伝説のK-POPグループIZ*ONEとは?メンバーや代表曲などを紹介

伝説のK-POPグループIZ*ONEとは?メンバーや代表曲などを紹介

IZ*ONEについて、詳しく知りたい方もいるでしょう。

日韓同時放送のオーディション番組をきっかけとして、デビュー前から話題になりました。活動期間は約2年半でしたが、その間に数々の功績を残しています。

活動終了後も多くのメンバーが各自で活躍しています。そのためIZ*ONEは多くの人に語り継がれる存在です。IZ*ONEのメンバーや代表曲、活動終了後のメンバーの動向などを解説します。

IZ*ONEとは?

IZ*ONEは日韓を中心に活躍したグループです。

グループ名やファンネームにも、IZ*ONEならではの想いが詰まっています。もともと期間限定のグループだったため、2021年に活動終了しました。IZ*ONEの成り立ちや、活動終了の経緯などを以下で見ていきましょう。

日韓同時放送のオーディション番組から誕生

IZ*ONEは日韓合同グループです。日韓同時放送のオーディション番組「PRODUCE 48」で誕生しました。人気番組から生まれたグループなので、デビュー前から注目されています。

「PRODUCE 48」は韓国の人気番組「PRODUCE 101」から派生しました。日韓合同企画として、日本のアイドルグループ系列である「AKB48」のメンバーのオーディション参加が特徴です。そのため韓国だけでなく、日本のアイドルファンにとっても見逃せないコンテンツでした。以上から日本と韓国を中心に、大きな話題を呼んでいます。

大々的なオーディションを経て結成されたIZ*ONEは、デビューからさまざまな功績を残しています。シングルやアルバムだけでなく、数々のメディア活動で話題になりました。以上からIZ*ONEは、活動終了後も世界的な高評価を受けています。

グループ名の由来

グループ名は、12人組であることに由来します。12をアルファベットの「I」と「Z」に見立てているのが特徴です。そこから「12色の星たちがひとつ(ONE)になる」という思いを込め、グループ名が決まりました。

IZ*ONEは個性あふれるメンバーが集まっており、まさに「12色の星」です。韓国人だけでなく日本人のメンバーが加わっており、グループの独自性がうかがえます。一人ひとりのメンバーが個別に高く評価されているので、12人の各個性がファンに伝わっています。以上からIZ*ONEは、個性と協調性の両立を目指したグループと結論づけられるでしょう。

公式ファンネームは「WIZ*ONE」

IZ*ONEの公式ファンネームは「WIZ*ONE」と呼ばれました。「WIZ」には魔法使いという意味があります。そこからファンたちは「グループの未来をサポートする魔法使い」と定義されました。グループの活動を、ファンのおかげであるとアピールしているのでしょう。

また「ONE」は「IZ*ONEとWIZ*ONEがひとつである」という意味からついています。単なる「IZ*ONE」のもじりにとどまっていません。IZ*ONEのファンは「WIZ*ONE」として、彼女たちのライブや楽曲活動をともに盛り上げてきました。グループもそうしたファンの拡大を願い「WIZ*ONE」という名前を考えたのでしょう。公式ファンネームから、アーティストとファンの一体感への願いが伝わってきます。

2021年に活動を終了した

IZ*ONEは、2021年に惜しまれつつ活動終了しています。2018年10月29日にデビューしましたが、そのときから2021年4月28日24時に活動を終えると決まっていました。つまりIZ*ONEは、当初から活動期間が限られていたのです。

期間限定グループによっては、活動期間が延長されることもあります。IZ*ONEに対して、活動期間の延長を願ったファンもいるでしょう。しかし当初の予定通り、2021年4月に活動を終え、メンバーは個々の活動へ移行しました。

IZ*ONEはデビュー前から話題になっていましたが、2021年に活動期限を迎えました。しかし実際のグループとしての活動は、3月13~14日の韓国のオンラインコンサートがラストになっています。以上から活動終了の理由は、当初からの予定どおりであり、トラブルが原因ではありません。

IZ*ONEのメンバーを紹介

IZ*ONEは9人の韓国人と3人の日本人から構成されています。

すべてオーディション番組で選抜されており、歌唱力やダンスなどハイレベルなスキルが特徴です。また3人の日本人メンバーはもともとAKB48グループに属しており、日本でもIZ*ONEでの活動が話題になりました。

メンバー構成について、以下で詳細を見ていきましょう。

韓国人メンバー9人

IZ*ONEにおける9人の韓国人メンバーは以下のとおりです。

メンバー名生年月日メンバーカラーPRODUCE 48最終順位
ウォニョン2004年8月31日ピンク1位
ユリ2001年10月22日オレンジ3位
イェナ1999年9月29日イエロー4位
ユジン2003年9月1日ブルー5位
ウンビ1995年9月27日パープル7位
ヘウォン1999年7月5日コーラル8位
チェウォン2000年8月1日ミント10位
ミンジュ2001年2月5日ホワイト11位
チェヨン2000年1月11日ミントブルー12位

たとえばウォニョンは、IZ*ONE最年少ながら最終順位で1位を獲得しました。大人っぽく力強いパフォーマンスから、逸材とも呼ばれています。またユリは歌唱力に定評があり、グループのメインボーカルに抜擢されました。ほかにも精鋭と呼ばれる韓国人メンバーが揃っています。

日本人メンバー3人

続いて日本人メンバー3人を見ていきましょう。

メンバー名生年月日メンバーカラーPRODUCE 48最終順位
宮脇咲良1998年3月19日パステルピンク2位
矢吹奈子2001年6月18日スカイブルー6位
本田仁美2001年10月6日ピーチ9位

宮脇咲良は努力家で、苦手な歌やダンスのレベルを大幅に引き上げた結果、最終順位は2位になりました。またオーディションを機に韓国語の猛勉強をし、現地のバラエティ番組の出演もこなしています。

また矢吹奈子もオーディションの当初は苦戦していましたが、地道な努力で最終順位を上げました。本田仁美は癒し系の雰囲気とキレのあるダンスが魅力です。IZ*ONEの日本人メンバーは努力家から癒し系まで、バラエティに富んだラインナップです。

IZ*ONEの代表曲4つ

IZ*ONEは短い活動期間において、さまざまな曲を世に残してきました。

「好きと言わせたい」のように、日本でも話題になった曲があります。代表曲はパフォーマンスだけでなく、音源で聞いても素晴らしいと感じられます。

ここでは4つの代表曲を見ていきましょう。

好きと言わせたい

「好きと言わせたい」は2019年2月6日にリリースされました。IZ*ONEの日本におけるデビューシングルのタイトルでもあります。日本の音楽番組でも披露されており、印象に残ったファンもいるでしょう。

2010年代の日本のアイドルらしさを感じながらも、K-POPのガールクラッシュ的な音楽性を楽しめます。日韓合同グループらしい、王道のアイドルソングです。AKB48のプロデューサーである秋元康が「好きと言わせたい」の全面プロデュースをしました。彼が関わっているため、日本のアイドルらしい愛嬌もうかがえます。

IZ*ONEの日本での人気は、「好きと言わせたい」で確立されました。王道のアイドルポップのような雰囲気で、多くのファンが聴き入りやすいといえます。パフォーマンスのクオリティも高いので、IZ*ONEを代表する一曲です。

La Vie en Rose

「La Vie en Rose」はIZ*ONEのデビュー曲です。1stミニアルバム「COLOR*IZ」のタイトル曲として話題になりました。オーディションの勝ち抜いたメンバーのスキルを堪能できる曲です。

曲のタイトルどおり、ダンスは薔薇をイメージしています。とくにサビのパフォーマンスに注目してください。印象的なメロディをバックに、メンバーが花びらのように舞い踊ります。幻想的なステージに、魅了されるファンもいるのです。

「La Vie en Rose」には「IZ*ONEがファンをバラ色の人生にする」という想いが込められています。その言葉どおり、IZ*ONEの原点となる一曲です。幻想的なパフォーマンスも印象に残るため、代表曲に挙げるファンもいます。

FIESTA

「FIESTA」は独特なパフォーマンスや、曲の構成が印象的です。1stアルバム「BLOOM*IZ」の代表曲として、ファンに語り継がれています。ステージだけでなく音源で聴いても、IZ*ONEの魅力を感じられるのです。

「FIESTA」では、メンバーの宮脇咲良が日本語の歌詞を担当しました。さらにダンスの難易度は高く、キャッチーなサビを評価するファンもいます。要所ではチェウォンの高音が曲を盛り上げます。歌唱力やダンスに優れたIZ*ONEらしく、高水準のクオリティに仕上がりました。IZ*ONEの挑戦的な姿勢が「FIESTA」の音楽性に現れています。日本語の歌詞を味わいながら、パフォーマンスを楽しんでみてください。

Panorama

「Panorama」はグループ活動期における最後の楽曲です。この曲の強みは、耳に残りやすい音楽性といえます。そのメロディからは、IZ*ONEを忘れてほしくないというメンバーの想いがうかがえます。

どこか儚さを感じる歌詞も、「Panorama」の魅力です。息の揃ったダンスから、IZ*ONEだけでなく、ファンとの一体感も感じさせます。結成当初のコンセプトを忠実に表現した印象です。

「Panorama」は儚さをにおわせていますが、ステップアップしていくメンバーの思いも感じられます。その意味でポジティブなイメージを見出せます。楽曲の雰囲気から、グループの集大成の曲として「Panorama」を評価するファンもいるのです。

IZ*ONEは活動終了後も評価が高い

IZ*ONEはわずか約2年半で活動を終了させました。しかし多くのメンバーが、以後も個々で活躍しています。またファンからの高評価も根強い状況です。

活動終了後も評価される理由について、以下の3つを見ていきましょう。

コンセプトや衣装のインパクトが強い

IZ*ONEの高評価の理由として、コンセプトや衣装のインパクトが挙げられます。楽曲リリースのたびに、しっかりとコンセプトが決まっていました。パフォーマンスや衣装をそれに合わせていくのが特徴です。

たとえば「La Vie en Rose」は、薔薇をテーマにしたダンスがポイントです。花のように美しいパフォーマンスが、主に女性から支持されていました。ほかの曲でも、個性とチーム感を両立させた衣装が印象的です。コンセプトをわかりやすく伝えるスタンスが、IZ*ONEの高評価につながっています。こうしたやり方は、将来のアーティストにも影響を与えそうです。

ダンスのシンクロ率が高い

高評価の次の理由は、ダンスのシンクロ率の高さです。

一人ひとりのスキルが優れているだけでなく、一体感を醸し出しているのです。シンクロ率の高いパフォーマンスは、視覚的インパクトが強いといえます。コンピューター計算のシンクロ率において、95%以上を叩き出したこともあります。独自のフォーメーションダンスの展開も、IZ*ONEの魅力です。そこに驚異のシンクロ率が加わり、圧巻のパフォーマンスを生み出していました。

活動終了後もメンバーが第一線で活躍中

活動終了後のメンバーの動向も、IZ*ONEの高評価につながっています。別のアイドルグループで活動したり、女優のように新しい道を歩んだりなどをしています。個々でも活躍できるメンバーが揃っているので、IZ*ONEは活動終了後も愛されるのです。

たとえば宮脇咲良とチェウォンは新たなアイドルグループ「LE SSERAFIM」のメンバーとして再ブレイクしました。またユリや矢吹奈子などのように、女優にチャレンジするメンバーもいます。各メンバーのソロでの活躍が、IZ*ONEの偉大さを引き立てています。

まとめ

IZ*ONEは日韓合同オーディション番組から結成され、さまざまな功績を残してきました。

活動期間は約2年半でしたが、印象的な楽曲を数多く残しています。オーディションを勝ち抜いたメンバーは、いずれもスキルが高く、一体感のあるダンスも魅力的です。楽曲ごとのコンセプトのわかりやすさも、多くのファンを魅了しました。

IZ*ONEの活動終了後も、多くのメンバーがソロで活躍したり、新しいグループでパフォーマンスを繰り広げたりしています。今後の各メンバーの動向も期待されます。IZ*ONEは、今やK-POPの歴史で語り継がれる存在です。

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