日本にいるときと同じような感覚でスマホを使って調べものや通話がしたい!という人におすすめなのがeSIMやSIMカードです。しかし、種類がありすぎてどこのeSIMやSIMカードを買えばいいのかわからないという人や、設定ができるか不安という人もいるはず。さらに、購入場所はどこがいいのか、電話番号ありのSIMを選んだほうがいいのか…など迷うポイントがたくさんありますよね。
この記事では、韓国で初めてeSIMやSIMカードを使おうとしている人に必要な情報をわかりやすく紹介しています。ぴったりのeSIMやSIMカードが選べるよう、おすすめのプランや購入場所も紹介しているのでぜひ参考にしてください。
韓国でスマホを使うには?3つの方法
韓国でスマホを使う方法は大きく分けて「海外ローミング」「プリペイドSIMカード」「eSIM」の3つがあります。
一番ラクで簡単ではあるものの、海外ローミングは費用の高さからおすすめできません。手持ちの機種が対応しているなら、eSIMがおすすめです。eSIMに対応していない場合は、プリペイドSIMカードを検討しましょう。
韓国でスマホを使う3つの方法について、良い点と悪い点に触れながら解説します。
海外ローミング
海外ローミングとは、日本の携帯電話会社の回線をそのまま海外で使うサービスです。スマホの設定を「オン」にするだけで使える点はメリットですが、料金が高くつきやすいデメリットがあります。
特にデータ通信料が高額になるケースが多く、使い方次第では数日間で1万円を超えるケースもあります。

地図アプリを開いたり、お店情報を調べたり、動画で何かのやり方をチェックしたり…データ通信をする機会は意外と多いぞ!
一部キャリアでは海外ローミングの定額プランもありますが、他の選択肢に比べると割高です。
費用面を考えると、海外ローミングはあまりおすすめできません🙅♀️
プリペイドSIMカード
通信容量・利用期間が決められているSIMカードをあらかじめ購入して利用するのが、プリペイドSIMカードです。主に韓国内の通信会社の回線を使います。
事前に日本のオンラインショップや空港で購入することもできますし、韓国の空港やコンビニでも入手可能です。

観光案内所で売られていることもあるぞ
SIMカードを入れ替えるだけでスマホを使える手軽さはありがたいものの、元のSIMカードを取り出したまま紛失する事態もありえます。
⚠️オンラインショップで購入した場合は、配送から受取まで日数を要する点にも注意しましょう。
eSIM
eSIMは物理的なSIMカードを使用せずに、QRコードの読み込み等で通信プランをダウンロードして利用する方式です。
日本で事前に購入でき、設定まですべてオンラインで完結します。

SIMカードの差し替えも不要だから楽だぞ
近年はeSIM対応のスマホが増えていますが、未対応機種では利用できません。もし、eSIM対応の機種を持っているなら、一番の選択肢といってよいでしょう。
eSIMとSIMカードの違いを比較
SIMカードとeSIMの大きな違いは、以下の3点です。
- SIMカード(物理的カード)の有無
- 利用方法
- 使えるスマホ
なお、以下の項目は「SIMカードかeSIMか」ではなく、契約する会社やプランによって左右されます。
- 電話番号の発行可否
- 購入できる場所
- 空港受取の可否
- 紛失・盗難時の対応
SIMカードとeSIMの違いがわかるよう、以下の表で一覧にしました。
eSIM | SIMカード | |
---|---|---|
物理的な SIMカードの有無 | なし | あり |
利用方法 | QRコードを読み込む または アプリで設定する | カードを差し替える |
利用可能な スマホ | SIMフリー (またはSIMロック解除済み)かつ、 eSIMに対応しているスマホ | SIMフリー (またはSIMロック解除済み)スマホ |
電話番号 の有無 | 契約する会社・プランによる | |
日本での 事前購入 | できる | できる |
韓国での 現地購入 | できる | できる |
空港受取 | 契約する会社によっては可能 | 契約する会社によっては可能 |
紛失・交換対応 | スマホごと紛失・盗難された場合は、新しいスマホさえ購入できれば再発行可能な場合がある | 会社によって異なるが、現地で再発行が可能な場合もある |
かつて一般的だった「SIMカード(物理的なカード)」は、小さなカードをスマホに差し込んで使います。SIMカードのなかには、電話番号や通信会社の情報が入っています。スマホにSIMカードを差し込むことで、電話やネットが使えるようになります。
韓国で電話やネット通信を使いたい場合は、韓国で利用可能なSIMカードに入れ替えることで対応できます。

SIMカードは目に見えるカードを抜き差しして使うんだ
一方「eSIM」は、SIMカードがスマホの中にあらかじめ入っています。QRコードを読み取るか、専用アプリで設定するだけで、電話番号や通信会社の情報が書き換えられるため、SIMカードの入れ替えは不要です。

eSIMはカードの抜き差しは不要で手軽。いまはeSIMのほうがよく利用されているみたいだ
韓国旅行では、事前にネットでeSIMに申し込んで設定しておけば、現地ですぐに通信できるようになります。
eSIMとSIMカードのメリット・デメリット
SIMカードとeSIMのメリット・デメリットを以下の表にまとめました。
eSIM | SIMカード | |
---|---|---|
メリット | ||
デメリット |
SIMカードのメリット・デメリット
SIMカードは多くのスマホに対応していて、使い慣れている人も多く、必要に応じて自分でカードを差し替えることができる点がメリットです。しかし、カードをなくしたり壊したりするリスクがある点はデメリットといえます。

eSIMだけでは不安だから念のためSIMカードを購入している、って人もいるぞ
また、人によっては差し替え作業が面倒に感じるかもしれません。さらに、オンラインで購入した場合は発送に時間がかかることもあります。
eSIMのメリット・デメリット
eSIMは物理的なカードがないため、差し替えの手間がなく、ネットで申し込み・設定をするだけですぐに使えるのが大きなメリットです。SIMカードを失くす心配もありません。

eSIMを利用する人が多いのは、この便利さにあるんだよな
一方で、すべてのスマホがeSIMに対応しているわけではない点がデメリットといえます。また、eSIMを使ったことがない人からすると、設定に不安を感じるかもしれません。
eSIMちSIMカードどちらがおすすめ?
SIMカード・eSIMともに、メリットとデメリットがあります。自分のスマホや使いやすさに合わせて選ぶのがおすすめです。
まずは「手持ちのスマホがeSIMに対応しているか?」を調べてみましょう。
SIMカードがおすすめな人
SIMカードは下記のような人におすすめです👇️
・eSIM非対応端末を使っている人 ・目に見えるカードを抜き差しをするほうがわかりやすい人 ・別のスマホを使う可能性がある人 |
SIMフリー端末であれば、eSIM非対応端末でも利用できます。

手持ちの端末がeSIM非対応であれば、わざわざ新しい機種を買うよりも、SIMカードを使ったほうが安く済む
また、目に見えるカードがあること、抜き差しする、といったことに「わかりやすさ」や「安心感」を感じる人はSIMカードのほうがおすすめです。

通信がうまくいかないときに、SIMカードの抜き差しと再起動で改善するケースもあるぞ
トラブルがあったときに自分で対処できる手段があるという点でもSIMカードはおすすめできます。
さらに、SIMカードは別のスマホに差し替えて使えます。

使うスマホを変える可能性がある場合は、SIMカードのほうが簡単だ
もし韓国滞在中にスマホが壊れても、カードが無事なら新しいスマホを現地調達し、カードを移し替えるだけで済みます。
eSIMがおすすめな人
対応端末を持っている下記の人には、eSIMがおすすめです👇️
・すぐに使えるようにしたい人 ・SIMカードの紛失が心配な人 ・豊富なプランから選びたい人 |
物理カードの受取が不要なため、すぐに使いたい人におすすめです。さらに、差し替える必要がないためSIMカードの紛失が心配な人にもぴったりです。

日本の通信会社の物理SIMカードを入れたまま、韓国のeSIMを利用することもできるぞ
さらに、現在はSIMカードよりもeSIMが一般的です。さまざまな通信会社がeSIMを提供しており、プランの内容もさまざまです。

データ通信のみが使える格安プランも多いぞ
豊富なプランの中から比較検討し、なるべくコストパフォーマンスの良いプランを選びたいと考えている人にもおすすめできます。
どこで買える?韓国SIM&eSIMの購入場所一覧
韓国のSIMカードやeSIMを購入する場所は大きく分けると3つあります。
- 日本のECのサイトなど
- 韓国の空港
- 韓国の街なかにあるショップ
以下の表にもあるように、初めて韓国へ旅行する方は、日本のECサイトなどで事前に購入しておくのがもっともおすすめです。
日本で購入する | 韓国で現地購入する | ||
---|---|---|---|
購入場所 | オンラインで事前購入 | 韓国の空港 | 韓国の街なかにあるショップ |
購入できる SIM | ・eSIM ・SIMカード 両方購入可能 | ・eSIM ・SIMカード 両方購入可能 | ・eSIM ・SIMカード コンビニではSIMカードが販売されている |
特徴 | 日本にいるあいだに購入できる。 楽天、Amazon、Qoo10などのECサイトや旅行会社などで、豊富なプランから検討可能。 | 空港内にある通信事業者のカウンター等で購入できる。 | コンビニや通信事業者のショップなどで購入 |
メリット | ・説明が日本語で理解できる ・事前に使い方を予習できる ・eSIMならすぐに発行可能 | ・使い方などスタッフに質問できる ・カウンターによっては設定までおこなってくれる ・日本語に対応している場合もある | ・必要なときにすぐに購入できる |
デメリット | ・SIMカードの場合届くまでに時間がかかる | ・混雑していると時間がかかる ・在庫切れの可能性がある ・料金が割高 | ・韓国語や英語がわからないと理解できない場合が多い |
おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
SIMカードやeSIMの購入場所について、さらに詳しく解説します。
韓国の空港で購入(仁川・金浦など)
韓国の空港にある通信会社のカウンターでも、SIMカードやeSIMが購入できます。日本語で対応してくれるカウンターもあり、使い方をスタッフに質問できたり、設定をしてもらえたりと、サポートが受けられます。SIMカードやeSIM初心者には安心感のある購入場所といえます。

仁川空港なら、現地通信会社のSKテレコム、KT、LG U+のカウンターがあるぞ
しかし、料金はやや割高な傾向があります。また、予約して受け取るわけではないため、在庫がない可能性もあります。さらに、混雑していて並ぶ必要があるかもしれません。SIMカードやeSIMの調達に、予定していた以上の時間が取られる可能性があります。
韓国の街中のショップ(コンビニなど)
コンビニや通信事業者の店舗など、韓国の街なかにあるショップでもSIMカードの購入が可能です。eSIMはオンラインで手続きから発行までが完了するため、コンビニ等のショップで販売されているのはSIMカードが多いです。ショップで購入する場合、韓国語が理解できないと、SIMカードのデータ容量や日数などを把握できないかもしれません。

店員さんに質問するとしても、韓国語か英語ができないと難しいぞ
購入できないわけではないにしても、語学に自信がない方や初めて渡韓する方にとってはハードルの高い購入場所といえます。
日本での事前購入(Amazon・楽天・旅行会社など)
SIMカード、eSIMともに日本で事前購入が可能です。Amazonや楽天といったECサイト、旅行会社などで購入可能です。
✅とくにおすすめなのは、eSIMを日本で事前にオンライン購入することです。
すぐにQRコード等が発行されるため、日本を出発する日が迫っている場合でも間に合います。
日本で購入して、日本にいる間にSIMカードやeSIMのQRコードを入手するのが一般的です。ただし、韓国の通信会社「LG U+」のように事前に日本で購入手続きをしておいて、空港で受け取るタイプもあります。
日本語でサービス内容を理解でき、決済も通常のネットショッピングと同じです。落ち着いて、簡単に購入できるため、初心者にはもっともおすすめできる購入場所といえます。

日本語で内容を理解しながら購入できて、事前に使い方を予習できるのもおすすめする理由のひとつだ
また、データプランも豊富で、日本で購入するからといって料金が高いわけではありません。むしろ、キャンペーンなどで安く購入できる場合もあります。
電話番号付きSIMって必要?SMS認証・通話ありの注意点
SIMカードやeSIMには、電話番号がついているものとついていないものがあります。
電話番号なし | 電話番号つき | |||
---|---|---|---|---|
データSIM | データ SIM+SMS認証 | 音声通話SIM (受信のみ) | 音声通話SIM (受発信) | |
データ通信 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
SMS | 不可 | 可能 | 可能 | 可能 |
電話回線での通話 | 不可 | 不可 | 受信のみ可能 (発信はできない) | 可能 |
電話番号がついていないSIMカードやeSIMは、データ通信専用で、SMS認証や電話はできません。

SMS認証を使わない、電話はLINEなどのアプリ通話で代用できる、って人なら電話番号なしのデータ通信専用SIMで十分だ
一方、電話番号つきのSIMカードやeSIMは、3種類あります。電話番号つきであれば、どれもSMSはできます。SMS認証もできるものがほとんどですが、一部ではSMSは使えるけれど認証はできないというものも存在します。
電話回線での通話に関しては、受信だけできるものと、受信も発信も両方できるものがあります。電話番号つきだからといって、すべてのeSIMやSIMカードで発信ができるわけではないことをおさえておきましょう。
SMS認証が必要な場面
韓国旅行中に、以下のような場面でSMS認証(電話番号に届くコードでの認証)が必要になるかもしれません。
🔸カカオトーク、NAVER、タクシーアプリ等の新規登録やログイン時 🔸飲食店や施設の予約サイト・アプリの新規登録やログイン時 🔸カフェやホテルなどの公共Wi-Fi利用時 |
韓国でSMS認証に使える電話番号がないと、上記のようなアプリやサービスが使えない可能性があります。ただし、メールアドレスでの登録など代替の手段があれば電話番号つきにこだわる必要はなく、実際にデータ通信専用SIMを選ぶ人もいます。

心配ならSMS認証ができる電話番号つきを選んだほうが無難かもな
電話番号付きeSIM・SIMカードはどこで買える?
電話番号つきeSIMやSIMカードは、日本で事前に購入したり、韓国で購入したりできます。データ通信専用eSIMやSIMカードと購入する場所は同じです。
電話番号つきeSIM・SIMカードの注意点
本人確認が必要
電話番号つきSIMの場合、SMSや音声通話利用には本人確認を済ませる必要があります。購入時または入国審査後にパスポート情報(番号やパスポートの画像)を登録します。利用するSIMのサービスごとに本人確認のタイミングが異なるため、契約前に確認しておきましょう。
発信できる電話番号つきSIMは事前チャージが必要
通話やSMSの発信には料金がかかります。電話やSMS発信の料金はeSIMやSIMカード料金に含まれていないため、事前にチャージが必要です。

電話料金は契約するサービスごとに違うから注意しよう
💡選ぶサービスによっては無料通話分がついていることもありますが、基本的にはeSIMやSIMカードの料金だけで発信はできないことをおさえておきましょう。 |
eSIMとSIMカード日数別おすすめプラン【3日・4日・5日間】
eSIMとSIMカードを3日・4日・5日間で購入するとして、どこが安いのか気になりますよね。
eSIMとSIMカード、それぞれデータ通信専用プランと電話番号つきプランで料金を比較しました。

3日・4日・5日間ともに以下のSIMサービスがリーズナブルです。
【eSIM・データ通信専用】kkday/データ無制限プラン 【eSIM・電話番号つき】KLPSIM/データ無制限+電話番号つきプラン 【SIMカード・データ通信専用】KLPSIM/データ無制限プラン 【SIMカード・電話番号つき】kkday/SKT回線データ無制限+電話番号つきプラン |

SIMカードの場合どこで受け取るかも重要。安さで決めるのもいいけど、使い勝手も考えてみてくれ
他のSIMサービスも含め、もう少し詳しく知りたいという人は次の章を見てみましょう。
日本で事前に購入できる韓国のおすすめeSIM&SIMカード
日本で事前に購入できるeSIMやSIMカードをリストアップしました。
データ通信が無制限でできるタイプを中心に、データ使い切りプランや、電話番号つきのプランも紹介します。どう選べばいいのか迷うかもしれませんが、どのeSIMやSIMカードを利用しても、使用する回線は、SKテレコム、KT、LG U+がほとんどです。

価格の安さ、サポートの充実度、受取のしやすさで選べばOKだ!
まずは一覧でおすすめのeSIM・SIMサービスを紹介したうえで、それぞれのサービスの特徴を事業者ごとに紹介します。
韓国で使えるデータ通信専用のeSIM一覧
電話番号がついていないデータ通信専用のeSIMを一覧で紹介します。
韓国で使えるデータ通信無制限プランのeSIM一覧
TORA eSIM | JAPAN&GLOBAL eSIM | GIGSKY | DeSIM | GIocal eSIM | 旅とも モバイル | World eSIM | Klook | kkday | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
プラン | データ 無制限 | データ 無制限 | データ 無制限 | データ 無制限 | データ 無制限 | データ 無制限 | データ 無制限 | データ 無制限 | データ無制限(速度制限なし保証) | データ 無制限 |
3日 | 1449円 | 2200円 | 19.99ドル → 16.99ドル | 1590円 | 3280円 → 1680円 | 2000円 | 2960円 | 1273円 | 1084円 | 650円 |
4日 | 2880円 | 2880円 | - | 1790円 | - | - | 3320円 | 1290円 | 1445円 | 867円 |
5日 | 2162円 | 3400円 | 28.99ドル → 24.64ドル | 2090円 | 3980円 → 2380円 | 3100円 | 3478円 | 1332円 | 1626円 | 1139円 |
購入した期間中はデータ通信が無制限にできるプランです。

どのくらいデータ通信するかわからない人におすすめだ
無制限といっても、たくさんデータを使いすぎると回線の混雑状況によっては速度制限がかかることも。速度低下なし保証のあるeSIMを検討するのもひとつの手です。
韓国で使えるデータ使い切りプランのeSIM一覧
TRAVeSIM | Saily | NOMAD SIM | airalo | |
---|---|---|---|---|
3GB | 1350円 | 8.99ドル | 1800円 | 1350円 |
5GB | 1800円 | 10.99ドル | 2500円 | 1800円 |
10GB | 3000円 | 19.99ドル | 4000円 | 3000円 |
20GB | 4800円 | 31.99ドル | 6000円 | 4750円 |
有効期間内に購入したデータ容量まで高速通信が使えるプランです。容量を使い切ると、低速通信に切り替わるか、データ通信が使えなくなります。

1日1GBあれば十分という人もいるけど…初めての渡韓なら余裕をもたせて1日2GBのくらいあると安心だ
1日あたりに使うデータ容量が決まっている人におすすめです。
韓国で使える電話番号つきeSIM一覧
VOYAGEESIM | World eSIM | eSIMsquare | KLPSIM | kkday | |
---|---|---|---|---|---|
プラン | データ無制限 +電話番号 | データ無制限 +電話番号 | データ無制限 +電話番号 | データ無制限 +電話番号つき | データ無制限(速度低下なし)+音声通話 |
3日 | 1870円 | 3250円 | 1970円 | 1680円 | 1547円 |
4日 | – | 3660円 | 2540円 | 2080円 | 1966円 |
5日 | 2750円 | 3820円 | 2960円 | 2490円 | 2356円 |
SMS | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ (※本人認証不可) |
通話(受信) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
通話(発信) | ✕ | ✕ | ○ | ○ | ○ |
電話番号がついたeSIMです。受信しかできないもの、発信までできるものがあります。

発信ができるから高いというわけではない。それに、無料通話分がついているものもあるから金額だけで一概に比較するのは難しいな
なお、音声通話やSMSの利用には、別途お金を最初にチャージする必要があります。
韓国で使えるSIMカード一覧
KLPSIM | Klook | kkday | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
プラン | データ 無制限 | データ 無制限 | データ無制限+電話番号つき | LGU+回線 データ1日あたり3GB | LGU+回線データ1日あたり3GB+音声通話 | SKT回線 データ無制限(速度制限なし)+音声通話 |
3日 | 1650円 | 1895円 | 1895円 | 1899円 →1614円 | 1899円 →1614円 | 1899円 →1519円 |
4日 | 2200円 | 2189円 | 2189円 | 2427円 →2063円 | 2427円 →2063円 | 2427円 →1941円 |
5日 | 2700円 | 2600円 | 2600円 | 2902円 →2466円 | 2902円 →2466円 | 2902円 →2321円 |
SMS | ✕ | ✕ | ○ | ✕ | ○ (※本人認証不可) | ○ |
通話(受信) | ✕ | ✕ | ○ | ✕ | ○ | ○ |
通話(発信) | ✕ | ✕ | ○ | ✕ | ○ | ○ |
受取場所 | 自宅に届く | 空港受取 | 空港受取 |
eSIMが主流となっており、韓国で使えるSIMカードは限られています。

粗悪なカードもあるぞ!安くてもマイナーなSIMカードはやめたほうがいい
日本で事前に予約して空港のカウンターで受け取るタイプと、ECサイトで購入して自宅で受け取るタイプがあります。
【これも便利】WOWPASS空港セット
WOWPASS空港セットは、韓国の主要空港で受け取れる、WOWPASSカードとSIMがセットになったパッケージです。eSIMとSIMカードのどちらかを選べ、空港でWOWPASSカードと一緒に受け取れます。いずれもSMSと通話(受信・発信)が可能です。
WOWPASS空港セットの料金は2025年6月現在では以下の通りです。
WOWPASS空港セット | ||
---|---|---|
eSIM | SIMカード | |
プラン | データ無制限+電話番号 | データ無制限+電話番号 |
3日 | 18000ウォン→14400ウォン | |
4日 | – | |
5日 | 27500ウォン→22000ウォン | |
WOWPASS代 | 5000ウォン | |
T-moneyチャージ | 1000ウォン | |
SMS | ○ | |
通話(受信) | ○ | |
通話(発信) | ○ |
✅WOWPASSカード料金+T-moneyチャージ代+SIM代(利用日数による)が、支払う金額です。

キャンペーンによって、WOWPASS代が割引になったり、SIM代の割引率が代わったりするから随時アプリで確認してくれ
WOWPASS空港セットの予約方法は以下のとおりです。
- WOWPASSアプリをダウンロードし、空港セットを予約・決済する
- 予約時に発行されるバウチャーコードとパスポートを持参し、指定空港のSKテレコム(SKT)カウンターで提示する
- スタッフからeSIMのQRコードまたはSIMカードと、WOWPASSカードを受け取る
⚠️ eSIMであっても空港での受取が必要になる点に注意しましょう。
日本で事前に購入できるeSIM・SIMカード会社
上記の一覧で挙げたeSIMやSIMカードを提供している会社やプランについて詳しく解説します。
TORAeSIM
データ通信専用のeSIMです。データ無制限プランだけでなく、デイリープランや使い切りプランも提供しています。使うデータ容量がだいたいわかっているという人は、使い切りプランのほうがリーズナブルです。LINEで日本語によるサポートが受けられる点も心強いです。
TORAeSIM | |
---|---|
eSIM/SIMカード | eSIM |
プラン | データ無制限 |
3日 | 1449円 |
4日 | 2880円 |
5日 | 2162円 |
SMS | ✕ |
通話(受信) | ✕ |
通話(発信) | ✕ |
JAPAN&GLOBAL eSIM
データ通信専用のeSIMです。3日間・4日間・5日間のデータ無制限プランに加え、期間と容量から選べる使い切りプランも充実しています。不明な点があれば、サイトのお問い合わせから日本語でチャットによるサポートが受けられます。
JAPAN&GLOBAL eSIM | |
---|---|
eSIM/SIMカード | eSIM |
プラン | データ無制限 |
3日 | 2200円 |
4日 | 2880円 |
5日 | 3400円 |
SMS | ✕ |
通話(受信) | ✕ |
通話(発信) | ✕ |
VOYAGEESIM
電話番号つきのeSIMです。データ通信に加え、SMS認証や電話の受信が可能です。
データ無制限プランは、3日間・5日間・7日間の3種類。データ無制限プラン以外にも、1日あたり1GB使えるデイリープランもあります。1日の通信料が1GB程度に収まりそうであれば、デイリープランを選択したほうがリーズナブルです。
VOYAGEESIM | |
---|---|
eSIM/SIMカード | eSIM |
プラン | データ無制限+電話番号 |
3日 | 1870円 |
4日 | – |
5日 | 2750円 |
SMS | ○ |
通話(受信) | ○ |
通話(発信) | ✕ |
GIGSKY
データ通信専用のeSIMです。データ無制限プランでは、1日~30日の範囲で7種類のプランが用意されています。日帰りで韓国へ旅行する人であれば、1日の無制限プランは使い勝手が良いでしょう。
データ無制限プランのほか、データ定額プランもあり、100MB(有効期限7日間)が無料トライアルできます。ただし決済は円ではなくドルです。料金がやや分かりづらいかもしれません。
GIGSKY | |
---|---|
eSIM/SIMカード | eSIM |
プラン | データ無制限 |
3日 | 19.99ドル→16.99ドル |
4日 | – |
5日 | 28.99ドル→24.64ドル |
SMS | ✕ |
通話(受信) | ✕ |
通話(発信) | ✕ |
DeSIM
データ通信専用のeSIMです。データ無制限プランのみを提供しています。
日本にいるあいだに事前に使用を試せるテストサービスつきなのが嬉しいポイントです。初めてeSIMを使う人や、韓国へ行く前に練習しておきたい人にぴったりのeSIMといえます。
DeSIM | |
---|---|
eSIM/SIMカード | eSIM |
プラン | データ無制限 |
3日 | 1590円 |
4日 | 1790円 |
5日 | 2090円 |
SMS | ✕ |
通話(受信) | ✕ |
通話(発信) | ✕ |
GIocaleSIM
データ通信専用のeSIMです。3日間・5日間・30日間のデータ無制限プランを提供しています。
韓国のみでなく、日本を含むアジア圏で使える周遊プランもあります。ただし、周遊プランは10日以上の長期滞在向けです。
GIocaleSIM | |
---|---|
eSIM/SIMカード | eSIM |
プラン | データ無制限 |
3日 | 3280円→1680円 |
4日 | – |
5日 | 3980円→2380円 |
SMS | ✕ |
通話(受信) | ✕ |
通話(発信) | ✕ |
旅ともモバイル
データ通信専用のeSIMです。データ無制限プラン、1日あたりの指定データ容量を指定日数分だけ使えるデイリープラン、使い切りプランの3種類があります。
データ無制限プランは、3日間・5日間・10日間・20日間・30日間の5種類から選べます。
少し割高ですが、eSIMの設定解説動画があり、初心者でも迷うことなく設定できます。
旅ともモバイル | |
---|---|
eSIM/SIMカード | eSIM |
プラン | データ無制限 |
3日 | 2000円 |
4日 | – |
5日 | 3100円 |
SMS | ✕ |
通話(受信) | ✕ |
通話(発信) | ✕ |
World eSIM
データ通信専用のeSIMと、電話番号つきのeSIMが提供されています。いずれもデータ無制限プランで、電話番号つきSIMのほうは、電話番号なしのプランに比べて、利用料金が300円程度上がります。電話番号つきeSIMでできるのは、SMS認証と電話の受信です。
LINEでのお客様サポートもあり、初めてeSIMを使う人も安心して利用できそうです。
電話番号なしのデータ通信専用プランは少し割高な印象。利用するなら、電話番号つきのプランがおすすめです。
World eSIM | ||
---|---|---|
eSIM/SIMカード | eSIM | |
プラン | データ無制限 | データ無制限+電話番号 |
3日 | 2960円 | 3250円 |
4日 | 3320円 | 3660円 |
5日 | 3478円 | 3820円 |
SMS | ✕ | ○ |
通話(受信) | ✕ | ○ |
通話(発信) | ✕ | ✕ |
eSIMsquare
「データ通信は無制限で使いたい、電話の受信も発信もしたい」という人におすすめのeSIMです。受発信ともに可能な音声通話eSIMでありながら、他社のデータ通信専用プランとさほど料金が変わらない点が魅力的です。「通話を使うかわからないけど、心配だからとりあえず音声通話eSIMを選びたい」という人の第一候補としておすすめします。
eSIMsquare | |
---|---|
eSIM/SIMカード | eSIM |
プラン | データ無制限+電話番号 |
3日 | 1970円 |
4日 | 2540円 |
5日 | 2960円 |
SMS | ○ |
通話(受信) | ○ |
通話(発信) | ○ |
airalo
データ通信専用のeSIMです。データ無制限プランは10日間と30日間の2種類のみで、長期滞在する人向けです。短期間の韓国旅行には使い切りプランをおすすめします。24時間体制のサポートがあるほか、利用金額に応じたポイントバック制度もあるため、初心者はもちろん海外へ繰り返し出かける人にも使いやすいeSIMです。
airalo | |
---|---|
eSIM/SIMカード | eSIM |
プラン | 使い切り |
3GB | 1350円 |
5GB | 1800円 |
10GB | 3000円 |
20GB | 4750円 |
プラン | データ無制限 |
10日 | 4750円 |
30日 | 9200円 |
SMS | ✕ |
通話(受信) | ✕ |
通話(発信) | ✕ |
TRAVeSIM
データ通信専用のeSIMです。料金体系は使い切りプランのみで、1GB~20GBの範囲で6つの容量から選べます。年間2万人以上の利用実績があり、困ったときには24時間365日いつでも日本語でサポートが受けられる点は、韓国でのeSIM利用が初めての人にとっても心強いポイントです。
TRAVeSIM | |
---|---|
eSIM/SIMカード | eSIM |
プラン | 使い切り |
3GB | 1350円 |
5GB | 1800円 |
10GB | 3000円 |
20GB | 4800円 |
SMS | ✕ |
通話(受信) | ✕ |
通話(発信) | ✕ |
Saily
データ通信専用のeSIMです。料金体系は使い切りプランのみです。1GB~20GBの範囲で5つの容量から選べます。
決済がドルでおこなわれるため、利用料金はやや分かりづらいかもしれません。しかし、サポート面は他社と比較しても優れています。24時間年中無休のチャットサポートがついているほか、広告や悪質なURLをブロックしてくれるセキュリティ機能が特徴的です。広告ブロック機能で余分なデータ消費を防ぎつつ、韓国でのインターネットをより安全に利用できます。
Saily | |
---|---|
eSIM/SIMカード | eSIM |
プラン | 使い切り |
3GB | 8.99ドル |
5GB | 10.99ドル |
10GB | 19.99ドル |
20GB | 31.99ドル |
SMS | ✕ |
通話(受信) | ✕ |
通話(発信) | ✕ |
NOMAD SIM
データ通信専用のeSIMです。料金体系は使い切りのプランのみで、3GB~30GBの範囲で5つの容量から選べます。3GBで1800円と、料金の割高感は否めませんが、運営しているのは日本国内向けSIMサービスを提供する日本企業で、丁寧なサポートが受けられる点が魅力です。
NOMAD SIM | |
---|---|
eSIM/SIMカード | eSIM |
プラン | 使い切り |
3GB | 1800円 |
5GB | 2500円 |
10GB | 4000円 |
20GB | 6000円 |
SMS | ✕ |
通話(受信) | ✕ |
通話(発信) | ✕ |
KLP SIM
データ通信専用のSIMカードと、電話番号つきのeSIMを扱っています。
いずれもAmazonから購入可能です。カードが自宅に届くため、空港で受け取るタイプに比べると現地での時間を節約できます。SIMカードは2枚セットで購入すると少しお得に。友達同士、カップルでの韓国旅行におすすめです。
電話番号つきeSIMは、最初の通話5分とSMS30件分が無料で利用できます。
年中無休で午前10時から午後11時までサポートが受けられる点も好評です。
KLPSIM | ||
---|---|---|
eSIM/SIMカード | eSIM | SIMカード |
プラン | データ無制限+電話番号つき | データ無制限 |
3日 | 1680円 | 1650円 |
4日 | 2080円 | 2200円 |
5日 | 2490円 | 2700円 |
SMS | ○ | ✕ |
通話(受信) | ○ | ✕ |
通話(発信) | ○ | ✕ |
Klook
データ通信専用のeSIMと、SIMカードを提供しています。eSIMは電話番号なしプランのみ。SIMカードであれば、電話番号つきのプランが選べます。
SIMカードは仁川空港や金浦空港で受け取りが必要ですが、電話番号なしプランと電話番号つきプランとでSIMカードの値段は変わらない点が魅力的。
eSIM、SIMカードともに1日から10日間までは1日刻みで使用可能期間を選択でき、無駄がなくリーズナブルな料金で利用できます。
Klook | |||
---|---|---|---|
eSIM/SIMカード | eSIM | SIMカード | |
プラン | データ無制限 | データ無制限 | データ無制限+電話番号つき |
3日 | 1273円 | 1895円 | 1895円 |
4日 | 1290円 | 2189円 | 2189円 |
5日 | 1332円 | 2600円 | 2600円 |
SMS | ○ | ✕ | ○ |
通話(受信) | ○ | ✕ | ○ |
通話(発信) | ○ | ✕ | ○ |
KKday
eSIM、SIMカードともに取扱プランが豊富です。いずれも、データ通信専用プランと、電話番号つきプランがあります。
eSIMのデータ通信プランは、たくさんデータを使ったとしても速度制限がかからないものもあります。料金も他社と比べてもリーズナブルなので、速度低下なしのプランがおすすめです。
SIMカードは空港で受け取るタイプで、データ通信専用のものはLG U+回線、電話番号つきプランはLG U+とSKテレコム回線のものがあります。SIMカードのプランは、キャンペーン等でT-moneyカードが無料でついてくるなど特典豊富です。
kkday | ||||||
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eSIM/SIM カード | eSIM | SIMカード | ||||
プラン | データ無制限 (速度制限なし保証) | データ無制限 | データ無制限 (速度低下なし)+音声通話 | LGU+回線 データ1日あたり3GB | LGU+回線 データ1日あたり3GB+音声通話 | SKT回線 データ無制限 (速度制限なし)+音声通話 |
3日 | 1084円 | 650円 | 1547円 | 1899円→1614円 | 1899円→1614円 | 1899円→1519円 |
4日 | 1445円 | 867円 | 1966円 | 2427円→2063円 | 2427円→2063円 | 2427円→1941円 |
5日 | 1626円 | 1139円 | 2356円 | 2902円→2466円 | 2902円→2466円 | 2902円→2321円 |
SMS | ✕ | ✕ | ○ (※本人認証不可) | ✕ | ○ (※本人認証不可) | ○ |
通話 (受信) | ✕ | ✕ | ○ | ✕ | ○ | ○ |
通話 (発信) | ✕ | ✕ | ○ | ✕ | ○ | ○ |
eSIMやSIMカードの設定方法
eSIMやSIMカードの設定方法について解説します。eSIMはQRコードを読み込む方法と、アプリから設定する方法があるので、それぞれ分けて解説します。
eSIMやSIMカードは読み込み・カードの入れ替えだけで設定が完了することが多いですが、繋がらない場合はAPN設定が必要になるかもしれません。万が一にそなえて、APN設定の方法も解説します。
eSIMの設定方法【QRコード編】
eSIMで多いQRコードを使った設定方法を解説します。
- eSIMを購入しQRコードを入手する
- スマホの「設定」を開く
- iPhoneなら「モバイル通信→モバイル通信プランを追加(Androidなら「ネットワークとインターネット→モバイルネットワーク横の+→eSIMを設定」へと進む)
- 「QRコードを利用する」をタップ
- カメラが起動したらQRコードを読み取る
- 「通信プランを追加」などの案内がでたらタップして進める
- 設定完了

機種によって表示が違うかもしれないけど、それらしいものを探してみてくれ
eSIMの設定方法【アプリ編】
選ぶサービスによって異なりますが、アプリで購入から設定まで完結するパターンを紹介します。
- 契約するサービスの公式アプリをダウンロードする
- プランを選択したり決済情報を入力してeSIMをアプリ内で購入する
- アプリ内の「eSIMを設定する」などのボタンを押す
- アプリの指示に従って進める
- 自動的に設定完了

アプリは公式サイトやアプリストア(App Store / Google Play)で探すと見つけられるぞ
SIMカードの差し替え方法
ここからはSIMカードの場合の設定方法を解説します。SIMカードは抜き差しするだけで接続が完了することも多いですが、繋がらない場合はAPN設定をする必要があるかもしれません。
- スマホの電源をオフにする
- スマホの側面にあるSIMスロットを探す
- SIMスロット横の小さな穴をSIMピンまたは爪楊枝の先で押して、SIMトレーを引き出す
- 現在使っているSIMカードを取り出し、韓国用のSIMカードを乗せる
- SIMカードの乗ったトレーをゆっくり押し込んでもとに戻す
- スマホの電源をいれる
APN設定の方法
eSIMやSIMカードを設定しても自動で接続されない場合は、APN設定を確認してみましょう。
- スマホの「設定」画面を開く
- 「 ネットワーク→インターネット→ APN設定→ アクセスポイント」へと進む
- 各会社のAPN情報を入力して保存する

機種によっては表示が違うかも!
APNの情報に関しては、各サービスによって異なります。自分が契約したSIMのAPNの情報を探してみましょう。「SIMのサービス名+APN」で検索するとわかることが多いです。
eSIMやSIMカード設定時の注意点
eSIMやSIMカード設定時の注意点は以下のとおりです。
⚠️SIMロックが解除されているか確認する ⚠️Wi-Fi環境でおこなう ⚠️eSIMの設定は途中で中断しない |
以下で詳しく解説します。
SIMロックが解除されているか確認する
✅eSIMもSIMカードも、SIMフリー端末またはSIMロック解除済みの端末でなければ利用できません。

2021年10月1日以降に販売されたスマホは原則SIMロックはかかっていない。古いスマホを使ってる人は確認してくれ
SIMロックがかかっている場合は、各キャリアで解除手続きをしましょう。ショップだけでなく、Webのマイページなどでも解除の手続きができる場合もあります。
Wi-Fi環境で行う
✅eSIMの設定はインターネットに接続する必要があります。SIMカードの場合も、APN情報を検索するときにネットに繋ぐ必要がでてくるかもしれません。
また、設定中にわからないことがあったときも、Wi-Fiでインターネットに繋がっていればLINEやチャットでのサポートを受けられます。安定してWi-Fiにつながっている環境で設定をおこないましょう。
可能であれば、別の端末(別のスマホやタブレット)を用意してネットに繋がるようにしておくと、サポートを受けるときもスムーズです。
eSIMの設定は途中で中断しない
✅eSIMの設定は一気に行いましょう。途中でアプリを閉じたり、スマホを再起動したりすると、eSIM情報のダウンロードなどが正常に完了しない可能性があります。
設定が進行している途中で何かしらの処理が止まると、eSIMが無効化されてしまうケースもあります。
通信できないときの対処法
eSIMやSIMカードで通信できない、圏外になってしまう、など不具合が起きたときは以下の方法を試してみましょう。
- 機内モードのオンとオフを繰り返す
- 再起動する
上記の対処法がなぜ効果的なのか説明します。
機内モードのオン・オフを繰り返す
機内モードのオン・オフを繰り返すことで通信できるようになる可能性があります。機内モードをオンにすると、スマホのすべての通信機能(モバイル通信、Wi-Fi、Bluetoothなど)を一時的に停止します。オンとオフを切り替えることで、通信回線のリセットが行われ、電波を再検索・再接続させる効果があります。
再起動する
機内モードのオン・オフで通信できない場合、いったんスマホの電源を切って再起動してみましょう。SIMカードやeSIMを読み込んだあと、スマホは電波をつかむための処理をします。この処理がうまくいかないために、通信できない可能性があります。
再起動して処理を再スタートさせることで通信できるようになるかもしれません。
まとめ|自分に合った方法で韓国旅行中も快適にネットを使おう!
韓国でネットを使うなら、海外ローミングやWi-FiよりもeSIMやSIMカードを使うのが便利です。普段スマホを使うのと同じ感覚でSNSや地図アプリを使ったり、お店の予約をしたりできます。
eSIMやSIMカードは、韓国についてからでも調達できますが、日本で事前に購入しておいたほうが滞在時に時間的にも精神的にもゆとりがもてます。eSIMであれば出発直前でも間に合います。
また、SIMカードは自宅に届くタイプと空港で受け取るタイプがあるので、それぞれのメリット・デメリットを考えて選ぶと良いでしょう。