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韓国製ボトックスは広がる?効かない?危険とアラガンとの違いを正しく理解しよう

韓国製ボトックスは広がる?効かない?危険とアラガンとの違いを正しく理解しよう

「韓国のボトックスって安いって聞くけど、本当に大丈夫なのかな?」

そんな不安を感じたことはありませんか?

SNSや口コミでは、「効かない」「危険」「広がる」といった声も見かけます。

でも実は、それらの多くは製剤そのものではなく、施術を行う医師の技術や環境によるものがほとんどです。

この記事では、韓国製ボトックスの実際の効果や安全性、アラガン製との違い、そして安心して受けるためのポイントをわかりやすく解説します。

💉韓国製ボトックスとは?

✅️「韓国製ボトックス」とは‥韓国の製薬会社が製造するボツリヌストキシン製剤のことです。

韓国国内では非常に多くのクリニックで使用されており、日本人観光客にも人気の施術となっています。

主な韓国製ボトックスの種類

韓国にはKFDA(韓国食品医薬品安全庁)が認可したボトックス製剤が複数存在します。

代表的なものは以下の通りです。

ナボタ:韓国のデウン製薬が開発したボトックス製剤。
FDA(アメリカ食品医薬品局)にも承認されており、世界的に使用されている信頼性の高い製剤です。純度が高く、仕上がりが自然で持続力も比較的長め。表情じわや小顔ボトックスに向いています。

リジェノックス:韓国のヒューゲル社が開発したボトックス製剤。
KFDA(韓国食品医薬品安全庁)認可済みです。アラガン社製に近い構造を持ち、安定した効果とコストパフォーマンスのバランスが取れています。比較的浅いしわやフェイスラインの引き締めに向いており、費用を抑えたい人におすすめ。

ボツラックス:韓国のヒューゲル社が製造するコスパ重視の定番製剤。
即効性が高く、エラボトックスや表情じわの改善に人気があります。ただし、持続期間は3〜4か月程度とやや短めで、定期的なメンテナンスが前提。価格を抑えて手軽に試したい人に適しています。

ニューロノックス:メディトックス社が開発し、MFDS(韓国食品医薬品安全処)に承認された製剤。
アラガン製と類似した構造を持ち、安定した効果と安全性が評価されています。価格が手頃で続けやすい一方、やや拡散しやすい性質があるため、注入技術によって仕上がりに差が出やすい点には注意が必要です。

なぜ安いの?

韓国製ボトックスがアラガン製より安いのには、いくつか理由があります。

まず、製造コストが低めで、韓国国内の競争が激しいため、自然と価格が下がる仕組みになっています。さらに、アラガン社のような世界的ブランドならではの開発費やマーケティング費が価格に上乗せされていないこともポイント。

つまり、安いからといって“危険”というわけではありません。韓国の製薬会社も厳しい品質基準を守って製造しており、韓国FDA(食品医薬品安全庁)で承認された製剤であれば、一定の安全性がしっかり確保されています。

韓国ボトックスは効かない?広がる?危険性について

SNSや口コミサイトで「韓国製ボトックスは効かない」「変な場所に広がった」といった声を見かけることがあります。でも実は、それらの多くは製剤そのものの問題ではなく、

施術を行う環境や、注入する医師の技術差によって起こるケースがほとんどなんです。

「効かない」と言われる原因

溶かし方の違い
ボトックスは粉末の状態で保管され、使う前に生理食塩水で溶かしてから注射します。この溶かし方や濃度の調整に差があると、効果の出方も変わります。
溶解液を入れすぎると薄まってしまい、思ったより効かないことがあります。

保管や輸送の問題
ボトックスは冷蔵保存が必須。温度管理が甘いと有効成分が壊れ、効果が弱まることがあります。特に格安クリニックでは、こうした保管管理が不十分なケースもあるので注意が必要です。

注入量や打つ場所のミス
ボトックス注射は筋肉の動き方や表情のクセに合わせて、適切な量と位置に打つ必要があります。経験の浅い医師だと、この見極めが難しく、効果が出にくいこともあります。

「広がる」とはどういうこと?

ボトックスが「広がる」とは、狙った筋肉以外にも薬が作用してしまうことをさします。例えば、額に打ったのにまぶたが重くなる・眉が下がるといったケースがそれにあたります。

主な原因は、注入の深さや角度が不適切、施術直後にマッサージや横になるなどで薬が移動してしまうといったこと。

つまり、“広がる”かどうかは製剤の問題ではなく、医師の技術とアフターケアの丁寧さで大きく変わります。

⚠️危険性が高まるケース

ボトックスが危険になるのは、製剤そのものより施術のやり方や環境に問題がある場合です。

特に注意したいのは次のようなケース。

✅️過剰に注入してしまう場合
「もっと効かせたい」と多く打ちすぎると、表情がこわばったり不自然になってしまうことがあります。

✅️経験の浅い施術者による注入
解剖の知識や技術が不足していると、神経や血管を傷つけるリスクがあります。また、どの部分にどれくらいの量を注射するかの判断は長年の経験から培われるケースが多いです。ボトックスの経験が少ない医師による施術は、内出血が強く出てしまったり、まったく効果を感じられない場合もあります。

✅️衛生管理が不十分な環境
針や器具の管理が甘いと、感染などのトラブルにつながることもあります。

正しい知識を持とう

大切なのは、「韓国製=危険」ではないということです。韓国FDA(食品医薬品安全庁)で承認された製剤であれば、きちんと扱われる限り安全性は確保されています。

問題になるのは、製剤よりも施術を行う環境と医師の技術力。どんなに高品質な薬でも、扱い方を誤れば満足のいく結果にはなりません。

逆に言えば、韓国製でも技術の高い医師が丁寧に注入すれば、美しい仕上がりを十分に期待できます。製剤の名前より、「誰に打ってもらうか」が一番大切です。

▶「実際にどこで受けるのがいいの?」と気になる方は、こちらの記事をチェックしてみてください👇️

アラガン(ボトックスビスタ)との違い

韓国製とアラガン製のボトックスには、「製造元」「効果の持続」「価格」「信頼性」にいくつかの違いがあります。

製造元と承認状況

アラガン(ボトックスビスタ)はアメリカのアラガン社(現アッヴィ社)が製造しています。FDAを含む世界80か国以上で承認され、日本でも厚生労働省に認可された唯一のボツリヌストキシン製剤です。

一方、韓国製ボトックスは韓国の製薬会社が製造し、韓国FDA(MFDS)の承認を受けていますが、日本では未承認医薬品として扱われます。

効果の持続期間

アラガン製は約4〜6か月持続するのに対し、韓国製は3〜4か月程度が一般的です。

ただし、持続期間は体質や注入部位、医師の技術でも変わるため、目安として考えるのがよいでしょう。

価格の違い

韓国ではアラガン製が1部位あたり約10万〜20万ウォン(約1〜2万円)、韓国製は5万〜10万ウォン(約5千〜1万円)ほどと半額以下の価格で受けられることが多いです。ただし、あまりに安すぎる場合は、製剤や管理体制に注意が必要です。

安定性と信頼性

アラガン製は30年以上の実績と豊富な臨床データがあり、品質の安定性に定評があります。

韓国製も厳しい品質管理のもとで製造されていますが、歴史が浅く、長期データはまだ少なめです。

それでも、韓国では数百万件以上の実績があり、適切に使われていれば大きな問題は報告されていません。

安全にボトックスを受けるためのポイント

韓国でボトックスを受けるときに、いちばん大切なのはクリニック選びです。

使う製剤よりも、施術する医師の技術や経験、クリニックの体制が仕上がりを左右します。

「安さ」だけで選ばない

韓国には、いわゆる「工場系クリニック」と呼ばれる格安院もあります。1部位5万ウォン(約5,000円)以下など破格の価格を打ち出しているところもありますが、次のようなリスクがあるので注意が必要です。

  • カウンセリングが短く、個人に合った注入ができない
  • 経験の浅い医師やナースが施術を行う場合がある
  • 冷蔵管理が不十分で、効果が落ちた製剤を使用していることも
  • トラブル時のアフターケアが不十分

価格が安いのには必ず理由があります。「とにかく安く」は、結果的に後悔につながることも。信頼できるクリニックを選ぶことが、何よりの安心です。

医師の経験・症例数をチェック

ボトックスは医療行為です。必ず医師が施術することが大前提。

そのうえで、次の点を確認しましょう。

  • 医師の経歴・専門分野(美容外科/皮膚科の専門医ならより安心)
  • 症例写真の数と仕上がりの自然さ
  • カウンセリング時の説明の丁寧さ

特に症例写真は、そのクリニックの“仕上がりの傾向”を知る大事な手がかりになります。

自然でバランスの取れた症例が多いクリニックは信頼度が高いです。症例が少ないクリニックの場合は、口コミをチェックしましょう。ボトックスに対するポジティブな口コミが多いクリニックが安心です。

日本語対応の有無もチェック

海外施術では言葉の壁も大切なポイントです。

カウンセリングや施術内容の説明を日本語で受けられるかどうかを必ず確認しましょう。伝わらないまま進んでしまうと、仕上がりにギャップが出ることもあります。

カウンセリングで聞くべきこと

実際にクリニックへ行ったら、次のような質問をしてみてください。

1️⃣どの製剤を使うのか(ブランド名まで)
2️⃣その製剤を選ぶ理由
3️⃣注入量・注入部位の説明
4️⃣期待できる効果と持続期間
5️⃣副作用とその対処法
6️⃣アフターケアの内容
7️⃣トラブル時の対応

これらにしっかり答えてくれるかどうかが、信頼できるクリニックかを見極めるポイントです。曖昧な回答や強引な勧誘がある場合は注意しましょう。

使用する製剤を確認する

カウンセリングでは、必ず製剤名を確認してください。「韓国製ボトックス」とだけ言われても、ブランドによって品質や価格は大きく違います。

韓国ではまれに非正規品や偽造品が出回ることもあるため、韓国FDA(MFDS)承認の正規製剤であることを確認しましょう。クリニックによっては、未開封の製剤をその場で開封してくれるクリニックもあります。

信頼できるクリニックほど、使用製剤や価格について透明性のある説明をしてくれます。

📌まとめ:最終的には医師の腕が重要

「韓国製ボトックスは効かない」「危険」「広がる」そんな口コミを見て、少し不安になるのは自然なことです。

でも実際のところ、多くのトラブルは製剤そのものの問題ではなく、施術を行う医師の技術やクリニックの管理体制が原因で起こることがほとんど。

韓国製ボトックスも、韓国FDA(MFDS)で承認された正規品であれば、安全性と効果はきちんと確認されています。アラガン製より価格が手頃で、持続期間が少し短めではありますが、信頼できる医師の手にかかれば、自然で満足度の高い仕上がりが期待できます。

つまり、ボトックスで大切なのは“どの製剤を使うか”よりも、“誰に打ってもらうか”という医師選びです。

韓国で受けるときは「安さ」だけに注目せず、医師の経験・症例・クリニックの評判をしっかりチェックしてみてください。カウンセリングで疑問を解消し、納得してから施術を受けることが、安心してキレイを叶えるいちばんの近道です。

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