韓国では『emart』『ロッテマート』『ホームプラス』のマートが人気。連日、たくさんの人でにぎわっており、お土産を購入するのにも適していますよ。そこで今回は3つのマートに焦点を当て、人気商品などをご紹介します。
マート利用時に注意すべきことは?
それぞれのマートを紹介する前に、韓国のマートを利用する前に注意しておくことを厳選して3つご紹介します!
①袋は有料!
日本と同様に韓国でも袋は有料となりました。そのため、エコバックの持参が必須です。
もし忘れてしまった場合は会計の際に袋を買えばOKですが、韓国には日本のような白いビニール袋はありません。
実は韓国では買うビニール袋は、ゴミ袋(韓国はゴミ捨て時のゴミ袋が有料)が基本。それにつめて帰るのが当たり前なのですが、旅行の場合はゴミ袋は必要ないので、マートオリジナルのバックを購入するのをおススメします。ゴミ袋よりは少し高くなりますが、強度抜群なので重い物を入れても破れることもありません!意外と旅行から帰ってきても重宝するので、1枚買ってみるのもおススメです。
②レジがセルフの場合も!
こちらも日本と同様に、セルフレジが韓国でもかなり増えてきています。利用方法は日本と同じで、自分でスキャンした後にお会計をすればOK。
ただし1つ異なる点は、韓国のセルフレジは現金不可ということ。クレジットカードでの決済だけが可能ですので注意してくださいね。
③荷物を詰める台はない!
日本のように「スキャン後にかごに詰めて、お会計後に他の場所で荷物を詰める…」ということはできません。
韓国の場合はコストコのように会計と荷物入れを同時に行わなければいけないスタイルをとっています。そのためスピーディーな対応が必要ですよ。
会計後にゆっくりその場所で荷物を詰めていると次のお客さんの商品が次々と流れてきてしまうので、なるべくはやく移動しましょう。
emart(이마트)
①emartってどんなところ?どこにある?
emartは1993年に新世界グループが設立した韓国初の大型マートです。韓国国内どこにでもある大型マートで、韓国人の生活を支えていますよ。
実は韓国だけではなくベトナムやモンゴルなど、海外進出も果たしているブランドです。
日本のスーパーよりもかなり規模が大きく、日本で言えば『コストコ』サイズのマートに近いでしょう。
食品だけでなく生活用品、化粧品、電化製品なども販売しており、「ここに来れば必要なものはすべて揃う!」と感じるほどの品ぞろえです。
また韓国のマート全てに言えることですが、意外と一つ一つの商品サイズが大きいことがポイント。さらに週末などになるとセールや特売を行っており、1+1やおまけがついてくるなど、様々なお得なキャンペーンを実施しています。
また試食も多く行っており、様々な所でおばちゃんが「食べていって~」と声をかけてくれますよ。
「韓国のマートと言えば?」と聞かれたら、一番最初に思い浮かぶマートです。
☆Nobrandも忘れないで!
Nobrandとはemartのプライベートブランドのこと。2015年にローンチされました。
emartもとても安く品物が手に入りますが、Nobrandはそれよりもさらに安価で購入することができます。
emartと同じくイエローがテーマカラーのブランドで、プライベート商品はシンプルなパッケージのものが多いですよ。
日本ではまだ手に入らない商品が多いので、お土産にするには最適なブランドです!
特にお菓子類は個包装のものも多く、ばらまき土産に最適。
emartの中に1つのコーナーとして商品が並べてあるところが多いですが、最近ではNobrandだけの路面店も増えてきています。ぜひチェックしてみてくださいね。
②おすすめ商品
おすすめ商品はやはりプライベートブランドである『Nobrand』の商品。安いながらも「おいしい!」と人気の商品をご紹介します!
・韓国のり
どこでも買えそうな気がしますが、Nobrandののりはとても低価格。低価格と言えど味はとても絶品で、韓国人でもリピーターが多い商品です。たくさん入っていますので、ばらまき土産にもおススメですよ。
・コグマチップス
Nobrandの代表的な商品と言える一品。サツマイモを使用したポテトチップスで、日本のポテトチップスより厚いのが特徴です。ザクっとした食感と甘じょっぱい味がなんとも癖になるポテトチップスで、筆者は渡韓の度に買うほどお気に入りの一品です。
・インスタントラーメン(ラーメン一杯)
韓国はラーメン大国とも呼ばれ、様々なラーメンが販売されていますが、Nobrandでも販売中。もちっとした麺と少し辛めのスープが程よい塩梅で、ペロッと食べられてしまう一品となっています。5個入りにもかかわらず、他のラーメンよりもダントツでお安く買えてしまうのもポイントです!
ロッテマート
①ロッテマートってどんなところ?どこにある?
ロッテショッピング株式会社が母体で、1998年4月にオープンしたマートです。emartと同様に韓国全国に店舗を構えており、知らない者はいない程有名なマートと言えるでしょう。
韓国国内では駅近にお店を構えていることが多く、特にソウル駅直結のロッテマートは一周見回るのにかなりの時間がかかるレベルの品ぞろえです。食品だけでなく生活雑貨、化粧品なども販売していますよ。
また韓国だけではなく、ベトナムやインドネシアにも出店しており、「まるで韓国のロッテマートのよう!」と言われるほど、海外でも品ぞろえの数は抜群です。
さらに、emartのNobrandのようにロッテマートもプライベートブランドを発売しています。『오늘좋은(GOOD DAY)』と名付け、様々な商品を販売していますよ。まだ知名度は低いですが、人気YouTuberなどが絶賛する商品が登場するなど、これからに期待がかかるブランドとなっています。
②おすすめ商品
・CRISPY ROLL MINI
国内産の穀物21種類を使用したクリスピーロール。すべてチャックがついているので、しけることなく最後までおいしく食べられるのが特徴です。袋はかなり大きめなのですが、中に入っているお菓子は全て一口サイズ。パクパクと食べ続けられてしまうので、食べ過ぎに注意!な一品となっています。
イチゴ味・豆乳味・チョコ味の3種類が販売されているのですが、1番のおススメは豆乳味。甘じょっぱい味がくせになる一品となっていますよ。
3種類あるので、食べ比べてみるのもおススメです。
・Rice Chip
たんぱく質が含まれているチップスで、健康的なおやつとして人気が高い一品です。揚げていないにも関わらず、パリッとした食感と甘さ控えめの香ばしさが病みつきになると人気を集めています。玄米を使用したものと黒米を使用したものの2種類が販売中。どちらも日本では味わえない一品です。
・PROTEIN BAR MINI
一口サイズとなっており、いつでもどこでも簡単に食べられるのがポイント。このミニバーを2つ食べれば卵1つ分のたんぱく質がとれますよ。香ばしいナッツと甘いチョコレートが合わさって、とてもおいしく食べられるミニバーとなっています。個包装なのでばらまき土産にも最適ですよ。
Homeplus
①Homeplusってどんなところ?どこにある?
emart、ロッテマートと並んで、韓国を代表する大型マートの一つ。他のマートに劣らない豊富な商品を販売しています。他のマートと同様に韓国全国に店舗を展開していますが、唯一Homeplusだけが海外進出を行っていません。
もともとHomeplusは1997年にSAMSUNGの物流部門の1つとして発足。実は様々なことの先駆者として知られているのですが、今では当たり前となったセルフレジを初めて導入したのがHomeplusで、2005年からスタートさせています。
Homeplusは衝撃的な割引を行うことが大きな特徴。賞味期限が近いものは10~70%割引、破損などがある商品は80%割引など、様々な割引を行っています。店内の様々な場所に割引された商品が置かれていますので、くまなく探してみてくださいね。
Homeplusもプライベートブランドがあり、もともと低価格なマートでありながら、さらに安価で高品質な商品も販売されていますよ。
また、Homeplusは他のマートとは違い、小規模の『ホームプラスエクスプレス』というマートも展開中です。こちらのマートは店舗が小さく、主要な商品だけを販売しています。住宅街などにもあり、日本で言う『まいばすけっと』のような位置づけになっています。
②おすすめ商品
・ドレッシング類
Homeplusのプライベートブランドからはドレッシングが販売されています。ゆずオレンジやオリエンタル、バルサミコ、シーザーなど様々な味を販売中。どれも一度食べたら病みつきになる味ですよ。またパッケージも可愛らしいので、お土産にも最適です。
・キャラメルラスク
こちらもHomeplusのプライベートブランド商品。小さなブロック型のラスクで、一口でパクパクと食べられるのがポイント。たくさん入っているので、大勢で分けながら食べるのがおススメです。サクッとした食感のラスクと甘いキャラメルの風味が魅力的な一品となっています。
・春雨
Homeplusではさつまいもで作られた春雨などが販売されています。全てカットされているサイズなので、すぐに料理に使うことができますし、自宅で簡単に韓国料理が作れる優れモノです。また重くもないのでお土産にもピッタリ。春雨は韓国でよく売られていますが、Homeplusの春雨は高レビューが連発。韓国人にも愛されている味で、とても人気が高い商品です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は韓国で人気の『emart』、『ロッテマート』、『Homeplus』の人気商品についてご紹介しました。
どのマートもそれぞれの特徴を活かし、おいしい商品・素敵な商品を販売しています。
まだ日本に上陸していない商品もたくさんありますし、マートはお土産の倉庫と言ってもいいでしょう。韓国旅行の際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。