむくみ防止) ・うつ伏せ寝や強い圧迫はNG(鼻の形が安定するまでは避ける) ・保湿と紫外線対策を徹底する(乾燥や色素沈着を防ぐ) ・塩分の多い食事・アルコール・喫煙は控える(腫れ・むくみの悪化を防止) |
また、帰国後に気になる症状や違和感がある場合は、早めにクリニックへ経過写真を送付し、再診や相談を行うようにしましょう。
まとめ|韓国での鼻整形は余裕をもったスケジュールが安心
韓国で鼻整形を受ける際は、施術内容によって必要な滞在日数やダウンタイムが異なるため、スケジュールにはできるだけ余裕をもたせることが大切です。
とくに切開を伴う施術では、抜糸まで5〜7日ほどの安静期間が必要になる場合が多いため、最低でも1週間前後の滞在を見込んで計画を立てましょう。
事前にしっかりと準備を整え、スケジュールと環境を整えることで、初めての韓国整形でも安心して施術を受けられます。
