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韓国でVライン形成するなら?切らない施術と骨切り整形の違い・費用を徹底解説

韓国でVライン形成するなら?切らない施術と骨切り整形の違い・費用を徹底解説

思いきって韓国でVライン整形したいけど、費用やダウンタイム、どんな施術があるのか知りたい!

フェイスラインのもたつきや顔の大きさにお悩みではありませんか?

中には、思いきって韓国でVライン整形を受けてみたいけれど、「費用やダウンタイムはどれくらいかかるの?」「どんな施術方法があるの?」と気になっている方も多いでしょう。

本記事では、Vライン形成の種類について、切らない方法と骨切りによる方法の2つを詳しく解説します。

さらに、韓国で施術を受ける際のリスクおすすめのクリニックについてもご紹介しますので、「韓国でVライン形成を受けたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

韓国でのVライン形成とは?

Vライン形成・・・オトガイ(顎先)から下顎角(エラ)までのフェイスラインをシャープに整える美容整形。

術後はスッキリとした印象に近づけることから、「顔が大きく見える」「顎が長くて面長の印象が強い」といったお悩みの改善が期待できます。

とくに美容意識の高い韓国では、美しい顔の基準として「小顔」が重視されており、代表的な美容整形としてVライン形成を選ぶ方が多いです。

また、近年ではK-POPアイドルの影響から、「小顔に近づきたい」と施術を希望する方がさらに増えている傾向にあります。

具体的にどのような施術があるのか、次の章から「切らない方法」と「骨切り手術」によるVライン形成を順番にご紹介します。

韓国のVライン形成|切らない施術の種類と費用

Vライン形成と聞くと、骨切りや切開リフトなど、切開を伴う施術のイメージがある方も多いでしょう。しかし、韓国には注射や医療機器を用いた「切らない施術」も多く、ダウンタイムを抑えながら理想のフェイスラインへ近づくことも可能です。

大がかりな手術は怖いけれど、注射や医療機器など切らない施術でも小顔になれるの?

実際に、切らないVライン形成には以下のような種類があり、それぞれ施術方法や仕上がりに違いがあります。

  • 注射系の施術
  • 熱エネルギー系の施術
  • 糸リフト
  • 切らないVライン形成の費用を韓国と日本で比較

それぞれの費用相場も踏まえて、施術の特徴やダウンタイムなどを詳しく解説します。

注射系の施術

注射系の施術は、施術時間やダウンタイムが短く、忙しい方でも手軽に施術を受けられるのが大きなメリットです。さらにVライン形成の中でも比較的コストを抑えられる傾向にあるため、初めて美容整形を受ける方にもおすすめの施術です。

現在の状態や理想とする仕上がりによって適している施術は異なるものの、主に以下のようなVライン形成があります。

  • フィラー(ヒアルロン酸注入)
  • ボトックス注射(エラ・唾液腺)
  • 脂肪溶解注射(輪郭注射)

施術方法やおすすめの方について、順番に解説します。

フィラー(ヒアルロン酸注入)

フィラー・・・日本で言う「ヒアルロン酸注入」にあたる。ボリューム不足やくぼみをヒアルロン酸で埋めて補うことから、韓国ではフィラー(Filler:詰め物・充填)と呼ばれるようになった。
💡おすすめの方・手軽にボリューム感を補いたい
・顎先に高さを出したい

体内でも生成されているヒアルロン酸を注射することで、肌の内側からふっくらとしたボリューム感が期待できます。

術後はナチュラルな仕上がりになるほか、注入量や注入部位においての自由度が高いため、「整形感を出したくない」「顎先だけボリュームを加えたい」とお悩みの方にもおすすめの施術です。

注意点として、ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内へ吸収されるため、効果は一時的なものとなります。

長期的にきれいなVラインを維持したい場合は、定期的な施術が必要となる点はデメリットといえるでしょう。

とはいえ、5〜15分程度で施術が完了し、ダウンタイムもほとんどないため、韓国で観光の合間にサクッと受けやすい点は大きな魅力の一つです。

<フィラー(ヒアルロン酸注入)の施術概要・ダウンタイム>
項目内容
手術時間5分~10分
麻酔方法表面麻酔or麻酔なし
入院の有無なし
抜糸の有無なし
ダウンタイム【ほとんどなし】
・基本的にほぼなし(注入後の赤みは数時間で落ち着く)
・体質によっては腫れや内出血が数日続く場合もあり
・メイクは注入部位を避けて当日から可能
・洗顔や入浴は当日から可能

ボトックス注射(エラ・唾液腺)

ボトックス注射・・・筋肉の動きを抑制するボトックスを注入することで、過緊張によるボリューム感を緩和する施術
💡おすすめの方・噛みしめたときにエラがぽっこりとする
・唾液腺の膨らみでフェイスラインがぼやけて見える

ボトックス注射は、韓国でのVライン形成においては、エラ唾液腺(舌下腺・顎下腺・耳下腺)へ注入するケースが多いとされています。

筋肉は、表面にある受容体が脳から放出された「アセチルコリン(神経筋伝達物質)」と結合することで収縮しています。ボトックスには、筋肉へ指令を送るアセチルコリンの放出を抑えたり、受容体との結合を妨げたりする作用があるため、筋肉の働きを一時的に弱める効果が期待できるのです。

蛍光灯でたとえるなら、電気のスイッチを切って電流の流れを止めるようなイメージに近いかもしれません。電流が一時的に止まることで、筋肉がリラックスした状態になります。

そのため、噛みしめや歯ぎしりによるエラの過緊張、唾液腺の肥大化(過剰発達)によるVラインのボリューム感を緩和させ、輪郭をスッキリとした印象に整える効果が見込めます。

フィラー同様、時間の経過とともに吸収されるため、効果は一時的です。とはいえ、効果があるうちに噛みしめや歯ぎしりといった日常的な癖を改善していけば、より長期的な維持は期待できます。

<ボトックス注射の施術概要・ダウンタイム>
項目内容
手術時間5分~10分
麻酔方法表面麻酔or麻酔なし
入院の有無なし
抜糸の有無なし
ダウンタイム【2~3日程度】
・1~2日程度の軽度な腫れ
・注入部位における内出血
・メイクや洗顔、入浴は当日から可能
・飲酒や激しい運動は3日程度禁止

脂肪溶解注射(輪郭注射)

脂肪溶解注射(輪郭注射)・・・主にデオキシコール酸を主成分とした薬剤を顔の気になる部分に注射して、脂肪細胞を破壊・分解する施術
💡おすすめの方・切開を伴わない方法で脂肪を落としたい
・二重顎や頬の膨らみを改善したい

分解された脂肪細胞は代謝により老廃物となって排出されるため、術後1週間程度で痩身効果を実感する方が多いとされています。

大幅な体重増加といった例外を除き、一度排出された脂肪細胞は基本的に再生・増幅しないため、半永久的な効果が見込めるのも特徴の一つです。

また、脂肪細胞の数自体を減少させるため、長期的にリバウンドがしにくいのもメリットといえるでしょう。

施術では切開を伴わないため、「切らないで脂肪を減らしたい」「顎下の脂肪吸引を受ける勇気はない」とお悩みの方にも適しています。

<脂肪溶解注射(輪郭注射)の施術概要・ダウンタイム>
項目内容
手術時間5分~30分
麻酔方法表面麻酔or麻酔なし
入院の有無なし
抜糸の有無なし
ダウンタイム【2~3日程度】
・1~2日程度の軽度な腫れ
・注入部位における内出血
・数日程度の熱感やつっぱり感
・メイクや洗顔、入浴は当日から可能
・飲酒や激しい運動は3日程度禁止

熱エネルギー系の施術

ラジオ波(RF・高周波)や超音波などを用いた熱エネルギー系の施術は、皮膚の表面に傷をつけることなくVラインの引き締めが期待できる方法です。

真皮またはSMAS筋膜層へ熱刺激を与えることにより、コラーゲン減少によるたるみの緩和や、筋膜の衰えによるフェイスラインのもたつきを改善する効果が期待できます。

具体的には、以下のような施術があります。

  • HIFU
  • ウルセラ
  • チューンライナー
  • インモード

施術方法やおすすめの方について、それぞれ順番に解説します。

HIFU

HIFU・・・一点に集中した超音波エネルギーを照射することで、肌の内側からリフトアップする施術。
💡おすすめの方・フェイスラインのたるみを引き締めたい
・二重顎が目立つ

広範囲に浅くエネルギーが伝わるラジオ波とは異なり、HIFUは真皮や皮下脂肪の下にある「SMAS筋膜」にまでアプローチできるのが特徴です。SMAS筋膜は皮膚や脂肪を支えているため、引き締めることでフェイスラインのたるみを土台から改善する効果が見込めます。

また、真皮にもエネルギーが伝わるため、熱刺激によってコラーゲンやエラスチンの生成が促され、肌のハリや弾力が向上する効果も期待できるのもメリットの一つです。

とくにたるみが強いケースや、加齢によるもたつきが気になる方に適しています。

<HIFUの施術概要・ダウンタイム>
項目内容
手術時間20分~30分
麻酔方法表面麻酔or麻酔なし
入院の有無なし
抜糸の有無なし
ダウンタイム【2~3日程度】
・ヒリヒリとした軽い痛みが数時間程度
・施術部位の赤みが数時間~翌日まで続く場合も
・数日程度の腫れやむくみ
・メイクや洗顔、入浴は当日から可能
・施術当日から1週間程度は紫外線対策を徹底

ウルセラ

ウルセラ・・・前述でご紹介したHIFU機器の一種です。HIFUの中で唯一リフトアップにおいてアメリカFDAから承認を受けており、効果や安全性において高い評価を得ています。
💡おすすめの方・痛みを抑えながらVラインをリフトアップしたい
・フェイスラインのもたつきを改善したい

ウルセラと他のHIFU機器において、大きな違いは「照射方式」です。一般的なHIFU機器では、一点に集中させる熱エネルギー(熱凝固点)が比較的大きかったため、余計な組織までダメージを与えてしまう懸念点がありました。

一方、ウルセラでは「マイクロフォーカス超音波」と呼ばれる極小サイズの熱凝固点を用いることで、より精密なアプローチが可能となっています。効率良く特定の層へアプローチを行えるため、より高いリフトアップ効果が期待できます。

<ウルセラの施術概要・ダウンタイム>
項目内容
手術時間20分~30分
麻酔方法表面麻酔or麻酔なし
入院の有無なし
抜糸の有無なし
ダウンタイム【1週間程度】
・軽いヒリつきや軽度の赤みが数日程度
・数日~1週間程度の腫れや違和感
・メイクや洗顔は当日から可能
・激しい運動は3日程度禁止

チューンライナー(チューンフェイス)

チューンライナー(チューンフェイス)・・・高周波エネルギーの照射により、脂肪除去と引き締めを同時に行う施術。
💡おすすめの方・脂肪除去と引き締めを同時に行いたい
・フェイスラインを整えながら肌質も改善したい

一度に二つの効果が見込めることから、韓国における切らないVライン形成の中でも、「切らないフェイスリフト」と人気となっている施術の一つです。

特殊な縦波と横波を組み合わせたエネルギーを照射することで、脂肪細胞膜だけを破壊・分解し、老廃物として体外へ排出させます。さらに、特許を取得した「Alma Wave」テクノロジーによる深部加熱作用で、真皮層ではコラーゲンやエラスチンの生成が促進されるのも特徴の一つです。

余分な脂肪が減少すると同時に、たるみのない引き締まったフェイスラインとハリ感のある肌質改善が期待できます。

<チューンライナー(チューンフェイス)の施術概要・ダウンタイム>
項目内容
手術時間10分~30分
麻酔方法表面麻酔or麻酔なし
入院の有無なし
抜糸の有無なし
ダウンタイム【2~3日程度】
・数時間程度の赤みやヒリつき
・軽いアザが数時間~翌日
・メイクや洗顔は当日から可能

インモード

インモード・・・高周波による熱破壊で脂肪細胞を自然死(アポトーシス)させ、脂肪減少をさせる施術。
💡おすすめの方・フェイスラインのボリューム感が気になる
・長期的な脂肪減少効果を得たい

施術中は肌深部に温かさが広がるような感覚のため、痛みが苦手な方でも施術を受けられるのが大きなメリットといえます。

脂肪除去に加え引き締め効果が見込めるため、チューンライナー(チューンフェイス)と比較されることも多いですが、大きな違いは「熱が上がる早さ」です。短い時間でMAX値まで上昇するチューンライナーとは違い、インモードはじんわり深部から温かくなっていくのが特徴です。

そのため、脂肪が厚くボリュームのある方は深部までしっかり熱の届くインモードが適しており、脂肪量が少なく軽度のもたつきに悩む方は浅い層を素早く引き締められるチューンライナーが向いています。

<インモードの施術概要・ダウンタイム>
項目内容
手術時間30分~60分
麻酔方法表面麻酔or麻酔なし
入院の有無なし
抜糸の有無なし
ダウンタイム【1週間程度】
・腫れや赤みが数時間~翌日
※miniFXの場合は数日~1週間程度の腫れ
※内出血が生じた場合は1~2週間程度
・メイクや洗顔は当日から可能

糸リフト

糸リフト・・・医療用の溶ける糸を用いて、たるみ部分の組織を引き上げる施術。
💡おすすめの方・強いたるみをしっかり改善したい
・顔全体を若々しい印象に整えたい

使用する糸はクリニックによって異なり、コグ(トゲ)のついたものからメッシュ加工されているものなど、幅広い種類のものがあります。

たるみの原因となる皮膚や脂肪そのものを引き上げるため、フェイスラインのもたつきを改善しつつ、ボリューム感を失わずに若々しい印象へ整えられるのが大きな特徴です。また、糸が体内で吸収される過程でコラーゲン生成が促されるため、リフトアップ効果に加えて肌質改善も期待できます。

注意点として、皮下へ挿入した糸は時間の経過とともに吸収されるため、糸リフトの持続効果は永久的ではありません。使用する糸の種類によっても異なりますが、1年前後が持続の目安となります。

<糸リフトの施術概要・ダウンタイム>
項目内容
手術時間20分~30分
麻酔方法局所麻酔
入院の有無なし
抜糸の有無なし
ダウンタイム【1~2週間程度】
・数ミリ程度の針穴が1週間程度
・術後の腫れや痛みが2~3日程度
・内出血が生じた場合は1~2週間程度
・メイクや洗顔は当日から可能

切らないVライン形成の費用を韓国と日本で比較

ここまでご紹介した、韓国における切らないVライン形成の費用を日本と比較すると、以下のようになります。

施術名韓国の費用相場日本の費用相場
注射系5千~4万円程度1万~5万円程度
熱エネルギー系1万~5万円程度3万~15万円程度
糸リフト1万~5万円程度5~10万円程度

施術やクリニックによって差はありますが、韓国は日本の約半額〜2/3程度の費用で受けられるケースが多い傾向にあります。

また、韓国では費用の安さに加えて、施術を併用した「複合パッケージ」としてプラン提供しているクリニックが多いのも特徴の一つです。

日本と同じ費用相場内でより多くの施術を受けられるため、「悩みを徹底的に改善したい」という方にとって魅力的な選択肢となるでしょう。

韓国のVライン形成|骨切り整形の種類と費用

切らないVライン形成について解説してきましたが、これらの施術は効果が一時的であり、長期的に維持したい場合は定期的な施術が必要になるケースが多いです。

根本的に輪郭を変えたい…骨切りってどのくらい大変なの?

根本的にVラインのお悩みを改善したい場合は、骨格そのものへアプローチを行う「骨切り」など、切開を伴う施術が選択肢の一つとなります。ここからは、代表的な施術を4つ解説します。

  • 骨切り
  • 切開リフト
  • バッカルファット除去
  • 脂肪吸引

それぞれの施術の特徴や適している方について、順番に解説していきます。

骨切り

骨切り・・・骨を削ったり移動させることで、輪郭の形状や大きさを整える施術。
💡おすすめの方・骨格の悩みを根本的に改善したい
・半永久的に小顔を手に入れたい

骨格そのものへアプローチできるため、理想的なVラインを長期的に維持しやすいのが大きなメリットです。

主に骨切りには以下の種類があり、それぞれアプローチする場所が異なります。

【頬骨骨切り(頬骨縮小)】

目の横から頬にかけて張り出している頬骨を削り、横幅や高さを整える施術です。

必要に応じて張り出し部分の中抜きを行うことで、中顔面の幅を短縮する効果も期待できます。「逆三角形のような輪郭が嫌」「頬の膨らみを目立たなくしたい」とお悩みの方は、頬骨骨切りで改善できるかもしれません。

【エラ骨切り(エラ削り)】

ホームベースのように角張って見える原因となる、エラ(下顎角)を削る方法です。

骨を切除する範囲は、状態や理想の仕上がりによって異なりますが、顔の横幅を短く見せる効果があります。そのため、「エラ張りを改善したい」「男性的な印象が強い」といったお悩みを持つ方に適しています。

【オトガイ形成(あご形成)】

顎の骨(オトガイ)を切除したり前後にスライドさせたりすることで、顎先の形状や大きさを整える施術です。

骨切りの中でもデザインの自由度が高く、単に骨を削るだけでなく、お悩みに合わせて顎先を動かすことも可能です。「顎が小さくて口ゴボに見える」「しゃくれ顎で間延びした印象が強い」といったお悩みの改善も期待できます。

【複合Vライン骨切り(輪郭2点・輪郭3点)】

頬骨・エラ・オトガイを併用した施術のことを指します。

Vライン全体を整えたい場合は、耳の下から顎先にかけて骨切りを行う、エラ+オトガイの「輪郭2点」が代表的な組み合わせです。また、より大きな変化を求める場合や、顔全体を小さくしたい場合は、すべてを併用した「輪郭3点」などもあります。

なお、多くの場合はいずれの施術も口腔内から行うケースが多いため、傷跡が肌表面に残る心配はほとんどありません。ただし、骨を削ったり動かしたりするため、美容整形の中でもダウンタイムが比較的長くなる点には注意が必要です。

とはいえ、一度施術を行えば半永久的な効果が見込めるため、「徹底的に悩みを改善したい」とお悩みの方におすすめの施術です。

<骨切りの施術概要・ダウンタイム>
項目内容
手術時間120分程度
麻酔方法全身麻酔
入院の有無基本的になし
抜糸の有無7日後に抜糸あり
ダウンタイム【1~2ヶ月程度】
・圧迫固定が1週間程度
・痛みは2~3日をピークとして1週間程度鈍痛が続く
・腫れや内出血は1~2週間程度
・体質によっては1~2ヶ月程度のむくみ

切開リフト

切開リフト・・・組織を剥離して引き上げるように固定することで、フェイスラインをリフトアップする施術。
💡おすすめの方・フェイスラインのもたつきがある
・脂肪や皮膚のたるみが気になる

必要に応じて不要な組織は切除するため、たるみが強いケースにも対応できるのが大きな特徴です。

切開リフトには、フェイスリフト・ネックリフト・こめかみリフトなど複数の種類があり、部位によって施術名が異なります。とくに韓国で人気なのは、脂肪と筋肉の間にあるSMAS筋膜までを剥離し、土台部分からしっかりと引き上げる「SMASフェイスリフト」です。

皮膚と脂肪を支えるSMAS筋膜までアプローチすることで、表面的なたるみ改善にとどまらず、顔全体のリフトアップが期待できます。

<切開リフトの施術概要・ダウンタイム>
項目内容
手術時間120~180分程度
※SAMSフェイスリフト:300分程度
麻酔方法局所麻酔
入院の有無基本的になし
抜糸の有無7日後に抜糸あり
ダウンタイム【1ヶ月程度】
・1~2日程度の圧迫固定
・痛みは2~3日をピークとして1週間程度続く
・腫れや内出血は1~2週間程度
・体質によっては1~2ヶ月程度のむくみ
・傷跡の赤みは白く目立たなくなるまで半年程度が目安

バッカルファット除去

バッカルファット除去・・・頬骨付近から口角にかけて縦長に存在する脂肪の塊を切除する施術。
💡おすすめの方・ダイエットをしても頬や口元の脂肪が落ちない
・加齢によるたるみでVラインがぼやけてきた

バッカルファットは分布が広く縦に長い形状をしているため、加齢とともに下垂しやすいという特徴があります。その結果、口元のもたつきや頬のたるみが目立ち、フェイスラインがぼやけた印象になってしまうのです。

さらに、バッカルファットは頬にある「メーラーファット」や口元の「ジョールファット」といった皮下脂肪とは異なり、ダイエットでは落ちにくい深層脂肪に分類されます。いわゆる輪郭を作る土台となる脂肪のため、自力での減少は難しいとされています。

そのため、「食事制限をしても頬のボリューム感が減らない」とお悩みの場合は、バッカルファット除去による改善がおすすめです。理想とする仕上がりに合わせて、適切な量の脂肪を取り除くことで、Vラインがスマートな印象に近づきやすくなります。

<バッカルファット除去の施術概要・ダウンタイム>
項目内容
手術時間5~15分程度
麻酔方法局所麻酔
入院の有無基本的になし
抜糸の有無7日後に抜糸あり
ダウンタイム【1週間程度】
・翌日まではフェイスバンドによる圧迫
・痛みは2~3日をピークとして1週間程度続く
・内出血やむくみは1~2週間程度
・飲酒や激しい運動は1ヶ月程度禁止

脂肪吸引

脂肪吸引・・・医療用の細い吸引管(カニューレ)を脂肪層へ挿入し、脂肪細胞を直接吸引する施術。
💡おすすめの方・顎下の脂肪を徹底的に取り除きたい
・丸い顔を改善して小顔に近づきたい

切らないVライン形成で解説した脂肪溶解注射よりも広い範囲の脂肪除去が可能なほか、吸引量や範囲の調整により、理想的なフェイスラインへ整える効果も期待できます。

一度吸引によって取り除いた脂肪は再生しないため、長期的に美しいVラインを維持しやすいのが大きなメリットです。また、気になる箇所を部分的に吸引することも可能なため、「Vラインをきれいに整えたい」とお悩みの方にも適しています。

<脂肪吸引の施術概要・ダウンタイム>
項目内容
手術時間60~120分程度
麻酔方法局所麻酔・静脈麻酔
入院の有無基本的になし
抜糸の有無7日後に抜糸あり
ダウンタイム【1週間程度】
・3日~1週間程度の圧迫固定
・強い腫れが1週間程度
・内出血やむくみは1~2週間程度
・飲酒や激しい運動は1ヶ月程度禁止

韓国のVライン形成のリスクとデメリット

韓国のVライン形成は、理想的なフェイスラインを目指せる施術ですが、美容整形である以上リスクやデメリットの可能性が否めません。

失敗や後悔は絶対に避けたいから、デメリットも知っておきたい!

切らない施術であれば体への負担が少ない一方、効果は一時的なケースも多く、数ヶ月から一年ほどで元に戻ってしまうこともあります。

一方で骨切りのように根本的な改善を目指す方法では、大きな変化が期待できる反面、腫れや内出血などダウンタイムが長く続いたり、神経に近い部分を扱うためにしびれや感覚の鈍さが残る可能性もあるのです。

また、韓国でVライン形成を受ける際は適切なクリニック選びを行わないと、術後に顔がパンパンに腫れてしまったり、脂肪や骨の削り方によって表面がでこぼこに見えてしまったりするリスクもあります。

とくに安すぎるクリニックには注意が必要なため、症例写真やクリニック体制をよく確認し、納得のいく医師のもとで施術を受けるようにしましょう。

なお、クリニック選びにおいて注意したい点は、以下の記事でも詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

カウンセリングで日数・予算に合わせたプラン提案が可能

韓国で施術を受ける際は、カウンセリングで渡韓できる日数や予算に合わせて最適なプランを提案してもらえます。短期滞在の場合は切らない施術を、長期の休暇がとれる場合は骨切りや複合施術の提案も可能なため、生活スタイルに合わせた施術を受けられます。

さらに、クリニックによっては「Vラインパッケージ」といった複数施術をまとめたメニューを提供しており、一度の渡韓で効率的に理想の小顔を目指せるのも魅力のひとつです。

渡韓できる日数や予算を伝えると、オーダーメイドでプランを組んでくれるから安心よ!

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韓国でVライン形成がおすすめのクリニック

ここまで、Vライン形成の施術内容やリスクについて解説してきました。しかし、いざ韓国でクリニックを探そうとすると、「数が多すぎてどこを選べばいいのかわからない」と迷ってしまう方も多いでしょう。

そこで、数あるクリニックの中でもとくにおすすめの6院をご紹介します。

グランド整形外科

グランド整形外科は、切らないVライン形成メニューを豊富に取り扱っているクリニックです。

朝9時に施術を開始し、午後には終了する「ワンデーVライン」では、バッカルファット・アキュリフト・顎下フィラー・ボトックスを併用しています。

また、SMAS+ネックリフト・バッカルファット・アキュリフト・首脂肪吸引を組み合わせた、「7日間Vラインリフティング」といったパッケージプランも用意されています。

さらに、顔の脂肪量が気になる方には「輪郭フェイスリフト」でVライン全体をしっかりと引き締めることも可能です。

骨を削らずになめらかなVラインへ近づけるため、「大がかりな手術は怖い」という方でも安心して受けられるのが、グランド整形外科ならではの大きなメリットです。

TJ美容外科

TJ美容外科では、切らない施術から骨切りまで、幅広いVライン形成メニューを取り扱っています。

「プレミアムプチ整形」では、脂肪移植・ボトックス・フィラーを組み合わせることで、顔の凹凸感を緩和し、女性らしいなめらかな曲線が期待できる施術です。

また、「3in1顔脂肪吸引」では、ビーナスレーザーで脂肪を溶かし、脂肪吸引でしっかり除去した後に糸リフトで引き上げるため、皮膚のたるみを残さず引き締まったVラインを目指せます。

より根本的な改善を希望する方には、エラ骨切り・頬骨骨切り・オトガイ形成といった骨切り施術にも対応しています。施術の選択肢が幅広いため、一人ひとりの悩みに合わせたオーダーメイドのVライン形成が可能なクリニックといえるでしょう。

Be&Meクリニック

Be&Meクリニックは、主に切らないVライン形成を提供する美容クリニックです。

脂肪溶解注射で手軽にVラインを整える「輪郭注射」や、高い引き上げ効果でリフトアップが期待できる「クイックVリフトアップ」などを取り扱っています。

さらに、お悩みに合わせたオーダーメイドのリフティングパッケージも用意しており、糸リフト・脂肪溶解注射・脂肪吸引などを組み合わせたVライン形成も可能です。

一人ひとりに合わせた施術で、より満足度の高い仕上がりを期待できるのがBe&Meクリニックの魅力です。

VSラインクリニック

VSラインクリニックでは、チューンライナー(チューンフェイス)・ボトックス・フィラー・糸リフト・インモード・ウルセラなど、豊富な施術メニューを提供しています。

単一の施術でも自然な変化を目指せる一方で、複数の施術を組み合わせることで、より立体的でバランスのとれたVライン形成が可能です。切らない施術を中心としているため、痛みが不安な方にもおすすめしたいクリニックです。

レアージュソウル皮膚科

レアージュソウル皮膚科では、輪郭注射・ボトックス・フィラー・インモード・ウルセラなど、切らないVライン形成を中心に幅広く対応しています。

単一の施術だけでなく併用も可能なため、自然な変化かつ理想の仕上がりにより近づけたい方におすすめです。

ドリーム整形外科

ドリーム整形外科は、「ENL輪郭注射」というメニューで脂肪溶解注射を提供しています。従来の薬剤とは異なり、肌のハリや弾力を向上させる作用も含まれているため、より引き締まったVラインが期待できます。

また、使用している製剤はFDAの承認を受けており、効果や安全性において安心して受けられるのも魅力です。

韓国でVライン形成を受ける流れ

韓国でVライン形成を受ける際は、以下のステップで施術が進められます。

STEP 01

事前カウンセリング

上記で紹介したクリニックは、日本にいながらLINEやオンラインでのカウンセリングが可能です。現在の状態や改善したい悩み、理想とする仕上がりなどを送信すると、費用や渡韓日程を考慮した施術プランを提案してもらえます。

STEP 02

渡韓・来院

事前カウンセリングで問題がなければ、施術日を確定して実際に渡韓します。ホテルのチェックインを済ませた後は、予約時間にクリニックへ来院し、施術前の最終チェックを行います。

STEP 03

施術/手術

施術部位に麻酔を行い、施術を行います。韓国では、フィラーやボトックスにおいて麻酔を行わないケースも多いため、痛みが不安な方は事前に伝えておきましょう。

STEP 04

経過観察・アフターケア

施術終了後は、医師から術後の過ごし方や注意点についての説明を受けます。仕上がりに問題なければそのままホテルへ戻り、安静に過ごすようにしましょう。
なお、抜糸が必要な施術においては、医師から指定された日付にクリニックへ行き、抜糸と同時に経過を確認してもらいます。

STEP 05

帰国

抜糸など必要なアフターケアが終わった後は、日本へ帰国します。

まとめ:自分の条件に合うVライン形成を韓国で見つけよう

韓国におけるVライン形成にはさまざまな種類があり、それぞれ仕上がりやダウンタイムが異なります。効果が一時的なものから、半永久的なVラインの維持が期待できるものまで幅広く揃っているため、自分の理想に合わせて施術を選ぶことが大切です。

また、韓国にはクリニックの数も多く、「どこで施術を受ければいいのだろう」と迷う方も少なくありません。そんなときは、今回ご紹介したおすすめのクリニックを参考にしながら、自分にぴったりの施術と医師を見つけてください。

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